「ミミック2」のネタバレあらすじ結末

ミミック2の紹介:2001年製作のアメリカ映画。映画『ミミック』の続編。遺伝子操作により生み出された新種の昆虫“ユダの血統”が人間を襲うSFホラーの続編。顔を剥ぎ取られ、内臓も抜かれた無惨な死体が発見される。教師となった昆虫学者のレミ・パノスはいまだに悪夢にうなされていたが…。

予告動画

ミミック2の主な出演者

レミー・パノス(アリックス・コロムゼイ)、クラスキー刑事(ブルーノ・カンポス)、ニッキー(ウィル・エステス)、サル(ギャヴィン・ユージン・ルーカス)、ダークスーツの男(エドワード・アルバート)、モーリー校長(ジョン・ポリト)、クレックナル刑事(ジョディ・ウッド)、ルー(ジム・オヘア)、ジェイソン(ブライアン・レックナー)、フィリップ(ポール・シュルツ)、ドクター・シャピロ(マイケル・トゥッチ)、アッカド(ジョセフ・ホッジ)

ミミック2のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①若い女性・レミーは昆虫学の研究をやめ小学校の先生となった。レミーの周辺で男性ばかりが死ぬ事件が多発。クラスキー刑事はレミーに聞き込みするが、レミーを犯人と思えない。学校で居残ったレミーと少年・サルは校長を襲う影を目撃。 ②ニューヨークを混乱に陥れた『ユダの血統』が生き延びていた。学校にガスを撒いたが『ユダの血統』はクラスキー刑事に擬態して逃げ、レミー宅を訪問、レミーが首を切断した。

【起】- ミミック2のあらすじ1

近未来のアメリカ・ニューヨーク州ニューヨークで、子どもを死に至らしめるストリックラー病が流行しました。
ストリックラー病に感染するのは子どもばかりで、致死率の高い病気でした。
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)が調査した結果、ゴキブリを媒介にして感染することが判明します。
2年が経過しても感染の勢いは衰えず、治療法が解明されずワクチンのめどが立ちません。
昆虫学者・スーザンは遺伝子操作した昆虫『ユダの血統』を作り、ゴキブリを一掃することで伝染病の拡大を止めました。
『ユダの血統』はアフリカ地方のアリとカマキリの遺伝子DNAを組み合わせて作られます。メスのみを放して繁殖能力をなくし、生存期間も120~180日にしました。
『ユダの血統』によりゴキブリは一掃され、ストリックラー病も納まります。
ところが3年後、見たことのない巨大な昆虫がニューヨークの地下で見つかりました。繁殖能力がないはずの『ユダの血統』が生き残り、進化していたのです。
廃線となった地下鉄を巣にし、繁殖を重ねていました。
『ユダの血統』は天敵となる人間に擬態(ミミック)していました。
スーザンは唯一存在するオスを殺し、廃線となった地下鉄を爆破して一掃しました(映画『ミミック』参照)…。

アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク、マンハッタン。
カナルストリートを歩くアジア系男性・トランは、不吉な影に追われていました。
不吉な影はコートを着たようなシルエットをしています(注:映画『ミミック』を見た人はこの時点で「擬態した『ユダの血統』」と分かる)。
その不吉な影から、鋭い鉤爪のような巨大な足が出てくると、トランの胸を貫きました。
直後、トランはタクシー運転手・コウの乗るタクシーに轢かれます。コウも死亡しました。

現場検証した若い男性・クラスキー刑事は、トランの死体から内臓が抜き取られ、顔もえぐられているのを見て、猟奇殺人だと思います。
顔をえぐるほどなので、被害者のトランによほど恨みを抱いている者が犯人かと考えました。

…スーザンの親友の若い女性レミー・パノスは、小学校の先生になっていました。
アリの生態について説明したレミーは、「昆虫になりきった作文を作れ」という宿題を出します。
レミーは自宅で、昆虫やイグアナなどを飼っていました。研究職からは離れたものの、以前に遭遇した『ユダの血統』が進化した姿は記憶に残っており、いまでもときどき悪夢にうなされます。
私生活では、恋人を作ろうと手当たり次第男性と会ってみるのですが、ぴんとくる男性がいません。レミーをストーカーしてくるような、変人ばかりとの出会いが重なっていました。
男性と会った日には、レミーは自分の顔をポラロイド写真で撮ります。

レミーが通う小学校は、老朽化に伴って今年で取り壊す予定です。
学校の用務員をする中年男性のルーは、取り壊す作業が楽しみだと言います。
レミーの学校の帰りを、卒業生のOBにあたる10代後半の青年・ニッキーが待ち伏せしていました。ニッキーはレミーとデートしたいのですが、レミーは卒業生とそういう関係になりたくないと断ります。

