「モールス」のネタバレあらすじ結末

モールスの紹介:2010年公開のアメリカ映画。猟奇殺人事件の起こる町で、孤独な少年と常に裸足の謎めいた少女との、切なくも美しい恋の物語を描いている。ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストの小説が原作。スウェーデン映画の「ぼくのエリ 200歳の少女」のハリウッド版。監督・脚本はマット・リーヴスが務め、コディ・スミット=マクフィーとクロエ・グレース・モレッツ主演で贈る作品。

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予告動画

モールスの主な出演者

オーウェン(コディ・スミット=マクフィー)、アビー(クロエ・グレース・モレッツ )、トーマス(リチャード・ジェンキンス)、オーウェンの母(カーラ・ブオノ)、刑事(イライアス・コティーズ)、ヴァージニア(サーシャ・バレス)、ゾリック教諭(リッチー・コスター)、ケニー(ディラン・ミネット)

モールスのネタバレあらすじ

【起】- モールスのあらすじ1

ニューメキシコ州、ロス・アラモス。1983年3月、一人の男性が病院に運ばれます。自ら顔に酸を浴びて、身元が分かりませんでした。
犯罪の可能性が高く、口がきけない状態です。刑事は悪魔崇拝者なのかカルト集団なのかと問いかけます。メモとペンを置いていき、電話に呼ばれて席を外します。
搬送された男性の娘が来たと、刑事は電話で話し込みます。看護師の悲鳴が聞こえて向かうと、身元不明の男性は飛び降りた後でした。メモには、すまないアビーと書かれていました。
2週間前、母と暮らす12歳の少年オーウェンは、電話で両親がもめているのを聞きます。離婚することになり、電話が終わって母は泣いていました。
自分の部屋から、外の様子を望遠鏡で覗きます。カップルが良い雰囲気になり、オーウェンは興奮してしまいます。女性に気づかれてしまって目を背けます。そして窓から、ある少女と父親が引っ越してくるのを見かけます。
オーウェンは3人の同級生から苛められていました。ケニーが筆頭となり、女だからプールで泳がないんだろと苛めてきます。
悔しいオーウェンは、マンションの庭の木にナイフを刺していました。隣に引っ越してきた少女のアビーが、声をかけてきます。彼女はこの寒い中、裸足でした。アビーは友達にはなれないと言ってきます。
アビーの父親・トーマスは荷物を持って出かけます。誰かの車の後部座席に忍び込み、踏切前で襲います。木に逆さに吊るして、首の動脈を切り、血を容器に入れていきます。
うっかり容器を落としてしまって、血がこぼれていきます。誰かがやってきて、トーマスは急いで逃げます。
オーウェンは、壁越しに怒鳴り声を聞きます。アビーの部屋からで、自分でやれと言うのかと怒っています。トーマスは、腕が鈍ったのか、捕まりたいのかと呟きます。
昨夜のトーマスの犯行の犠牲者は、オーウェンの学校の卒業生でした。集会が開かれて、危険や情報が知らされます。
マンションの庭で、オーウェンとアビーは再び会います。オーウェンは彼女から変な臭いがすると言います。また、ルービックキューブを彼女にあげることにします。
オーウェンが去った後、アビーは苦しみ始めます。暗がりのトンネルに行き、ランニング中の男性に助けてと誘います。優しい男性は、抱っこして家まで送ってくれようとします。アビーは彼を貪り食い、血を吸い取っていきます。
アビーの部屋から、オーウェンはまたもやもめている声を聞きます。トーマスは、男性の死体を川に捨てにいきます。
オーウェンはルービックキューブができているのを発見します。アビーの凄さに感動して、何歳か聞きます。彼女は12歳くらいだけれど、誕生日は知らないと答えます。 この映画を無料で観る

