「フロンティア」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

フロンティア Frontière(s)の紹介:2007年製作のフランス&スイス合作映画。食人一家の経営する宿で起きた恐怖の地獄絵図を描くサバイバル・スリラー。フランス国外に逃れようとした若い移民グループが、逃げ込んだ宿の中で惨劇に巻き込まれる様子を、目を覆いたくなるほどに残酷でバイオレンスなスプラッター描写で見せる。

予告動画

フロンティアの主な出演者

ヤスミン(カリーナ・テスタ)、ゲッツ(サミュエル・ル・ビアン)、ジルベルト(エステル・ルフェビュール)、アレックス(オルレアン・ウィイク)、トム(ダヴィッド・サラチーノ)、ファリッド(シェムズ・ダマニ)、エヴァ(モード・フォルジェ)、クローディア(アメリ・ドール)、トラチェオ老婆(ロジェーヌ・ファヴェイ)、サミ(アデル・ベンチェリフ)、ハンス(ジョエル・ル・フランソワ)、カール(パトリック・リガルド)、フォン・ガイスラー(ジャン=ピエール・ジョリス)

フロンティアのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①ヤスミンら移民5人組は暴動の最中のフランス・パリからオランダ・アムステルダムに移住しようと決意。強盗して逃げる。国境近くで泊まったホテルはナチス親衛隊の末裔の大家族で、客を捕らえては殺し、食べる一族だった。ヤスミンらは血祭りにあげられる。 ②生き残ったのはヤスミンとエヴァ。生死不明はトラチェオ老婆(自力で食事できないので死ぬと思われる)。死ぬ順番「1.サミ(強盗の際に撃たれて病院で死亡)」「2.トム(頭殴られアキレス腱フックで吊られ血抜きで首シュパッ)」「3.ファリッド(サウナで高熱地獄。顔ずるむけで出てきたところ、うなじをズドン)」「4.アレックス(アキレス腱切られ拘束され、フォン・ガイスラーに頭部撃たれた)」「5.フォン・ガイスラー(三男・ハンスに撃たれる)」「6.三男・ハンス(長男・カールに撃たれる)」「7.次男・ゲッツ(ヤスミンに斧で足の甲、腹、肩を切られ、最後は裁断機で真っ二つ)」「8.長男・カール(夫・ハンスを殺されたエヴァに頭部を銃で粉砕される)」「9.クローディア(プロパンガスの爆発で死亡)」「10.ジルベルト(ヤスミンに首の肉を噛みちぎられて失血死)」

【起】- フロンティアのあらすじ1

フランスでは大統領選挙を目前に控え、極右勢力と保守派との間で連日暴動が起きていました。外出禁止令が出るほどです。
そんな中、移民家庭の若い女性・ヤスミンは仲間たちと共に、フランスのパリを出てオランダ・アムステルダムに移り住もうと考えていました。暴動のどさくさ紛れで強盗を働き、12万5千ユーロ(約1500万円)を手に入れて国外脱出を図ります。
・ヤスミン…若い女性。妊娠が元で別れた彼はアレックス。サミは兄。
・サミ…ヤスミンの兄。フランス脱出前に死亡。
・アレックス…ヤスミンの元恋人の若い男。まぶたにピアスをしている。
・ファリッド…若い男性。カメラを手に持って時々撮影している。耳にピアスをしている。
・トム…金髪の若い男性。
ヤスミンは現在妊娠3か月ですが、恋人のアレックスが中絶しろと反対したので、現在は別れています(本人たちの証言によると)。
警官隊に追われた際に激しい銃撃戦が起こり、兄・サミが右脇腹を負傷しました。5人は廃工場で落ち合います。
ヤスミンとアレックスはサミを連れて病院へ行きますが、サミは治療を受ける前にヤスミンに「赤ん坊を生めよ」と言うと息絶えました。ヤスミンとアレックスは車に乗って逃げます。
ファリッドとトムは先に別の車で国外逃亡を図りました。疲れた2人は宿屋の看板を見て、宿泊しようと思います。ヤスミンとアレックスにあとで連絡を入れようと思いながら、2人は宿屋に入りました。
そこには男性もいますが魅惑的な女性・ジルベルトとクローディアがいて、ファリッドとトムは期待に胸を膨らませます。
(ホテル側の大家族 この段階では明らかにされないが、先に記しておく)
・トラチェオ老婆…大家族の祖母。自力で食べることができないが生きている。
・フォン・ガイスラー…大家族のパパ。一族の長(おさ)。重要事項を決める役目。
・カール…長男。濃い顔。一族を継げと父に言われる。妻なし。
・ゲッツ…次男。ムキムキマッチョで野望あり。妻なし。
・エヴァ…10代半ばか後半の可愛らしい少女。洗脳されていて三男・ハンスのよき妻。
・クローディア…黒髪女性。少し年長。長女。
・ジルベルト…金髪女性。次女。
・ハンス…三男。太っちょ。エヴァの夫。
トムは宿泊の手つづきを取ると、早速ジルベルトを口説き始めます。クローディアはファリッドを誘いますが、ファリッドは彼女がいると断りました。
アレックスとヤスミンはファリッドらと合流しようと携帯に電話しますが、ファリッドはトムとジルベルトのベッドインを撮影していて出ません。そのファリッドも結局クローディアに押し倒されました。

