「ポゼッションエクスペリメント」のネタバレあらすじ結末

ポゼッション・エクスペリメントの紹介:2015年製作のアメリカ映画。自ら悪魔に取り憑かれ、悪魔祓いの様子をライブ配信する青年に襲い掛かる恐怖を描いたエクソシズムホラー。大学生のブレンダンは悪魔の存在を世間に知らしめるべく、霊媒師らと共に悪魔を呼び出し、その一部始終をネットで配信するが…。

予告動画

ポゼッションエクスペリメントの主な出演者

ブレンダン・ジェンセン(クリス・マイナー)、クレイ・ハーパー(ジェイク・ブリン)、レダ・モーガン(ニッキー・ジャスパー)、マーク・キャンベル神父(ビル・モーズリイ)、ジョーディ(グレッグ・トラヴィス)、マイケル・スコット(マーク・ジョイ)、トレイシー・クロウェル(ケイティ・ファネリ)、ブリトニー(レイチェル・フォークナー)、コルビー(ライアン・ウェア)

ポゼッションエクスペリメントのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①宗教学で悪魔祓いを勉強したブレンダンは興味を持ち、悪魔を研究課題に決める。動画で資金を募り、20年前に悪魔祓いがおこなわれた場所へ行き、悪魔を呼び出して乗り移ってもらうよう頼む。 ②生配信を見た殆どの者がやらせと感じ、ブレンダンには変化なし。ブレンダンの母は悪魔憑きのトレイシーだった。それを知った頃からブレンダンに悪魔が憑き暴走、ブレンダンは殺されたが恋人・レダは妊娠。

【起】- ポゼッションエクスペリメントのあらすじ1

(字幕版の場合、主人公の名が「ブレンダン」「ブランドン」両方使われている。
表記は「Brandon」なのだが、発音ではブレンダンなので、ここではブレンダン表記で統一させていただく)

…森の奥ふかくにある立派な屋敷。
階段で座っていた夫が声をかけると、妻トレイシー・クロウェルは爪やすりで口の中を磨いていました。一部の歯は抜けています。
トレイシーは爪やすりで、歯をとがらせていました。夫が声をかけると、トレイシーは威嚇の声を発し、四つん這いで逃げます。

19年11月14日。
29回目の悪魔祓いが行なわれます。
部屋にはキャンベル神父、若い助手の神父、カメラマン、夫、巡査、被験者のトレイシーがいました。トレイシーは白いドレスを着て、ベッドに手足を縛りつけられています。
獣の声をあげるトレイシーに神父が聖水をかけると、トレイシーは嫌がりました。
キャンベル神父が「お前の名は?」と問うと、トレイシーに変化が起こります。
縄が解けて空中に浮遊したトレイシーは、夫を襲うと巡査の首をわしづかみにして耳元で囁きました。巡査は銃でキャンベル神父を撃ちます。
若い神父は四つん這いのトレイシーに襲われ、持っていた十字架を取り上げられて、十字架で身体を何度も刺されました。
赤ん坊の泣き声が聞こえると、トレイシーは上階に移動します…。

…約20年後、現在。
ブレンダン・ジェンセンは若い男子大学生です。ブレンダンは大学寮に入っており、ルームメイトのコルビーと同室でした。
ブレンダンは宗教学で悪魔祓いの講義を受けて、強い興味を示します。講義の後、教授に参考になる本があるかと聞き、教授から借りる約束をしました。
宗教学では、もうすぐ最終課題のレポートを提出せねばなりません。ブレンダンはその研究テーマに、悪魔祓いの考察をしようと考えたのです。
ブレンダンの父は映像編集の仕事をしており、その影響でブレンダンも映像編集作業が好きでした。
同室のコルビーは、寮の部屋に女性を連れてきたいと言いますが、ブレンダンも映像編集の作業をしたいと言います。
けっきょく折れたブレンダンはコルビーに部屋を明け渡し、眠気を覚ますために大学構内の喫煙コーナーへ行きました。そこで、同じ宗教学の講義を受けている男子学生・クレイと会います。
クレイはまだ研究テーマを考えておらず、ブレンダンに共同研究にしてくれと頼みました。

