「ヘルケバブ悪魔の肉肉パーティー」のネタバレあらすじ結末

ヘルケバブ ~悪魔の肉肉パーティー~の紹介:2015年製作のカナダ&トルコ合作映画。トルコの新鋭監督、ジャン・エヴェノルが描く残酷ホラー。ある夜、応援要請を受けて人里離れた山奥へ向かった警官たち。そこには肉塊のようなものが吊るされた不気味な屋敷が佇んでいた。懐中電灯の光だけを頼りに、恐る恐る奥へ進んでいくと…。

この映画を無料で観る

予告動画

ヘルケバブ悪魔の肉肉パーティーの主な出演者

ヤヴズ(ムハレム・バイラク)、ディナー・フットボーイ(マフメット・アキフ・ブダク)、アポ〔チーフ〕(ファディク・ビュルビュル)、ババ&教祖(マフメット・チェラホグ)、アルダ(ゴルケム・カサム)

ヘルケバブ悪魔の肉肉パーティーのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①アルゴは幼少期に両親を亡くし、以後ボスという警官に育てられる。長じて警官になったアルゴはボスたちとともに5人で、救援要請のあったインチャージ地区へ入る。 ②その地区は人肉を食う一族の巣窟だった。先に入った別の警官グループはすでに餌食となっており、アルゴたちも彼らの餌食に。アルゴのみ生き残るが、パトカーに轢かれる。

【起】- ヘルケバブ悪魔の肉肉パーティーのあらすじ1

トルコ。
…10歳前後の幼い少年・アルダは、夜中に音がしたので目覚めました。奥の両親の部屋では嬌声が聞こえてきます。
ドアに耳を当てて聞いたアルダ少年は、声がやんだのでリビングに移動しました。リビングにはテレビがついたたままで、アルダは消します。
不穏な気配を感じて振り返ったアルダは、交通事故で死んだ親友・コスクンの、血まみれの手が迫って来るのを見てパニックに陥りました…。
…それから10数年後。
店の駐車場にパトカーを停めて、男性警察官5人が食事休憩をとっています。
・ボスのレムジ…みんなからボスと呼ばれている初老の白ヒゲ男性。
・アルダ…若い男。幼い頃に両親を亡くし、ボスの息子同然に育った孤児。←冒頭の少年が成長した
・チーフのアポ…ヒゲの中年男性。
・セイフィ…紳士風の中年男性。パトカーの運転手。
・ヤヴズ…濃い顔の中年男性。
5人は仲良くサッカーの賭けをしていました。店の厨房では肉を焼いていますが、その肉はあやしげなものです。
男性同士の下ネタトークで、アポが「トルコの男の7割が動物で童貞を捨てる」と冗談を飛ばし(本当かも?)、ヤヴズが「いい女を誘ったら、股間にイチモツがあって驚いた」と言いました。でも結局ヤヴズはその男性と関係を持ったそうです。
ヤヴズの話に店員が笑いますが、ヤヴズは怒りました。自分たちの話に店員が耳をそばだてていたのが気に入らなかったのでしょうか。
頭痛がすると訴えていたセイフィは、揉めているヤヴズと店員を押し分けると、外に出て吐きます。トイレでカエルを見つけて追い払うと、顔を洗いますが、その後鏡で自分の顔を見て絶叫しました。
店内ではヤヴズが店員に突っかかっていたのですが、セイフィの叫び声を聞いて、みんな喧嘩を忘れて駆け付けました。セイフィは鏡を見ながら絶叫し続けます。
セイフィは閉所恐怖症ではないのですが、時々似た症状を起こすことがあると、ボスがみんなに説明しました。お会計を済ませると、店を出ます。
自分が運転するから後部座席で休んでおけとヤヴズが言いますが、セイフィは大丈夫と答えて車を発進させました。
ラジオの曲に合わせて5人が歌いますが、その時パトカーに救援要請の無線連絡が入ります。可能なパトカーはインチャージ地区に集まれという指示でした。
インチャージ地区は昔から不吉な噂の絶えない地区で、普通の人は行かない場所だとセイフィが言います。無線が入ったので彼らは行くことにしますが、救援要請を受けて以降、無線が通じなくなりました。 この映画を無料で観る

