「ポルターガイスト(2015年)」のネタバレあらすじ結末

ポルターガイスト(2015年)の紹介:2015年製作のアメリカ映画。1982年の同名映画のリメイク作。ある家に越した家族たちが、次々に奇妙な現象に悩まされて行く。その現象の正体とは、家の下に埋められたままの霊たちが起こしたものだった…。

予告動画

ポルターガイスト(2015年)の主な出演者

エリック・ボーウェン(サム・ロックウェル)、エイミー・ボーウェン(ローズマリー・デウィット)、ケンドラ・ボーウェン(サクソン・シャービノ)、グリフィン・ボーウェン(カイル・キャトレット)、キャリガン・バーク(ジャレッド・ハリス)、マディソン・ボーウェン(ケネディ・クレメンツ)、ソフィー(スーザン・ヘイワード)、ボイド(ニコラス・ブラウン)、ローレン(ソーマ・バティア)、ブルック・パウエル博士(ジェーン・アダムス)

ポルターガイスト(2015年)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①アメリカの新興住宅地に越してきたボーウェン家は、初日の夜から怪奇現象に見舞われる。やがて一家の末娘・マディがクローゼットの中に吸い込まれて消失、気配は感じるものの姿が見えなくなった。エリックは超常現象に詳しい研究室のブルック博士に調査を依頼する。 ②ボーウェン家の土地は元は墓地だった。墓石のみ映して遺体はそのまま、怒った霊たちが騒動を起こしており、マディは霊が成仏する手段として利用されるつもりらしい。霊能力者・キャリガンが解決し、マディは戻ってきた。

【起】- ポルターガイスト(2015年)のあらすじ1

(会社ロゴ、METRO GOLDEN MAYERの吠えるトラのロゴと、GHOST HOUSEのロゴにノイズが入る)
…アメリカ・ユタ州北部ソルトレイク郡郊外・ウエストバレーの新興住宅地。
住宅地の二階建ての一軒家を購入したボーウェン一家が引っ越してきました。父・エリックと母・エイミー、高校生の長女・ケンドラと、小学中学年くらいの長男・グリフィン、6歳の次女・マディソン(通称・マディ)の5人家族です。
父・エリックは芝刈り機などで有名な一流会社・ジョンディア社に勤務していたのですが、リストラに遭って現在は無職です。今回の引っ越しも、都落ちの意味合いがありました。差し押さえ物件を格安で購入しています。
母・エイミーが「外に働きに出る」と言うのですが、エリックは反対しました。子どもたちがもう少し大きくなるまでは、エイミーには家にいてもらいたいと思うエリックは、ライターになるというエイミーの夢を応援しています。ライターなら家で仕事できるからです。
エリックは妻・エイミーに学校のコーチの仕事を勧めますが、エリックはそれだと家族を養えないと不満でした。
新しく引っ越した家は、すぐそばに高圧電線が何本も走る場所で、姉・ケンドラは「悪性腫瘍が脳にできそう」と文句を言います。また新興住宅街なので開発途中のところも多く、家の真正面は一面の草地でした。市所有の土地だそうです。
住宅街はまだ空き家が多いものの、これから住人が増えるそうです。家の中は部屋というより屋根裏部屋…と言いますが、実際のところ、そこまでひどくはありませんでした。
エリックとエイミー夫婦は「少しの間の辛抱」と言いながら、そこで暮らし始めます。
前の住人が防犯システムを導入していたので、引っ越したエリックは早速設定をしました。これで防犯対策は万全だと思います。
3人の子どもたちは、それぞれ個室をもらいます。グリフィンは2階の角部屋をもらいましたが、自室の天井にガラス窓が張られていて、そこから庭のしだれ柳の枝が見えるのを怖がりました。母・エイミーは、男の子なのにいつまでも怖がりなグリフィンを心配し、発達障害ではないかと疑います。
末の娘・マディは壁の一面がすべてクローゼットになっている部屋をあてがわれました。姉・ケンドラは高校生なので特に気にせず、それよりも親友とのオンライン通話に夢中です。
高圧電線が近いからか、引っ越しの初日からあちこちで静電気が起きました。廊下の手すりやドアノブなど、冬でもないのに、あちこちで触ったものがバチバチっとします。
末娘・マディはグリフィンに、「手品だ」と言ってクローゼットのドアノブを触ります。するとマディの前髪がぶわっと逆立ち、グリフィンはすごいと思いました。
マディに言われてグリフィンもクローゼットのドアノブを触ると、自分の前髪が逆立つので喜びます。
夜が来ました。グリフィンはやはり天井の窓が怖くて、母・エイミーに言って豆電球をつけてもらいます。
姉・ケンドラは親友・ローレンと、初老男性キャリガン・バークという霊能力者の番組を見ながら、オンラインでおしゃべりしていました。除霊をしたキャリガンが「大掃除完了」という決めゼリフを、ケンドラは気に入っています。

