「口裂け女inL.A.」のネタバレあらすじ結末

口裂け女 in L.A.の紹介:”口裂け女”の噂がロスに蔓延し無惨な殺人事件が発生、ロス市警は日本の都市伝説にまつわる連続殺人の捜査に日本人陰陽師を招聘するが…。日本人監督4人が現地でキャストを起用、こっくりさん、メイドカフェ、丑の刻参り、ゾンビなどなど和洋折衷てんこ盛り、世界21か国44映画祭に招待された、2014年公開のオムニバス・ホラー映画。脚本/監督は比呂啓「こっくりさん」、廣瀬陽「陰陽師 風蓮」、小川和也「ウメコの友達」、曽根剛「口裂け女 ワタシ、綺霊?」。特殊メイクはカズユキ・オカダ、主題歌はクレア役のローレン・テイラーの「Carousel」。

映画「口裂け女inL.A.」のネタバレあらすじを結末まで解説しています。まだ映画を観ていない方は「口裂け女inL.A.」のネタバレあらすじに注意ください。

予告動画

口裂け女inL.A.の主な出演者

クレア(ローレン・テイラー)、サラ(メンネル・アル=カワジャ)、風蓮(エイジ・イノウエ/井上英治)、ケイト(アメリア・M・ゴッサム)、ユリ(ナリサ・スズキ)、アンジー(ステファニー・エステス)、ジョー(ジョン・クロッピング)、ジャック(ジョーダン・A・ボルゲス)、ウメコ(エリッサ・ロウエ)、ケン(カンシチ・ヒロ/比呂 環七/比呂啓監督)、ソフィア(クラウディア・ジールク)、モニカ(ニコール・アレクサンドラ・リヴォワ)など。

口裂け女inL.A.のネタバレあらすじ

【起】- 口裂け女inL.A.のあらすじ1

ロス郊外の住宅地ウエストウッドの朝、女子高生のクレアは、夜道で赤い服を着た口が耳まで裂けた女に「キレイ?」と言われる悪夢で目覚めます。大学で日本の都市伝説を研究し何度か来日している姉のサラは”口裂け女”だと言いますが、クレアは初耳でした。
けれど彼女を迎えに来たモニカは口裂け女の噂が最近流行ってると言い、見たら殺されるが「キレイ?」と聞かれたら「普通」と答えれば殺されないと言い、口裂け女は三姉妹らしいと話します。
クレアは自分にももう1人、父親の前妻の日本人との間に姉がいるが、早くに養子に出されて顔も知らず日本人として育ったはずと打ち明けます。が、彼女が路上に立つ赤い服の女に気を取られた瞬間モニカが消え、やがて足元で死んでいる彼女を見て悲鳴を上げます。モニカの口は耳まで裂かれ、道路は血だらけでした。
事件は大々的に報道され、サラはクレアを研究の師である教授の元に連れて行きます。彼は渡米する多くの日本人の影響だと言い、彼女が見たのもモニカを殺したのも口裂け女だろうと話します。また、本来”噂”の研究をしていた彼は”こっくりさん”も問題になっていると話します。

◆「KOKKURI-SAN こっくりさん」

とある廃工場で、可愛いメイド服の3人の女性が、”こっくりさん”をしています。その1人が日本人のユリに好きな人がいますかと聞くとコインはYESに動きますが、ユリがその恋はうまく行きますか?と聞くとNOに動きショックを受けます。彼女たちはメイドカフェ”バタフライ”の店員ケイトとリサリサ、一番人気のユリでした。
が、間もなくユリは店に来た赤い服の女性客に殺害され、彼女のファンだったジョーとラルフとノビーのオタク3人組は、いつもは塩対応のケイトが睨む中、店内に置かれたユリの位牌に焼香し手を合わせます。が、そこにミント店長がリサリサも殺されたと駆け込んできて、一同は悲しみに暮れます。
ケイトは1人車で去ろうとしますが、ジョーが強引に乗り込み、3人とも何かに巻き込まれたのではと言い協力したいと申し出ます。ケイトは廃工場の入り口で一旦停車し中を睨みますが、すぐリサリサの家に向かいます。
彼女たちが着くと奥からアンジーが出てきて、みんなでマリファナをやってて席を外した時、リサリサの悲鳴を聞いて戻ると殺されてた、最後にユリを呼んでたと泣きながら話しますが、すぐ刑事に呼び戻されます。