【承】- ヘルケバブ悪魔の肉肉パーティーのあらすじ2

まっすぐな道をパトカーが進んでいると、セイフィが急ブレーキをかけます。全裸の男が道を横切ったのでブレーキをかけたと言いますが、他の人は見ていませんでした。
外に出て周辺をチェックしますがそれらしき影はなく、でもアルダが車のボディに傷を見つけます。
暗い道にはふと気づくと脇に一面カエルがおり、不気味な思いを隠そうとヤヴズが「カエルが集団でぶつかったのかも」と冗談を言いました。
動物を轢いたのかもしれないと車内で言いつつ車を発進すると、すぐ全裸の男が出てきて、本当に男を轢きました。パトカーは勢いあまって車両前部を川に突っ込んで停まります…。
…アルダは気絶した間、しばらく夢を見ました。それはかつて警察署であったことです。
その時、ヤヴズとチーフ・アポはテレビを見て笑い、セイフィはひとりで部屋にいました。
アルダは、父親代わりに育ててくれたボス・レムジと話をしていました。レムジがいうには、死んだ者が魂となって生きた者に会いにくることがあるそうです。
アルダは、それを聞いて幼い頃のことを思い出しました(オープニングの映像の内容)。
ある日、アルダは寝付けなくて布団をかぶると、大勢の人が自分を襲う夢を見ます。その中には親友・コスクンもいて、血まみれの手でアルダの手を取って「大丈夫だ」と夢の中で言いました。
その翌日、アルダはコスクンが前の夜に事故で死んでいたことを聞きました。アルダはショックで当時、10日間ほど放心状態にありました。
その1年後、アルダの両親が死に、アルダは孤児になりました。
アルダの話を聞いたボスは「お前はまだ自覚していない」と話します。何のことか分からないアルダが周囲を見渡すと、いた筈の同僚の姿は消え、自分の両手のひらから血が流れ出ているように見えました。
夢の中の血まみれの手を連想したアルダは、そこで、パトカーの車中でしばらく気を失っていたことに気づきます…。
…夢から目覚めると、森の中の川にパトカーが落ちたところでした。他のメンバーはすでに車から出ており、轢いた男がいないと言っています。
一行は、インチャージ地区に入った入り口のところで事故に遭遇していました。そこでキャンプするホームレスの家族たちが制止するのも構わず、5人は地区に入っていきます。
暗い月夜でした。パトランプを頼りに5人は現場に行きます。
その建物はトルコ帝国時代(~1924年、オスマン帝国)には、警察があった場所でした。トルコ帝国時代が終わった後は馬小屋になり、その後は廃墟と化した場所です。

【転】- ヘルケバブ悪魔の肉肉パーティーのあらすじ3

確かにそこには廃屋がありました。5人と案内人は銃を持って建物に近づきます。セイフィは駐車してあるパトカーの警察無線を使おうとしましたが、やはり通じませんでした。
建物には何か肉のようなものが吊られていますが、正体は暗くてよく見えません。案内人は立ち去りました。
懐中電灯で照らしながら廃屋に入ると、ところどころ、やはり肉のようなものが吊られています。なによりも部屋が臭く、皆は悪臭に咳きこみました。
建物の奥から小さなにぶい音がします。音はゆっくりとした一定の間隔で聞こえ続けるので見に行くと、制服警官が壁に頭をぶつけていました。
5人が制服警官に声をかけますが、警官は放心しています。警官の額は壁に頭をぶつけすぎて傷ができ、出血していました。
仲間はどこにいると聞くと、唸りながら警官は右端を指さします。そこには階段がありました。
セイフィにその警官の保護を頼み、アルゴとヤヴズに待機命令を出すと、ボスとアポの2人が階段を下ります。
セイフィが警官を連れて行きながら話しかけていると、そこには血まみれの男女数人がいました。全員が鉄仮面のようなものをかぶっており、セイフィは襲われます。制服警官は発狂しており、セイフィが襲われる様子を静かに笑って見ていました。
階段を降りたボスとアポは拷問部屋を見つけます。そこには炎がともされたろうそくが置かれており、壁にはカエルや人間を描いたと思しき不気味な絵が描かれていました。
不穏な気配を感じたアポはボスに出ようと言いますが、檻の中に監禁された血まみれの女性を発見します。女性を助けようと近寄ったアポは、ハンマーで頭部を殴られました。
その頃待機していたアルゴは床に血の染みを見つけ、ヤヴズも別の方向に肉の塊が落ちているのを見つけます。
皆が同時に、吊られていたものが人間の塊だったことに気づきました。その廃屋では、捕まった人間が拷問を受け、ぐちゃぐちゃに解剖されて吊られているのです。
檻に監禁された女性が血まみれなのは、人肉を食べていたからでした。
直観的に危険だと感じ、アルダ、アポ、ヤヴズ、ボスは逃げようとしますが、捕まりそうになります。
アルゴは必死で逃げようとして、あることを思い出しました…。
…それはかつてボスとアルゴが会話した風景でした。先ほどの夢の続きです。「どちらかが死んだら会いに行く」という約束をしたボスは、「今夜俺たちは呼ばれた」「お前がずっと恐れていたものの正体が分かる」と言います…。