【承】- ポルターガイスト(2015年)のあらすじ2

初日の夜、グリフィンは自室でオルゴールのような音を聞きつけました。自室のクローゼットを開けて、ぶら下がっているコードをひっぱると、それは照明のコードではなくピエロの鼻でした。引っ張って伸ばしたコードが戻りながら、オルゴールのメロディを奏でます。
グリフィンは変なものがあったと言って、父・エリックを呼びました。「家は夜になると音がするものだ」とエリックはフォローします。
大量のピエロの人形がクローゼットに置かれていました。ほかにも椅子などが詰め込まれています。
ガラクタの中からリスが飛び出てきました。部屋は大騒ぎになり、姉・ケンドラや妹・マディも見に来ます。
リスだと告げた父・エリックは、明日罠を買って来ると言いました。グリフィンは別の部屋で寝たがりますが、かないませんでした。
深夜。
家の中の電化製品や電球が、ちかちかと点滅を始めます。電子オルガンが小さく鳴ったり、テレビがついたり、ランニングマシンの電源が入ったりもします。
そんな中、末娘・マディはひとりで話していました。テレビのスクリーンのスノーノイズ(白い砂嵐の)画面に話しかけながら触れると、画面の向こう側から大人の手のシルエットが、マディの手に重ねられます。
マディが後ずさると、テレビ画面一面にべたべたとたくさんの手の痕が表示されました。警報が鳴りだして降りて来た両親に、マディは「こっちへ来た」と言います。
翌朝、父・エリックは「配電パネルの故障」「リスが入ったのは、屋根の隙間から」と言って家族を納得させました。姉・ケンドラはスマホが故障したのを、弟・グリフィンのせいにします。
エリックはホームセンターに行き、買い物をしました。グリフィンは家の庭の土を掘り返して奇妙な金属を発見しますが、母・エイミーに注意されてそのまま埋め戻します。
グリフィンは更に奇妙な出来事に遭遇しました。おもちゃの小さな鉄球がいくつも動いてクローゼットに消え、知らぬ間にコミック本が積みあがって一瞬のうちに吹き飛んだのです。
家に文句を言うグリフィンをなだめるために、父・エリックはグリフィンが欲しがっていた、カメラ付きドローン(無人飛行機)をプレゼントしました。グリフィンの不満は一気に吹き飛びます。
エリックはほかにケンドラには新しいスマホを、マディには好物のダブルのピザを買ってきました。
その夜、エリックとエイミーはケンドラに弟妹の子守を頼み、パーティに出かけます。その席で、自分たちが住んでいる住宅地が、元は墓地だったと知ってショックを受けました。
両親が留守の間、異変が起きました。姉・ケンドラはスマホ画面が乱れ、携帯の電波を探して家の中をうろついた時、床のタイルに亀裂が入り、そこから黒い液体が湧いて足首を掴まれます。
グリフィンは部屋のピエロに次々と襲われて、怖くてマディの部屋に行ったものの、そこも怖くて出ていきました。廊下を歩いた時に柳に足を取られて宙づりにされます。
そして妹・マディの部屋ではクローゼットが全開になり、マディの大好きなぬいぐるみ・ブーちゃんが、転がりながらクローゼットに入っていきます。追いかけていくと、マディもクローゼットの中に連れ去られました。

【転】- ポルターガイスト(2015年)のあらすじ3

帰宅したエリックとエイミーは、柳にぶらさがったグリフィンを見て仰天します。やっと動けるようになったケンドラも家を出てきて大騒ぎし、マディはTVスクリーンの中から話しかけてきました。
母・エイミーが置いた手に、向こう側からマディの手が重ねられる…それしかできません。エイミーは警察への通報を考えましたが、エリックは状況が把握していない段階で通報するのも危険だと考え、超常現象科研究室に調査を依頼します。
話を聞いた中年女性ブルック・パウエル博士は、それは呪いや幽霊とは異なる〝ポルターガイスト現象〟だと言いました。ポルターガイスト現象とは、手を触れていないのに、物体の移動、物をたたく音の発生、発光、発火などが繰り返し起こるとされる、通常では説明のつかない心霊現象のことです。
ブルック博士と若い男性助手・ボイド、若い黒人の女性助手・ソフィーの3人がボーウェン家を訪れ、温度センサーなどを仕掛けました。
若い助手・ボイドは、先日7時間かけてタイムラプス設定で、物体が移動する撮影に成功したと自慢します。7時間かけて3mの移動だそうです。
ボイドが自慢している横で、椅子が吹き飛びました。あまりの出来事にボイドは絶句しますが、エリックは「今のもタイムラプス設定で撮影できたか」と皮肉を言います(ボイドはボーウェン家のポルターガイスト現象をなめていた)。
2階へ温度センサーを設置しに行ったボイドは、壁に穴を開けようとして電気ドリルごと手を引っ張られ、壁に顔がついたところを電気ドリルで近くに穴を開けられる怖い目に遭いました。びびりまくります。
家にあるノイズをすべて除去して母・エイミーが呼びかけると、TV画面に反応がありました。「帰りたいけど分からないの」「周囲に大勢いる」というマディの声の直後に停電が起き、大勢のうなり声が聞こえました。
1つの照明だけがつき、マディの影が映ります。
ところがマディを取り戻すことはできませんでした。最後に1階の天井に黒こげの穴ができ、ブルック博士が「あれがマディの出口になる筈」と言います。
自分の手に負えないと判断したブルック博士は、本物の霊能力者キャリガン・バークを呼びました。ファンのボイドと姉・ケンドラは不謹慎と思いながらも喜びます。
グリフィンはキャリガンの手の傷について聞きました。97年ミシガン州の町で地下室にいた霊にやられたそうです。右足は2003年のポルトガルで修道院に取り憑いた霊を祓った時に足の肉をもぎ取られたそうです。
顔の傷については、キャリガンは「すべて解決した時に教えてやる」と言いました。
キャリガンは家を見ただけで、一切を理解しました。この土地が以前墓地であったけれども、移転した際に墓石のみ動かし、遺体はそのままだと指摘します。
そのために多くの霊が怒っていると言いました。2~3の霊というレベルではなく多勢が暴徒と化しているそうで、それがポルターガイスト現象になっているそうです。
霊たちは元々霊的な能力があったマディをひきずりこみ、あの世に逃れるための切り札としてマディを使うつもりでした。マディは闇を照らすランタンの役目を果たすそうです。