その夜、ジョーは仲間の2人に相談し、ラルフはユリは日本人だからこっくりさんで呪われたんじゃないかと言い、ノビーも時々店でやってたと証言します。2人はジョーにこっくりさんの説明をし、日本の幽霊がアメリカで流行ってるんだと言います。
3人はケイトに事態を知らせるため”バタフライ”に行きますがミントに追い返され、彼女たちがこっくりさんをやっていたのは廃工場だと知り向かいます。
そこにはすでにケイトの車があり、不気味な呻き声が聞こえていました。ジョーは間もなく2階のこっくりさんのテーブルでケイトが眠ているのを見つけますが、1階を探していたラルフは千切れたノビーの腕を見て悲鳴を上げ、ジョーが駆けつけます。2階ではケイトが「ここにいてはダメ!」と叫んでいました。
そこへ血塗れのノビーが出てきて息絶え、キレたラルフがケイトにこれはこっくりさんの呪いだ!おまえらのせいだ!と怒鳴るうち、引き倒され奥の暗闇に引きずり込まれます。襲っていたのは血塗れのメイド服のユリでした。
ケイトは「ユリ!やめて!」と叫び、腰が抜けたジョーを叩いて2階のテーブルに連れて行き、紙の文字盤にコインを乗せ「こっくりさんでユリを元に戻す」と言い、協力を頼みます。彼女はユリが死んで以来、毎晩ここでこっくりさんをして彼女と話してた、けれど3日目の晩、彼女からケイトとの仲に嫉妬したリサリサに呪い殺されたと言われたと打ち明けます。
1階ではユリの悪霊が「ケイトに近づく奴はみんなこうしてやる!」と叫び、「俺はユリが好きなんだぁ!」と叫ぶラルフの喉笛を噛み千切っていました。
ケイトは、あれはもうユリじゃない、2度と会えなくても成仏させると泣き、ジョーはやむなく協力することに。けれどコインはNOに動いた後、はじけ飛んでしまいます。ジョーはユリは君が理由で戻った、君が甦らせたのだから君がどうにかしないとと言い出します。

そこに血塗れで死人顔のユリが現れ、ジョーは怯えますが、ケイトは迷わずその手を握り「ごめんなさい」と泣きだします。ユリは「私のこと、愛してるって言ったよね。だからここにいるの。ずっとずっとケイトと一緒にいるわ」と微笑みます。あの時、ユリが聞いたのはケイトとの恋で、直後に何者かに殺害されたため悪霊と化したのです。
ユリはジョーを襲い首を絞めますが、止めに入ったケイトの手は彼女の身体をすり抜けてしまいます。ケイトは咄嗟に「もう一緒にはいられない、ジョーの事が好きなの!」と言いながら割って入り彼に口づけします。ユリは「やめて!ケイト!…ずっと愛してるって言ったじゃない…」と言いながら消えて行きました。
ケイトは、ユリが消えたのを見届けるとジョーを突き放して唇を何度も拭い、文字盤のコインが「好き」に止まっているのを見て号泣します。

一方、クレアはその後も度々口裂け女の悪夢にうなされていました。またニュースでは、警察は蔓延する日本の都市伝説と関連すると思われる殺人事件の捜査応援のため、日本から”陰陽師”を呼んだと伝えていて、画面には旅の僧侶のような出で立ちの男が映っていました。
弱ったクレアは、サラが口裂け女に見えて怯え、夢の中では自分が口裂け女になってると打ち明けます。サラには何か心当たりがあるようでした。

【承】- 口裂け女inL.A.のあらすじ2

◆「FUREN THE EVIL HUNTER 陰陽師 風蓮」

教会裏手の路地で手下のナダルに殴られていたレミーは不敵に笑い、ブツをどこに隠した!と責めるマフィアのボス、マードックに、おまえの時代は終わったと嘯きます。その途端ナダルはボスに襲いかかり形勢は逆転、ボスはレミーに撃たれて死亡し、2人は笑いながらその場を去ろうとします。
が、2人の前に神父が立ちはだかり「罪深き者どもよ、死者の怒りを受けるがいい!甦れ!憎しみとともに!」と叫んで火球を出現させマードックに当てます。すると彼はゾンビとして甦り、殴り掛かったナダルを一撃で倒し、レミーの首を折り殺害します。神父は笑って見ていました。

