「ホステル」のネタバレあらすじ結末

ホステルの紹介:2006年公開のアメリカ映画。クエンティン・タランティーノが製作総指揮を務めたホラー&スプラッター映画。異国の地でおぞましい犯罪に巻き込まれた観光客の若者たちの運命を、衝撃的な拷問シーンと共に描く。三池崇史監督がチョイ役で出ているのも注目。

ホステルの主な出演者

パクストン(ジェイ・ヘルナンデス)、ジョッシュ(デレク・リチャードソン)、オリー(エイゾール・グジョンソン)、オランダ人ビジネスマン(ヤン・ヴラサーク)、ナターリア(バルバラ・ネデルヤコーヴァ)、スベトラーニャ(ヤナ・カデラブコーヴァ)、カナ(ジェニファー・リム)、ユキ(ケイコ・セイコ)、ヴァーラ(ヤナ・ハヴリコヴァ)、アレックス(ルボミール・バコビイ)、アメリカ人(リック・ホフマン)、三池崇史(三池崇史)

ホステルのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①アメリカ人大学生・パクストンとジョッシュは、気ままなヨーロッパ旅行を楽しむ。オリーという男性も加わり3人で女あさりをしていると、アレックスという男性からうってつけの町があると言う。情報を頼りにスロバキアのプラティスラバのホステルへ。噂は本当で、3人は夢のようなひと時を味わう。 ②オリーが、次いでジョッシュが消えた。パクストンはジョッシュを追って廃墟に案内された。そこは殺人を楽しむところで、町ぐるみで経営していた。指2本を失いながらもパクストンは逃げた。

【起】- ホステルのあらすじ1

オランダ、アムステルダム。
ジョッシュとパクストンはアメリカ人の男子大学生です。カリフォルニアから来た2人は気ままなヨーロッパ旅行をしており、途中で意気投合したオリーというアイスランド人の男性が加わって、3人で遊びました。
遊びはもっぱら女性をナンパすることで、大麻もキメていい気分です。
その日も夜遊びをしていた3人は、帰り着いた時にはホステル(ホテル)の門限を過ぎてしまっており、閉め出しを食らいました。外で騒いでいると警察に通報され慌てた3人は、ホステルの窓から呼ぶ男性の部屋まで電信柱でのぼり、ホステルに入れてもらいました。
その男性はアレックスと自己紹介すると、ジョッシュ、パクストン、オリーの3人に旅をしているのかと聞きます。彼らは問われるまま、スイス経由でオランダに入り、これから先はバルセロナに行く予定だと答えました。
ヨーロッパ旅行を「女目当てか?」とアレックスに聞かれたパクストンは「そうだ」と答えます。するとアレックスはいい町があると言いますが、3人はポン引き(売春に顧客を集めるため、路上などで勧誘する行為)かと一瞬警戒します。
ポン引きだとしても「おいしい話」は転がってないだろうと踏んだジョッシュらに対し、アレックスは自分が寝た女性の写真を見せました。
携帯で撮影した画像は、アレックスと女性3人のショットで、女性はみんな美人でナイスバディの持ち主です。
スロバキアのプラティスラバのホステルにいると、アレックスは言いました。そこへ行くと信じられないほどホットな女性たちがおり、アメリカ人が好きなのだと言います。
そこは旅行案内書には載っていない町で、戦争で男が減っていて女が余っている状態だと言われたのが決定打でした。ジョッシュ、パクストン、オリーはそこへ行くことにしました。
翌日、3人はスロバキア行きの列車に乗ります。車中で居眠りするジョッシュの横で、脱毛した尻にマジックで目鼻口を書いたオリーがツーショット写真(?)を求め、パクストンが撮影する悪ふざけをしました。
途中で乗車したオランダ人の中年男性ビジネスマンが、ジョッシュの横に座ります。ビジネスマンはどこに行くのかと3人に聞き、スロバキアと聞いて「金があれば何でもできる町だ。女性は綺麗だし」と言いました。3人の期待は高まります。
ビジネスマンにはサスキアという娘がおり、写真を3人に見せました。オリーが「僕にも6歳になる娘がいる」と言い、独身だと思い込んでいたパクストンとジョッシュは吃驚します。
ビジネスマンは手づかみでチキンサラダを食べ始め、その手は微かに震えていました。食器がないのかとパクストンが聞きますが、そうではなく、手づかみで食べることに意味があるのだとビジネスマンは答えると、「食べるという行為は他の生き物の命を奪っているのだ」と一説ぶちます。
ビジネスマンは最後にジョッシュのふとももを触って去り、ジョッシュはビジネスマンがゲイだったのかと訝り、パクストンとオリーは「サラダハンドに触られた」と茶化しました。
目的地に到着し列車からおりた3人は、タクシーを使ってプラティスラバの町へ行きました。
赤レンガの屋根が並ぶ綺麗な町です。目当てのホステルは豪華な広いロビーでした。オリーは冗談で「夜の帝王」という名で宿泊予約をしていました。
チェックイン時に個室を希望しますが、フロントの女性に「全部相部屋なので、ルームメイトがいる」と言われます。
相部屋は窮屈だと思いながら237号室の部屋へ行くと、なんと若い女性2人との相部屋でした。女性2人は臆面もなく着替えをすると、スパへ行くと言って去ります。
嬉しくなった3人は追うようにスパへ行きました。
同じ部屋の女性はサウナ部分にいました。金髪女性はプラハから来たスベトラニャと名乗り、黒髪の女性はイタリアから来た、両親はロシア人のナターリアと名乗ります。