【結】- ポルターガイスト(2015年)のあらすじ4

合間の会話で、キャリガンとブルック博士が元夫婦だと知ったエリックとエイミーは、苦笑しました。2人は別れて久しいながら、痴話げんかしていました。お互いまだ未練があるようです。
キャリガンは全員にGPSを持たせると、浴槽に水を張り、ロープを出すとグリフィンにドローンの撮影を指示しました。
霊のいる世界には上下も重力もないと言ったキャリガンは、ロープの端を2階の壁に固定すると、クローゼットに通します。ロープのもう片方の端は1階の天井焦げ穴から出てきたので、床に固定しました。そしてドローンを飛ばしてマディを探します。
ドローンが映す映像は、同じ家の中なのですが、まるで違う映像でした。洞窟のような世界で、水中にも似ています。たまに人の指やミイラ化した人の姿も見えました。この家の間取りと一致して、おびただしい数の霊がひそんでいるのです。
マディの姿を発見しましたが、すぐ霊が連れ去りました。誰が助けに行くか大人たちが揉めているうちに、グリフィンは独断で2階へ移動して「マディを1人にした僕が助けに行く」と言い、ロープを伝って行きます。
キャリガンとエリックは2階のロープを持ち、1階のロープはエイミーとブルック博士らが持ちます。
グリフィンはマディを見つけますが「行かせてくれない」と言いました。周囲に、大勢の痩せこけた霊の姿があります。グリフィンはマディを連れて逃げ、1階の天井穴から落ちました。この世に戻ってきます。
キャリガンは2人を浴槽の水につけろと指示しました。白い顔のグリフィンとマディは意識を取り戻し、マディは「グリフィンが助けてくれた」と言います。
キャリガンの顔の傷は、音響スタッフが居眠りして持っていた大きなマイクをキャリガンにぶつけたというのが、理由でした。グリフィンは笑います。
家を立ち去ろうとする際、一家の乗った車が攻撃を受けて横転し、家の中へひきずりこまれました。マディは階上に引きずられ、クローゼットに吸い込まれそうになります。
キャリガンは外から霊を説得し、制止するブルック博士に「もうウソ番組には飽きた」と言うと、家の中へ入りました。家族たちはマディを助け、2階の窓から脱出します。
ボーウェン一家はブルック博士の車を借りて家から離れました。家は屋根が吹き飛び、青い光が空へ舞い上がります。遅ればせながらやってきた救急隊と、ボーウェン一家を乗せた車は擦れ違いました。高圧電線にも青い光が飛び移っていました。
現場に残ったブルック博士は、キャリガンのGPSを探します。反応を見たボイドは1階リビングにいると告げました(無事に戻って来た様子は映さないが、キャリガンは生還した)。
…後日。エリックはコーチの仕事を引き受け、ボーウェン家は新たな家を探しています。しかし彼らのつける条件はクローゼットがない家というものでした。収納が多いのを売りにする物件を案内されると退散し、笑いながら次の家を探します。
(エンド途中)下水道の中の悪霊退治の新番組。キャリガン・パークの相棒として、ブルック博士が登場する予定。キャリガンとブルックは、ヨリを戻した? 2人で除霊作業をすることになりそう。

みんなの感想

ライターの感想

1982年の映画『ポルターガイスト』を現代風にリメイクした作品。確かにスマホやらiPodやら出てきて、マディ探しにはドローンまで使う。
「ドローン使いたかったんだよね、監督」と、つい思ってしまった(笑)。
昔の作品はおごそかな感じがあったものの、今作品はどちらかというと「子どもとかでも楽しめそうな」映画仕立て。
悪い意味で言っているのではない。
昔のバージョンの映画を見ていない初見の人なら、楽しめそう。そして『ポルターガイスト』ってこんな感じの映画なのね…というのは判る。
私は決して嫌いじゃない。むしろ現代版にアレンジしたことで、手に取りやすい一品になったのではないか。

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