「リアル鬼ごっこ6(園子温監督)JK」のネタバレあらすじ結末

リアル鬼ごっこ(2015年 山田悠介・原作 園子温・監督)の紹介:2015年7月11日公開の日本映画。山田悠介の同名小説を、ターゲットの設定をJK(女子高校生)に一新し園子温が監督・脚本を担当した。ひたすら女子&パンチラ&血しぶきワールド。

予告動画

リアル鬼ごっこ6(園子温監督)JKの主な出演者

ミツコ(トリンドル玲奈)、ケイコ(篠田麻里子)、いずみ(真野恵里菜)、アキ(桜井ユキ)、ジュン(高橋メアリージュン)、むつこ(磯山さやか)、男子高校生&老爺(斎藤工)

リアル鬼ごっこ6(園子温監督)JKのネタバレあらすじ

【起】- リアル鬼ごっこ6(園子温監督)JKのあらすじ1

〔「ミツコ」の章〕
修学旅行中の女子高校の生徒たちは、2台のバスに分乗して、雪がまだ残る山の奥を走っていました。
「修学旅行といえば、まくら投げじゃね?」と誰かが言いだし、それを皮切りにバスの車中をいくつもの枕が飛び交い始めます。
枕の中から羽毛が飛び出して、車中は羽毛だらけです。
ポエムを編み出すのが好きな女子高校生・ミツコは、周囲の喧騒をよそにノートに詩を綴っていました。
同級生の女子がミツコのノートを見せてと言って軽く引っ張り、ミツコのペンが落ちます。
落ちたペンを拾おうとして、ミツコが身をかがめた瞬間、突風が吹きました。前のバスの上半分が飛び、それに気づいた後ろのバスの運転手と担任も、直後には飛ばされます。
突風で2台の大型バスの上半分が切断され、ミツコ以外の全員の上半身がなくなっていました。バスは減速し、やがて停車します。
突風はかまいたち(道などを歩いている時に、突然鎌で切られたような傷を受ける怪異現象の1つ)のようです。
何度目かの突風で、道路脇の電信柱がすぱっと切れるのを見たミツコは、血まみれの制服のまま坂を下って、風から逃げ始めました。
前方に4人の女性がいて注意を促しますが、生き残ったのはミツコがタックルした女性だけで、残り3人は一瞬のうちに上半身が吹き飛びます。
『ピクニック(♪山を越え行こうよ 口笛吹きつつ♪)』を歌いながら横を通る自転車の女性5人も、注意する間もなく上半身が切り落とされました。ミツコが助けた女性も倒れていました。
山林に入ったミツコは、川に辿り着きました。そこにも見知らぬ学校の女子高校生たちの死体があります。
ミツコはそこで血まみれの顔を洗い、セーラー服を脱ぐと、川にあった遺体の血で汚れていない制服を選んで着用しました。チェック柄のスカートの制服です。
ふもとに辿り着くと学校があり、登校する生徒たちが現れました。それはミツコが着用する制服と同じ制服を着た人たちです。
周囲の子たちはミツコのことを知っており、ミツコは戸惑いました。中でもミツコに親しく接してくるアキに、ミツコは「私はいつからこの学校に通っているの?」と質問します。アキはそんなミツコを笑って受け止めました。
私立女子高等学校の門まで辿り着いた時、風が吹き、生徒たちのスカートが翻ります。さっきまでの突風を思い出したミツコは、慌てて校舎に駆け込みました。
女性の先生たちもミツコのことを「ちょっと変だね」と言いますが、笑って流します。
ミツコは空いた教室でアキに、夢の話をしました。突風が吹いて生徒たちがみんな死んだこと、自分はそこから逃げてきたこと、川で血を洗い流し、川にあった制服を着たこと…。
アキは優しく受け止め「今日の風は気持ちいい、怖くないって」と言います。ミツコはその笑顔にやっと安心しました。
アキが授業をさぼって散歩に行こうとミツコを誘い、ほかにタエコ、シュールの合計4人で学校を抜けだして、森の奥にある湖に行きました。 この映画を無料で観る

