「レッドインフェルノ」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

レッド・インフェルノの紹介:2015年製作のスペイン映画。原題は『Vampyres(吸血鬼)』。森の奥に住み、男女問わず家に招いては生き血をすする女性2人の元へ誘われた男・テッド。その家の近くには若者3人がキャンプをしていて…。吸血鬼、兼、人肉鬼といった内容。

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予告動画

レッドインフェルノの主な出演者

ホテルのオーナー(キャロライン・マンロー)、テッド(クリスティアン・スタム)、ハリエット(ヴェロニカ・P・バコーン)、フラン(マルタ・フリッチ)、ルパート(ルイス・アチャ)、受付係(ローン・フレミング)、ピーター(フェレ・マルティネス)、ジョン(アンソニー・ロッツァ)、ミリアム(アルムデナ・レオン)、アン(アリナ・ナスターセ)、ノーラン(ヴィクター・ヴィダル)

レッドインフェルノのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①若い男女ノーラン、ジョン、ハリエットはノーランの失恋を癒そうとキャンプを決行。現地で会う約束のアンとピーターが来ないがキャンプを始める。近くの屋敷ではテッドという中年男性が、夜な夜なフランとミリアムという女性に血を吸われていた。 ②血を吸われて弱ったテッドは、ハリエットに助けを求める。ハリエットは女性2人に捕まるがテッドがミリアムを殺して奪い返す。相棒ミリアムがいなくなったフランはハリエットと共に旅館を経営。年老いたテッドが時々来る。

【起】- レッドインフェルノのあらすじ1

〝彼女はベッドから飛び起き、極めて官能的に私の血を吸った。
  『死霊の恋』テオフィル・ゴーティエ著〟

ルーマニア・カルパティア山脈。

バイクを運転する若い男性・ピーターと、その後ろに二人乗りする若い女性・アンは、荒野から林の中へ行きました。
ピーターとアンは森の中で、ジョン、ノーラン、ハリエットと合流予定です(この3人は後述)。
林の中へ入ると道は未舗装です。行く手の車道の中央に、フードをかぶった黒いマント姿の人物が立ちはだかり、接触を避けたピーターはバイクごと転倒しました。
一瞬の気絶の後に目を覚ましたピーターは、後ろに乗せていた筈のアンがいないことに気づきます。
アンを探して林の中へ入ったピーターは、背後から黒いフードのマントの女性(注:この段階では女性と分からないが、先に記しておく)に首を切られて死にました。女性はピーターにかれたバラを持たせます。
気絶したアンはそのマントの女性に担がれて、森へ連れて行かれました。証拠隠匿のため、バイクは撤去されます…。

その同じ道を、ノーランとジョンとハリエットの若い男女が歩きます。
・ジョン…若い黒ひげ男性。小説家希望。
・ノーラン…若い茶ひげ男性。作曲家希望。
・ハリエット…若い金髪女性。カメラマン希望。
ノーランが先日失恋しました。親友のジョンはノーランを慰めようと考えて、仲間たちを誘ってキャンプに出かけたのです。ピーターとアンとは現地で合流する予定でした。
待ち合わせの場所に着きましたが、2人とは連絡が取れません。そもそも森の奥なので、携帯は圏外です。
そのうち2人は来るだろうと思い、3人はキャンプをして待ちました。

そのキャンプ地から少し離れた場所に、ホテルが建っています。
そこに初老男性が荷物を持ってホテルへやってきて、チェックインの手つづきをとります。
ホテル受付の白髪の初老女性と、ロビーで新聞を読む中年女性と、初老男性は互いに顔見知りでした。

若者3名はテントを張り、ハリエットは付近を見て歩きます。
少し離れた場所に、2階建ての瀟洒な豪邸を見つけました。庭にはブランコがありますが、どれも古めかしく、現在は廃屋に近い状態です。
ひとしきりカメラで建物周辺を撮影したハリエットは、テントに戻りました。
ハリエットは男性2人に、近くに家があることを話しますが、男性2人は家には興味がなさそうで、むしろ湖か近くの墓地でインスピレーションを得たいとジョンが言います。

