「リメイニング」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

リメイニングの紹介:2015年5月公開のアメリカ映画。『ドニー・ダーコ』などのプロデューサーとして知られるケイシー・ラ・スカラが製作、脚本、監督を務めたパニックスリラー。結婚披露宴から一転、参列者たちを襲う異常事態に立ち向かう若者達を描く。

予告動画

リメイニングの主な出演者

スカイラー・チャップマン(アレクサ・ヴェガ)、ジャック・ターナー(ショーン・サイポス)、トミー・コビントン(ジョニー・ペイカー)、アリソン(イタリア・リッチ)

リメイニングのネタバレあらすじ

【起】- リメイニングのあらすじ1

アメリカ、ワシントン。
晴れたある日、新郎・ダンと新婦・スカイラーの結婚式が行なわれることになりました。
新郎・ダンの大学時代からの親友・トミーは結婚披露宴のためにビデオカメラを用意し、ジャックは花婿介添人としてスタンバイします。
花嫁・スカイラーの介添人は、スカイラーの親友でジャックの長年の恋人・アリソンでした。
ジャックとアリソンは交際を始めて7年になりますが、まだ結婚していません。そしてトミーは、ずっとアリソンのことを横恋慕していました。
ダンとスカイラーの結婚式はつつがなく終わり、披露宴も明るいムードで行なわれます。
しかしその最中、突然異変が起こりました。
トミーは披露宴の最中もずっとカメラを回していたのですが、新婦・スカイラーの両親とエレベーターに乗り合わせた時、一瞬停電が起こり、その後突然チャップマン夫妻が倒れたのです。
2人は亡くなっていました。死体は目を開いたままで、目が白濁している異様な状態でした。
驚いたトミーがエレベーターの外に出ると、披露宴会場でも同じようなことが起きていました。会場のあちこちで、突如倒れる人が相次いでいました。
異常を感じた花婿・ダンと花嫁・スカイラー、トミーとジャックは慌てて披露宴会場から外に出ます。
外でも同じでした。街のあちこちに倒れた人が転がり、空から降って来た炎の塊によって各所の建物で黒煙があがり、目の前に飛行機が墜落してきました。
いきなり地震が起き、さっきまで晴れていたはずの空に雷光がとどろき、落雷によってガラスが割れます。街はパニック状態に陥っていました。
街を歩くと、直径30cmほどの雹が降ってきます。4人ははぐれたアリソンを探しました。
携帯電話は通じず、アリソンはどこへ行ったか分かりません。スカイラーは「まず図書館に行かせてくれ」と言い、一同は図書館へ移動しました。
図書館でトミーは銀髪の少女・サムと出会い、スカイラーは聖書を必死で探しました。スカイラーは「世界の終焉が始まった」「この世の終わり」「携挙」だと口にします。

【承】- リメイニングのあらすじ2

(…注意:ここでしばし説明させてください。アメリカ映画である本編ではキリスト教はメジャーなので語られません。
キリスト教における「世界の終焉」は黙示録に記載されており、ラッパを与えられた7人の天使がラッパを吹くことで始まると言われています。
最後の7つめのラッパが吹かれた時に世界は終わるというもので、簡単に記載すると
第1のラッパ…雹や火を地上に降らし、地上の三分の一を焼き払う
第2のラッパ…海の三分の一を減らす
第3のラッパ…地上の川の三分の一を毒にする
第4のラッパ…昼の時間を三分の一に減らす
第5のラッパ…アバドン(堕天使)を呼び出す
第6のラッパ…地上の人間の三分の一を殺させる
第7のラッパ…キリスト教徒でない残りの地上の人間を滅ぼすため、雷や大地震を起こし、大粒の雹を地上に降らす
というものです。
「携挙」とはキリスト教信者がイエス・キリストと空中で出会い、永遠の命を得て不死の体を与えられ、よみがえるというものです。
披露宴会場や街のあちこちで突然倒れた死体は、厳密には死体ではなく「キリスト教を信仰している信者で、永遠の生命を得るために一時的に魂が肉体から離れて、空中でイエス・キリストと出会おうとしている」ものでした。
これ理解していないと以降の話が理解しづらいので、補足説明です。本編では「知っていることを前提」で話が進みます…)
スカイラーが育った地域は、教会に行かないと白い目で見られるような風土でした。そのため、スカイラーは教会通いをしていましたが、キリスト教の敬虔な信者ではありませんでした。
そのことを悔いたスカイラーは図書館で聖書を探し、今からでも〝携挙〟をと考えます。
ちなみにトミーやジャックたちは元々キリスト教に興味がないので、最後の審判と言われてもぴんときていません。
ダンとスカイラー、ジャックとトミー、図書館で出会った少女・サムの5人はアリソンを探します。
ジャックはアリソンの自宅であるノース45番地へ行こうと言いました。道中も雹が降り、炎が上がっています。いたるところで異様な音が聞こえ、昼なのに暗いままでした。
どこかで大きな音がしたと思うと鐘の音が鳴り響き、空を高速で何かが飛び回ります。「何かが木に」と言った直後、スカイラーが鳥のようなもの(堕天使)に空中に連れ去られ、落とされました。
スカイラーは肩口と、左の肩甲骨の肉がえぐり取られています。特に左の肩甲骨の傷は深く、ジャックが背負って移動しました。

