「レフトビハインド」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

レフト・ビハインドの紹介:2014年製作のアメリカ映画。突如数百万もの人々が忽然と消え、世界中に混乱が広がる様子を壮大なスケールで描いたパニック・アクション。迫りくる終末を描き、全世界でベストセラーとなった『レフトビハインド』の映画化。

予告動画

レフトビハインドの主な出演者

レイフォード・スティール〔レイ〕(ニコラス・ケイジ)、キャメロン・ウィリアムズ〔バック〕(チャド・マイケル・マーレイ)、クローイ・スティール(キャシー・トムソン)、ハティー・ダーハム(ニッキー・ウィーラン)、シャスタ・カーヴェル(ジョーダン・スパークス)、アイリーン・スティール(リー・トンプソン)、メルヴィン・ウェア(マーティン・クレバ)、ブルース・バーンズ神父(ランス・E・ニコルズ)

レフトビハインドのネタバレあらすじ

【起】- レフトビハインドのあらすじ1

女子大学生のクローイ・スチールは、大学進学のために家を出ましたが、元は4人家族です。
父・レイはパイロットで、母・アイリーンは専業主婦、クローイの下には年の離れた幼い弟・レイミーがいます。
スチール家は円満な家庭でした。しかし1年ほど前から母・アイリーンが宗教にはまってしまい、以来、家族がばらばらになった感じがします。
父・レイは仕事を理由に家を空けがちになり、クローイも大学進学を理由に家を出ました。
それでもサプライズで父・レイの50歳の誕生日を祝おうと、クローイは前日にニューヨークにある、JFK国際空港に戻ってきました。帰郷です。
空港に降り立ったクローイは母・アイリーンに電話しましたが、父・レイはロンドン行きの便の搭乗を決めたと聞きました。
父・レイの誕生祝いのために帰郷したのにすれ違いになるのは悲しいので、クローイはJFK国際空港に留まって父・レイと会おうと決めます。
空港ロビーで、マタイの受難書をもとに世界の終末論を熱心に語る女性に、ある若い男性が詰め寄られているのを見たクローイは、女性をやりこめました。女性が語る世界終末論は、宗教にはまった母・アイリーンが日々語ることと同じで、クローイにとってはお手のものです。
助けた男性はGWNの有名なジャーナリストのキャメロン・ウィリアムズでした。番組ではバックと呼ばれています。
その後空港内のカフェでお茶をするクローイに、先ほどのバックがお礼を言いに現れました。クローイはバックと話しながらも、視線は父・レイを探します。
父・レイはその頃、空港の専用駐車場に自家用車を停車させ、金髪美人のCA・ハティーと一緒に空港に入ろうとしていました。
レイはハティーといい仲になりつつあります。宗教にはまってしまった妻・アイリーンが悩みの種で、悪いことだとは思いつつもハティーといい雰囲気になっているレイは、ハティーには妻子持ちだということを隠していました。
フライト先のロンドンで、レイはハティーと初めてデートするつもりでした。ハティーもそれを楽しみにしています。
娘・クローイが見つけた時、父・レイは金髪女性のCA・ハティーと親しげに会話しながら、空港ロビーに入って来るところでした。
娘・クローイの姿を見つけたレイは、喜んで向かってきました。クローイはレイとハティーの仲を怪しみますが、レイは「ママとは大丈夫だ」と答えます。
父・レイの指に結婚指輪がないことを指摘すると、レイは「仕事中はいつも外して車中に置いている」とクローイに言いました。車のキーを渡すと、レイは去っていきます。
父と娘の会話を盗み聞きしたバックは「(ジャーナリストだから)詮索するのが仕事だ」と言い、クローイは苦笑します。
空港内整備員のジムがクローイに「レイに渡してくれ」とチケットを渡します。それはなかなか取れない、ロンドンでのU2のコンサートチケットでした。

