「ミミックⅢ3」のネタバレあらすじ結末

ミミックⅢの紹介:2003年製作のアメリカ映画。人間に擬態し、捕食する昆虫“ユダの血統”の恐怖を描いたSF・ホラー映画『ミミック』シリーズ第3弾。ストリックラー病の後遺症に悩む青年・マーヴィンを主人公に据えて、ユダの血統との戦いが描かれる。

予告動画

ミミックⅢ3の主な出演者

マーヴィン・モンテローズ(カール・ギアリー)、ロージー・モンテローズ(アレクシス・ジーナ)、デズモンド〔デズ〕(キース・ロビンソン)、カーメン(レベッカ・メイダー)、シモン・モンテローズ(アマンダ・プラマー)、ゲイリー・ドゥマーズ刑事(ジョン・カペロス)、CDC職員(ニック・フィリップス)、ゴミ男(ランス・ヘンリクセン)

ミミックⅢ3のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①ストリックラー病の後遺症に悩まされるマーヴィンは、部屋に引きこもって向かいのマンションの住人たちを撮影するのを趣味としていた。ある時少年・アダムが、続いて妹・ロージーの彼・デズが行方不明に。 ②通報で駆け付けたデュマー刑事は真剣に捉えず、母・シモンと恋仲に。『ユダの血統』が生きており卵を手に入れたゴミ男がマーヴィン宅を襲うが死亡、マーヴィンは酸素ボンベを爆発させて撃退した。

【起】- ミミックⅢ3のあらすじ1

近未来のアメリカ・ニューヨーク州ニューヨークで、子どもを死に至らしめるストリックラー病が流行しました。
ストリックラー病に感染するのは子どもばかりで、致死率の高い病気でした。
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)が調査した結果、ゴキブリを媒介にして感染することが判明します。
2年が経過しても感染の勢いは衰えず、治療法が解明されずワクチンのめどが立ちません。
昆虫学者・スーザンは遺伝子操作した昆虫『ユダの血統』を作り、ゴキブリを一掃することで伝染病の拡大を止めました。
『ユダの血統』はアフリカ地方のアリとカマキリの遺伝子DNAを組み合わせて作られます。メスのみを放して繁殖能力をなくし、生存期間も120~180日にしました。
『ユダの血統』によりゴキブリは一掃され、ストリックラー病も納まります。
ところが3年後、見たことのない巨大な昆虫がニューヨークの地下で見つかりました。繁殖能力がないはずの『ユダの血統』が生き残り、進化していたのです。
廃線となった地下鉄を巣にし、繁殖を重ねていました。
『ユダの血統』は天敵となる人間に擬態(ミミック)していました。
スーザンは唯一存在するオスを殺し、廃線となった地下鉄を爆破して一掃しました(映画『ミミック』参照)…。
ところがその後、またも『ユダの血統』が現れる事態が起きました。
レミーという女性を狙った『ユダの血統』は、レミーの職場の学校に住みついていましたが、学校にガスを撒かれます。
より人間に近い擬態を遂げた『ユダの血統』は、クラスナー刑事に化けて逃げ出し、レミーに求愛行動を取りますが、レミーは首を切断して撃退しました(映画『ミミック2』参照)…。

…アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク。
24歳の男性マーヴィン・モンテローズは、幼い頃にストリックラー病に感染しました。
一命は取り留めたものの、現在も後遺症に苦しめられており、在宅で治療をしています。
後遺症は主に喘息発作で、ちょっとしたことで発作が起きます。ですからマーヴィンは部屋の入り口にビニールの覆いをし、なるべく外界にも出ないようにしています。
引きこもりのマーヴィンは、母・シモンと妹・ロージーとの3人暮らしでした。父親はガンですでに他界しています。
マーヴィンたちはアパートの一室で暮らしていました。

マーヴィンの趣味はカメラです。
窓際に望遠レンズをつけたカメラを据え置き、向かい側のマンションの住民を観察するのを日課としていました。
やましいことに使うのではなく、単に観察記録のようなものです。そのくらいしか娯楽がないのです。
マーヴィンの趣味は、母・シモンも妹・ロージーも知っていました。またマーヴィンはだれにも隠すつもりはありません。

