「ホステル2」のネタバレあらすじ結末

ホステル2の紹介:2007年公開のアメリカ映画。クエンティン・タランティーノが製作総指揮を務め、全米で大ヒットしたスプラッター・ホラーの第2弾。闇の殺人組織とその顧客の“獲物”にされた若い女性3人の恐怖を描く。純粋に娯楽として拷問と殺人を楽しむための金持ち達のクラブが少しずつ明るみになる。

予告動画

ホステル2の主な出演者

ベス(ローレン・ジャーマン)、スチュアート(ロジャー・バート)、ホイットニー(ビジュー・フィリップス)、ローナ(ヘザー・マタラッツォ)、トッド(リチャード・バージ)、アクセル(ベラ・ヨルダノーヴァ)、サーシャ(ミラン・クニャシュコ)、人間を食す客(ルッジェロ・デオダート)、ミロスレフ(スタニスラフ・アイエネフスキー)、化粧師(リリヤ・マルキナ)、パクストン(ジェイ・ヘルナンデス)

ホステル2のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①イタリア・ローマに留学している美大生のベスとホイットニー、ローナの3人は、プラハまで旅行に行くつもりだったが、モデルの女性・アクセルに勧められてスロバキアのスパへ行くことに。格安で上質のスパを楽しんだのもつかの間、ローナが消え、ベスとホイットニーもさらわれる。 ②裏ではスロバキアのホステルチェックイン時から、ベスたちは「殺し」のオークションにかけられていた。ベスは黒幕・サーシャと取引して、犠牲者から「客」に昇格し生き延びた。後日アクセルに復讐。

【起】- ホステル2のあらすじ1

〝エリート・ハンティング〟という大きな闇の組織があります。世界のあちこちには組織の手先がおり、これぞというバックパッカーを見つけると、スロバキアのプラティスラバのホステルに誘います。
しかしそこへ行ってしまうとおしまいです。捕まり、殺されてしまうのです。
若い男性3人組、パクストンとジョッシュとオリーは、甘い餌につられてスロバキアのホステルに行き、オリーとジョッシュは帰らぬ人となりました。
ただひとり、パクストンだけは「快楽で殺しを楽しむ人たち」から逃げのびることができました(『ホステル』参照)。
…そのホステルでは、獲物を捕まえた後の私物は不要なので、焼却炉で燃やします。
命からがら逃げ出したパクストンは、元カノ・ステファニーとヨリを戻し、ステファニーの祖母の家に潜伏していました。
〝エリート・ハンティング〟クラブの組織は大掛かりだと知っているので、パクストンは慎重に慎重を期して暮らしています。クラブの「客(加害者側)」は、直径2cmほどの、ブラッドハウンドという犬のタトゥーを入れているのが特徴です。
逃げたものの夜ごとうなされるパクストンに、元カノのステファニーもげんなりしていました。
「警察に保護を求めたくない(自分が殺しをするのがばれるから)」「でも組織も怖い」と怯えているパクストンのことを、ノイローゼ気味なのではないかと考えます。
しかし…パクストンのいうとおり、組織は大掛かりでした。ステファニーがつい姉に潜伏先を洩らしたことがきっかけで、翌朝、パクストンは首なし死体でキッチンの机に座っており、猫が首の切り口を舐めていました。
その生首は…組織のオーナーである初老男性・サーシャの元へ送られ、サーシャは秘密の小部屋に飾ります。
…イタリア・ローマの美術大学に留学中の女子大生、ベスとホイットニーは仲良しです。その日も美術の授業でデッサンをしましたが、男性のスケッチの後に現れた女性モデルは、美しいスタイルをキープする若い女性・アクセルでした。
講義には少しおっとりした感じの女性・ローナも生徒としています。
ベスとホイットニーはバカンスを、ローマからプラハへ行くつもりでした。ベスはローナも誘います。
ベスの家は少し特殊で、父親が過干渉でした。というのも、ベスはまだ女子大生ですが、莫大な遺産を祖父母から継いでいました。父親は娘・ベスからお小遣いをもらって生活するありさまです。
その日もヨーロッパ旅行を心配する父親からの電話に辟易し、行き先はプラハでウクライナではないと必死でベスは父をなだめます。
ベス、ホイットニー、ローナは夜行列車に乗り込みました。ローナは客室に残り、ベスとホイットニーは食堂車に移動します。
食堂車で美術の講義にいた女性・アクセルを見たホイットニーは「自分たちを尾行してきたのではないか」と警戒しました。
適度に酔ったホイットニーが合成麻薬を欲しがり、イタリア人男性に言われるままその男の客室に行きます。すると他にも男2人が待ち受けていて、危険な感じがしました。
うっかり「プラハで手に入れるから、麻薬はいらない」と答えたことから、男3人に目をつけられたベスとホイットニーは「プラハまでは長いぜ」と脅されます。
困った事態になったと思いながら2人が客室に戻ると、ローナが泣いていました。iPodを見知らぬ老人に盗まれたのです。
車掌を呼ぼうと客車を出ようとしたホイットニーは、慌てて部屋に戻ります。先ほどの男3人組が、ホイットニーたちを探していたからです。 この映画を無料で観る

