「メキシコオブデス」のネタバレあらすじ結末

メキシコ・オブ・デスの紹介:2014年製作のメキシコ映画。メキシコ版『ABC・オブ・デス』と言える、メキシコの監督達によるホラー・オムニバス。8人の監督による、オムニバス形式のホラー&グロテスクな映画。

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予告動画

メキシコオブデスの主な出演者

ローラ(ドゥルセ・アレクサ)、ヴァレリア(サラ・カマチョ)、ジョー(ガブリエル・カーター)、アナ(エミ・カミト)、コネホ(ラモン・メディナ)、マリア(カーリー・パーマー)、ローザ(シャナ・チョウ)、マヤ(アリア・デマリス)、グレッグ(ケン・ドレッセン)

メキシコオブデスのネタバレあらすじ

【起】- メキシコオブデスのあらすじ1

〔いけにえの祭壇〕
戦士は身の危険を感じた時、人間の血を捧げて繁栄を願う儀式を行ないました。
これはアステカ族の風習で、麻薬の売人も継承しています。神々を喜ばせるために、大量の血を撒くのです。
記者の男が駆け出しの頃、その証拠を目にしましたと言います…。
…黒縁めがねをかけた記者の男はその当時、数人の若者の行方不明事件を追っていました。そして麻薬カルテルのメンバーと接触する機会を得たのです。
待ち合わせ場所は幹線道路沿いのモーテルで、そこへ記者が行くと、1人の男が外のプールのそばで待っていました。
記者は録音させてくれと頼みますが、相手の男は「頭に叩きこめ」というとポータブルレコーダーを取り上げます。
記者は男に連れられて、あるクラブに連れて行かれました。そこでは、男のボスが繁栄を祝おうとして、ある儀式をクラブで開くそうです。
ボスは手下に命じて、敵対する勢力の子どもたちをいけにえにしたと言いました。身体に入れ墨を入れた男が、その子どもたち…とはいっても若者たち…の頭部を殴打して殺していました。
太陽神とトラクテクトリ神に捧げるのだと言い、部下の男はガレージに記者を案内します。
そこには、敵対する勢力の若者たちの生首が、縁日の屋台のお面のように飾られていました。頭部に金属製のワイヤーを通しているようで、生首は6段に並べられています(各段に4~6頭ずつ)。
それを見た記者は絶句しました。
現在もなお、メキシコは恐怖に侵された国なのです。

〔ハラル・デ・ベリオ〕
若い2人の男・ホセとマルティンは、2人で協力して強盗を働きました。
強盗は成功し、大量のインゴット(金の延べ棒)を手にした2人は馬に乗って逃亡します。
しかしマルティンは強盗の時に被弾し、腹を負傷していました。追っ手から逃げ切った2人はハラル・ド・ベリオという地名の場所で馬を止め、休憩をします。
そこには長いこと使われていないような、古いけれども美しい廃墟がありました。その当時は公共施設だったようで、建造物の内部には壁画がそのままの姿で残っています。
建物の近くの樹木に馬を繋ぎ、建物にマルティンを運び込んだホセは、けがの手当てをしようとしました。上着をめくると、左脇腹に直径1cmほどの銃創があります。
ホセは見回りをしました。途中、広いロビーに大きな美女と数多くのハトの絵があり、ホセが立ち止まって見ていると、大量のハトが飛び出していきました。ハトが去った後はハトの絵はなくなります。
絵の美女が馬を連れ、自分の首に縄をつけて引かせる夢を見たホセは、自分がうたたねしていたことに気づきました。先のハトの一件も夢だと思います。
しかし…それは夢ではありませんでした。
ホセが知らない間に、マルティンは絵から出てきた美女にキスをされ、命を吸い出されていました。
マルティンがすでに死んでいることを知りますが、ホセはケガのせいだと思います。
マルティンの遺体を置いてその場を去ろうとしたホセは、美女に誘惑されました。しかし美女は近づくと、頭部から徐々に血を出して、縦一直線に二つに割れます。
驚いたホセはインゴットを落としながら逃げますが、建物はどこも同じ景色で出口がなくなっています。
…翌朝、ホセは建物の横にある樹木で首を吊って死んでいました。ハラル・デ・ベリオは立ち寄った旅人を死へ誘う街です。