【承】- ミミックⅢ3のあらすじ2

日がな住民たちを撮影し、現像した写真をアパートの間取りどおりに壁に貼り、新たに知り得た名前などの情報があると、それも書きこみます。
ほとんどの人の名前を知らないので、マーヴィンは「トリ好き男(鳥を飼っている画家)」「ゴミ男(いつも夜中にゴミをあさっている男性)」「雷オヤジ(2人の息子をよく叱る父親)」「ベル(いつも電話をしている初老の女性、電話のベルから取った)」「謎の女(引っ越してきたばかりだから)」というふうに、あだ名をつけていました。

ある日、家に帰ってきた妹・ロージーがマーヴィンに「死体を見つけた」と言います。
好奇心に駆られたマーヴィンは、おそるおそる外に出ました。マーヴィンは引きこもりですが、全く出られないわけではないのです(吸入器を首から提げている)。
その時、向かいのマンションの少年アダム・パスチャーを探すポスターを見つけたマーヴィンは、それを持ち帰りました。
ロージーがいう死体とは、下水溝に落ちているものでした。何か巨大な生き物の死骸のようです。
マーヴィンはそれを撮影して帰りました。

アダム・パスチャーは、お向かいの雷オヤジの息子の片方です。注意して観察すると、2人いた息子は1人になっており、残った息子は毎日雷オヤジに命令されて、アダムを探すポスターを貼りに出かけていました。
写真を現像したマーヴィンは、その生き物が昆虫に似ていると感じます。さらに図鑑で調べると、絶滅したとされる『ユダの血統』に酷似していると思いました。

ロージーが、向かいのマンションの「謎の女」と親しくなります。女性の名はカーメンで、歯科助手をしているそうです。
カーメンと意気投合したと話したロージーは、今度家に連れてくると言いました。
予告した通り、ロージーはカーメンを家に連れてきます。
カーメンはマーヴィンに興味を持ちますが、近づいたときにカーメンの煙草の臭いに反応し、マーヴィンの喘息発作が起きました。
カーメンは謝って立ち去ります。

その日の夜。
ロージーの恋人で、ヤクの売人をしている黒人男性・デズと、ゴミ男が話をしていました。
マーヴィンはカメラに向かいますが、フィルムが切れそうだったので一旦席を外します。
その間にデズが血を浴びて倒れました。しかも奥から現れた何かに襲われたようです。
フィルムを交換する間で、目を離していた時だったので、詳細はマーヴィンにも妹・ロージーにも分からずじまいでした。

【転】- ミミックⅢ3のあらすじ3

デズの姿が消えたのを知った2人は慌てて通報しますが、雨が降り始め、現場の血を洗い流してしまいます。

警察からやってきたのは、中年のやや肥満した男性・デュマー刑事でした。
マーヴィンもロージーも、デズが血まみれで姿を消した話をしますが、デュマー刑事はあまり信用していないようでした。
3年前にもマーヴィンは些細なことで通報し、警察を騒がせたことがあり、それがマイナスに働きます。
デュマー刑事は事件とは思えないけれども、時々様子を見に来ることと、巡回を強化するとマーヴィン、ロージー、母・シモンに告げました。

その次の日から、向かいのマンションに男が現れます。
デュマー刑事の話を聞いていたので、マーヴィンはそれを「デュマー刑事の部下」と思いました。写真を撮り、壁に貼ります。部下は3人いました。
またデュマー刑事は本当に、様子を見に来るようになります。但しそれは様子を見に来るというよりも、母・シモンを口説きに来ているようなものでした。
シモンもまんざらでもなく、シモンとデュマー刑事はすぐに肉体関係になります。
向かいの女性・カーメンがマーヴィンに会いに来ました。禁煙をしたと言ってやってきましたが、マーヴィンは今度はカーメンの香水に反応して喘息発作が出ます。

デズはその日以来、行方不明になりました。雷オヤジの息子のアダムも行方不明のままです。
デズがいなくなった時に近くにいたゴミ男が怪しいと、マーヴィンとロージーは思います。
ロージーとカーメンは、ゴミ男の部屋に忍び込もうと言い出しました。兄のマーヴィンが向かいで張り番をして、ゴミ男が戻ってきそうだったら連絡すればいいと言います。
ゴミ男がトリ好き男の部屋を訪問している間に、女性2人は部屋に侵入します。そこには灰色の羽根(冒頭で鳩が襲われていた)が落ちていました。
ゴミ男が戻ってきそうになったので、マーヴィンは連絡を取ろうとしますが、ロージーが捕まってしまいます。
ゴミ男はロージーを連れてくると、「私の部屋に黙って入った」と母のシモンに文句を言いました。
ゴミ男を初めて間近で見たマーヴィンは、男が思ったよりも若く知的な顔をしていると思います。