【承】- フロンティアのあらすじ2

翌朝、トムとファリッドはジルベルト、クローディア、ゲッツ、トラチェオ老婆と食卓を囲みます。ちなみに、あとの家族は別館にいました(登場はまだあと)。
トラチェオ老婆は自力で食事ができず、女性2人に口をこじ開けられて無理に食べさせられていました。その様子を見て食欲が失せた2人は、遅ればせながらどうやらこのホテルは異常だと気づきます。
部屋に戻った2人はヤスミンから電話をもらい、国境そばの宿屋にいると告げて場所をメールで送信しました。アレックスとヤスミンは向かいます。
ドアがノックされてトムが応対すると、長男・カールが部屋にやってきて妹たちを手ごめにしたのかと問いました。肉体関係は持ったけれども、無理強いしたわけではありません。
カールが銃を出したので隙を見てカールを殴り2人は逃げようとしますが、トムが次男・ゲッツに鉄パイプで殴られ、ファリッドは銃で脅されました。
トムが指を撃たれ、ファリッドはカールをハサミでめった刺しし、トムとファリッドは車に乗り込んで逃げますが、ゲッツが追ってきました。後ろから車をぶつけられて2人の乗る車は坂道を転げ落ちます。
ファリッドとトムは古い坑道に落ち、車が逆さになったので車から出て歩き始めました。下水道みたいな穴を見つけてのぼります。下水道みたいなところには、一瞬ちらっと子どもの影が映り(幽霊ではなく後で触れる、エヴァの子ども)、不気味に思ったファリッドは早く進めとせかします。
トムが先に出口に到達しましたが、三男・ハンスがトムの頭部を叩いて気絶させ、ファリッドも引っ張り上げようとしました。下水道はホテルに繋がっていたのです。逃げたファリッドは四つん這いの子どもに追われました。
同じ頃、ホテルに到着したアレックスとヤスミンは、別館にトムとファリッドがいると言われて案内されます。
行くと、10代後半っぽい少女・エヴァや太っちょの三男・ハンス、ナチスの親衛隊の末裔フォン・ガイスラーがいました。
アレックスもヤスミンも知りませんでしたが、ファン・ガイスラー率いる大家族は、ホテルに宿泊しに来た客を捕らえては、殺したり食べたり、家族に加えたりする一族でした。
少し変だなと思いながらもトイレに行ったアレックスは、逆さ吊りにされた人間のシルエットを見つけ、カーテンを開いてみるとトムが吊られていました。アキレス腱にフックが刺されています。
アレックスは外そうとしますが、トムは逃げろと言いました。外せなかったアレックスはヤスミンを連れて逃げようと考えます。
ヤスミンはフォン・ガイスラーに気に入られ、息子の妻にしようと考えられていました。

