「ムカデ人間3」のネタバレあらすじ結末

ムカデ人間3の紹介:2015年8月22日公開のアメリカ映画。人間の口と肛門をつなげるというセンセーショナルな発想が話題を呼んだホラーの第3弾。第1弾では3人、第2弾では12人をつなげたが、本作では刑務所を舞台に500人もの囚人が犠牲になる。

この映画を無料で観る

予告動画

ムカデ人間3の主な出演者

ビル・ボス所長(ディーター・ラーザー)、ドワイト・バトラー(ローレンス・R・ハーヴェイ)、受刑者178番(タイニー・リスター・Jr.)、受刑者297番(ロバート・ラサード)、受刑者346番(ジェイ・タヴァレ)、ヒューズ州知事(エリック・ロバーツ)、デイジー(ブリー・オルソン)、ジョーンズ医師(クレイトン・ローナー)、トム・シックス監督(トム・シックス 本人)、受刑者333番(北村昭博)、受刑者109番(カルロス・ラミレス)、看守(ノア・スタッグス)、運転手(イローナ・シックス)

ムカデ人間3のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①維持費に膨大な金のかかる刑務所の所長・ビルは、改善されないようならば解雇すると、選挙を控えた知事に言い渡された。しかし囚人たちは乱暴者ばかりで方法がない。 ②映画『ムカデ人間』のファンである会計士・ドワイトが、囚人を繋げてムカデ人間にすればよいと提案した。医学的にも可能だと立証され、ビル所長は接合手術に踏み切る。 ③繋げられた500人の囚人を見た知事は、一度は呆れて立ち去るが、戻ってきて絶賛する。手柄を独占したいビル所長はドワイトを殺し、喜びの咆哮をあげた。

【起】- ムカデ人間3のあらすじ1

アメリカ、荒野の中にある刑務所…。
刑務所のビル・ボス所長は連日続く暑さに、うんざりしていました。その刑務所は荒くれ者の男性囚人ばかりが集まった場所で、暴動など日常茶飯事です。
初老のスキンヘッドのビル所長は、刑務所で絶対的な君主として君臨するサディストでした。でも怖がりな局面も持ち合わせています。口癖は「目には目を、歯には歯を、100倍返しだ」でした。
ビル所長を補佐するのは、チビで太っちょの、ちょびヒゲを生やした会計士のドワイトと、秘書兼愛人を務める若い女性・デイジーです。デイジーは父親をビル所長に釈放してもらった弱みがあるので、ビルのどんな要求にも応えていました。
その刑務所は離職率、暴動率、医療費が全米一で、出所した囚人の4割が3週間以内に戻って来るありさまです。
「目には目を」のビル所長は囚人いじめが大好きでした。
たとえば看守の1人が囚人178番の黒人男性に腕を負傷させられると、看守たちにはがいじめにさせた後、178番の利き腕の右腕を折ります。医者に治療をさせた後は、今度は手首を折るくらいです。
さらに囚人346番には、顔にタオルをかぶせておいて熱湯をかける「熱湯責め」をしました。グアンタナモ方式の拷問だそうです。346番は顔じゅうを火傷します。
それを見ている会計士・ドワイトは、医療費がかさむことばかり気にします。
暑さに苛立ち、囚人たちが言うことを聞かないことに立腹するビル所長は、血圧が160/120に上がって嘆きました。
刑務所内ではビル所長の天下ですが、囚人178番が「死の(デス)レイプが待っているぞ」と言ったことばに反応して、囚人たちは日ごと「デス・レイプ」のシュプレヒコールを上げます。
釈放しても再犯率が多いことを嘆くビル所長は、中世の拷問をしたいと思っていました。刑務所は抑止力となるべきだ…会計士・ドワイトの言うとおりです。年間400億ドル以上が刑務所の維持にかかっており、それでも刑務所は日々問題を抱えていました。
ある日ヒューズ知事が刑務所にやってきて「選挙前に私の評判を落としてもらっては困る」「2週間後にまた来るから、それまでに対策を練っておけ、改善されない場合には解雇する」と言われたビル所長は、怒りまくり「ファーーーーーーーーーック!」と叫びます。しかし知事の前では、ぺこぺこします。
ドミニカ産の葉巻を勧めたのに「ハバナ(キューバ)産しか吸わない」と知事に言われたのも癪でした。ビル所長はアフリカから取り寄せた、干したクリトリスを食べながら考えます。
要は「テストステロンが多すぎるから攻撃的になるのだ」と考えたビル所長は、目下一番気に入らない全身入れ墨男の囚人297番を指名し、去勢手術をすると見張り塔から拡声器で呼びかけました。 この映画を無料で観る