捜査は一向に進展がありませんでした。デュマー刑事は母のシモンに会いにくるだけで、何もしていません。
デュマー刑事はすっかりマーヴィンやロージーの父親きどりでした。反発したロージーは家を出て、向かいのカーメンの家で過ごします。

【結】- ミミックⅢ3のあらすじ4

いつまでも進展がないのかとマーヴィンが聞き、部下の話をすると、デュマー刑事は決まり悪そうに答えました。
巡回を強化するというのは嘘で、デュマー刑事は何も手配していなかったのです。新たに加わった新顔の話をすると、デュマー刑事は意外そうな顔をしました。
マーヴィンは『ユダの血統』を調べた時、その本『ユダの復活』の著者近影で、ゴミ男が『ユダの復活』の著者だと知ります。
不可解な行方不明の事件は、いつぞや下水溝で見つけた『ユダの血統』に似たものに関係するのではないかと、マーヴィンは考えました。

その頃、デュマー刑事はマーヴィンが部下だと思っていた男たちに近づき、襲われました。
現場を目撃したマーヴィンは驚きます。
時を同じくして、妹のロージーから「ゴミ男を追跡している」という電話が入りました。危険だからやめろとマーヴィンは言いますが、ロージーは話を聞きません。
ロージーとカーメンが背後から『ユダの血統』に襲われました。ロージーは咄嗟にカーメンを突き飛ばしてかばい、自らは攻撃されて重傷を負います。
続けざまにマーヴィンが「デュマー刑事の部下」と思っていた男性3人が襲われました。ゴミ男は車に隠れたので軽傷です。
ゴミ男は瀕死のロージーを車のトランクに入れ、カーメンに銃をつきつけられて移動します。
マーヴィンは『ユダの血統』がいると通報しました。

ゴミ男はマーヴィンの部屋に来ると、ひそかに手に入れた『ユダの血統』の卵を冷蔵庫に入れました。
ゴミ男は卵を金に換え、海外に逃亡するつもりです。
帰宅した母・シモンが背後から『ユダの血統』に攻撃され、胸の下を足で貫かれました。
ゴミ男は油をまき、火をつけます。マーヴィンたちのアパートの床が燃えます。
『ユダの血統』は発砲するゴミ男を襲いました。発砲した弾はカーメンの腹に当たり、ゴミ男は『ユダの血統』の攻撃で死にます。
マーヴィンは台所へ移動すると、卵を酸素ボンベと共にオーブンに入れました。そして冷蔵庫に隠れます。
オーブンで熱せられたボンベが爆発し、『ユダの血統』は爆風で死にました。

捜査の手が入ります。
冷蔵庫に入っていたマーヴィンは助かりました。車のトランクに入れられた妹・ロージーも生存が確認されます。
病院のベッドに横たわるマーヴィンの手を、見舞いに来たカーメンがそっと握りました。
(注:曖昧なラスト。生きていたのは2人とのことなので、マーヴィンとロージー。
…とすると、ラストで手を握るカーメンは誰なのか。『ユダの血統』である可能性も。
3人生き残っていたのなら、問題はないのだけど。でも「生存者は2人」と言っていた。
カーメンに擬態して『ユダの血統』は生き残っているのかもしれない。
あるいはそこまで深読みせず、単に解決してよかったねと捉えるだけでもよいのかも)

みんなの感想

ライターの感想

映画『ミミック』第3弾。一気にショボくなった。
映画『裏窓』を意識しているのか、とにかくこの主人公は部屋から出ない。カメラ越しでずっと観察しているだけ。
映像もカメラ越しのものが多いので、判りにくいこと、このうえない。
ゴミ男さんの本名すら判らなかった~。著作映してはくれるんだが、一瞬だし名前ないし。
ハトの死骸はなんだったのか、どうやってゴミ男は卵を手に入れたのか、そこらへんは全部判らないまま終わる。
もやもや感が残るわ~。

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