【承】- ホステル2のあらすじ2

居留守を使ってやりすごそうとしますが、男3人組はいつまでも客室のドアを叩き、怖い思いをしました。その時、美術の講義でモデルをしていた女性・アクセルが颯爽と現れました。
彼女は3人組を追い払い、しかもローナが盗まれたiPodも老人から取り返していました。警戒を解いたホイットニーはアクセルを招じ入れ、4人で飲み始めました。「ナズドロビア 健康に」と言って乾杯します。
行き先がプラハと聞いたアクセルは「スロバキアにはいいスパがある」と言います。アクセルが年に最低2回は行く最高のスパとのことです。
プラハまでイタリア人男性3人組につきまとわれるのも嫌だと思ったベスとホイットニーは、途中下車するのもいいと考えました。4人は行き先をスロバキアに変更します。
アクセルに案内されたホステルは、豪華なところなのに1泊たったの10ユーロ(約1260円)でした。4人はチェックインし、フロント男性に言われるままパスポートを提示します。
フロント男性は今夜開かれる収穫祭のパンフを渡しました。出会いの場があると言い添え、アクセルも「超有名」と言います。
…しかし、この時パスポートがスキャンされ、「ベス」「ホイットニー」「ローナ」の3人は「殺される女性」としてオークションにかけられているとは、本人たちは知りませんでした。全世界に散っている大物の顧客たちに、3人の顔写真データがメールで送られて、その手の趣味の人たちは競って高い値をつけて落札しようと躍起になります。
いくらで落札されたのかは分かりませんが、ベスのスタート価格は2万5千ドル、ホイットニーは5万ドルからでした。アメリカ人は高く売れるのです。
落札した初心者の中年男性・トッドは大喜びし、友人・スチュアートに早速電話しました。スチュアートは恐妻家ですが、トッドに言われて一緒に行くことにします。
〝エリート・ハンティング〟の会員になるため、トッドとスチュアートは腕に入れ墨を彫ってもらいました。会員が持つポケベルも持たされます。
さてその頃スロバキアでは、ベス、ホイットニー、ローナ、アクセルの4人組が子どもギャング(バブルガム・ギャング)に絡まれていました。「ドル寄越せ」と言われて、ドルを持っていなかったベスが代わりにミントのキャンディを渡そうとすると、ガムを顔にぺっと吐きかけられます。ギャングたちは「クソ女」と言いながら走って逃げました。
夜になり、収穫祭が始まりました。出店がたくさん出店し、にぎやかです。牛の仮面をかぶった子どもがパレードに参加していました。
ホイットニーは東ヨーロッパの男性・ミロスラヴといいムードになり、ローナも長髪の男性・ローマンに声をかけられて踊ります。
ベスは地元の男性に誘われますが断りました。地元の男性は「助ける」と意味深長なことを言うのですが、フロント男性が来て「申し訳ない」と謝罪し、飲み物を勧めます。
その飲み物をベスは誤って、隣にいた男性・スチュアートの洋服にかけてしまいました。ベスは謝罪し、代わりに黒ビールをおごるとスチュアートに言います。
実はスチュアートはベスを落札した相手で、しかもベスはスチュアートの妻にそっくりでした。スチュアートは処刑の日を待ち切れずに、収穫祭を利用して接近したのです。
ローマンにボートに誘われたローナに対し、ベスはやめろと言いますがローナはボートに乗って小島へ行き、背後から男2人に顔に覆いをかぶされ、頭を殴られて気絶します。

