「ラザロエフェクト」のネタバレあらすじ結末

ラザロ・エフェクトの紹介:2015年製作のアメリカ映画。死からの再生という禁断の研究に足を踏み入れた科学者たちの恐怖を映し出すホラー。死者を蘇生させる「ラザロ血清」開発中に女性研究員が事故で死亡した。同じチーム内の婚約者は周囲の制止を振り切り血清を投与、彼女を蘇らせることに成功するが…。

予告動画

ラザロエフェクトの主な出演者

フランク・ウォルトン博士(マーク・デュプラス)、ゾーイ・マコンネル博士(オリビア・ワイルド)、ニコ(ドナルド・グローバー)、クレイ(エバン・ピーターズ)、エヴァ(サラ・ボルジャー)

ラザロエフェクトのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①研究者の女性・ゾーイと男性・フランクは婚約者同士。結婚式を挙げる直前にラザロ血清を発見し、スポンサーがついたことから、式を延ばして研究に打ち込んだ。ラザロ血清がほぼ完成し、犬の蘇生に成功するや否や、研究資料一式がスポンサーに奪われる。 ②副作用が気になったメンバーは更に研究をしようとして事故を起こし、ゾーイが死ぬ。ゾーイにラザロ血清をフランクが打って蘇らせるが、ゾーイは凶暴化して全員を殺し、メンバーにラザロ血清を打ち込んだ。

【起】- ラザロエフェクトのあらすじ1

アメリカ、カリフォルニア州・聖パテルヌス大学。
大学の研究室で、4人の研究者がある研究を行なっていました。その研究についての取材をしに、同じ大学の女学生が撮影します。
・ゾーイ・マコンネル博士…金髪の中年女性。フランクの婚約者。
・フランク・ウォルトン博士…黒髪の中年白人男性。ゾーイとの結婚が延期して何年も経過。
・クレイ…若い男性研究者。白人。
・ニコ…若い男性研究者。黒人。
・エヴァ…若い女性。大学生で、研究室には取材のために訪れた。
ゾーイとフランク主導で、4人のチームはこの4年間『ラザロ計画』の研究をしていました。
事の発端はゾーイがラザロ血清という、神経線維の再増殖を早める細胞を、腫瘍から生成したことがきっかけです。
その頃、ゾーイとフランクは結婚間際でしたが、巨額の研究費用がスポンサーのクライロニス製薬からおりたため、結婚を延期して2人は研究に没頭しました。以来、2人の仲は悪いわけではないのですが、結婚するタイミングを逃しています。
それでも必死で研究を続けているのは、これがもし成功すると、医療従事者にとっては、認知障害を引き起こさずに、蘇生にかけられる時間を引き延ばすことができる画期的な血清でした。
ところが研究は行き詰まっていました。
ゾーイが作ったラザロ血清と、ニコが造った『パルス・アレー』を組み合わせているものの、実験がなかなか成功しないのです。
『パルス・アレー』は、電気変化を与えて血清を活性化させるものです。脳に直接電気刺激を与え、神経反応を起こさせるものでした。
簡単にいうと、ラザロ血清とパルス・アレーを組み合わせることにより、死んだ者を生き返らせることができるわけです。
ブタで動物実験をして失敗した夜、ゾーイは落胆しました。研究に没頭して結婚の話が流れて、今ではフランクは結婚式のことなど忘れているからです。
ところでゾーイは幼少の頃から、火事の夢を見てうなされていました。ゾーイが住んでいたアパートが幼い頃に全焼し、住人が数多く焼死した時の夢でした。
ゾーイがいつも見るのは、廊下に立つ幼い自分の姿と、扉が開かず、逃げられずにドアの下から手がたくさん出てくるという内容のものです。
その翌日、今度は犬で動物実験をしました。その犬は老犬・ロッキーで、両目とも白内障を患っています。
実験を開始すると、一度心停止をさせた犬の蘇生に成功しました。初めてのことです。
しかもなんと、犬の白内障は治っていました。
しかしフランクは慎重に考えます。まだ確実な成功とはいえないので外部には洩らすなとメンバーに言いました。

