「ラストシフト最期の夜勤」のネタバレあらすじ結末

ラスト・シフト/最期の夜勤の紹介:2014年製作のアメリカ映画。新人の女性警官が初めての勤務をするのは、閉鎖が決まった警察署。しかしその警察署には1年前に凄惨な殺人事件があり、以後怪奇現象が起きるのを彼女は知らなかった…。

予告動画

ラストシフト最期の夜勤の主な出演者

ジェシカ・ローレン(ジュリアナ・ハーカヴィ)、ジョン・マイケル・ペイモン(ジョシュア・ミケル)、パトリック・ブラック(J・ラローズ)、メアリー・ランクフォード(メアリー・ランクフォード本人役)、マリゴールド(ナタリー・ヴィクトリア)、コーエン巡査部長(ハンク・ストーン)

ラストシフト最期の夜勤のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①新人女性警官・ジェシカの初勤務は、警察署の旧庁舎の夜勤だった。旧庁舎で1人で夜勤をするジェシカに、次々と怪奇現象が襲う。 ②1年前に悪魔カルト教団の教祖・ペイモンたち3人が獄中で首吊り自殺をして以来、旧庁舎で怪奇現象が起きるようになったのが新庁舎への移転の理由。惑わされたジェシカは死んだ。

【起】- ラストシフト最期の夜勤のあらすじ1

アメリカ、アラバマ州・サンフォード。
若い女性ジェシカ・ローレン巡査は、本日が初めての警察官としての仕事です。初出勤の勤務地はサンフォード警察の旧庁舎でした。
心配する母親との電話を、ジェシカは切ります。母が心配するのは、ジェシカの父も元警官だったのですが、殉職したからです。警官の殆どが殉職せずに定年を迎えると言って、ジェシカは母を納得させました。車内で電話を切って、警察署に入ります。
旧庁舎にいたのは、細い初老男性のコーエン巡査部長でした。勤務地が間違いなのではないかと指摘するジェシカに、「今夜の勤務地はここだ」と告げます。
サンフォード警察は新庁舎への移転がほぼ終わり、明日から正式に新庁舎で勤務が開始になります。旧庁舎には物もほとんど残っていません。
しかし手違いで、証拠品の針と血染めの服がまだ処分できていませんでした。普通ごみとして捨てるわけにいかないので産廃業者が取りに来るのですが、それが今晩の午後10時から午前4時までの間なのだそうです。
ジェシカに任せられた仕事は、その間旧庁舎の夜勤をして、産廃業者にごみを引き渡すというものでした。署員がたくさんいるのに警備員を雇って任せるわけにいかず、それでジェシカがその仕事を任されたのです。
コーエン巡査部長は、緊急通報はすでに新庁舎に転送されることを告げ、もし来訪者があれば新庁舎に案内しろと言います。
新庁舎の住所と、コーエン巡査部長の連絡先は壁に書かれていると告げ、「留置所には近づくな」と言って、ジェシカと交代で帰っていきました…。

ひとりでの夜勤は退屈で眠く、ジェシカは警官の心得を読みながら時間をつぶします。
廊下の蛍光灯が点滅を始め、電話が鳴りました。
電話を取ると「助けて、監禁された」という切迫した少女の声が聞こえます。ジェシカは場所を聞きますが、少女はそれに答えず「みんな死んでる」と言うと電話を切りました。
ジェシカは新庁舎へ確認と報告の電話を入れました。転送漏れはないそうです。
コーエン巡査部長へ電話を入れますが、連絡が取れませんでした。

午後10時、夜食のサンドイッチを食べたジェシカは、長い黒髪が出て来て不気味に思います。
ノックの音がしたので外へ出ますが、誰もいません。戻ろうとするとホームレス風のはだしの中年男性が入り込んでおり、署内で立ち小便をしました。ジェシカは特殊警棒を持って追い出します。
トイレで手を洗っていると排水管から音がしました。クツを見つけたので、外に置いておきます。
トイレの見回りをすると、男子トイレは臭く、黒い水がたまっていました。
ロッカー室も見回ると、25号に鍵がささったままで、そのロッカーの奥には写真が挟まっていました。手に取ったジェシカは思わず微笑みます。
それはジェシカの父が置いたらしき写真で、幼い頃の自分と父のものでした。ジェシカのことを父は「甘えん坊さん」と呼んでいました。
ロッカーの元の位置に写真を戻して回りを見ると、すべてのロッカーの扉が開いていました。不気味です。
事務所に戻るとまた電話がかかってきました。先ほどの少女です。
名前を聞くと「モニカ」と答えました。目印となりそうなものを聞くと、牧場でブタがいると言います。そして「彼らが戻って来る」というとまた電話が切れました。
時刻は午後11時半です。
すぐ電話がかかってきたので取ると、今度は産廃業者のジョーでした。トラブルが発生して、旧庁舎への到着が遅くなるかもしれないという連絡でした。 この映画を無料で観る