【承】- メキシコオブデスのあらすじ2

〔排出〕
ある少女が荒れ野を歩いていると、岩の下に男性の遺体を見つけました。死後何日も経過していそうな遺体です。
少女は枝を取ると岩の下に降り、転落死したと思しき男性の遺体を枝でつついてみました。そして反応がないと知ると、男が右手に持っていた煙草(大麻の可能性もあり)を盗みます。
家に帰宅した少女は、こっそり自室でそれに火をつけて吸ってみました。するとガラスが割れ、奥から白いマスクの不気味な男が現れます。
『女ギツネ、怖がるな。姉の膣から経血(生理時の血)を取ってこい。12時間以内に持って来ないと、魂を尻から吸い出すぞ』
そこで目覚めた少女は夢か現実か分からないながらも、現実だったら怖いので、なんとかしようと考えます。
そして睡眠薬をすり鉢とすりこぎで潰し、姉に飲ませて寝かせると、スカートを脱がせてショーツを取り、言いつけどおりに経血を集めました。
湯のみ茶碗一杯に集め(すごい量だぞ!)た少女は、それを持って移動しますが、途中でうっかり転倒してしまいます。茶碗の血は少女の顔にかかりました。
…眠りから覚めた姉は、なぜスカートとショーツが脱がされているのか分からないながらも(姉妹の2人暮らしっぽいので、性的な悪戯は全く考えなかった様子)、下着とスカートをつけて部屋の外へ出ます。
妹の部屋に行くと、少女は言いつけを守れなかったために魂を抜かれ、化け物と化していました。凶暴化した少女は姉を襲います…。

〔ささいなもの〕
若いカップルがいました。ハビエルという男とバレリアという女です。
彼らはまだ学生ですが、学校をさぼって初体験をしに、森の奥の小屋に行きました。
途中、雑貨店に立ち寄った際に、ハビエルが車に残ってバレリアが買い物に行ったのですが、バレリアを見た男2人がからかいの声をかけました。バレリアは車中に戻り、ハビエルに「犯されそうになった」と文句を言います(おおげさに言っている)。
小屋〝オオカミの口〟に到着した2人は、管理人の部屋から一番遠い部屋を希望しました。別荘の管理人は鍵を渡しますが、庭番の初老の男は「なぜ火曜日に来た。ここは週末しか営業していないんだぞ」と2人に文句を言います。
管理人に追い払われながら、庭番の男は「夜は絶対に窓を閉めろよ」と声をかけました。
夜になり、ハビエルとバレリアはいよいよ…と思います。ハビエルは初体験のためにイチゴの香りのコンドームを用意し、お香を焚いて音楽も流し、ムード満点でバレリアを迎えようとします。
ところがそこへまた庭番の男が現れて、「サンダルが出ていた。危ないから家の中へ入れろ」と言うと「絶対に窓を開けるな」としつこく注意しました。庭番の男は親切で言ってくれているようなのですが、これからという時を邪魔されるカップルにとっては、いい迷惑でしかありません。
立ち去り際に男が「森には別の住人がいるから」と言ったのが、少し気になりました。
それでも再びムードを高めようとした2人ですが、イチゴの香りのコンドームと聞いてバレリアは怒ります。処女だから香りつきのコンドームなど衛生上問題だというのです(処女じゃなければ問題はないのか?)。
その時、「外に子どもがいる!」とバレリアが言いました。確かに小さい人影が見えました。
昼間、車中に残ったことで文句を言われた件もあり、今度はハビエルは素早く動き、外を見て回ります。ところがハビエルが外に出てバレリアを部屋に残したため、バレリアはピンチです。

【転】- メキシコオブデスのあらすじ3

ハビエルが戻って来ても鍵がかかっていて開けられず、その間にバレリアが小さな生き物たちに襲われました。
その生き物はというと、人間よりも少しだけ小さい生き物で、全身はぬめぬめしており、とんがった耳とぶつぶつの凹凸を持つ小人です。これが『森の精霊』で、彼らは人間の『ささいなもの』を奪うそうです。3体います。
庭番の初老の男が警告したのは、ささいなものを盗みに来るからでした。
精霊たちはバレリアを襲って黄色い謎の液体を顔にかけると、森に連れ去ります。
そして樹木にくくりつけ、バレリアを何度も犯しました。今回精霊たちが盗んだものは、「バレリアの処女」でした(注:実はこのシーンちょっとえげつない。直径10cmほどの円筒形の形をした精霊のペニスが映される)。
翌朝、ハビエルは森の奥で倒れているバレリアを発見します。横には今まで精霊たちが盗んだ小物が、大量に積まれていました。
ハビエルは逮捕され(たぶん暴行容疑)、バレリアは救急車で運ばれて、以後精神病棟らしきところへ収容されますが、懐妊しているようです。