【結】- ヘルケバブ悪魔の肉肉パーティーのあらすじ4

…アルゴが気がつくと、アポやヤヴズたちは巨大な地下室に全員拘束されていました。
その場には裸族が集まり、人肉を食べています。祈っている者もいました。
教祖が現れて床を踏みならすと、裸族は鎮まりました。教祖は小柄なスキンヘッドの男で、くちびるが分厚い男です。
教祖は「地獄とは常に人と共にあるものだ。我々の中にある」と言うと、アポの腹に骨で作ったナイフを突き立てて、腸をひきずりだします。アポは死にました。
続いてヤヴズが選ばれ、教祖が「目を捧げれば心の眼が開かれる」と言うと、骨で作ったナイフで両目を抉ります。その後、ヤヴズの口にアポの腸を詰め込みました。
ヤヴズはその状態で、角のマスクをつけた四つん這いの女性との性行為を強要されます。「心の眼が開くまで続けるのだ」と教祖は言いました。ヤヴズは口から蜘蛛を吐きだすと絶命します。
次にアルゴが選ばれそうになりますが、ボスが俺にしろと名乗り出ました。教祖はそれを無視してアルダに近づくと、金属製のナイフでアルダの眉間に血の指紋をつけます。
教祖の眉間には鍵穴のようなマークが描かれていました。
ボスへ近寄ると、教祖は「お前だけかとおもっていたが(アルゴは)目覚めかけている」と言い、ボスの首をナイフで切りました。ボスも息絶えます。
教祖は再びアルダに近づきました。角のマスクをつけた女は、立ったまま子どもを出産します…。
…アルダが目を開くと、冒頭の食堂にいました。向かいにボスが座っていますが、首は切られています。
「どちらか先に死んだ方が、もう一方を訪れる。覚えているか」「お前を預かった時に、来世で俺が責任を持つと思った」「鍵をお前に託す」とボスの声が聞こえ、ボスの首から金属製の鍵が出てきました。
アルダが鍵を教祖の眉間の鍵穴に刺すと、教祖は倒れます。倒れた教祖に何度も椅子を振り下ろしたアルダは、血しぶきを浴びました。
救いを求める裸族の手を無視してらせん階段をのぼったアルダは、赤い部屋を通過し、廃墟から出て笑います。アルダの顔は血まみれになっていました。
森の中をよろよろと走ってやがて車道に出たアルダは、近づいてくるパトカーの前に出ると両手を振りますが、轢かれます。
アルダを轢いたパトカーは川に落ちました。
(邦題『ヘルケバブ ~悪魔の肉肉パーティー~』だが、ケバブとは全く関係がない。人肉を食べるシーンがあるから、それにちなんでつけたものと思われる。
原題『BASKIN』は「浴びる」という意味。血を浴びるという意味だと思われる。
ところどころ回想シーンが入り、どうやらループものらしいのだが、正直なところあまり辻褄が合っていない。
終盤で出てくる謎の教団っぽいものも、大した意味はなさそう。雰囲気のみ味わえばよさそうな感じ)

みんなの感想

ライターの感想

ムードは、ムードだけは買います!!
トルコ映画ということで、しゃべっていることばは判らないながらも視聴(字幕ありますけん)。
うーん。こればっかりは、見終わってしばらくいろいろ考えてみたが、意味不明だった。
映画が難解というのではなく「うまいこと繋げようと思っていたのだが、失敗しちゃった系」なのではないかと思う。
ところどころ意味深な感じで回想シーンが入るのに、そして意味深な科白も入るのに、見終わってみるとあまり意味がない。
これは、人肉をくらう教団を見るための映画なのだな。ただし、グロかというとそうでもない。…ごめん、酷評なんだが「すべてにおいて中途半端」な作品。

映画の感想を投稿する

映画「ヘルケバブ悪魔の肉肉パーティー」の商品はこちら