【承】- レフトビハインドのあらすじ2

やっぱり父・レイはあの女性・ハティーと浮気しているのだと確信したクローイは、レイの飛行機に搭乗するバックにチケットを託します。そしてクローイは車に乗って父の結婚指輪をポケットへ入れると、帰宅しました。
母・アイリーンと会ったクローイは、空港でニュース番組のバックと会った話をします。アイリーンはクローイに宗教を押しつける気はないと言いつつも「でも私の祈りが届いたから、あなた(クローイ)を家に帰してくれた」と言い、自分の意志で帰ってきたと思うクローイはうんざりしました。
クローイは弟・レイミーを連れて、ショッピングモールへ買い物に行きます。弟・レイミーも幼いながら、父と母の仲が最近ぎくしゃくしていることに気づいていました。
クローイとレイミーはモールで楽しいひとときを過ごしますが、突然レイミーがクローイの目の前で消えました。服は残されて、身体が一瞬で消失したのです。
突然の出来事に、クローイは吃驚しました。と同時に、周囲でも突然消えた人々がいることに気づきます。モールのあちこちで、衣服と荷物を残して消えた人が多数おり、転々とその衣服が残されています。
運転手がいなくなった車がモールのガラスを突き破って、モールはパニックに陥りました。騒動のどさくさに紛れて、置き引きや店の商品強奪の犯罪が勃発します。
テレビニュースでも突然の出来事を報道しています。どうやら全世界的な規模で、同じ現象が起きているようでした。モールの外に出たクローイは、車道でも混乱や大渋滞が起きているのを見ます。
車まで辿り着いたクローイは弟・レイミーを探しますが、操縦士がいなくなった小型セスナが落ちて来て、車は大破します。
徒歩で帰るクローイは弟の荷物を原付バイクに乗った男にひったくられ、さらにスクールバスが橋から落ちるのを目撃しました。道中、何度か母に携帯で連絡を取ろうとしますが、繋がりません。
救急車を見つけてはレイミーがいないか確認し、途中の病院に駆け込んだクローイは、弟・レイミーを探しますが、病院では生まれたばかりの乳児が皆消えたと聞きました。
帰宅したクローイは母・アイリーンを探します。アイリーンはシャワーの途中だったようで、浴室には流しっぱなしの湯と、床に母・アイリーンの指輪が落ちていました。
家の電話をチェックしたクローイは、父・レイの留守番電話のメッセージで、飛行機内もパニックに陥っていると知ります。父も死んだ…と、クローイは思いこみました。
クローイはある仮説を立て、それが正しいか確認するために、近くの教会に行きます。
そこでバーンズ神父に会ったクローイは、いま起きている現象がキリスト教でいうところの「世界の終焉」だと知らされました。
母・アイリーンと弟・レイミーは携挙(信者がイエス・キリストと空中で出会い、永遠の命を得て不死の身体を与えられて蘇ること)され、父・レイは飛行機事故で死んだと思ったクローイは、自殺を考えて鉄橋の上にのぼりました…。

【転】- レフトビハインドのあらすじ3

…クローイと別れたレイは、パン・コンチネンタル航空257便に乗り操縦を開始します。飛行機は無事に離陸しました。
飛行機内にはバックはじめ、太った黒人男性や、おっとりした老夫婦、乳児を抱えた女性や小さい男などが乗っています。
シートベルトを外してもよくなってから、バックは機長のレイに会い、クローイから託されたチケットを渡しました。チケットの封筒にクローイからのメッセージ「人生で一番悲しい日よ」というのを読んだレイは、後ろめたい気持ちでいっぱいになります。まだ浮気はしてないとはいえ、レイはこれから浮気する気だったからです。
しばらくは快適な空の旅でしたが、飛行機が大西洋上空にさしかかったところで、乗客の何割かが突然姿を消しました。機内はパニックに陥ります。
搭乗クルーも副操縦士のクリスやCAのキミーの衣服と荷物が残され、肉体だけが消えました。バックは撮影を開始します。
機内が大騒動になっているのを知ったレイは、飛行機を急降下させて減圧させ、機内アナウンスで酸素マスク着用を促しました。これが成功し、機内のパニックは収まります。
冷静になった乗客の前に現れたレイは、「飛行機の中で最大の危険はパニックです」と言い、クルーが原因を調査することと、判明したことは逐次乗客に報告することを説明しました。残った乗客は納得します。
とは言うものの、一斉に人がいなくなったことで、乗客に不安がたちこめます。「私は知っているの」と何かを悟った金髪女性は、トイレでクスリを打ってトリップ状態になりました。
レイは管制塔のマーカスに連絡を取ろうとしますが無理で、そうこうしているうちに前方からC158便が接近します。急上昇で正面衝突は回避したものの、右の翼を接触して損傷しました。C158便は墜落します。
衝突で燃料が洩れ、引火しました。燃えているのは燃料で、飛行機本体ではありません。火自体はじきに消えるけれども、燃料不足になると思ったレイは、ニューヨークへ引き返す決断をします。
C158便のパイロットがいなかったのを見たレイは、ある仮説を立てました。ハティーに指示して、CA・キミーの荷物を取って来るよう指示し、副操縦士のクリスの荷物をあさります。
クリスの時計にはヨハネ福音書が印字されていました。キミーの手帳には〝聖書勉強会〟の予定が書き込まれています。
なによりも、妻・アイリーンに幾度連絡を取っても無理だと知ったレイは、ある結論に達しました。
機内の乗客の中では「テロ説」「宇宙人によるアブダクト(連れ去り)説」「タイムスリップ説」「異世界へのワープ説」など飛び交います。
抱えた乳児がいなくなったと騒ぐ女性は、離婚調停中で親権争いをしていたことから「飛行機内全員がぐるで、子どもを誘拐したのだろう」と疑います。