〔大切なものは中身〕
メキシコ市三文化広場の一角には〝1968年10月2日、絶命した仲間に捧ぐ〟の石碑が建っています。これはトラテロルコの虐殺があった日で、メキシコオリンピック開催の10日前に学生と労働者による反政府集会が、軍隊と警察に鎮圧された時に大勢の死者を出した事件のことでした。
広場の近くのアパートには、母と子が住んでいました。長男・マルコは11歳の秀才で母も期待していますが、その妹・ラウラは母をいつもイライラさせます。
ラウラは窓の外から見える浮浪者・ペペを見ると、いつも「お化け」と言って怖がりました。それが母をイラつかせます。
ペペは広場に住むホームレスで、地元の住人たちの雑用をして暮らしていました。兄・マルコはなぜペペを見て怖がるのか妹・ラウラに聞きますが、ラウラはまだ幼いので、筋道立てた説明ができません。
その日、帰宅した兄・マルコはサッカーをしに出かけて、そのまま姿を消しました。母は半狂乱で探し、行方不明のポスターも作成します。
実はマルコ誘拐の犯人はペペで、ペペはマルコの首を絞めて殺していました。住居としている反地下エリアの壁には、今までペペが狩ったと思しき行方不明の少年たちのポスターが、一面に貼られています。
ペペはマルコを解体すると、腸を生のまま食べます。そしてポケットから取り出した『肝臓、肺、心臓、11歳少年 聖マテオ病院まで』というメモを読み、それらの部位を手際よく切り分けると、用意していた氷入りの金属の箱へ、チャックつきビニール袋に入れた臓器を入れました。箱には『オルテガ先生宛に』と書かれています。
その後、ペペは下半身を露出させ、マルコの遺体を死姦しました。
ペペは、いつまでもマルコを探す母をよそに、掃除しています。母が落としたポスターを拾いました。
ペペの正体を本能的に見抜いていたのは、妹・ラウラだけでした。
(注:本編を見ただけでは触れないので関連性は分からないが、トラテロルコ事件の犠牲者の仲間が住みついて、犯罪を繰り返しているというふうにも受け取れる。またそこまで深読みせず、単に男児愛好家け、兼、臓器売買の男と読み解くこともできる) この映画を無料で観る

【結】- メキシコオブデスのあらすじ4

〔人形〕
(この映画はモノクローム映像)
逃げ出した女性が胸まで水につかり、必死で川を渡ろうとしています。ところが監禁男に見つかって、殴られました。女性も木の棒を持って戦おうとしますが、男の持つマチェーテ(戦闘用のナイフ)で負傷しており、殴られて気絶します。
男は女性を小屋に運びました。小屋の中には拉致された女性が、ほかにもたくさんオリに閉じ込められています。
小屋の周辺には、大量のビスクドール(陶器でできた西洋風の人形)が飾られていました。それを作るついでに、男は女性の腕を茹でます。
帽子をかぶった男がドアを開け、無言のまま男と目を見交わしました。これから人がやってくるという合図です。
『〝人形の島〟へようこそ』という看板が掲げられた一帯には、小舟で2~3人の女性観光客がやってきました…。
(注:小屋の男と帽子の男はグル。人形を釣り餌にして女性たちを捕まえては、女性たちを食料にして生きているらしい)

〔7回の7倍までも〕
遺体安置室に運ばれた遺体の中から、男性・ウサギが1つを選び、運び出しました。トラックに遺体を乗せて砂浜に埋めると、遺体(実はウサギの弟、分かるのは後半だが先に「弟」表記にさせていただく)を蘇らせる儀式を行ないます。
弟は蘇りましたが、理性がなく、単に凶暴化しただけの人間になりました。仕方なくウサギは弟の首から下を埋め、自分の手首の血を飲ませて再び復活の儀式を繰り返します。
うずまきのらせんを描き、祈りました。弟は理性を取り戻します。
生前の記憶が蘇った弟を、ウサギはなぶり始めました。
…実は兄・ウサギと弟とはよき相棒で、よきライバルでした。ところが弟はある時ウサギを裏切りました。ウサギは妻を殺され、ウサギ自身も顔に灯油をかけられて火をつけられ、半死半生の目に遭ったのです。
ウサギの顔の左半分は焼けただれ、火傷の痕が残っていました。
ウサギは弟が記憶を取り戻したところでまた殺し、絶叫します。

〔死者の日〕
メキシコとアメリカの国境沿いにある店を経営しているのは、中年女性の店主です。彼女はこの街の出身であり、この街でひと旗あげるにはクソ女になるしかないと思っていました。
そして実際、のしあがったのです。その方法とは…。
店主が経営しているのはストリップバー『カンデラリア』でした。男たちがおおぜい集まっています。
店主はたくさんの若い女性たちを集めていました。遅れてやってきた女性・マヤに注意します。
そして「新たな人生の初日だよ」と言うと、ストリップを開始させました。
男たちは喜びますが、途中から店は阿鼻叫喚と化します。
実はストリップをしていた女性たちはみな「被害者」で、レイプされた後に殺された人たちでした。そして店に集まっている男性はその「加害者」です。
店主は被害者の女性たちを年に1度蘇らせて、復讐を遂げさせる仕事をしていました。その「死者の日」が今日なのです。
ある女性は復讐相手の男の鼻をかみちぎり、別の女性は協力し合って男を殺します。
男の1人が持っていた銃を取りだしますが「ひきょう者」と言われ、手首を切断されました(注:余談になるが、1人だけ日本人がまじっており、日本語をしゃべっているのがなんだか愉快。「お前さっさと地獄へ落ちろ」「お黙り」とかいう台詞が聞こえる)。

みんなの感想

ライターの感想

映画『ABC・オブ・デス』に確かにイメージは似ている。が、それをさらに下品にした感じ。
人によってとにかく好みが分かれると思う。
とりあえずグロ要素は多いめなので、耐性のない人は決して見ないほうがいいと思う。
あと妙に下品。特に「ささいなもの」はその下品の極み。

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