【承】- ラザロエフェクトのあらすじ2

蘇生した犬・ロッキーはしばらくフランクが飼って様子を見ることにし、撮影者のエヴァも含めた5人で打ち上げパーティーをしました。
ところが夜になってもロッキーは水すら飲まず、じっとしています。神経回路の回復まで数日かかるので、フランクはあまり危険視はしていませんが、ゾーイは「生き返りたくなかったのかもね」と軽口を叩きました。
深夜、眠っているゾーイをじっと犬のロッキーが見ていました。
翌朝になってもまだ犬のロッキーは元気がありません。血液を調べてみるとDMT(ジメチルトリプタミン)の血中濃度が高く、いわば脳内で勝手に幻覚剤を作っているようなものでした。
ゾーイは「この世からあの世へ続く死のドアはDMTが関与している」という持論を持っています。それを裏付けるかのようでした。
ところでDMTの濃度が高いままだと、甲状腺の関係で、凶暴化するおそれがあるとクレイが指摘します。
その夜、ロッキーのケージが壊されてクレイの目の前でロッキーが唸っていました。危害は加えてきませんでしたが、老犬なのに危ないので安楽死させるべきだと、クレイは思います。
その頃フランクは学長に呼ばれ、人道にもとる実験をおこなっていると注意されました。なぜ学長が実験内容を知っているのかとフランクが詰め寄って、学長が大学のパソコン内にアップロードされたサーバーをチェックしていたことが分かります。
同じ頃、クライロニス製薬にもその研究データが上がっていました。クライロニス製薬はゾーイとフランクの研究室に行き、4年間の研究の成果の資料をすべて持ち帰ります。
まだきちんとした裏付け(安全性)が確認されていないうちに持ち去られたことが、ゾーイにとってはショックでした。
資料は持ち去られてしまったので、まだ皆の記憶が新しいうちに再実験をして、データを残し、新たに研究を進めようと4人は考えます。エヴァもその様子を撮影します。
4人は資料と共にIDカードも奪われたので、研究室に入れなくなりました。夜間にエヴァが犬を連れてIDカードを使って入り、ガレージから4人を招き入れます。
夜間の警備は手薄なので、録画を止めるだけで警備員は気づかないとニコが言い、ニコの監視カメラの操作で警備員は本当に気づきません。
しかし再実験をしようとした最中にブレーカーが落ちました。ゾーイが感電死します。
停電はすぐに復旧し、AEDでゾーイを蘇生させようとしますが、ゾーイは生き返りませんでした。

【転】- ラザロエフェクトのあらすじ3

フランクはゾーイの遺体を手術台に乗せて、ラザロ血清を投薬しようとします。クレイ、ニコ、エヴァは反対しますが「分量を調節すれば大丈夫。私ひとりでやる」とフランクが言い「こんな形で彼女を失いたくない」という言葉に、皆も心を打たれます。
あとの3人も無言で協力を開始し、ゾーイの蘇生をしました。投薬して警備員の目をごまかすために隠れた一同は、手術台に乗せたゾーイの上半身が布ごと起きあがっていて、驚きます。
ともあれ、ゾーイが生き返ったことは喜ばしいことでした。ゾーイはフランクに「私、死んでた?」と質問します。
警備員が帰宅したのを見届けた後、ゾーイの検査を開始しました。MRIなどでも異状はなく、身体はほぼ回復しているようでした。ただし神経活動が活発化していることが気にかかります。
ゾーイはというと…蘇生直後から自分の身体に劇的な変化が起きたことに気づきました。
フランクの話す内容が先読みでき、考えていることも読み取れます。さらに念じるだけでペンを動かすこともできました。
力を使った直後は、左手の指先が黒ずんでいましたが(炭化に近い)、しばらくするとも度に戻っていました。
ゾーイは死んだ時、何年もどこかに閉じ込められていたように感じたと言いますが、フランクは「実際に死んでいたのは1時間未満だ」と告げます。
鎮静剤を打たれたゾーイは眠りにつきますが、それを観察していたエヴァは、ゾーイの夢を見ることができました。ゾーイの超能力が見せたようです。
ゾーイが見ていた夢は、無限に続く廊下と灯りで、ドアの下から伸びる手でした。廊下の反対側には少女時代のゾーイが立っていて、みるみるうちに廊下の電気が消え、次の瞬間に周囲が一面真っ白になったかと思うと、エヴァは黒い手に掴まれます。
悪夢を見たエヴァは、半泣きで目覚めました。夢の話をフランク、クレイ、ニコに話すと、3人ともゾーイの悪夢を知っているようで、困ったような顔をします。
自分の左手首を見ると、夢だった筈なのに掴まれた痕がありました。
ゾーイが幼い頃アパートが火事になり、隣人たちが閉じ込められた時の夢で、それを大人になってもまだゾーイは見ていると、フランクが説明します。
ゾーイ持論の、この世からあの世への魂を転移させるドアがDMTによって開かず、もし死んだ後もその(悪夢の)世界に閉じ込められたとしたらどうなるのだろうとエヴァが指摘しますが、フランクはあまり考えたくないようでした。
クレイはゾーイの脳が活発化していることに着目しています。蘇生して使える脳の範囲が広がったことにより、超能力を発動させられるのではないかと注目しました。