【結】- レフトビハインドのあらすじ4

レイはCA・ハティーに妻子持ちだったことを告白し、詫びました。だまされたことを知ったハティーは憤ります。
機内でもやっと地上の報道が入りました。全世界的に起きている現象だと知った乗客は、この機内だけの現象ではないと知ってほっとしたものの、依然として原因は不明です。
ほぼ時を同じくしてレイが機内アナウンスで、世界中で異変が起きていることと、消えた人たちの居場所は「天国」だと告げました。乗客はショックを受けます。燃料不足のためにニューヨークへ引き返していることも、レイは乗客に告げました。
やっと管制官のマーカスと連絡が取れます。しかしJFK国際空港は着陸する飛行機でごったがえしており、着陸は無理だと言われました。「内陸へ向かえ」「シラキュース(ニューヨークの中央部)へ」という連絡を最後に、マーカスとの連絡も途絶えます。
JFK国際空港までがぎりぎりで、シラキュースまでは燃料が足りません。しかも時間もあと25分足らずです。
死を覚悟したレイは、家族を裏切って浮気しようとしたことや、自分の誕生日のために戻って来た娘・クローイを置いてフライトに出たことを悔やみました。
…そのクローイは鉄橋の上で飛び降り自殺をしようとしていました。そこへバックから電話が入り、クローイは驚きます。バックが生きているということはバックの乗った飛行機が無事ということで、それはつまり自分の父・レイが無事だということだからです。
電話を取ったクローイは、バックから父・レイの生存を聞いて感激しました。レイに代わってもらったクローイは、レイがニューヨークに向けて飛行機を操縦しているけれども、空港が封鎖されて着陸できないことを知ります。
バックに携帯を繋げたままでいるよう指示したクローイは、モールに行く途中に立ち入り禁止になっていた新設の道路があったことを思い出しました。
乗り捨てられたバイクに乗ったクローイは現場へ急ぎ、重機を操作して即席の滑走路を作ります。コンパスアプリで現在地を知らせますが、照明が必要です。
ガソリンを探して火をつけたクローイは、レイへの目印を作りました。左の車輪を失いつつも、レイは着陸を成功させます。ハティーは乗客をすぐに脱出させました。
改めてハティーに詫びたレイは、娘・クローイの元へ走ります。「まるでこの世の終わりだ」とレイはぼやきましたが、クローイは「違うわ。これから(世界の終わりが)始まるのよ」と言い、父の結婚指輪を渡しました。
〝その時がいつかは誰も知らない -マルコによる福音書 13章32節-〟
(注意:本当に救われる信者は最初の時点で消えている。姿を消したのは「救われる人たち」。
つまりこの時点で地上に残っている者は、キリスト教の敬虔な信者ではなかった者たちになる。
この先、地上では大患難時代を迎え、それは7年続くとされている。
クローイが言う「これから始まる」というのは、本当の災難はこれから始まるという意味)

みんなの感想

ライターの感想

同じ時期に日本で公開された『リメイニング』同様、世界の終末論をテーマにしている。
パッケージから「飛行機パニックもの?」と思ってしまいがちだが、違う。
いや確かに着陸できるかとか、飛行機のトラブルはあるんだが、テーマは別のところに。
『リメイニング』同様、日本人にとってはやや難解なストーリーになっている。
キリスト教の終末論を理解していないと、意味不明なシーンが多い。置いてけぼりをくらった気分になるかも。
但し、携挙とか終末論とかを押さえて鑑賞すると、ストーリーはそう難しくない。
この先どうするの? という疑問は残るけど…。
あらすじを書く上で、若干の補足をさせていただいた。
映画本編では若干科白でそれらしきことに触れはするが、やはりキリスト教が広く知られているアメリカに対して
日本では補足説明がないと判りにくいストーリーである。

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