【承】- ムカデ人間3のあらすじ2

特別室に297番を連行させると、看守2人に押さえつけさせます。297番は挑発的な態度を取りますが、ビル所長が本気で睾丸を摘出しようと考えていると知って慄きます。
しかし2つの睾丸は摘出され、ビル所長は「料理長に持って行って、ミディアムレアにしてランチに出せ」と言い、297番の血を顔に塗りたくると、満足げな表情を浮かべました。
デイジーにフェラチオさせたビル所長は、昼食に297番の睾丸を塩コショウで味付けして食べます。ジョージ・ブッシュ刑務所でクレイグ・シナーが毒殺刑で死んだことに文句をつけ、拷問して殺すのがいいと発言しました。
囚人297番が目覚めますが攻撃性には変化なく、「釈放されたら有刺鉄線でお前のケツを掘ってやる」とビル所長に言い、ビル所長は297番を絞め殺して電気ショックで蘇生させます。
蘇生した297番をまた首を絞めて殺したのをジョーンズ医師は見ますが、何も言わずまた生き返らせました。ビル所長のすることは狂気の沙汰でしたが、ジョーンズ医師は医師免許を持っていないのに雇われた恩義があり、何も言えません。
去勢プログラムで効果が得られなかったと落胆するビル所長に、会計士・ドワイトが声をかけました。
ドワイトが大好きで、幾度となく見ていた映画『ムカデ人間』『ムカデ人間2』の作品のように、囚人を繋げてムカデ人間にすればいいと発言します。それを実験したところで、困るのは囚人たちだけだとも付け足しました。
最初は嬉しそうに聞いていたビル所長ですが、「不可能だ」と言います。あれは映画の中の話であって現実的ではない…そう言い出したビル所長に、ドワイトは映画監督トム・シックスに聞いて「100%医学的に可能」と言われたことや、監督を呼んだことも告げました。
勝手なことをしたドワイトに怒ったビル所長は「クビにしてやる!」と言い、ビル所長とドワイトは喧嘩します。ドワイトは去り、ビル所長はごみ箱に「人間なんて大嫌いだ」と叫び、無人の庭でも拡声器でわめき散らしました。
荒くれ者の囚人たちに囲まれ、178番に取り押さえられて297番に脇腹を刺されて突っ込まれる夢を見たビル所長は、起きてからもどきどきします。実際は床に大の字で寝ていて、葉巻が脇腹に当たって目が覚めただけですが、さすがのビル所長も弱気になりました。
クビを言い渡されたはずのドワイトがやってきました。トム・シックス監督が刑務所を訪問するからです。
ドワイトは「これが最後で、もし気に入らなかったらクビにしてもらっていい」とビル所長に言い、デイジーは監督にサインを貰います。ジョーンズ医師もいそいそとトム・シックス監督に会いにきました。

【転】- ムカデ人間3のあらすじ3

トム・シックス監督はビル所長に、アムステルダムの外科医が書いたという報告書を見せて、医学的に100%可能な手術だと言います。閲覧したジョーンズ医師は、医学的に正確だと太鼓判を押しました。
もし本当に実現した場合には、害はないもののムカデの後ろの列には栄養が足りなくなるので、ビタミンとミネラルの注射が必要だとも添えました。
ビル所長はその気になり、これは全米一の究極の更生法だと言って、早速始めようとします。トム・シックス監督は接合手術に立ち合うことを条件に、映画の真似を許可しました。
さらにジョーンズ医師とドワイトは出所後のことも考え、「着脱式」のムカデ人間を提案します。出所の際には切り離しができるようとの配慮です。
映画では歯を抜いていましたが、実際には歯を抜く代わりに医療用の開口器で口を開けて固定し、膝の靭帯も切らずに関節を麻痺させるだけに留めます。顔を固定するための革バンドをつければ簡単に外せるようになり、傷も口と肛門の周りだけになります。
終身刑囚と死刑囚に対して、ビル所長も「いい案」を思い付きました。
〝映画の夜〟で囚人たちに『ムカデ人間』2作品を見せたビル所長は、囚人たちに手術のことを知らせます。
いつもクレイジーなビル所長ですが、今回の発言にはさすがに囚人も大きなショックを受けて大規模な暴動が起き、ビル所長とドワイトは所長室に逃げ込んで特殊部隊の応援を要請しました。
囚人たちは鎮圧されましたが、デイジーが178番に顔を殴られまくった後に、首を絞められて重傷を負います。(注:映画『ムカデ人間』でカツローを演じた俳優・北村昭博は、特殊部隊に頭部を後ろから銃撃されて死亡するので、ムカデ人間の列には加わらず)
厳戒警備の中、ビル所長が麻酔銃で囚人1人ずつに麻酔を撃っていき、人海戦術で手術への準備が開始します。上機嫌なビル所長は、廊下を歩きながらくねくねと謎のダンスを踊りました。
外科の5チームが揃い、刑務所の庭に巨大テントを張って手術が始まりました。3体ずつのムカデを作り、最後に全て繋げる手筈です。
ジョーンズ医師がビル所長に相談しました。クローン病の患者はどうするのかというものです。クローン病とは炎症性の腸の病気で、いわば慢性の下痢です。ビル所長は297番の前に配置してやれと言いました。
もう1つジョーンズ医師が告げたのは人工肛門を持つ囚人や、動けない囚人をどうするかというものです。適合しない者はいらないと言って、その場でビル所長が銃殺刑にしました。
テントには囚人に殴られて、重体のデイジーも寝かされていました。デイジーが好きなドワイトは一般病院へ移すべきだと助言しますが、ビル所長は「ムラムラくるな」と言い、意識のないデイジーで性欲を満たします。
トム・シックス監督が手術の見学に来ました。ビル所長は監督を案内しますが、房には「俺もムカデ人間に加えてくれよ」と言う囚人がおり、所長は銃殺します。