・ブレンダン…悪魔祓いに興味を持つ男子大学生。映像編集が趣味。真面目さゆえに、必死で悪魔について解明しようとする。家を出て寮で暮らしているが、家はリッチモンドにあり両親ともに健在。
・クレイ…ハッパ好きの男子大学生。明るくてテンション高め。本当は宗教学の研究も提出せずに済ませようと考えていたが、ブレンダンと共同研究に持ち込むことに成功。ブレンダンが悪魔の研究にのめり込むようになると、ストッパーの役目も果たす、いい人物。
・レダ…あとで出てくる。医学生の女子生徒。クレイがSNSで知り合ったことから、悪魔召喚の儀式から参加することに。医者の父親からは常々視野を広く持てと言われて育ったため、悪魔が存在するのか知りたかった。

クレイと共同研究が決まったブレンダンは、動画サイトを閲覧して、悪魔憑きの人物の現象を見ていきます。ブリッジする者、空中浮遊する者、さまざまなパターンがありました。
調べたブレンダンは、ある一件に着目します。
それは、20年前に悪魔祓いの最中に殺された神父が、バージニア州・リッチモンドにいたということです。リッチモンドはここから近い場所でした。
その悪魔祓いでは、カメラマンと子供以外は死亡したそうです。
ブレンダンはその情報を持ってクレイの家に行き、話をしました。そして動画を撮り始めます。

【承】- ポゼッションエクスペリメントのあらすじ2

ブレンダンは地元警察にも連絡を取り、証拠のテープを見せてもらうよう手続きを踏んでいました。
ブレンダンが車を運転し、助手席にクレイを乗せて警察に行きます。そして、できるならばその事件の再現をしたいと考えていました。

過去のビデオを受け取ったブレンダンは、ブレンダンの家に立ち寄り、2人でビデオテープを再生します。
映像は、拘束された女性が神父に聖水をかけられるものでした(オープニングのもの)。ところがテープは途中で途切れており、最終的に何があったかは分かりませんでした。
何が起こったのか分からないブレンダンは、いてもたってもいられなくなり、女性が住んでいた屋敷へ行くと言い出します。クレイは、ブレンダンを心配して同行しました。
時間はすでに夜になっていました。その屋敷はとても立派なものです。
2人で家の中に入り、くまなく捜索をしました。屋敷は広くて、今は動かないものの、エレベーターもあるくらいです。すべての部屋を見ても、特に目新しいものはありませんでした。一瞬、動く影が見えるのですが、ブレンダンもクレイも気付きません。
ブレンダンは地下室へ移動しました。そこにはごちゃごちゃした物がまだ残っており、天井から鎖が吊られているなど、不気味な部屋でした。
鎖のところに女性が見え、誰かがいたとクレイが言い出します。
クレイが怯えるので、わざとブレンダンが驚かせました。悪ふざけはやめようとクレイは言います。
クレイは帰りたがりましたが、ブレンダンは封印マークの絵を見つけました。さらにその壁のはめ板の隙間に、何かがあるのを見つけ、はめ板を外します。
そこには人がぎりぎり通れる穴があり、奥に布に包まれた板のようなものがありました。
それを手に入れて、ブレンダンは帰途に着きます。

板のようなものは、ウィジャボードという洋風こっくりさんの板でした。プランシェットという、板の上を動かすものも揃っています。
やる気になったブレンダンは、決意しました。自分の身体を使って悪魔を呼びこみ、憑依させてその変化を見守ろうというのです。
ブレンダンは1人10ドルの資金集めを募り、資金を提供してくれた人物には、その後の映像も見せるという動画をアップロードしました。SNSにもアップします。
クレイは反対しましたが、ブレンダンが熱心に取り組むので止められません。

動画をアップした当初から、批判の声があがっていました。
ブレンダンの宗教学の教授も反対します。手に負えないかもしれない代物に、むやみに手を出すなと警告します。
ブレンダンの動画は不謹慎とされ、あちこちの宗教団体から叩かれました。しかしそれが逆効果となり、動画は話題になります。
わずか1日で1000人、1万ドルの資金が集まりました。また、レダという女子医大生が「医学的見地から変化をみよう」という申し出をしてきます。
レダと会ったブレンダンは、拘束衣を用意しておいてくれと頼みました。もし自分で制御ができなくなった時に、使ってくれと言います。
2日後の夜9時に、決行がきまります。

2日後。
神父を呼ぶことはできませんでした。教会側はみな、悪魔の存在を否定しているためです。
ブレンダンは代わりに霊媒師を用意しました。
20年前に悪魔祓いの儀式が行なわれたコーウェル夫妻の屋敷の地下室へ行くと、ブレンダン、クレイ、レダ、霊媒師の中年女性・ジュリィの4人で机を囲みます。
この映像は生配信されています。