【転】- フロンティアのあらすじ3

ヤスミンを連れて逃げようとしたアレックスは発砲され、ヤスミンは長男・カールに殴られて気絶します。
鉄製の首輪をつけられた2人は三男・ハンスにひきずられ、豚小屋に連れて行かれました。
「血抜きしろ」と命令されたエヴァが、逆さに吊られながらも生きていたトムの首を刺し、トムは絶命します。アレックスはアキレス腱を切られ、アレックスとヤスミンは豚小屋の奥に拘束されました。
その頃ファリッドはまだ逃亡中で、地下保冷庫に大量の人間が吊られているのを見ます。長男・カールはファリッドにハサミで刺された傷口を妹・クローディアに手当してもらいました。
ファリッドは三男・ハンスと長男・カールに見つかりますが、逃げて奥のサウナに隠れます。サウナに入ったファリッドを見つけたハンスは、華氏500度(摂氏260度)に設定しました。ファリッドは全身やけどで火ぶくれで顔がずるむけてサウナから出てきたところを、ハンスにうなじを撃たれて息絶えました。
アレックスはヤスミンの鎖を壁から引き抜き、ヤスミンを逃がします。ヤスミンは豚小屋から脱出して外に逃げ、通りかかった車に警察を呼んでくれと頼みますが、車に乗っていたのは次男・ゲッツで連れ戻されました。
アレックスはヤスミンが捕まって戻ってきたのを見て落胆し、フォン・ガイスラーに頭部を撃たれて即死します。
ヤスミンは泥まみれの身体を長女・クローディア、次女・ジルベルト、次男の妻・エヴァに水で洗われました。エヴァはヤスミンの腹を撫でて「妊娠している」と言います。
裸でベッドに繋がれたヤスミンは、エヴァに「私たちと家族になろう」と言われました。フォン・ガイスラーはヤスミンの妊娠を喜んでいたそうです。
(フォン・ガイスラーは自分の血族を増やすことを重視してはいるが、それ以上にどうやら家族を増やすことが大事なようである)
エヴァはヤスミンに酒を飲ませると、ヤスミンの黒髪を切りました。フォン・ガイスラーが黒髪を嫌うからです。
髪の毛を切りながら、エヴァは自分も貰われっ子で三男・ハンスの相手(妻)であることと、いい子にしていれば両親がいつか迎えにきてくれると言いました。
エヴァは現在4人目を妊娠していますが、過去3人の子どもは奇形児で殺せと命令されました。でも子を殺すのが嫌なエヴァは、坑道の中に子どもを隠して育てています(坑道で現れた子たち)。
エヴァは少し精神障害がある感じですが、一族の中で最もまともで、ヤスミンに優しく接してくれました。
ヤスミンも加えて9人で食卓を囲んだ席で、フォン・ガイスラーが家督を長男・カールに譲ると宣言し、ヤスミンとの結婚を命令します。

【結】- フロンティアのあらすじ4

食卓にのぼったのは、ヤスミンの仲間の肉でした(誰の肉かは明らかにされず)。
フォン・ガイスラーは一族の前でカールとヤスミンを立たせ、キスしろと言います。長男・カールはヤスミンに無理やりキスしますが、ベロベロしすぎてヤスミンは抵抗しました。フォン・ガイスラーは嬉しそうです。
ヤスミンは包丁を持ってフォン・ガイスラーを人質に取りますが、男たちは銃を構えると三男・ハンスが父フォン・ガイスラーを撃ちました。びっくりした長男・カールが三男・ハンスの胸を撃ちます。
次男・ゲッツが連射しますがヤスミンは部屋を出ました。エレベーターを見つけて下降すると、地下道を走って逃げます。
小部屋に入るとそこは保冷庫で、大量の死体(数十はありそう)とそれを食べる子どもを見つけたヤスミンは声をあげそうになりますが、我慢します。
斧を手に部屋を見回るゲッツにタックルしたヤスミンは、あっけなく逆襲され蹴られますが、必死で斧に這って近づこうとしました。
次男・ゲッツは長男・カールではなく自分が跡目を継ぎたいと思っており、順位に不満を持っていました。文句を言いながら攻撃してくるゲッツに、振り返ったヤスミンは斧を振りかざし、足の甲、腹、肩と続けざまに切りかかります。
そして最後に体当たりして裁断機にゲッツを当て、頭部を真っ二つに切断しました。ゲッツは死にます。
長男・カールに見つかったヤスミンは同じエレベーターの中に乗り合わせ、銃で殴られますが、ピンチの時にカールの頭が吹き飛びました。夫・ハンスの仇討ちでエヴァが射殺しました。
エヴァはヤスミンに逃げろと言いますが、ジルベルトとクローディアが連射してきました。ヤスミンはカールの銃を手に取ると、ジルベルトとクローディアの横にあったプロパンガスを狙って撃ち、爆発させます。
クローディアは爆発で打撃を受けて痙攣しており(助かりそうにない)、ジルベルトは満身創痍ながらヤスミンに襲いかかりました。
ヤスミンはジルベルトに逆襲し、馬乗りになって首の皮膚を噛みちぎり、頸動脈を破裂させます。
雨の中、小刻みに震えながらヤスミンはエヴァに「一緒に行こう」と言いますが、エヴァは子どもたちと共に残ると言います。ヤスミンは車で脱出しました。
ヤスミンは泣きながら車を運転し、国境を越えようとしますが、国境の境目で検問に捕まります。よたよたと車外に出て、ヤスミンは警察に向けて両手を挙げました。

みんなの感想

ライターの感想

男性陣のスキンヘッド率、高い!! 男性陣ほぼスキンヘッドなので、体格差で区別はつくものの、紛らわしかった。
アメリカでいうところの『悪魔のいけにえ』…なるほど、納得だわ。確かにそんな感じ。
ただし『悪魔のいけにえ』より沢山の人間を捕らえているせいか、お肉の扱いは雑。吊られた保冷庫の(だって冷凍庫じゃないんだもん!)中には、腐ったりミイラ化したりしたものもあり。
エヴァちゃんが可愛いです。主人公ヤスミンは、後半になればなるほど生きてくる。迫真の演技。

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