【承】- ホステルのあらすじ2

スベトラニャとナターリアと仲良くなった3人はダンスクラブへ行きます。そこでホステルのフロント女性・ヴァーラと出会いました。
スベトラニャとパクストン、ナターリアとジョッシュ、ヴァーラとオリーというカップルができます。
ジョッシュはナターリアが気に入ったのですが、ナターリアが煙草を吸い始めたので少しだけ店を出ました。ジョッシュはぜんそく持ちでした。
吸入器を吸うジョッシュに、子どものギャングが近寄って小銭をせがみます。小学校低学年くらいの少年たちとはいえ、数が多いので少し怖いです。
ひるむジョッシュを助けたのは、列車でチキンサラダを食べていたビジネスマンでした。ビジネスマンは慣れた仕草で小銭を子どもたちに渡して、追い払います。
助けてもらったジョッシュはバーで、ビジネスマンに仲直りのつもりでさりげなくふとももに手を置きますが、「君は君の趣味を貫きたまえ」と諭されました。ビジネスマンの左腕には、小さな丸い何かの紋様のようなタトゥーが刻まれていました。
再びナターリアの元へ戻ったジョッシュはベッドインし、横ではパクストンとスベトラニャもベッドでいちゃついています。オリーとヴァーラはスパへ行き、それぞれ濃密な夜を迎えました。
…翌朝。満喫したパクストンとジョッシュは、アレックスの情報は正しかった、お礼の手紙を出そうかと冗談交じりで会話します。オリーは帰ってきませんでした。
フロントの男性に聞きますが、チェックアウトしたと言われるだけです。本当は連泊する予定だったのと、ジョッシュはオリーの携帯に電話しますが出ません。
日本人女性のカナが話しかけてきました。カナは、自分と一緒に滞在していたユキがメールを送ってきたと言って見せます。
それはオリーとユキが一緒に写っている画像で、背景に煙突があります。文面には「さようなら(注:日本語で)」とありました。
町を歩いたパクストンとジョッシュは、子どもギャングに囲まれて風船ガムをせがまれます。渡すと子どもたちはどきました。
オリーのオレンジジャケットを見かけた2人は、人影を追って拷問博物館に入ります。そこには釘がびっしり刺さった椅子や、籠の中に吊られたガイコツや、赤い頭巾をかぶったマスク男が展示されていました。
オレンジジャケットに追いついた2人は肩に手をかけますが、振り返った男性はオリーと違いました。分からないまま2人は博物館を出ます。
パクストンにメールが届きました。首から上アップのオリーの顔写真と共に「帰国する」と書かれています。
元々途中で意気投合して行動を共にしていただけなので、パクストンもジョッシュも気にするまいと決めました。
実はこのメールの「首から上だけ画像」は、切断されたオリーの生首の画像だったのです。一緒にいたとされるユキは拉致されており、右足の中指をハサミで切られて絶叫しているところでした。
ホステルに戻ったパクストンとジョッシュはロビーで日本人女性・カナに会い、カナが明日帰国することを知ります。パクストンとジョッシュも今晩は楽しんで、明日バルセロナに向けて発とうと決めました。
相部屋のスベトラニャとナターリアと一緒に飲みに行きますが、まだ気になるジョッシュはホステルに戻ります。飲み会の途中から気分が悪かったジョッシュは、フロントの女性・ヴァーラに部屋に通され、ベッドに寝かされました。
同じ頃、パクストンもやはり気分が悪かったのですが、トイレに行くつもりで席を立って間違えて倉庫に入り、業者に施錠されてしまって倉庫でひと晩過ごします。
…ジョッシュが目覚めると、トランクスひとつで手足を手錠で拘束され、椅子に座らされていました。見知らぬ部屋はそっけないコンクリートの壁です。
手術衣を着た男が近づき、ジョッシュの目隠しを取りました。部屋の机には工具や手術道具がずらっと並んでいます。
男はその中から自動ドリルを選び、ジョッシュの両太もも、両胸、両二の腕に穴を開けました。ジョッシュは叫びます。