【転】- ポゼッションエクスペリメントのあらすじ3

レダが健康診断をしているあいだ、屋敷には電気がとおっていないのに電灯がつきました。地下室のメンバーは驚きます。
ブレンダンがカメラに向かって説明を開始します。まずウィジャボードで霊か悪魔を呼び出して、その後に悪魔憑依を頼むというのが手順でした。
クレイとレダが見守るなか、霊媒師・ジュリィとブレンダンがプランシェットに手を乗せ、ウィジャボードを始めます。

霊媒師・ジュリィが呼び出して、あなたは誰かと問うと「ママ」という答えでした。
何をしているのかと聞くと「待ってる」といいます。
風が吹き、地下室に置かれていた三輪車が動きました。地下室にある雑多な物が飛びます。
驚いたジュリィとブレンダンが手を離しても、プランシェットは動き始めました。
ブレンダンはプランシェットに手を乗せて「お願いだから俺に乗り移ってほしい」と悪魔に頼みます。
現場にいるクレイやレダは、本当に起きた怪奇現象に恐れおののきますが、画面を見たほとんどの人は「やらせじゃん」と口を揃えて言いました。
その頃、ある組織の2人の男たちは「終わらせろ」と映像を見ながらつぶやきます(これは後述)。

悪魔を呼ぶ儀式から12時間が経過しました。
その間、ブレンダンは定時報告を動画サイトにあげ、健康診断もしますが、変化は何もありません。
残念ながら失敗に終わったかもしれないと、ブレンダンは動画で報告しました。
この後はどうするのかとレダが聞き、ブレンダンは「母と仲直りしてくる」と言います。実験のことで母と喧嘩したのです。
そうじゃなくてもう会えないのか、とレダが聞きました。ブレンダンはレダにキスをし、2人は付き合うことにします。

ブレンダンは自宅に行くと、母に謝りました。しかし母の怒りは解けません。
私に謝るのではなく、神に謝れと言い、間違いをおかしたうえに、それを世間にさらしたと母は嘆きます。
取りつく島がないので、残業で仕事場に残っている父を訪ねたブレンダンは、相談しました。父はまだブレンダンに理解を示しています。
父は、母には時間をやれと言います。
そのうえで、今まで隠していた事実をブレンダンに告げました。ブレンダンは、両親の本当の子ではないのです。
いきなりの衝撃発言に、なにごとかとブレンダンは思いました。父は、夫婦にずっと子どもができなかったこと、ブレンダンの本当の母は悪魔祓いの最中に死んだことを告げると、ビデオテープを見せます。
そのビデオは、ブレンダンが警察から取り寄せて見た映像の続きでした。
つまり…ブレンダンの母は悪魔憑きの女性トレイシー・クロウェルだったのです。生き残ったカメラマンというのは、父でした。
父は夫婦に子ができなかったので、赤ん坊を家に連れて帰って養子にしたのです。
それを知って動揺したブレンダンは、帰りの車を停車させ、泣きます。
そこへ車の窓ガラスを割ってトレイシーが入り込んできて、血を吐きかける…という幻を見ました。
(このへんからブレンダンの様子はあやしい。悪魔憑きみたいになっている)

ブレンダンはレダの部屋へ会いに行くと、ソファに押し倒して強引に関係を持ちます。
行為の後、ブレンダンが寝ていると、ブレンダンの携帯に着信がありました。レダが代わりに取り、起きたブレンダンに伝えます。
電話はブレンダンの父からで、母が大変だというものでした。
レダと共にブレンダンは自宅へ行きますが、家の中に入れたのはブレンダンだけです。関係者ではないということで、レダは規制線の外で待ちます。
ブレンダンはガルシア刑事から、部屋の映像を見せられました。
それは自宅のダイニングキッチンのところで、母が自分で自分の下あごをひっぱり、口を割いて死ぬ映像です。

【結】- ポゼッションエクスペリメントのあらすじ4

ショックを受けたブレンダンは家から走って逃げだし、案じた警察はそれを追います。
しかしブレンダンは森へ逃げ、奥のトンネルのところへ行きました。トンネルを歩きながら、ブレンダンには謎の幻が見えます(このトンネルも重要)。