ハリウッドの大通りを歩いていた僧侶姿の陰陽師風蓮は「『口裂け女アメリカに現る』か…一体どうなってるんだ世の中は…」とこぼします。
彼はロス市警を探していましたが英語が出来ず市街地に迷い込み、道端で揉める親子を術で助け、口裂け女に気づくなどするうち教会へとたどり着きます。けれど中には誰もおらず、女性の悲鳴を聞き、その裏手へと走ります。
女性に迫っていたのはゾンビと化したマフィアたちでした。3人は、彼に錫杖で払われ彼が印を唱えて眉間を突いた瞬間消滅します。彼女は喜んで何度も礼を言いますが、英語が判らず女性が苦手な彼が去ろうとすると、「助けて!あいつのせいで死者が甦るの!このままでは大変なことになる!」と訴え、気を失ってしまいます。
が、彼の後ろには神父がいて「邪魔をするな、坊主」と言い、彼が「口裂け女にゾンビに悪魔の神父か、これで貞子でも出りゃ完璧だな!」と返すと、おまえもゾンビにしてやる!と火球を放ちバトルになります。
神父の火球に対し、風蓮の気は青白い炎、神父が剣を練りだすと、錫杖から隠し刀を出し応戦しますが、パワーは風連の方がわずかに上で、神父の首に刀を寸止めし、去ろうとします。
が、周囲は一瞬で夜となり、目の前には先ほどの女性が恐ろしい形相で立っていました。
彼女は、サタンだと名乗り日本語で彼を愚弄しおまえもゾンビにしてやると笑います。風蓮は彼女こそが、あの神父やゾンビを作り出した者だと気づき、九字を切り青い炎で攻撃、彼女は消えますが闇には笑い声が響き「おまえ何者だ?」と声が聞こえます。彼はポーズを決め「陰陽師、風蓮」と名乗ります。

一方、クレアの状態は一層悪化し、目覚めた途端サラが口裂け女に見えて怯え、キッチンに逃げ込み包丁を構えます。サラは何とかなだめて包丁を取り上げますが、彼女は雨の夜道に飛び出し、裂けている自分の口を触って悲鳴を上げますが、顔は変わっていませんでした、

◆「UMEKO'S FRIENDS ウメコの友達」

ジャックは道端で車が故障し困っていた日本人のケンに声をかけ車を直しますが、ケンは大げさに喜び彼を食事に招待します。が、故障も些細な事だったため辞退しようとすると、自分には美人の妹がいて、寿司よりずっと美味しい日本食をごちそうすると言って聞きません。また特殊な日本食の輸入業者だと言って名刺を見せ、彼の名刺をねだりグラフィックデザイナーか!とまた大げさに驚いて見せます。ジャックはやむなく猛スピードで走りだした彼の車について行くことに。
彼の家に着いたジャックは、テーブルに出された大皿に山盛りのイナゴの佃煮と白米とみそ汁を見て戸惑いますが、ケンは気にすることなくウメコを呼びます。また、ウメコはシャイでアメリカに友だちがいないから友達になってやってくれと言い、ジャックも快く了承しますが、続けてウメコは日本でとても恐ろしい目にあったと話すうち、ウメコが現れます。
ウメコは白い汚れたワンピースを着て膝まで伸びたボサボサ髪の少女で、目にも落ち着きがありません。ジャックは彼女がおずおずと差し出した人差し指に握手をします。

ケンは遠慮するジャックの前でイナゴをほおばり、自分はアメリカに来て20年だが、ウメコは先月来たばかりだと話します。ジャックはウメコに英語話せる?と聞きますが、彼女は無言でイナゴを摘んで齧り、残った足を彼に差し出します。彼女はそれでも僕たちはもう友達だと言うジャックににやりと笑いかけます。
やがてケンは”日本での恐ろしい体験”を話し始めますが「僕らの両親が死に」と言ったところでジャックが「お気の毒に」と言うと豹変し、これは憐れな話じゃない!僕は怒ってるんだ!と怒鳴ります。
彼は、父親が40年勤めた会社で”カロウシ(過労死)”した、カロウシとは会社にオーバーワークを強要され死ぬ事で、世界的に知られている日本の悪い習慣だから救済もされず、母親はそのショックで首吊り自殺、ウメコは腐りゆく母の遺体の下で1ヶ月も過ごした、だからウメコをアメリカに呼んだのだと言うのです。
話し終わると、2階のウメコの部屋の電気の調子が悪いから見てくれと頼み、ジャックはやむなく先に上がったウメコを追う形で上がって行くことに。
そこはマットが剥き出しのベッドがあるだけの部屋で電気も煌々と点いていました。が、彼が入るなりウメコが襲いかかりベッドに押し倒し、ケンはその様子を良かったなウメコと言いながらスマホで撮影していました。が、彼が齧りつくウメコを押しのけた途端彼女に駆け寄り、逃げるジャックをこのアメ公!と罵倒します。