【転】- ホステルのあらすじ3

手術衣の男がマスクを外すと、なんとあのチキンサラダのビジネスマンでした。男は「本当は外科医になりたかったが試験に落ちた」「だから商売を始めたが、本業は退屈だ。外科医は楽しそう」と語ります。
「出て行きたい」と訴えるジョッシュの拘束を解くビジネスマンですが、ジョッシュはアキレス腱を切られていて、痛みに絶叫します。それでも這って進みますが、部屋を出る前にビジネスマンに捕まり、首をナイフで切られました。ジョッシュは絶命します。
…パクストンは朝まで倉庫で眠り、外へ出ました。ホステルに戻ると、237号室はチェックアウト済みだと言われ、パクストンの赤いバッグパックがフロントに保管されています。
まだ泊まるつもりだと主張して部屋の鍵を貰うと、スベトラニャとナターリアではなく別の女性2人が部屋にいました。女性2人は別人ですが、やっぱりスパに行くそうです。
ジョッシュが姿を消していることに不安を抱いたパクストンは、ジョッシュを探しました。
ホステルの外に出たパクストンは、スベトラニャがタクシーに乗って去るのを見送った先に、ふと煙突があるのを見つけました。カナに転送してもらった、オリーと日本人女性・ユキのツーショット写真に写っている煙突と全く同じです。
見ていると子どもギャングに携帯を奪われました。警察にも相談します。旅先で知り合ったオリーと別で、親友のジョッシュが自分に何も告げずに立ち去ることはない、ジョッシュは責任感がある男だからです。
応対した警察の初老男性は、何か分かればホステルに連絡すると言いました。
パクストンは、何かがおかしいと思い始めます。町でスベトラニャとナターリアに会ったので詰問すると、ジョッシュはオリーと一緒にいると意味深長なことを言われました。行き先を聞くと「アート・ショー」つまり「芸術家の展覧会」だと言います。
スベトラニャはもう見たと言うので、パクストンはナターリアに案内してもらいました。
着いた先はあの煙突がある建物です。近づくと古い病院みたいな廃墟で、たくさんの男たちと高級車が停まっていました。
そこでパクストンは、建物から出てきた日本人男性・三池崇史に「気をつけろ。有り金を全部使うことになる、この中で」と言われます。
ナターリアと中へ入ったパクストンは料金を支払おうとしますが「君は無料だ」と受付の男に言われました。
暗くて長い通路の両脇にはたくさんの個室があり、廊下を歩くパクストンは、見るともなく部屋の中を見ると、とんでもない光景が目に入りました。
ある部屋では男性の胸部が生きたまま切り開かれており、ある部屋では女性が拷問されています。パクストンは屈強な男性2人に捕まり、椅子に手足を手錠で繋がれました。
スキンヘッド男が2人入って来て銃をつきつけると「話せ」と言います。裁ちばさみで威嚇されて英語を話すと「アメリカ人だ」と言って、体格のいい男性が去り、細い男が残りました。
細い男は鉤爪のような器具で、パクストンのふとももをぐさぐさ刺し始めます。痛みに声を上げながら、パクストンが英語からドイツ語に切り替えると、細い男は部屋を出て行き、背の高い男性が戻って来ると口の中にボールを詰め込みます。
チェーンソーを突きつけられたパクストンは胃液を吐きました。左手の小指と薬指が、チェーンソーで乱雑に切断されました。
パクストンが体当たりすると細い男はよろけ、チェーンソーで自分のふとももを切断してしまい、倒れたまま悶絶します。その隙に無我夢中で拘束を解いたパクストンは、机の上に置かれてあった大量の拷問器具から銃を選び、男を撃ちました。細い男は死にます。
廊下を覗くと、体格のいい男が見張りをしています。パクストンは男を声だけで呼び、部屋に入ってきた男を銃で撃って殺しました。切断された自分の指を持ったパクストンは、角がついたマスクをつけて(顔隠している)逃げます。