【転】- ホステル2のあらすじ3

…目を覚ましたローナは猿轡を噛まされ、巨大な浴槽の天井から逆さに吊られていました。ローナを買ったのは中年女性・イーニャです。イーニャは大鎌をローナの背中に刺すと、垂れてくる血を恍惚とした表情で受けました。最後に小振りの鎌に持ち換えると、ローナの首を横に掻き切り、血しぶきを浴びます(少女の血を浴槽にためて浴び、若返りをはかろうとしたエリザベート夫人の真似だと思われる)。
翌朝になっても戻って来ないローナをベスは心配しますが、前日いい感じになった男性・ミロスラヴとエッチできなかった(ベスが引き剥がして部屋まで連れ帰った)ホイットニーは心配せず、男とどこかに行ったのだろうと言いました。
翌日もベスとホイットニーとアクセルはスパへ行きます。巨大な温泉です。ホイットニーはミロスラヴと更衣室に消えていき、ベスも今日はもう止める気はありません。
ふと目を閉じたベスは、再び開けると周囲が無人になっていると気づきました。不気味に思ってホイットニーとアクセルを探しますが、黒づくめのスーツ姿の男性に囲まれ、壁をのぼって逃げようとします。
祭りで会った男性がトラックで通りがかったので助けを求めたベスですが、「救おうとしたのに。もう遅い。失せろ」と言われました。
ベスは森へ逃げ、バブルガム・ギャングに木の棒でボコボコに殴られますが、初老男性・サーシャが現れて威嚇発砲すると、アクセルが高級車から出てきてベスを乗せます。
サーシャはバブルガム・ギャングに銃を向け、サイレンサーを銃口につけながら、1人だけ犠牲を出せと示します。ギャングの中から10円ハゲの子がはじき出され、サーシャに殺されました。あとの子たちは釈放されます。
その頃ホイットニーは椅子に拘束されており、老人男性の化粧師に居間から綺麗にすると言われていました。状況がつかめないながらも、マニキュアを塗ると片手を解放されたホイットニーは、化粧師の鼻を噛みちぎると鍵を奪い、逃げました。
しかし監視カメラで厳重に監視され、エリアは柵で細かく仕切られるようになっており、脱走は成功しませんでした。前回の失敗(『ホステル』)以来、監視がより厳しくなったようです。
ベスが運ばれた館には、バセットハウンドという種類の犬が大勢飼われていました。初老の男性・サーシャの館です。サーシャはオークション業をする富豪だとアクセルは言いました。
アクセルにもサーシャにも怪しい臭いをかぎ取ったベスは、警察が来るまで休むようアドバイスされますが、逃げようと試みます。奥のクローゼットに入ると、そこには小部屋があり、生首が並んでいました。うち1つは冒頭のパクストンです。
ベスは捕らえられ、連行されます。
中年男性・トッドとスチュアートは煙突のある館へ行き、スーツ姿から中世風の汚れても大丈夫な衣装に着替えます。トッドの獲物がホイットニー、スチュアートの獲物がベスでした。
ノリノリなトッドに対し、スチュアートは殺人にあまり乗り気ではありませんでした。トッドはホイットニーのいる部屋に乗り込みますが、スチュアートはどうしようかまだ悩んでいます。
飾り立てられたホイットニーに向きあったトッドは、チェーンソーを選ぶと「アバズレ」と呼びながら振りかざしました。しかしコンセントが抜けてチェーンソーが止まり、思わず苦笑します。
改めてコンセントを挿して、ホイットニーを言葉責めしながらチェーンソーを振りまわしたトッドですが、ふとよそ見しているうちに、チェーンソーがホイットニーの頭部に刺さりました。
トッドは「失敗した」と言うと帰り支度をします。規定では獲物にとどめを刺さないと部屋を出られないのですが、スタッフに「お前が殺せ」と言い残してエレベーターに乗り込みました。 この映画を無料で観る