【承】- ラストシフト最期の夜勤のあらすじ2

モニカの電話があったことを、ジェシカは再び新庁舎に報告します。新庁舎では旧庁舎の逆探知は無理で、その電話は恐らく旧庁舎の直通電話にかかってきたのだろうと言いました。
ブタの線で捜査してみると新庁舎の人は言いました。

本を読んでいると、すぐ背後の資料棚が動きます。振り返って無人だと確認しますが、前を向くとまた資料棚が動きました。
近づいて確かめようとすると、署内の遠方から大きな音がしました。銃を構えて音のところへ行くと、奥のキャビネットが倒れています。
侵入者の恐れがあると無線で知らせますが、ノイズがひどくて伝わったか分かりません。しかも妙な歌声がかすかに聞こえます。
停電が起き、明かりが消えました。ジェシカはブレーカーを上げに行きます。
配電盤の部屋にはホームレスの男性が侵入していました。ブレーカーを上げて電気を復旧させたジェシカは、男に後ろ手で手錠をかけると留置所へ入れます。
時刻は午前0時です。
留置所に入れたところ、勝手に扉が閉まって停電が起きて、外で女の声がしました。
ホームレスが襲ってきたのでスタンガンで気絶させたジェシカは、扉を開けようとします。開かないので窓ガラスを照らすと、一瞬だけ窓から血まみれの顔が見えました。
「あなた誰? ここから出して。生きてここから出たい? 傷つけてあげる」という女の声がします。
ジェシカの背後に、枕カバーのようなものを頭からかぶった女性が2人立っていましたが、ジェシカは気づきませんでした。
電気が復旧したので、ジェシカは警官の心得を唱えながら戻ります。

再びコーエン巡査部長に電話しますが、留守電になります。メッセージを吹き込もうとしてやめたジェシカはそのまま切りました。
ふと上を向くと、天井に「MOS」という文字があります。MOSかと思ったら逆で、「SOW(メスブタ)」でした。
怖くなったジェシカはすべての鍵が施錠されていることを確認します。

裏口の外に女性が立っていました。商売女のようで、煙草を吸っています。
女性はマリゴールドと名乗り、「吸い終わるまでいいでしょ」と言いました。そして、以前ここであったことを話します。
この旧庁舎には、ある猟奇殺人鬼が逮捕されました。それはジョン・マイケル・ペイモンという男とその信者(女性2人)です。
彼らは少女を監禁し、虐殺した容疑で逮捕されました。逮捕時に現場で2人の警官が死に、ペイモンらは6人の少女を惨殺します。
その時の警官こそ、ジェシカの父でした。
ペイモンたちはこの旧庁舎の留置所に収容されました。3人は歌をうたっていましたが、翌日、3人とも寝具で首を吊って自殺したそうです。そして壁には一面、邪悪な落書きが書かれていたと言います。
それはマリゴールドが監房にひと晩留置された時に、実際に隣で体験したことだと言いました。
「仕事に戻るわ」と言って、マリゴールドは去っていきます。

見回りを続けると会議室にテレビがついており、砂嵐の後、1人の男と2人の女性の取り調べの様子が映りました。悪魔崇拝者であることを否定しますが、悪魔はいると男は言います。ペイモンたちの映像でした。
ペイモンはこちらを向くと「気に入ったよ。お前に会いにいくぜ。楽しみにな」と言い、そこで映像が途切れます。
会議室の椅子がくるくると回り、ジェシカに当たりました。ジェシカは怯えます。