【承】- リアル鬼ごっこ6(園子温監督)JKのあらすじ2

アキはそこで、さっきミツコが話した夢のことを話題にします。タエコも笑って受け止め、ミツコは気が楽になりました。
シュールは「ありうる」と言います。「この宇宙は確率の世界でできている。この宇宙には無数の宇宙があって、無数の私がいる」と難しいことを言いだし始めました。
他の3人に分かりやすく説明するために、シュールは湖に石を投げ「でも別の地球の私は石を投げなかった」「すべての人生は他愛もない泡のようなもので、水の波紋のようになっている」と言います。
たとえば…湖から突如ワニが出てきて、タエコの股ぐらに食い付く…というたとえをあげ、タエコは「なんで私なのよ」と怒ります。
シュールは「運命は変えられない」と言いつつも「普段絶対にやらないことを、自分の気づく前にする」ことが運命を変える「抜け道」だとミツコに言いました。
「シュールに負けんな、現実はいつもシュールだ、シュールに耐えられなくなったら負けだ」
湖のほとりでそう叫ぶシュールの声を、ミツコは心に深く刻みました。
学校に戻って2限の授業に参加したミツコですが、女教師がガトリング砲を連射して、クラスメイトが犠牲になります。アキも殺されました。
教室を逃げ出してタエコとシュールと合流したミツコですが、別のクラスの女教師が持つショットガンと散弾銃に、タエコとシュールは倒れます。
シュールは息絶える直前に「シュールを乗り越えろ、シュールに呑み込まれるな」と言いました。
生き残った他クラスの女子生徒たちと共にミツコは学校から逃げ出しますが、校舎から女教師がマシンガンをぶっぱなし、またあちこちで爆発が起こります。
周囲の女子生徒はみな口々に「ミツコ、何をすればよいのかよく考えて」「あんたが何とかしないと」と言いました。その生徒たちも突風にやられ、上半身が吹き飛んで倒れました。
住宅街を抜け、商店街に入りこんだミツコは交番へ駆け込みます。『女子派出所』です。
交番の巡査・トモコに話しかけたミツコは、トモコに「ケイコ」と呼ばれ、「なんで制服着てんの?」と訊かれました。
差し出された鏡を見ると、ショートカットの別人の姿になっていました。
〔「ケイコ」の章〕
ケイコは挙式間近の25歳の女性です。ケイコは巡査・トモコと高校が一緒で、トモコは挙式にも招待されていました。
トモコの運転するパトカーで教会に向かいますが、まだケイコ(ミツコ)は状況が呑み込めていません。
ケイコは教会で、女性の友人たちに囲まれました。
その中にはアキもいます。アキはケイコの耳元で「分かってる」と言い、ケイコと2人きりにしてくれと言いました。
ウェディングドレスの着つけをしながら、アキは説明します。
「あんたはミツコでもあり、ケイコでもある」「長い話になるから、今は言えない」「奴らが見てる」「何があっても動じるな。私の言う通りにしろ」

【転】- リアル鬼ごっこ6(園子温監督)JKのあらすじ3

アキはそう言い、ミツコはシュールの言葉「人生はいつだってシュールだ」を反芻しました。
入って来た女性の友人をアキはボコボコにし、首の骨を折ります。3人ほど倒した後、アキは割れたワインボトルをケイコに渡しました。それがブーケの代わりで、武器でもあります。
ウェディングドレス姿で教会に入ったケイコを、祝福する女性の友人たちはにこやかにケイコを突き飛ばし、罵声を浴びせました。列席した女性たちの一部は、ついでに脱ぎ始めます。
花婿は棺桶に入ったブタでした。ケイコは持っていたワインボトルをブタの首に刺します。ブタは倒れ、ケイコは戦い始めました。
女教師2人がボンテージルックで式場に乱入して、乱闘が始まります。今度は肉弾戦です。ケイコの味方はアキです。
2人の女教師を倒した後、アキは「私がひきつけるから、行って」と言いました。
ケイコは外に出て、ウエディングドレスのまま住宅街を走ります。
川べりを逃げたケイコは、ランニングスタイルの女性に「いずみ」と呼びかけられました。
住宅街の脇を巨大な鏡を運搬する業者の女性がおり、鏡を覗くとランニング姿の女性・いずみが映ります。
〔「いずみ」の章〕
黒いランニング姿のいずみは、マラソンの列に加わりました。周囲を3人の女性が囲み、小学校の時から一緒に走っている仲間だと言います。
いずみの脳裏にうっすらと小学時代の思い出がよぎりました。
マラソンの列の最後尾に、ブタの花婿とボンテージルックの女教師2人が追走します。ブタはバク転しながら追い上げてきました。
ブタと女教師2人は、マラソンランナーを次々に殺しつつ、怒涛の追い上げを見せます。
いずみの周囲にはいつしか、シュールやタエコ、アキの姿がありました。彼女らも応援しながら走ります。
マラソンの応援の列に囲まれて、駐車場を走り、山道をのぼり、マラソンコースはいつか採石場へと伸びていました。
採石場に辿り着く頃には、いずみはひとりになっていました。
奥に進むと、死んだ筈の女子生徒たちがいずみに詰め寄ります。「あんた、死んでくれる?」「あんたが生きてる限り、私たちはみんな死ぬのよ」「あんたのせいでみんな死ぬ。あんたが死ねよ」
詰め寄った女子生徒たちをアキが倒すと、洞窟の奥まで一緒に逃げ、いずみに「『私はミツコ』って言ってみな」と言います。何度かその通りにすると、いずみはミツコの姿になりました。
アキが洞窟の奥で説明しました。今いる世界は全くの架空の世界で、ミツコもアキらもある奴らに取り込まれています。そこへ行くにはメインキャラであるミツコじゃないと駄目だと言ったアキは、道筋を作れと言いました。
「だから私を破壊して出口を作って」とアキは言い、手首を差し出します。アキの左の手首からは青、右の手首からは赤のコードが伸びていました。 この映画を無料で観る