【転】- リメイニングのあらすじ3

近くに教会を見つけた一同は、そこに避難します。中には多くの避難者がおり、そこでジャックはアリソンと再会しました。
教会を仕切っているのはシェイ牧師です。スカイラーの負傷を知ったシェイ牧師は、看護師・レイチェルに見てもらうよう言いました。
スカイラーは両肩を脱臼しており、それを戻した看護師・レイチェルは傷の手当てをします。
トミーは今回の事態を「異星人の襲来」と言い、シェイ牧師に「新約聖書の終末論だ」と返されました。
妊婦が担ぎ込まれて出産しますが死産で、母親は嘆きますが、シェイ牧師は「赤ん坊は死んでいない。永遠の命を得た(携挙)」と言います。
7つめのラッパは鳴ったのだとシェイ牧師は指摘しました。
テレビを見ると、世界各地で同じことが起きていると分かります。謎の病原菌の蔓延だと報道する局もあれば、〝即死症候群〟とする説もありました。中にはハンバーガー店で調理の最中に突然死して、板に突っ伏している男性もいます。
暴風警報が発令され、連邦政府と州は外出禁止令を出しました。別の場所では濃霧が発生したり、津波が起きたり、イルカや魚の大量死も見受けられます。
アリソンの傷が悪化します。看護師・レイチェルは抗生物質は車の中だと言い、ダンとトミーが教会を出て取りに行きました。
駐車場には騒動に便乗した車上荒らしがいます。キーでロックを解除して車の場所を知ったダンとトミーは、後部座席にあった抗生物質を手に入れますが、車上荒らしが堕天使の攻撃を受けてフロントガラスに叩きつけられました。
ダンとトミーは教会に戻り、薬を渡します。看護師・レイチェルは抗生物質をスカイラーに投与しました。
ジャックとトミーが諍いを始めます。トミーがアリソンに思いを寄せることを知っていたジャックは、トミーを責めました。新郎・ダンが大学時代に浮気をしたことを告白し、ジャックとトミーをなだめます。
緊急通知警報が鳴り渡り、家から外出するな、外にいる人は最寄りの避難所へ避難するようにという放送が流れました。
抗生物質を投与してもアリソンの傷口は悪化しています。毒によるもの(第3のラッパ)だとレイチェルは指摘し、抗毒薬が必要だと言いました。
夜明けまで待ち、隣の町内の病院へ駆け込むことにします。

【結】- リメイニングのあらすじ4

教会が堕天使に襲われ、建物が破壊され始めました。シェイ牧師は地下へ逃げるよう指示し、教会に逃げている人たちは地下室へ行きます。看護師・レイチェルは逃げ遅れ、堕天使に引きずられていきました。
地下室の天井(1階の床)がどんどんと音を立て、地下室の扉が変形し始めます。シェイ牧師は「私を迎えに来た」と言い、皆の犠牲となって堕天使に連れ去られました。建物は静かになります。
朝になりました。昼間は堕天使の活動は活発ではないようで、皆は教会の1階に戻ります。
壁に血の痕があり、1階の椅子や机は破壊されていました。窓も破れてぐじゃぐじゃです。
スカイラーをおぶったダンとジャックとアリソン、トミーとサムの6人は病院へ行きました。病院内は閑散としており、医師も薬も残っていません。
リバーフロント橋に救援センターがあると、避難する人が言いました。スカイラーは毒がまわって死にます。
嘆いたダンは半狂乱で外に出て、「来てみろ」と堕天使を挑発しました。空から何か巨大な鋭い触手のようなものがダンの胸を貫き、ダンは連れ去られます。
アリソンも堕天使に殺されました。嘆くジャックの傍にいたトミーとサムは、ジャックを説得して救援センターに移動します。
救援センターは多くの人でごった返していました。教会にいた人たちと再会します。
サムがトミーに動画を見せました。まだ生きていたアリソンが「偽りの信仰だと見破られる。真の信仰が大事だ」とメッセージを残しています。
「私は神を選ぶ」とアリソンは叫びますが、直後に堕天使に殺されていました。
夜、救援センターでは大音量で『アメージング・グレース』の曲を流し、皆が信仰につこうとしていました。
その「俄か信仰」がよくないと思ったトミーは音楽を消せと言いますが、救援センターを堕天使が襲い、次々に犠牲者が出ます。ジャックも天から降った鋭い触手のようなものに胸を貫かれ、串刺しになりました。
頭上を見ると謎の黒い雲が立ち込め、大量の堕天使がおりてきているところでした。
サムはトミーに「正しい選択を」「私は神を選ぶ」と言い、祈ります…しかしもう「携挙」は終わっているので、全員絶望的です。
〝その時、その日、その月、その年に備えておかれた四人の御使が、人間の三分の一を殺すために解き放たれた。
騎兵隊の数は二億であった。
私はその数を聞いた。 ヨハネの黙示録 第9章より〟

みんなの感想

ライターの感想

キリスト教が信じられているアメリカならではの、世界の終焉を描いたホラー映画です。
開始から10分ほどでいきなり人がばたばたと倒れます。
しかし、この時点で倒れている人というのは、死んでいるわけじゃなくて「永遠の生を得る」人たちらしい。
むしろ残って活動している人たちの末路のほうが悲惨なのです。
もう「携挙」は終わっているので、それ以降に慌てて「神を信じる」と言っても遅い。みな、絶滅する運命にあるのです。
世界の終焉については、ほかにも最近の作品だとニコラス・ケイジ主演の『レフト・ビハインド』があります。
しかしこれ、キリスト教信者じゃない者にとっては、あんまり怖くないかもしれませんね。
むしろ途中で起こる濃霧や炎の落下、雹などの天災のほうがリアリティがあるかも。

映画の感想を投稿する

映画「リメイニング」の商品はこちら