電話が鳴ったので事務所に戻り、取りました。モニカからの電話です。

【転】- ラストシフト最期の夜勤のあらすじ3

「みんな殺された」とモニカは言い、17歳だと言います。ジェシカは911番に電話しろと言いますが、発信履歴で露見するから避けたいと言います。
ジェシカが「ジョン・マイケル・ペイモンという名に聞き覚えは?」と聞くと「ある」と答えた後、電話は切れました。
ジェシカは新庁舎へ電話し、報告します。
ペイモンはいわば悪魔教の教祖で、カルト教団を率いていました。ペイモンが自殺した現在、教団は解散しており、残党もみんな監視下に置かれていると、新庁舎の者は答えます。
相手の男性はジョー・ビクターと名乗り、何かまたあれば連絡してくれと言いました。
一室で口笛が聞こえます。そこへ行くと普通の部屋ですが、ジェシカが右を向いた後にもう一度顔を戻すと、椅子が積み重なっていました。
ジェシカは新人イジメで怖がらせているのだと思い、降参降参と言いますが、誰も反応しません。
そこへ来客を告げるブザーが鳴りました。ジェシカは入り口に行きます。

訪問したのは男性の警官で、プライス巡査と名乗ります。
ジェシカが新人イジメの話をしても、「??」という顔をしました。プライス巡査は見回りにきたと言い、実はジェシカに会いたくて抜けてきたと言います。
プライス巡査はジェシカの父親を尊敬していました。ジェシカの父が殉職した時にも同じ現場にいたと言います。
ジェシカの父が命を落としながらも4人の少女を助けたことをプライス巡査は言い、ジェシカはしみじみとしました。
もし何か困ったことがあれば連絡をくれと言ってプライス巡査は立ち去りますが、後頭部の皮膚がごっそり取れて、むき出しになっていました。
ジェシカは驚いて追いますが、外にはもう誰もいません(現場で亡くなった2人の警官というのは、父とプライス巡査だったということ)。

机に戻ると現場の音が再現され、周囲は明るいのに少女の声など音だけは聞こえます。
奥のタイル地に遺体があり、うつぶせでひきずられた後、空中浮遊して歩き始めました。顔は枕カバーのようなもので覆われています。しかも、次の瞬間にはいません。
留置所でホームレスが騒ぎ始めました。ジェシカが行くと、ホームレスの背後に3人の首吊り死体が一瞬見えます。
しかし目を疑ったジェシカは、ホームレスを出しませんでした。ジェシカの背後で四つん這いの下着姿の女性が這っていますが、ジェシカは気づきませんでした。
少女の歌声が聞こえるので行くと、更衣室に数人の少女がいました。枕カバーをかぶっており、白い布に血がついています。
扉が閉まったのでジェシカが一瞬そっちを向いた隙に、少女たちの姿は消えていました。
隣の部屋には、遺体の服が拡げられていました。
次々に起こる怪奇現象に、ジェシカは何を信じればよいのか分からなくなります。

すがる思いでコーエン巡査部長に電話しました。やっとコーエン巡査部長が電話に出ますが「無人の夜勤もできないのか。警部に辞職を勧告するぞ。電話してくるな」と叱咤されます。
新庁舎のジョーに電話をし、「外の車のところで待っている」と告げました。電話の後、ジェシカは外へ避難しようとします。

ところが外に駆けだしたところで、警察の電話が鳴り始めました。戻って電話を取ると、モニカからです。
モニカはカーマイケル・ロードまで逃げてきたそうです。でも追っ手が迫っていると告げました。電話はまた切れます。
ジョーから電話がありました。モニカ・ヤングという女性は1年前の事件の時に死んだ、ペイモンの最後の犠牲者だとジェシカは聞きます。モニカは森の中で、バットで撲殺されたそうです。 この映画を無料で観る