【承】- レッドインフェルノのあらすじ2

それを皮切りに、3人は互いの夢を話しました。ノーランは作曲の刺激を得たいと思い、ジョンは小説の題材を探したいと言い、ハリエットはいい素材となる景色や被写体を探していました。
夜中にテントで寝ていたハリエットは、遠くで悲鳴を聞きつけてジョンを起こして「誰かいる」と言いますが、ジョンは取り合いませんでした。
翌日、釣りをするノーランに、ハリエットが失恋の慰めを言い、ジョンの発案なのだと言います。

ホテルの方では、中年女性と初老男性が酒を飲みます。
「近隣の町で少女が姿を消したらしい」と初老男性が話をしました。
その後、中年女性は死体と写したツーショットの写真を眺めて「19世紀には、死者と写真を撮るのは当たり前だったのに。『メメント・モリ(自分がいつか死ぬことを忘れるなという意味)』よ」と、初老女性にこぼします。
初老女性は、「彼がボイラーを直してくれた」と言いました。

中年男性・テッドが足をくじいたという若い女性・フランに頼まれて、家まで車で送ります。ハリエットが撮影していた、あの家です。
邸内に案内されたテッドは、妙な雰囲気の家だと言いました。テッドはフランに酒を振る舞われますが、酒に薬を盛られています。
その後誘惑されたテッドは、フランと関係を持ちました。
翌朝、テッドはフランを探しますが、フランはどこにもいません。
自分の左手の肘裏部分に、ナイフで切ったような痕があるのを見つけたテッドは、テントのところへ行ってハリエットに怪我の手当てを頼みました。
家の話になり、ハリエットが家の住人の質問をしますが、「僕も知りたい」とテッドは答えます。
見送りながらテッドの後ろ姿を撮影したハリエットは、その後、『死霊の恋』という本を見つけました。どうやらテッドの著作本のようです。
本を持って帰ってジョンに見せると、ジョンが「すごく有名な吸血鬼の話だ」と言います。いわゆる古典文学で、1836年初版のものでした。
昼間、車で居眠りしたテッドは、夜になってフランが帰って来たのを知りました。見ると、フランの同居人という女性・ミリアムと、男女2名がいます。
若い男性・ルパートと若い女性・リンダも加わり、テッドとフラン、ミリアムみんなで飲みます。

【転】- レッドインフェルノのあらすじ3

ところがまた薬を盛られていました。テッドはすぐに眠ります。
実はテッドは知らなかったのですが、前日、肘裏のナイフ痕の部分から、フランに血を吸われていました。
そしてこの日もテッドはフランに血を吸われます。
若い男性・ルパートはベッドでミリアムとフランに押し倒されて、切り刻まれて血を吸われました。吸うだけではなく噛まれてもいて、ルパートは血みどろになります。
ルパートの遺体は穀物袋に入れられました。
その後、ミリアムとフランは風呂に入り、浴槽の上部に吊った若い女性・リンダにナイフを刺し、その血を浴びながら、むさぼるように飲みます。

若い3人組はその後もキャンプを続けましたが、ある時、ハリエットはピーターのヘルメットを見つけました。ノーランに言いますが、「ヘルメットはどれも同じようなものだ」と返されます。
とは言いながらもノーランはピーターを探しに行くと言い、そのままいなくなりました。屋敷のミリアムとフランに捕まってワインを飲まされ、背中に棒を刺されて死にます。
テッドは連日、フランたちに血を吸われていました。徐々に弱ってきており、逃げ出したいのですが、その力もなくなります。
自分が血を吸われているという自覚はあるようです。
テッドはテントに行き、ジョンとハリエットに助けを求めました。車のキーを渡し、自分の代わりに運転して助けを呼んでくれと頼みます。
ジョンが家の横に停めてある車に行き、エンジンをかけようとしますが、かかりません(注:のちに記す。ここ大事)。
後部座席にひそんでいたミリアムとフランに首をナイフで切られ、ジョンは絶命しました。

ハリエットはテッドを介抱した後、ジョンのところへ行って遺体を見つけます。そこでミリアムとフランに拉致されました。
ハリエットが目覚めると、地下室に吊られていました。しかも横に、いつまでも来なかった友人・アンも裸で吊られています。
ミリアムとフランは「人肉は恐怖で一層おいしくなる」と言うと、ハリエットを小さな檻に閉じ込めて舌をひきずり出し、アンの手を使って切断させようとします。
アンはもう弱っていて意識も半ばない状態です。
「使えない」と言うと、ミリアムとフランはアンの後頭部に槍を刺して殺しました。
そして、自分たちはエリザベート・バートリの子孫だと言いました。エリザベートとは「血の伯爵夫人」という異名を持つ女性で、若い女性を殺してはその血を浴びた人物です。 この映画を無料で観る

