「リング0 バースデイ」のネタバレあらすじ結末

リング0 バースデイの紹介:2000年公開の日本映画。映画版『リング』『リング2』の続編で映画版オリジナルの系統を汲む完結編。鈴木光司の小説集『バースデイ』の一編「レモンハート」を原作とする。

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予告動画

リング0 バースデイの主な出演者

山村貞子(仲間由紀恵)、もう一人の貞子(古谷千波)、遠山博(田辺誠一)、立原悦子(麻生久美子)、重森勇作(若松武史)、久野亘(水上竜士)、葉月愛子(奥貫薫)、富樫(木村靖司)、伊熊平八郎(伴大介)、山村志津子(雅子)、山村敬(大場真人)、清美(橋本真実)、結城(渡辺寛二)、大久保(森下能幸)、宮地の婚約者(門脇学)、男性教師(田中要次)、新聞社の同僚(嶋田豪)、金井優美子(木村つかさ)、久松みどり(立花あかね)、児玉修二(村田則男)、丹波一彦(矢野浩二)、氏家守(出光秀一郎)、須藤先生(角替和枝)、有馬薫(高畑淳子)、宮地彰子(田中好子)

リング0 バースデイのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①公開実験で婚約者を殺された彰子は貞子を調査していた。昭和43年、18歳になった貞子は劇団の研究生となっていたが、劇団では奇怪な現象が起きていた。貞子は唯一優しい遠山と恋に落ちる。 ②劇団員の死によって主役に抜擢された貞子は、舞台初日に暴走して舞台をめちゃくちゃにする。劇団員は貞子をリンチで殺すが、彰子は「貞子は2人いる」と言い、伊豆の伊熊宅へ行く。 ③そこには少女の姿の貞子がおり、蘇生した貞子と一体化した。貞子は彰子と劇団員全員を殺し、貞子の能力に悩んだ伊熊に井戸に突き落とされた。

【起】- リング0 バースデイのあらすじ1

呪いのビデオの事件(『リング』参照)から30年前。昭和43年(1968年)。
中央日報の宮地彰子は、山村貞子のことを執拗に取材していました。それよりさらに12年前の昭和31年に、山村志津子の超能力公開実験で死んだ記者が、彰子の婚約者だったからです。
彰子は貞子の超能力を明るみにし、婚約者の仇を討ちたいと思っていました。
伊豆大島にある大島町一ノ瀬小学校に赴いた彰子は、11年前に貞子の担任をしていた女性教諭・須藤を取材しますが、要領を得ません。というのも、母・志津子が死んで父・伊熊平八郎に引き取られてきたので、貞子は入学式の写真には写っておらず、また2学期の途中で転校して行ったため、ほとんど資料が残っていないのでした。
ただ、須藤先生は興味深い話をします。小学生が学校行事で14人も海で死んだ事故があったのですが、貞子が「海に入ったらみんな死ぬ」と予知したというのです。貞子は海を怖がっていて、その日も海に入らなかったとのことでした。
その頃、18歳になった貞子は上京し、東京の劇団『飛翔』の研究生になっていました。親しい友人もできない貞子は、美しい容貌であるにもかかわらず、稽古場で疎まれます。それというのも、貞子が入った頃から劇団員はみな、同じ夢を見るからでした。
夢の中では、縁が1か所欠けた古い井戸があります。井戸の中を覗いても、真っ暗で何も見えません。井戸のそばには古ぼけた家がありますが、誰も住んでいません。
家には2階部分があるのですが、直感でのぼってはいけないという気持ちになります。そして再び外に出ると、井戸のそばに2人の男女がおり、男が白い服の女性を殴って井戸に落とす…そういう夢の内容でした。
今度の舞台『仮面』で主役を演じる若い劇団員・葉山愛子が夢の話題をしたところ、中年女性の劇団員・有馬薫も同じ夢を見ており、夢を見始めた時期が貞子が来た頃と一致するので、劇団員はみな貞子を不気味がりました。
ある日、舞台稽古の休憩中に、愛子は楽屋で白い服の少女を見ます。そのまま愛子は楽屋で死に、愛子の遺体を薫が見つけました。
看板女優で主役を演じる愛子の急死に、劇団員はショックを受けます。封切は間近で、劇を中止にするわけにはいきませんでした。
亡くなった愛子の代役として、まだ研究生の貞子が舞台劇の主役に抜擢されました。演出家・重森勇作の采配です。 この映画を無料で観る