【承】- ミミック2のあらすじ2

レミーの教え子の黒人少年・サルは、壁の穴に入った猫が、暗がりで大きな何かに襲われるのを目撃しました。

その日の夜、レミーの部屋にジェイソンという男がやってきました。
レミーはジェイソンと1回デートしたのですが、しっくりこなくて別れを告げました。ジェイソンはレミーを諦めきれず、花束を持って誘いに現れたのです。
レミーがストーカー扱いすると、怒ったジェイソンはレミーの古いアパートの扉を蹴破って壊し、去っていきました。レミーは、出会う相手がみんな変人ばかりだと嘆きます。
立ち去ったジェイソンはその後、夜の道で電灯の上から襲われました。

レミーはその後別の男性とデートもしてみます。レミーが相手に話すのは、昆虫の交尾の話です。
交尾の話をしたのがまずかったのか、別れ際、男性が夜の誘いをしてきました。断ったレミーは自転車でそそくさと帰ります。
この男性もレミーと会った直後、暗がりで襲われました。鋭い爪で攻撃された後、通風口に引きずり込まれます。

冒頭の殺人の被害者・トランを捜査していたクラスキー刑事は、レミーの家を訪問して聞き込みをします。
トランのことを聞くと、レミーは憤りをあらわにしました。
トランは絶滅危惧種の昆虫を闇市場で売買する男で、レミーからするととんでもない人物なのです。
レミーがトランを快く思っていないことを、クラスキー刑事は感じ取りました。怨恨という線ではレミーは怪しいと思います。
帰り道、クラスキー刑事は街灯の上から吊られたジェイソンの遺体を発見しました。ジェイソンの顔も削り取られていました。
さらにレミーとデートした男性が死体で発見されたことを知ったクラスキー刑事ですが、ジェイソンの死体の発見状況から、分からなくなっていました。
同僚のクリーランド刑事は「殺人レズビアン説」を打ち出しますが、クラスキー刑事は否定します。
レミーは小柄で、恰幅のよいジェイソンを街灯の上まで持ち上げる力など持っていないだろうと推測したのです。
しかしレミーの周囲で連続して男性が殺害されたことで、クラスキー刑事はレミーが殺人になんらかの形で関与しているものと思いました。

レミーの周囲で殺人事件が多発していることが、モーリー校長の耳に入ります。
モーリー校長は保護者の目を気にし、レミーに退職をほのめかしました。レミーは怒りますが、辞職せざるをえないだろうということも感じています。
レミーの教え子の黒人少年・サルは、先日猫が死んだ穴に入りこみ、そこでマスクのような人間の顔の半分を見つけました。
サルの伯母の迎えを待つために、レミーは学校の個室でサルと共に時間を過ごします。
(注:サルは孤児になっているようだが、明確には描かれない)

その頃、学校の用務員のルーは近所の飲食店で食事をしていて、学校に戻らねばならない時間だと知ります。
時間がなくて食べ残したピザの1切れを紙ナプキンでくるむと、持ち帰りました。
学校へ戻って、目に留まった鉄棒にぶら下がっていて、黒い影に襲われます。

【転】- ミミック2のあらすじ3

クラスキー刑事はレミーのアパートの部屋へ入り、ロッカーの裏側に貼られたポラロイド写真を見つけます。
クラスキー刑事と会った日のレミーは、泣いていました。その写真を剥がし、クラスキー刑事は持ち帰ります。
レミーの部屋を出たクラスキー刑事は、国防総省の職員たちに会いました。彼らはレミーの住むアパートの廊下や部屋を捜査しています。
(注:国防総省はトランに目をつけており、『ユダの血統』が生き残っていることを突き止めていた。そのため早期に出動できていた)
クラスキー刑事はレミーに会いに、学校へ向かいました。

レミーとサルが学校を去ろうとすると、廊下にバリケードが築かれていました。取ろうとすると、粘液が手につきます。
反対側からモーリー校長がやってきました。モーリー校長はバリケードを外そうとして、背後から襲われました。それをレミーとサルは目撃します。
モーリー校長を襲ったのは、人間の顔に似たマスクをつけた、巨大な昆虫『ユダの血統』の進化形でした。黒いコートに見えるのは折りたたんだ羽で、羽を広げると大きな足が出てきます。
人間に似せた顔が中央から真っ二つに分かれると、中にある顔はアリに似た顔でした。
レミーはサルを連れて奥へ逃げます。そこにはなんと、OBのニッキーがいました。家出して、こっそり隠れ住んでいました。

レミー、ニッキー、サルは出口を目指すために移動を開始します。
レミーが行く手をポラロイドで撮影し、『ユダの血統』がいないかチェックしました。このポラロイドのフラッシュは、光を嫌う『ユダの血統』の抑止力にもなります。
『ユダの血統』は学校の使われていない場所に住んでいました。
途中、ニッキーがトランクを見つけます。トランという札を見たレミーは制止しますが、トランクを突き破って『ユダの血統』の幼虫が出てきました。レミーたちは必死で踏みつぶし、殺します。