【結】- ホステル2のあらすじ4

…虚勢を張ったトッドですが、実のところは実際にホイットニーを傷つけると、自分のしたことが怖くなったのです。エレベーターで震えるトッドは、バセットハウンドをけしかけられ、食べられてぐじゃぐじゃになりました。ルール違反をした者は「客」であろうとも生きては出られないのです。
チェーンソーで頭部を傷つけられたホイットニーは、スタッフに冷静に観察されて「あと20分の命」と判断を下されました。写真も撮られます。
来場客が殺人をしている部屋をスタッフが訪問すると、「あと20分の命なのだがスペシャルオファーで、どうか」と打診してまわります。皆喜んで値段をつけます。
ちなみに最初に話を持ちかけた相手は、ホイットニーといいムードになっていた男性・ミロスラヴの膝下の皮膚を剥き、さらに股間を切り取って食していました(ミロスラヴも犠牲者側)。
…スチュアートは部屋に入ると、ベスに「助けに来た」風を装いつつ、まだ決めかねていました。トッドと一緒に殺しをしに来たのだが、どうしようか悩んでいるとベスに言います。
ベスは「あなたは善人よ」「人殺しとは違う」と説得しますが、これが逆にスチュアートの心に火をつけました。「違う…今までとは」と思ったスチュアートは、本物の妻は殺せないので(恐妻家)妻とそっくりなベスをいたぶろうと考えます。
さらにそこへ、ホイットニーの話がスタッフにもたらされます。ホイットニーの相手だった「トッドはどうした」と聞くと、ルール違反をしたので…と答えるスタッフの後ろに運ばれる肉塊(トッド)を見たスチュアートは、やっぱりルール違反はできない、殺さねばと思いました。
ホイットニーの写真を借りたスチュアートは、ベスにその写真を見せていたぶります。
ベスはスチュアートを褒めたたえ、自分は妻ではないと訴えました。近づいてきたスチュアートに頭突きをしたベスは、金属の棒でスチュアートを殴り、鎖を巻くと椅子に座らせます。
監視カメラを破壊するとスチュアートの耳に錐を刺しながら、部屋の解除コードを聞き出そうとしました。しかしカメラ破壊がばれ、すぐに監視の者が来ます。ベスは入ってきた男を殴り、銃を奪います。
奪った銃を持ちながら、もう片方の手でスチュアートの股間に大バサミを挟みました。「撃ったら股間がチョッキンされる」スチュアートは続けて入ってきた男たちに「やめろ」と言います。
〝エリート・ハンティング〟のボス・サーシャが部屋に入ってきました。この館の仕組みを大雑把に理解したベスは「この男(スチュアート)を私が買う」と言います。
サーシャは最初、ばかにしました。そこそこお金がかかるんだぞと言いますが、ベスが「PDA(携帯)から振り込む」「スイスやマン島に口座がある」「親の金ではなく私の金だ」と言うと、しばし考えこみます。そう、若いながらも祖父母の遺産を相続したベスは、本当に金持ちなのです。
これは本当に金を持っていると踏んだサーシャは、交渉に応じる代わりに「契約もしてもらう」「殺すことなく立ち去れない」と言いました。
ふん、と鼻を鳴らしたベスは、スチュアートの股間をチョッキンし(タマもサオもまるごと)「失血死する。犬にくれてやって」とポイします。ガードマンが制止しますが、切り取られたモノはバセットハウンドがあっという間に食べました。
契約したベスは、腰に会員のタトゥーを入れてもらいました。
…後日。バブルガム・ギャングがアクセルのバッグを置き引きします。慌てて子どもを追って茂みに入ったアクセルは、紐に足を取られて転倒しました。転倒したアクセルの首を、大鎌でベスが刎ねます。
刎ねられたアクセルの生首は、バブルガム・ギャングたちがサッカーボールの代わりに蹴って遊びました(引き込んだアクセルへの復讐)。

みんなの感想

ライターの感想

『ホステル』第2弾。これは面白い。
『ホステル』第1弾を知っていることが前提。なので最低でも『ホステル』を見ておかないと。
そしてそのほうが、圧倒的に楽しめる。
実のところ規模の大きさが判らないけど(このへんのアバウトさもタランティーノっぽくてグッド)〝エリート・ハンティング〟ってすごいんだぜ的なにおいがぷんぷん。
冒頭からいきなり前作の逃亡者・パクストンが首チョンパだもんね。そこからもよく判る。
前作品は「被害者は男3人組」だったが、今回は「被害者は女3人組」。
前作品を見ている人にとっては、序盤から近づいてくる女性・アクセルがもう、あやしくてたまらん、たまらん。ま、実際、組織の者なわけだけど。
さてどうやって立ち向かうのか…と思うと、意外にも正攻法の「金で解決」。もちろん、それでも痛快。

映画の感想を投稿する

映画「ホステル2」の商品はこちら