【結】- ラストシフト最期の夜勤のあらすじ4

そしてジョーからある情報がもたらされました。
実は庁舎移転の理由は、表向きは建物の老朽化ですが、それだけではありませんでした。
1年前にペイモンたちが獄中で自殺した後、奇妙な現象が起こるようになったのだそうです。
電気の点滅、異常現象の目撃などがそうです。ジェシカが体験したとおりです。
さらに犯罪者を留置所に拘留すると、犯罪者が発狂してしまうことが重なり、それで新庁舎を作ったのだそうです。
ジョーの話の途中で、ジェシカの真上から紙切れが落ちてきました。ジェシカはあとでまたかけると言い、電話を切ります。
紙切れに近寄ると、それは父と幼いジェシカの写真でした。さらに足元に、父が死んだ時の写真があります。それだけでなく、死んだ少女たちの写真も10枚ほど散らばっていました。
次の瞬間、それらの写真が整然と廊下に並べられていました。50枚はありそうです。
しかも写真が燃え始めました。
ジョン・マイケル・ペイモンが教祖で、特に熱心な側近の女性キティ・キャサリン・ノックスと、ドロシア・パーキンスの2名が獄中で亡くなった人たちです。

気絶から目を覚ましたジェシカは、先ほどまであった写真がないと気づきました。
自分の携帯に母から着信があります。しかし廊下の奥に人影を見たジェシカは、そちらに声をかけると警棒で殴られました。連れていかれます。
目を覚ますと、ジェシカはドロシアと向き合っていました。「私はお祝いに来た」と言い、ドロシアは目の前で自殺します。
旧庁舎に電話がありました。電話器本体が揺れるほど鳴ります。
取るとモニカでした。居場所がばれてしまったと言ったモニカは電話口で笑い出し、机の下から顔が腫れた少女・モニカが現れました。
驚いたジェシカは後ずさり、資料棚の間に隠れます。下着姿の少女が迫ってきますが、次の瞬間、いなくなりました。

外に脱出しようとしたジェシカですが、扉が開きません。発砲しますが防弾仕様になっており、破壊もできません。
電話をかけると、死んだ父と繋がりました。父は優しく、「俺は職務に忠実だった。俺を殺した男がこの署内にいるんだ。見つけて対処しろ」と言います。
確かにその通りだと思ったジェシカは、戦う意思をかためます。銃を持ち、引き返します。
廊下に人影がありました。うつぶせの姿だったのに次の瞬間あおむけになります。
留置所ではホームレスが首を吊っていました。壁には『地獄の王』という文字が書かれています。
ジェシカは無線で応援を呼びますが、応答がなく、無線から血が出てきました。
壁に3人の人影が見えます。ペイモンたち3人が自殺する時の様子です。3人は枕カバーをかぶりますが、ペイモンの目は金色に光っていました。
父から電話が来て「彼らが来るから阻止しろ」と言います。
警官の心得を唱えたジェシカは、銃を持って応戦しました。相手に対して発砲します。
3人のうち2人までを倒し、3人めも倒しました。
そこで、ジェシカは胸を撃たれます。

時刻は午前4時になっていました。
ジェシカを撃ったのは、コーエン巡査部長です。
ジェシカが撃ったのは、ペイモンたちではなく、ごみを回収しにきた産廃業者でした。ジェシカが一般人に発砲しているのを見て、コーエン巡査部長は銃殺しました。
すべて気づいた時には、もうジェシカは虫の息でした。
歌をうたう女性が現れ、ペイモンたち3人にジェシカは連れていかれました。

みんなの感想

ライターの感想

こわくて面白い! パッケージはありきたりで、そして内容的にも「似た内容があるよね」と思うけれども、面白い。
とにかくどんどん次から次へと怪奇現象を重ねてくれるので、飽きることなく最後まで見られる。
そしてオチも納得がゆくものだし。ジェシカが撃った相手が産廃業者だったと知ったときには、なるほどと思った。
斬新さはないけれども、しっかりした作りだし、気持ち悪さも演出されていて、良作品。
B級っぽいタイトルじゃなくて、もっとちゃんとしたタイトルにしてくれ~。
とにかく、見る価値なしのホラー作品が多いなか、この作品はよかった。

    ももものもさんの感想

    普段観るホラー映画は怖いシーンまでの時間が長すぎて飽きてしまうことが多くてがっかりしていたのですが、この映画は休む暇なく怪奇現象が起こるので最初から最後までずっとドキドキしながら観られました!特にペイモンの側近の女の1人が取り調べで机に頭を打ちつけるシーンとモニカがジェシカを探し回るシーンは怖かったです。
    バッドエンドなのは残念だったけど、オチがしっかりしててよかったです。

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