【結】- ムカデ人間3のあらすじ4

尻の肉と唇の縫合手術を見た監督は、たじろぎました。この時、デイジーが手術現場に運び込まれてムカデ人間に加わろうとしていますが、誰も気づきません。手足の切断手術を見たトム・シックス監督は、手術のグロテスクな様子に吐きました。
手足が切断されているのを見たドワイトは「何だこれは」と言い、ビル所長は上機嫌で「どうなるかな、お楽しみだな、ドワイトちゃん」と歌いながらドワイトの手を取って踊りました。
満足したビル所長は、血圧も120/80に下がりました。ちょうどヒューズ知事が来る連絡が入ります。
ビル所長はヒューズ知事を案内し、500人が繋がったムカデ人間を見せました。先頭部分は178番ですが、喋りすぎるのであとで後ろの方へ回せと指示します。
「なぜ繋げた、これは何だ?」と聞く知事に対し、ドワイトが説明しました。年間500億ドルが囚人への更生費用に使われますが、その割には更生率が低く再犯率が高い現状にあって、このムカデ人間は犯罪の抑止力たりうると訴えます。
口が1つしかないので食費は1人前で済み、排泄も1人分です。脱走の危険もないので警備も手薄で済みます。
出所時に残る、唇の12個の穴が「ムカデ人間」だった印となるので、この小さな烙印でムカデと知れて抑止力となる、そうドワイトは言いました。浮いた費用は学校や病院、介護施設などに回せばよいと添えます。
ビル所長はさらに、終身刑囚と死刑囚の手足を切断して繋げた「イモムシ人間(キャタピラー)」も紹介しました。見た目はミミズ人間に見えます…。
案内の途中で知事の指摘により、デイジーが紛れこんだのを知ったビル所長は「一時的措置で、性差のテスト」とごまかしました。
「これは人権侵害だ。恐ろしい行為だぞ」とヒューズ知事は怒り、立ち去ります。
ヒューズ知事に受け入れられた時には自分の手柄にしようと思っていたビル所長は、一転して責任を全てドワイトに押しつけて責めました。
自殺を一瞬考えたビル所長ですが、ドワイトを撃とうとします。そこへ知事とのやりとりを知らないジョーンズ医師が上機嫌で入ってきたので、ビル所長はジョーンズ医師の腹部を撃ち、頭部に止めをさしました。
一旦は拒否してリムジンに乗ったヒューズ知事ですが、車中で考えます。そして引き返すと「諸君、これぞアメリカに必要だ」と言い「変える必要はない」と絶賛しました。「ホワイトハウスの連中は信じないだろうな」と付け足します。
ヒューズ知事が出て行った後、喜んだビル所長は「お前のアイデアだ。もっと高く評価せねば」「ハグしてくれ」とドワイトに言い、抱きしめたドワイトの左のこめかみに銃口を突きつけて射殺すると、拳銃を握らせて自殺に見せかけます。
そして上半身裸になったビル所長は、見張り塔で拡声器を使って愉悦の雄たけびを上げるのでした。

みんなの感想

ライターの感想

映画『ムカデ人間』第3弾、堂々の完結編。
とはいうものの、この3作品はストーリーが繋がっているわけではなく、まず1ありき。
2と3はともに『ムカデ人間』という映画がある、という前提で話が進められる。
発売された当時インパクトが高かった1、グロさでいえばダントツにエグい2、そして1と2の看板俳優が夢のコラボの3。
ムカデ人間ファンにとっては、嬉しい共演なのではないか。
今作はどちらかというとグロよりも「言葉がとにかく汚い」…ファックだったりデス・レイプだったり、出演者…しかももっぱらビル所長が毒づいている。
ビル所長演じるディーター・ラーザーは、1では冷静だけど狂気を秘めたハイター博士を演じたが、今回は「完璧に狂気の沙汰の所長」を演じている。
その、ある種「突き抜けた演技」だけでも感心。
ムカデシーンはなかなか出てこない。ビル所長とドワイトのやりとりがずっと続く。
ヒューズ知事役の俳優は、ジュリア・ロバーツのお兄さん。

映画の感想を投稿する

映画「ムカデ人間3」の商品はこちら