【承】- リング0 バースデイのあらすじ2

ただでさえ貞子が来てから奇怪なことが起こるのに、その貞子が主役に抜擢されたことや、まだ研究生であること、嫉みもあって劇団員は貞子に冷たく当たります。しかし舞台に立たせてみると台詞も完璧な貞子に、文句は言えません。
劇団員は貞子を遠巻きにしますが、唯一、音響効果担当の若い男性・遠山博だけが貞子に優しく接しました。貞子は遠山に惹かれていき、遠山も貞子と親しくなります。
遠山に思いを寄せていた劇団員・立原悦子にとっては2人が接近するのが面白くなく、遠山に貞子のことを「なんかおかしいよ」と警告しました。
しかし遠山は貞子の相談を受け、どんどん親しくなります。
貞子はかかりつけの精神科医・久野先生に勧められて、演劇の世界に身を投じていました。悦子は久野先生に貞子のことを聞きますが、何も情報を得られません。
特に変化もないまま、舞台公演の初日に向け稽古は進んでいました。
劇団『飛翔』にある日、中央日報の彰子が取材に訪れます。舞台の取材は名目で、本当は貞子に接近するためでした。
彰子は貞子の生い立ちを調べるうち、公開実験で自分の婚約者が死んだだけでなく、その後、公開実験に立ち会った記者全員が、なんらかの形で死を遂げていることを突き止めます。
異常な事態を究明するべく、彰子は貞子に会いました。カメラマンも同行して写真を撮るためにフラッシュをたくと、貞子は嫌がり、カメラマンのフラッシュの電球が割れます。
帰社したカメラマンが写真を現像すると、貞子の背後に長い髪の白い少女が写っていたり、劇団員全員の顔が歪んで写ったりしていました。
以前取材を受けた、小学校時代の貞子の担任・須藤先生が彰子を訪問します。その後に思い出したことがあると言って、須藤先生は語りました。
母である志津子が精神的にだいぶ追いつめられていた頃、須藤先生は貞子宅を訪問しました。家を案内された須藤先生は、志津子に気を取られて貞子の父・伊熊平八郎とはぐれます。
その時這うような音が聞こえ、2階に何か気配がしました。横に白い少女・貞子がいるのに、天井にも貞子がいたというのです。
須藤先生の話を聞いた彰子は、貞子は2人いたのではないかと結論づけました。

【転】- リング0 バースデイのあらすじ3

公演の前の夜、演出家・重森が貞子に迫ります。重森は貞子の過去を知っており、貞子の母・志津子が公開実験で人を殺したことに触れました。
「愛子を殺したのはお前か。お前は女優になるためなら、何でもする。俺はそういう女を探していた。理想の女優だ」と言って迫る重森を、貞子は拒否します。
重森は貞子の首を絞めようとし、それを音響室で見ていた遠山が止めに入りました。重森と遠山は殴り合いを始め、折り重なって転倒します。その拍子に重森は後頭部を強打し、死にました。遠山も額に怪我をします。
遠山を病院に連れて行った貞子が額に手をかざすと、傷がふさがりかけていました。遠山は重森を殺したと自責の念にかられ、自首すると言います。
貞子が待合室にいた車椅子の老人の足に手を置くと、老人は歩けるようになりました。それを見た遠山は「終わったわけじゃない」と思い(明確に描写はされないが、貞子の能力を使って重森を生き返らせようと考えたと思われる)、貞子に「公演が終わったら、2人で遠くへ行こう」と言います。
迎えた舞台初日。新聞記者の彰子は劇団員・悦子に協力を要請し、録音テープを渡しました。貞子と遠山は、重森の死体を舞台裏に隠します。
大勢の観客が押し寄せて幕が上がり、芝居が始まりました。
舞台の最中に大道具係が重森の死体を見つけ、薫に知らせます。劇団員の間では「貞子がやった」というムードが漂いました。
悦子は口実を作って音響担当の遠山を呼び出し、代わりに音響室に入ると、貞子の出演シーンに合わせて彰子に渡されたテープを流します。
それは公開実験の時の音声でした。「的中」と連呼される謎の音声に観客は不審に思い、貞子は頭を抱えてうずくまります。照明のライトが点滅しました。
舞台の上に母・志津子の亡霊が現れ、貞子は動揺しました。舞台が揺れます。
その時久野先生がやってきました。貞子が前の日に歩けない老人を歩けるようにした実績を評価し「君にはすばらしい力がある」と久野先生は言いますが、錯乱した貞子の力で久野先生は舞台セットのろうそくの上に倒れ、さらに上から照明が落ちてきて死にます。
観客は驚いて逃げ出しました。劇団員は冷ややかな目で貞子を見て、詰め寄ります。劇団員のリンチに逢い、貞子は殴り殺されました。