【結】- ラザロエフェクトのあらすじ4

大学のパソコンが偽アカウントで監視されており、見張られていたとニコが気づきます。クライロニス製薬の仕業です。
クライロニス製薬はこの人体実験の成果を取りにくるかもしれず、一同は警戒しました。
その頃、眠っているゾーイは空中に浮いており、目覚めると白目の部分も真っ黒になっていました。
目覚めたゾーイは人格が凶暴化していました。
ニコにキスをして「守ってくれ」と言った後、ゾーイはニコをロッカーに閉じ込めて、ロッカーを潰します。ニコは死にますが、ゾーイはそれを見て微笑みました。
翌朝、逮捕されてもいいから外へ出たいとクレイが言いますが、その瞬間に大学内に停電が起こり、システムがロックされて扉が開かなくなります。いわば、メンバーは大学内に閉じ込められた状態です。
しゃべっているクレイの口に青いペンが入りました。フランクが鉗子で取り除こうとしますが、クレイは窒息死します。
部屋の家具がすべて浮き、フランクはソファの下敷きに、エヴァは机の下敷きになりました。それらがすべて生き返って凶暴化したゾーイの仕業だと気づいたフランクは、安楽死用の注射でゾーイを殺そうと考えます。
ゾーイに近づいたフランクですが、思考を読まれて注射器を持っていることに気づかれました。
「まだ愛してる?」とゾーイは質問しますが、フランクの心の声「これはゾーイじゃない、殺すんだ」が聞こえます。ゾーイは両指でフランクのこめかみをつかみ、念を送ってフランクの脳を破壊しました。
ゾーイは自分で自分にラザロ血清を打ち、パワーアップします。それを見たエヴァは、安楽死用の注射を大量に用意しました。
エヴァはゾーイを探しますが、ゾーイはエヴァの真後ろの天井からぶら下がっていました。
ゾーイを部屋に閉じ込めたエヴァは、ゾーイの夢にひきずりこまれます。
そこで、エヴァは悪夢の原因を知りました。ゾーイが悪夢を何度も見るのは「幼い頃のアパート火災は、少女のゾーイが放火してしまったから」でした。少女のゾーイがマッチを持っていました。
反対側からやってきた、表皮が剥がれかけている大人のゾーイに追われたエヴァは、少女のゾーイに「あなたは悪くない。止められる」と言って、少女のゾーイに扉を開けさせます。
少女のゾーイは扉を開け、光が当たった瞬間、現実世界のエヴァはゾーイに安楽死用の注射を胸に打ち込み、ゾーイを殺しました。ゾーイは謝りながら倒れます。
廊下にはレスキュー隊員が待っておりエヴァにケガの有無を聞きますが、振り返るとゾーイの遺体は消えていました。
再びレスキュー隊員に向き直ると、ゾーイがレスキュー隊員に化けていました。気づいたエヴァは時すでに遅く、首を折られて殺されます。
全員を殺したゾーイは、手術台に乗せてラザロ血清を打ち込み始めました。まずフランクが生き返ります…。

みんなの感想

ライターの感想

全部が黒目のゾーイは怖いです! 見た感じ、ほんとに怖いです!
ただ映画自体はどうかというと…ホラーというよりか、サスペンス?
展開がとにかく面白い。ただ…結婚が延期してしまった設定や、悪夢設定は特にいらなかったのではないか。
むしろ死後の世界、臨死体験をもっと掘り下げて描くか、あるいは超能力の設定をいろいろ駆使して活写するほうが面白かったかも。

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