【承】- モールスのあらすじ2

授業中、オーウェンはモールス信号を勉強します。楽しそうな様子を見たケニーが、トイレで苛めてきます。
モールス信号のメモをアビーに渡して、オーウェンは壁越しに話そうと提案します。壁越しに声が届いていることに、アビーはどのくらい聞こえてるのか気になります。
オーウェンは時々聞こえて、この間は何でお父さんが怒ってたのと言います。また、苛められてることを説明すると、アビーはやり返すことが重要だとアドバイスします。
向こうは3人だからと弱きなオーウェンに、アビーは手伝うと言います。自分は思ってる以上に強いのだと自信を露わにします。
オーウェンはゾリック先生に、放課後のトレーニングを申し出ます。先生は了承してくれて、4時から来るようにと言ってくれます。
こっそりと母の財布からお金をいただき、オーウェンはアビーとゲームセンターに行きます。パックマンをして遊び、次はお菓子を買うことにします。
アビーは食べないと言いますが、オーウェンの様子を見て、一つだけ食べてみると頑張ります。しかし、吐いてしまって、ごめんと謝ります。
オーウェンはアビーを抱きしめます。彼女が好きなのか聞くと、オーウェンはとても好きだと答えます。
アビーが女の子じゃなくても好きていてくれるか聞くと、オーウェンはきっと好きでいるよと答えます。なぜ聞くのか不思議に思っていると、母に食事だと呼ばれます。二人はおやすみと挨拶をして帰ります。
トーマスは、オーウェンともう会わないようにとアビーに言います。そして血を取りに、一台の車の後部座席に侵入します。
標的が一人だと思っていると、友人らしき男性が乗り合わせてきます。ガソリンスタンドに到着し、一人が店内へと入っていきます。
残った一人に気づかれてしまい、首を絞めて気絶させます。もう一人が車に戻ろうとすると、トーマスはハンドルを握って逃げます。
しかしクラッシュしてしまい、土手に車ごと落ちます。車は横転していて、トーマスは怪我をしていました。身元が分からないように、自ら酸を被ります。
事件の犯人が病院に搬送されたとニュースが流れます。ラジオで聞いたアビーは会いに行きます。受付の看護師に10階にいると聞いて、窓越しにトーマスを呼びます。
トーマスは首を彼女に差し出します。アビーが血を吸った後、トーマスは下階へと落下します。

【転】- モールスのあらすじ3

アビーはオーウェンの部屋の窓をノックします。寝ぼけてるオーウェンに、入ってもいいと聞きます。
許可されて、オーウェンの布団の中に潜り込みます。オーウェンはアビーの体が冷たいことに気づきます。
付き合ってくれるか聞くと、アビーは女の子じゃないからと答えます。付き合いたくないなら、そう言ってくれていいよとオーウェンは控えめです。
付き合っても今と変わらないならいいよと、アビーは言います。そして、借りてた「ロミオ&ジュリエット」の本とメモ書きを残して帰ります。メモ書きには、去って生き延びるか、それとも留まって死ぬかと書かれていました。
オーウェンや生徒たちは、授業で氷が張っている場所に運動に行きます。生徒たちはスケートやホッケーをしています。
ケニーたちが近寄ってきて、オーウェンは棒を持って構えます。よこせと言ってきたので、ケニーの耳を棒で殴ります。
ケニーはあまりの痛さに叫んでうずくまります。ゾリック先生が見ていて、駆け寄ろうとすると、女子生徒の叫び声があがります。氷の中に死体があったのです。
普通なら停学処分でしたが、オーウェンは免れます。自宅にいると、事件のことで刑事がやってきます。
母を呼んで、オーウェンは自分の部屋の望遠鏡で向かいのマンションを見ます。警察の鑑識などが捜査している様子が目に映ります。
オーウェンは学校で、ケニーが兄から女の子と苛められているのを見ます。つい笑ってしまいます。
アビーにやり返したことを報告すると、キスしてくれます。良い所に行こうと誘って、オーウェンは隠れ家に彼女を連れてきます。
ここはトミーが酒やタバコをしていて、大人の知らない場所でした。トミーはもう引っ越しましたが、オーウェンは今でもこの場所が好きでした。
ここで血の誓いをしようと、オーウェンはナイフで指の皮膚を少し切ります。血を見たアビーは床に落ちた血を舐め、顔が変異し始めます。消えろと言って、アビーは外に飛び出していきます。
そして歩いていた女性を襲って血を吸い取ります。一緒にいた男性が追いかけますが、アビーは逃げていきます。男性は救急車を呼ぶようにと、周りに助けを求めます。
オーウェンは、アビーの家のドアをノックします。彼女から家の中を案内してもらって、ヴァンパイアであることを聞きます。
ずっと昔から12歳で、トーマスは父親でないと言います。古い写真があり、トーマスの若い姿と、今と変わらないアビーの姿が写っていました。オーウェンは家に帰ることにして、アビーはだから友達になれないと言ったでしょと言ってきます。