その頃クラスキー刑事は学校の外へ到着していました。中に入ろうとしますが、施錠されています。

レミーたちはゆっくりと移動します。走ると『ユダの血統』を刺激するからです。
追われたレミーは、ニッキーとサルを先に行かせ、自分が犠牲になろうとしました。
しかし『ユダの血統』はレミーを襲わずに、ピザの切れ端を渡そうとします。求愛行動です。
そこへクラスキー刑事が乱入し、発砲しました。レミー、クラスキー刑事、ニッキー、サルは校長室にたてこもります。
校長室から外線電話を使い、レミーは疾病センターのEIS(伝染病情報局)へ電話をしました。『ユダの血統』が生き残っていることを告げます。
通報を受けてCDC、EISも出動しますが、国防総省も学校へ移動し始めました。
クラスキー刑事とニッキーは武器を探しますが、レミーは「もし首を切断しても、9日後に飢え死に。即死しない」と言います(注:これは新設定)。

先の求愛行動から、『ユダの血統』の狙いは自分だと知ったレミーは、3人に逃げろと言いました。
ニッキーは「服を脱ぎ、そのにおいを囮にする作戦」を切り出します。

【結】- ミミック2のあらすじ4

クラスキー刑事とサルが先に逃げ、レミーが脱いだ服をニッキーが壁にピンで貼りつけました。
校長室の電話が鳴りましたが、『ユダの血統』を刺激したくないレミーとニッキーは、電話に出ませんでした(この電話は国防総省からのもの)。

クラスキー刑事とサルが学校の外に出ます。
国防総省の部隊が到着しており、「先ほど校長室に電話したが、誰も出なかった。もう誰も生きていない」と判断します。
軍隊が突入しそうになり、レミーたちの生存を信じたクラスキー刑事も入り込みます。
『ユダの血統』と出くわしたレミーは、ニッキーを先に行かせました。これまで『ユダの血統』が殺したのは、自分の恋敵となりうる人物だったからで、レミーが惹きつけることで、ニッキーを逃がそうとします。
レミーは腹を刺され、連れて行かれました。クラスキー刑事は血痕を追います。
国防総省は学校の中にガスを散布し、『ユダの血統』を殺そうと考えています。

レミーが目覚めると天井に繭で包まれていました。床に落ちると、腹部は粘液で出血がふさがれています。
よろよろと移動するレミーを、クラスキー刑事と思しき人物が保護し、連れて出ました。
レミーたちが出た後、学校にガスが撒かれます…。

病院で目覚めたレミーは、自分が軽傷なのを知りました。
『ユダの血統』はレミーの腹部に傷を負わせましたが、それを幼虫の群生を産みつけることで、守っていました。
その幼虫とは、悪くなった部位を回復させるもので、患部を清浄に保ち、幼虫の粘液で出血を保護する機能を果たしていました。
シャパイラ医師は、内出血も感染もなく、腹部の幼虫はすべて取り除いたと言います。
退院したレミーは、サルを引き取ることにしました。
レミーのアパートは、扉を頑丈なものに付け替えています(注:ジェイソンが壊した扉。修理に入るまで簡易措置しかなかったため、クラスキー刑事が部屋に入ってポラロイド写真を見つけられた)

その頃、学校ではクラスキー刑事の遺体が発見されていました。
ではレミーを保護した人物は誰なのかと、現場で話題になります。
レミー宅にはトランのトランクがありました。不気味に思ったレミーは通報しようとしますが、騒動の最中で電話代が未納で、電話が止められています。
来客がありました。扉の外を見たレミーは、クラスキー刑事だと思います。
入ってきたのは、かぎりなくクラスキー刑事に似せた顔に擬態した『ユダの血統』でした。服まで着ています。
今まで被害者の顔を切り取って来たのは、進化を繰り返し、より「似せる」ためでした。
レミーはその顔を撫でながら、反対側に持っていた裁ちばさみを何度も振るい、『ユダの血統』の首をもぎ取ります。
首が取れたものの、完全に死ぬまで9日間かかります。
『ユダの血統』は扉にもたれて倒れているため、扉を開けることもかないません。
サルは「9日間?」と聞きました。レミーとサルは身を寄せ合い、『ユダの血統』が完全に死ぬまでの9日間、その部屋に閉じ込められそうです…。

(画面はブラックアウトするが、『ユダの血統』の鳴き声は聞こえる。まだ絶滅していないという暗示か)

みんなの感想

ライターの感想

映画『ミミック』の続編。1では脇役だったレミーが主人公。
今回はなんと、『ユダの血統』はレミーに求愛行動をするのだ。
最初はわけが判らなかった。レミーの周辺の男ばかりが狙われるわけだけど、その理由は全く見当がつかず。
ピザを差し出したシーンで、思わずぷっと吹き出して、そしてすべて理解。レミーを好きだったのか!
どうしてレミーなのかは謎なんだが、映画を見て行くうちに、なんかだんだんこの『ユダの血統』がいじらしくなってくるから、面白い。
最後なんか、レミーが比較的好感を持っていたクラスキー刑事の顔に似せて現れるんだもん。
1よりかは質が低下するものの、面白かった。

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