【結】- レッドインフェルノのあらすじ4

そこへ、少し回復したテッドがクロスボウを持って現れ脅すと、ハリエットを逃がしました。残ったテッドは投げ飛ばされますが、クロスボウの屋でミリアムを殺します。
ハリエットはボートに乗って湖経由で逃げようとしますが、気絶しました。大カマを持った初老男性(ホテルにチェックインした男性)がそのボートを見降ろします。
テッドは車へ移動すると、そのまま立ち去りました。

不動産業者が初老の夫婦に対し、家を紹介します。その家は上の、ミリアムやフランが住んでいたものですが、不動産業者は夫妻に「もう何十年も空き家です」と説明します。
家を買おうとする初老の男性は、家具の上に『死霊の恋』という本が置かれているのを見つけました。
少し離れたホテルでは、中年女性が白黒写真をいつまでも見ています。その中にはテッドの写真もあります。
走り去るテッドの車を、ハリエットとフランが手を繋いで見送りました。


〔非常に難解。「ミリアムとフランとテッドがいる家」「若者3人グループ」「少し離れたホテル」という図式で、これらが交互に描かれる。かなり端折ったが、本当はもっと交互に描かれている。
これらは時系列が違う話で、タイムパラドックスも扱っている?
若者3人グループは「現在」。携帯を持っているから。
それに対し、ミリアムとフランとテッドの話は、19世紀の頃の話。テッドがときどき時空を越えてハリエットに接触するのは、映画の演出のひとつ。
時代が違うから、ジョンはテッドの車のキーを渡されてもエンジンをかけられない(※部分)。
テッドは生き残って町に戻り、高名な『死霊の恋』を書きあげる。
「少し離れたホテル」グループも現在。ホテル受付の白髪女性は「現在のハリエット」、ロビーにいる中年女性は「現在のフラン」、チェックインしにくる男性は「現在のテッド」で、そして現在のテッドは時々大カマを持って意味ありげに湖のほとりに立っていたりなんぞする(この行為の意味するところは理解できなかった)。

筋としては、エリザベートの子孫であるミリアムとフランは、男女問わず生き血を吸い、人肉を食っては生きながらえていた。しかしミリアムはテッドに殺された。
フランはハリエットを仲間に迎えてその後、ホテルを経営。
時々テッドが来るのは、互いに老いて昔話をするためか。
テッドとハリエットはかなり老齢なのに対し、フランがまだ中年女性なのは、吸血鬼の家系だからだと思われる。〕

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みんなの感想

ライターの感想

…もう、ね。読み解くのに大変な苦労を強いられる作品だった。
スペイン映画なのに、スペイン人使っているっぽいのに、英語をしゃべる! なぜ!?
それに加えて、話の内容が理解できない。ちっとも理解できない。
上記のあらすじは「百歩譲ってきちんと冷静にあれこれ考えて」「たぶん監督さんは、こういうふうに描きたかったんだろうな」ということを書いた。
ホテルチームの存在感のなさ! というか、ときどき思い出したように出てはくるんだけど、ほんとに不可解なの。
老人男性が大カマ持ってたたずむシーンが何箇所か挟まれるし。
吸血鬼の割にはおひさまの下を平気で歩くし(いちおう黒コートを羽織っているが)、その割にはラストでミリアムがあっさりと死ぬし。
しかも「恐怖で人肉はおいしくなる」と、肉食べます発言するし。途中で犠牲になった若い男性・ルパートが確かにがぶがぶされてた。
けど、食べてるというよりも「噛んでる」感じ。あとは終盤でアンの目の下の皮膚をぴーっと裂いて、口に運ぶくらいのシーンしかない。
吸血鬼にするのか、人肉食べる人たちにするのか、どっちかにきちんと決めるべきだったと思う。
あと若者3人組は、現地で合流予定だったアンとピーターを、心配しなさすぎ! ひどいっ!

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