【結】- ホステルのあらすじ4

廊下には監視カメラがあるようで、すぐに電気がつくと追っ手が4人やって来ました。別の部屋に隠れたパクストンは女性の死体を見つけ、その下に隠れて死体の振りをします。
死体は荷台でエレベーターに乗せられて運ばれ、ある一室で死体をバラバラにして焼却する中年男性・死体処理係の部屋に持ちこまれました。そこでパクストンは、死体になったジョッシュを発見します。
落としたパクストンの2本の指は死体処理係に回収されました。死体処理係は死体をバラバラに切断すると、別の部屋にある焼却炉に運んで焼きます。
戻ってきた死体処理係を金槌で殴ると、パクストンはエレベーターに乗って見張りを避けながら、別の部屋に入りました。
そこは更衣室でした。客が来て着替える部屋です。ロッカーに入っているスーツを着用している時、スーツから名刺が落ちました。
〝エリート・ハンティング〟裏面を見ると「アメリカ人…2万5千ドル ヨーロッパ人…1万ドル ロシア人…5千ドル」手書きの価格表です。
この建物は「殺人を楽しむ」館でした。パクストンたちはアレックスやスベトラニャ、ナターリアにだまされて「殺される獲物」側です。三池崇史は殺人を楽しむ客の方でした。オリーやジョッシュ、いなくなった日本人女性・ユキ、パクストンは獲物の方です。
更衣室でスーツに着替え終えた瞬間、背後に男が来ます。パクストンがスーツを着ているので「客」だと思った男は、「私は1週間待って5万ドルを支払った」と言います。
右腕にあるタトゥーは小さな丸い何かの紋様のようで、これが「会員証」でした。チキンサラダの男にあったのと同じタトゥーです。
その男はこれから「古風に拷問する」と言って部屋を出て行きました。
客側になりすまして逃げようと屋外へ出たパクストンは、たくさんある高級車の1つにキーがささったままなのを見つけ、乗り込もうとします。しかしその時、日本語で「やめてー、やめてください」という声が聞こえ、引き返しました。
部屋に入ると先ほどの男が、日本人女性・カナの顔をバーナーで焼いているところでした。銃で男を殺したパクストンは、カナの顔の右半分がただれて目が垂れているので、目をはさみで切り取ります。傷口からは黄色い汁が出ました。
カナを連れて車に乗り、強行突破します。パクストンはカナと共に町を出て、脱出するつもりでした。駅まで10kmですが、車で追っ手がかかります。
突き当たりに停止したトラックが邪魔でクラクションを鳴らしてどかせると、その先にはアレックスとナターリア、スベトラニャが道で談笑していました。パクストンは3人を轢きます。ナターリアはさらに後続車にも轢かれました。
子どもギャングを見つけたパクストンは、風船ガムを渡して買収します。追っ手の車は子どもギャングに囲まれ、車を出て来たところを石で頭を殴られて死にました。
駅近くまで行きましたが、警察が検問しています。殺戮の商売は町ぐるみで、警察も館の味方でした。パクストンはカナの手を引き、車を捨てると歩いて駅まで向かいます。
脱走の知らせが届いたらしく、駅のホームにも見張りがいました。積み荷に紛れて列車に乗り込もうと考えたパクストンですが、カナが駅の看板に映った自分の顔を見てショックを受け、ホームに入ってきた列車に飛び込み、轢死しました。
騒動になった隙にパクストンは列車に乗り込みます。
座席に座ってほっとひと息ついたパクストンですが、「食とは」と熱く語る男の声が耳に入りました。チキンサラダのビジネスマンです。
パクストンはビジネスマンのあとをつけ、ビジネスマンが駅を降りてトイレに入るのを見て「閉鎖中」にしました。
男が入った個室に名刺をすべりこませると、拾おうとしたビジネスマンの手首を掴み、小指と薬指をメスで切断します。
体当たりで個室に入ったパクストンは、便器に顔を突っ込ませ、メスで首を切りました。
その後、何事もなかったように列車に乗り、立ち去りました。

みんなの感想

ライターの感想

想像していた以上にエグい!
序盤はとにかく、女性の乳、乳、乳だらけ。
はて、これはホラーだったっけ、確かスプラッタ映画だと聞いていたが…ちょっと戸惑うくらい、最初は男性にとって「うほうほ」なボーナス映像?
オリーの生首シーンをちらっと見せておいて、でもなかなか全貌を明らかにしない。
私は途中まで「ジョッシュが主人公」と思っていた。というか、そういう感じでストーリーが進む。
しかしそのジョッシュまでもが連れ去られ、拷問シーン。このへんで徐々に色彩がホラー&スプラッタに。詳しくはあらすじ記載。
…しかし、あとで考えると突っ込みどころが満載。
まず「チキンサラダの男性のいれずみを見たのは、ジョッシュであってパクストンではない」。
あれ~、なんでパクストンは知ってるんだろ、チキンサラダの男にいれずみがあるの。…ま、そこは、ジョッシュとパクストンの間で申し送りがあったということにしよう。
私は「子どもギャング」の使い方が上手いと感心した。それまで何度も出てきたギャング、ラストにこういう使い途があったかと、うなったよ。
子どもギャングは可愛い。可愛いけど、可愛いものが集団になると怖いんだなあと思った。

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