【結】- モールスのあらすじ4

刑事は、アビーに襲われた女性の病室を訪れます。女性は3リットルも輸血しましたが、拒絶反応がでて最悪な状態でした。襲ってきた少女について、刑事は一緒にいた男性に聞き込みをします。
看護師が病室にやってきて、カーテンを開けると、患者の女性は自らの腕から血を吸っていました。光りが差し込んできて、女性は発火し、看護師と共に火の海に飲み込まれます。
オーウェンの自宅では、発火したニュースが流れていました。アビーがやってきて、招き入れてと頼んできます。
招くことを言わなければ、何か問題があるのかとオーウェンは不思議に思います。アビーがそのまま入ってくると、体がガタガタと震え始めて血が流れ出てきます。
オーウェンは急いで入っていいよと招き入れます。アビーを抱きしめて、黙ってたら死んでたと言います。アビーは見殺しにはしないと思ってたからと言います。
アビーはシャワーを借ります。オーウェンの母のお古を着ていると、彼女が帰ってきてしまいます。慌てて窓から自分の家に戻ります。
母に見つからないように、オーウェンはこっそりとアビーの家に行きます。目を覚まして、アビーからのメモ書きを読みます。そこにはバスルームに入ってこないで欲しいこと、オーウェンのことが好きだと書かれていました。
怪しんだ刑事が、アビーの家のドアをノックしてきます。オーウェンは、覗き穴からこっそり見ます。物音を立ててしまい、刑事が銃で鍵をふっ飛ばして入ってきます。
オーウェンは机の下に隠れます。刑事は日光を遮っている窓を不思議に思います。また、メモと殺害された人たちの身分証を見つけます。
そしてバスルームに行くと、浴槽の中にアビーがいるのを見つけます。バスルームの日光を遮っているのを取ると、アビーの皮膚がひび割れて、彼女は目を覚まします。
オーウェンが声を出すと、刑事はそっちに目がいきます。坊や、と言ってると、アビーに食われます。
辺りは血まみれとなり、オーウェンは恐ろしくなります。血まみれとなったアビーが彼を抱きしめます。アビーはよそへ行くと、タクシーに乗って去っていきます。
一人になったオーウェンは、トレーニングに向かいます。今日は水泳のトレーニングでした。
ケニーたちは、オーウェンに復讐するために計画を実行します。ゴミ箱を燃やして、ゾリック先生を外に追いやります。鍵を閉めて、入ってこれないようにします。
プールに入っている全員に、ケニーたちは出るように命令します。大急ぎで逃げるオーウェンでしたが、ケニーたちに捕まります。
連れて行かれて、プールに投げ込まれます。ケニーの兄は、3分間潜っていられたら、ほっぺを切るだけにすると言います。しかし潜ってられなかったら、目玉をえぐると言います。
オーウェンは、必死に息を止めて潜ります。時間が経過しても、ケニーの兄は許さない状態です。
潜っているオーウェンに、ケニーたちの叫び声が聞こえてきます。彼らの死体が落ちてきて、オーウェンは水の中から飛び出ます。プールサイドに顔をつけて、必死に息をしていると、血まみれのアビーの足が映し出されます。
汽車の中、オーウェンは駅員に切符の確認をされます。駅員が行った後、トランクケースの中にいるアビーと、モールス信号で会話をします。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、幼い少年少女の恋愛模様が美しく描かれています。遅すぎず、早すぎないテンポが絶妙です。冬が舞台なのが一層雰囲気を高めています。
ホラー作品として、アビーの狂気は恐ろしくも切ないです。変異した顔や、人を襲う速度が早くて恐ろしいです。ただ、生きるために仕方なく行っている様子が切なく感じます。
今作では、アビー役のクロエ・グレース・モレッツの演技が冴え渡っています。冬で寒いはずなのに、裸足でいても平然としている我慢強さにプロフェッショナルさを感じました。
この作品は、海外の映画賞で多数の受賞とノミネートをした作品です。最高のホラー映画とも評されてもおかしくない完璧な出来栄えです。

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