【結】- リアル鬼ごっこ6(園子温監督)JKのあらすじ4

ミツコがコードを引っ張ると、アキは左右にまっぷたつに割れて、アキの向こう側に光の出口が見えました。
ミツコはそこへ向かいました。
〔「男的世界」の章〕
別の世界には、男性ばかりが住んでいました。
中華料理店の厨房に出たミツコは、厨房を抜け、裏口に出ます。誰もがミツコに無反応です。
裏口から出ると、そこは「男的世界」の繁華街でした。
壁に『リアル鬼ごっこ』のポスターが貼られています。そこにはミツコ、ケイコ、いずみの3人の写真がありました。ポスターには「20世紀のゲームが今立体キャラとなってよみがえる」とあります。
唯一声をかけてきた青年は「よくここまで来られたね」「今はお前の生きてた古くさい時代とは違うんだ」と言いました。ミツコは気絶します。
洞窟で目覚めたミツコが進むと、石の柱に女子生徒たちが展示されていました。ミツコがさらに奥へ進むと、ひとりの白髪の長髪の老人が、テレビ画面に向かってコントローラーを動かしていました。
振り返った老人は、ミツコが2034年の春に死に、未来世界で面白おかしく使われていることを告げます。
老人と同じ遺伝子を持った男子高校生が横たわるベッドにいざなわれ、ミツコは素直にベッドに横になりました。
しかしシュールの言葉を思い出したミツコは、「もう私で遊ぶな。私たちで遊ぶな」と言って枕を破ります。枕からは大量の羽毛が飛び散りました。
老人の杖を奪ったミツコは、自分の胸に突き刺します。羽毛が血を吸って、赤く染まりました。老人は絶叫します。
その頃、ミツコの世界では修学旅行のバスの中、ミツコがペンで自分の胸を刺して死んでいました。
ケイコの世界では、ワインボトルで息絶えたケイコの姿が、いずみもマラソンの列で倒れていました。
白い雪の中で倒れたミツコは「終わったのよ」とつぶやき、雪の中を走っていきました。
(基本的にストーリーはあってなきがごとし、ナンセンス不条理もの。
敢えて解釈を加えるなら…。
設定は近未来。
2034年に死んだミツコら女子高生のDNAを採取した老人が、ミツコらを作り、架空の立体ゲーム『リアル鬼ごっこ』を開始した。
現実世界はそれからさらに150年後の2184年。
ゲームは開始時に主人公であるキャラクター「ミツコ」「ケイコ」「いずみ」どれかを選択する、女子高生を次々に殺す内容のもので、ゲームをする人はキャラ以外の人たちを殺すのを楽しんでいた。
医学が進歩して長生きした老人だが、心は男子高校生のまま。だからゲームにはパンチラと着替え、脱ぐ女子ばかりが登場する。
老人の望みは、ゲームをクリアしてミツコとベッドインすることだった。自分のクローンを作った老人は、クローンとミツコをベッドインさせて願いをかなえようとしていた。
ミツコはゲームの世界から2184年の現実世界に出て、自死の道を選ぶ。ミツコの死により、ミツコだけでなくケイコもいずみも死ぬ。
死を選ぶことによって、ミツコは解放された)

みんなの感想

ライターの感想

世間的には今作品、評価が低いが、それは理解度が足らないからなのだ!
判りやすいよう、今回あえて章立てにしてみた。
確かに基本的には「エロとグロ」を極めただけの作品、とも取れる。園子温監督はそれも狙っただろうと思う。
表層的な部分だけを見ると、見終わった時「なんじゃこりゃ」と思うかも。
しかしヒントは途中の要所要所で説明してくれているのだ。
理解できる人にだけ判ってもらえたらいい…的な「抛り投げ」で終わるので、大半の人は見終わったら「???」。
しかし(長文になったが)今一度このあらすじを読んだ後、もう1回見たら、ちゃんと理解できると思う。
スプラッタ色が激しい作品だが、けっこう深いことを言っているのだな。
「現実はシュールなのだ!」

    名無しさんの感想

    んー、ホテルで無料で見たのですが、映画にするより、呪怨のように場面ごとに分けて(ライターの方が〜章とかいたのように)もっと丁寧に作ったほうが良かったのにと思いました。
    あと、「わかる人だけ解ればいい。」という方式の映画は自分は好きじゃないかな?少なくも映画は「見る人」がいて成り立つものだから時期満足は自作映画としてネットにでも上げてくれと。謎を残すにしても「考察したい」と思わせないと。
    自分は題名に惹かれ事前にこのサイトを見てなければ「???」で調べる気もおきなかったかも知れません。ネタバレを見てから本映画を見ることをおすすめします。

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