ブレンダンは大学寮に戻りました。同室のコルビーは、テレビ電話で前とは違う女性をくどいています。
テレビ電話をするコルビーの後ろで工具箱を手に取ったブレンダンは、洗面所へ移動すると、右手の親指以外の4本の指の先にカッターの刃先をつけました。
そして通話の女性の前で、コルビーの腹を刺す映像を見せます。相手の女性にブレンダンが囁きかけると、女性は鼻血を出しつつパソコンに頭をぶつけ、死にました。
その後ブレンダンはコルビーを殺して腸をひきずりだして首に巻いた死体を、寮のげた箱のところに放置します。
大学寮の庭をうろついているブレンダンを、レダとクレイが見つけました。ブレンダンを背後から殴り、気絶させてから拘束衣を着せます。
レダとクレイはどうしようと考えました。途中、様子を見に行くと拘束衣を着たまま、ブレンダンが空中に浮遊しています。
それを見たクレイが驚き、何かしらの対処をせねばと言います。
レダは引き受けてくれる心霊術者と連絡を取りました。悪魔を祓うには、同じ場所に行かねばならないと言います。
レダとクレイは必死で拘束衣のブレンダンを車の後部座席に乗せ、屋敷へ行きました。

警察はその後、コルビーの遺体を見つけた用務員の通報を受けていました。
ガルシア刑事はブレンダンの動画を見て、生配信も見ます。これは、クレイが現状報告のため録画して生中継しているものです。
生中継はまた注目されていました。今度のは目から血を流し、すっかり形相の変わったブレンダンなので、みんなは「やらせ」と思わず食い入るように見ています。
やってきた心霊術者は、クレイもレダも知りませんが、ブレンダンがウィジャボードで儀式をした時に、ひそかに屋敷を見張っていた組織の者です。

ブレンダンはずっと幻影を見ていました。
悪魔憑きになったトレイシーが母だということは理解できました。
さらに、そのトレイシーは謎の組織・カルト教団に拉致されて、森にあったあのトンネルのところで悪魔召喚の儀式を受けていたのです。それがきっかけで、トレイシーには悪魔が取り憑いていました。
そして…やってきた心霊術者は、そのカルト教団の一味です。彼は悪魔をこの世に呼び出す悪魔崇拝のメンバーでした。
その人がブレンダンの縄を解き、好きにしてよいと言います。
クレイとレダは、少し離れたところでその作業を見ていました。

縄が解かれた瞬間、ブレンダンは悪魔崇拝の男をナイフで刺します。それは映像を通し、父にも刺さっていました。
制止しようとするクレイの口に手を入れ、ブレンダンはクレイの頭を拳で貫通します。
SWATが地下室に突入してきました。ブレンダンはレダに馬乗りになり、殺そうとしています。
ブレンダンが囁くとSWATの1人目は斧が飛んで来て死にました。2人目は自分の銃で自殺します。そうやってSWATは全滅しました。
遅れて入ってきたガルシア刑事は、敵意がないことを示しながらブレンダンに「助けたい」と言いながらゆっくり近寄り、発砲します。
倒れたブレンダンは、自分が赤ん坊の頃の、実の両親の幸福そうな顔を思い浮かべながら息絶えました。
レダは助けられます。
屋敷を離れた場所から見たカルト教団のメンバーは、失敗したことを把握しました。
ブレンダンの霊は母・トレイシーと共に屋敷に留まります。

その屋敷でまた、少女がウィジャボードを手に入れていました。その少女にも災厄が降りかかるかもしれません。
レダは自室で妊娠検査薬が陽性になったのを確認し、愕然としました。
十字架が逆さ十字になり、ぐるぐる回転すると、部屋全体が揺れます。
(生まれてくるのは悪魔の子か)

みんなの感想

ライターの感想

序盤はすごくいい。話の運びも、テンポも。しかし中盤くらいから「あれ、こういうのって、ありがちだよね」という印象を受ける。
古今東西のいろんなホラーを寄せ集めて作ったような印象。
映像はそれなりに怖いし、迫力もあるんだけど、ストーリーは陳腐なものになっちゃってた。
評価をするとすれば…最初はおちゃらけキャラで出て来たクレイの変化がいい。
主人公・ブレンダンがおかしな方向にいけばいくほど、おちゃらけたクレイが均衡をとろうとばかりに、まじめな青年になっていくという。
友達関係もバランスがあるんだよな、とつい思ってしまった。
父親の突然の告白は、なぜいま言う!? と思わず突っ込んだよ。

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