【結】- リング0 バースデイのあらすじ4

銃を持った彰子が劇団員に近づき「私が殺すつもりだったのに」と言い「でもまだ終わっていない。貞子は2人いる」と言います。
彰子は劇団員に、井戸の夢を見たら呪われた証だと告げ、貞子が2人いることと、もう1人の貞子を殺さない限り、呪いが解けないと告げました。
劇団員と彰子は貞子の遺体を車に乗せて、もう1人の貞子のいる、伊熊平八郎の家に行きます。遠山も同行します。
伊熊は伊豆に住んでいました。家に行った劇団員は、夢で見た場所だと知ります。
劇団員はもう1人の貞子を探しに森の中へ散り、彰子は伊熊と対峙しました。
彰子と応対した伊熊は「貞子を殺しに来たのか」と聞き、伊熊の口から改めて貞子のことが語られます。
貞子は元は1人でしたが、ある日突然2人になりました。片方の内面は母親・志津子に似ており、もう片方の内面は、たぶん本当の父親に似ているのだろう…そう伊熊は言います。
2人になった貞子を見た志津子はよけい精神に異常をきたしたため、伊熊はもう1人の貞子を2階に監禁しました。もう1人の貞子は少女の姿のまま、成長せずに現在に至ります。
2階へあがった彰子は部屋を開け、奥にさらに南京錠がかかった部屋があるのを見つけました。南京錠を銃で撃って怖し、中に入ります。中はテレビだけで、誰もいませんでした。伊熊が「まさか貞子を連れてきたのか」と聞きました。
その頃、貞子は車の中で息を吹き返していました。遠山は貞子を連れて逃げようとしますが、貞子は「早く私から離れて」と言います。
崖のところに、もう1人の貞子(少女の姿のまま)がいました。貞子はもう1人の貞子と一体化し、貞子の能力が本格的に覚醒します。
暴走を始めた貞子の怨念は遠山を殺し、劇団員も1人ずつ倒れていきます。彰子は悦子を連れて夢で見た古い家に入りますが、追ってきた貞子に呪われて、2人とも銃で死にました。
全員を殺したと知った伊熊は、我に返って泣きじゃくる貞子に「うちへ帰ろう」と言います。貞子は「私の本当の父親は誰なの?」と聞きますが、伊熊は「私だよ」と答えました。
家に戻った伊熊は、貞子をなたで殴り、井戸へ突き落とします。自分の能力をコントロールできない貞子をあわれんでのことでした。伊熊は「もう終わりにしよう。父さんもすぐあとを追う」と言います。
気絶した貞子はつかの間、遠山との幸せだった頃の夢を見ますが、夢から目を覚ますと井戸の蓋が閉じられるところでした。
貞子は絶叫しますが、井戸は閉められました。

みんなの感想

ライターの感想

…わざとなんだろうか、と疑いたくなるほど、仲間由紀恵の演技が「大根」。
しかもストーリーも明らかに「とってつけた感」満載。
『リング』がヒットしたから、おまけで付け足しのように作られたストーリーという感がどうしても否めないのだ。
遠山との悲恋みたいなのも描かれるんだが、展開が強引すぎる。
貞子がなぜか気を失って、そしてなぜか遠山の家に運ばれているという…普通は医者に診せないか?
重森死んでるのにそれ放置して、額を負傷した遠山を病院に連れて行くあたりなんかも不自然。
だいたい、新聞記者・彰子も、婚約者を殺された直後に動き始めたんだったら判るけど、なぜに、なぜに10年以上経過してから取材を始めてるのかも謎。
…正直な話、この作品は蛇足。見なくてもいいと思う。

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