【転】- 口裂け女inL.A.のあらすじ3

翌朝、窓を激しく叩く音で起こされたアンジーは庭を見ますが、そこにはウメコがジャックを押し倒した時の写真が落ちていただけでした。彼女はベッドに取って返し、寝ていたジャックを叩き起こして写真を突き付け罵り、有無を言わさず彼を追い出します。
が、庭に出たジャックはウメコがニヤつきながら立っているのを見て、尾けてたのか!あのキチガイ兄貴はどこだ!と揺さぶりますが、アンジーに止められ、その隙にウメコはアンジーの頭を石で殴り去って行きます。落ち着いたアンジーはジャックから事情を聴きますが、警察に言おうにもウメコが幼いため問題になるかもと諦めます。
すると今度はケンが現れ、ウメコを石で殴ったな!と怒鳴り、揉み合いになるうちジャックの髪をむしり取り「呪い殺してやる!」と言い走り去っていきます。アンジーはジャックから一部始終を聞きますが、目的が判らないと戸惑うジャックに、ウメコがあなたに惚れたのよと笑います。
が、その時、ケンは南無大師遍照金剛の作務衣で荒野に立ち、ジャックの髪を詰めたわら人形にクギを打ち始めます。その瞬間、家にいたジャックは激しく苦しみだし、イナゴの幻覚を見て気を失います。
アンジーはケイトに、精神安定剤で眠っているジャックを見せ、医者には全く異常がないと言われたと言い、日本に詳しいあなたならわかるかと思ってと相談します。ケイトは、陰陽師の風蓮を明日連れてくると話します。
その頃、ウメコはあの剥き出しのベッドでジャックのわら人形と添い寝していました。

翌朝、ケイトは風蓮を連れアンジーの家に来ますが、その途端、ジャックは呻き声を上げ苦しみ始めます。朝日が眩しい荒野ではケンが「エブリディ毎日、エブリディ毎日、死ぬまで呪ってやる!」とわら人形にクギを打っていたのです。
風蓮がジャックの腹に手を当て念を送ると、荒野ではケンがよろめきクギを打てなくなります。それを何度か繰り返すのをウメコが庭の窓から覗いていました。やがて風連は「これ以上念を送ると相手が死ぬ。それでもいいか?」と聞き、アンジーはいいわと答えます。風蓮が、急急如律令…と呟きジャックの額に手を当てた瞬間、ジャックの呻き声は止まり、荒野ではケンが血を吐き倒れます。ウメコは怒りに震えながらも黙って去っていきました。
ウメコは荒野で兄の死を知り、部屋で呆然としていると、口裂け女が現れ巨大なハサミを渡されます。
その後、アンジーは彼らの家に確認しに行こうと言いジャックも納得しますが、その夜、ウメコはジャックのベッドに潜り込んで彼をさらい、怒ったアンジーは車で彼らの家に行き、ピストルを持って侵入します。
家の中は真っ暗でしたが、2階のウメコの部屋には明かりが点き、顔を長い髪で隠したウメコが座っていて、彼女が近づいた途端逃げ出します。やがて彼女はキッチンでイナゴの佃煮を口に詰められ死んでいるジャックを見つけ泣き出しますが、ウメコが床を這いながら現れ耳まで裂けた口で「私の方がキレイ」と呟き、襲われます。
翌日、アンジーたちの家のプールサイドのテラスには、アンジーとジャックの遺体が首をくくられぶら下げられていました。ウメコは耳まで裂けた口で「お父さん、お母さん。新しい友達が出来ました」と言って満足そうに微笑み、ケンも豪快に笑っていました。

【結】- 口裂け女inL.A.のあらすじ4

◆「AM I BEAUTIFUL? ワタシ 綺霊?」

サラは教授とこれまでの事件を振り返り、これは口裂け女だけじゃなく、日本の様々な都市伝説が混ざってると話しています。教授は、実際モニカが殺された時、口裂け女は噂のみで実体が無かったと言い、霊や都市伝説は人の心に宿るものだと語り、サラにも口裂け女にこだわり過ぎだと忠告します。
朝、家に戻ったクレアはサラを探しますが返事は無く、窓から教授がカメラで彼女を撮影しているのを不審に思ううち呼び鈴が鳴り、サラが出てますが、彼女もクレアを無視します。
訪ねてきたのは教授とロス市警のエヴァン刑事でした。エヴァンは口裂け女がこの家にいると言う情報が入った、彼女はモニカ殺しの重要参考人だと言い家の中に入って行きます。が、やはりクレアに気づきません。教授はサラに、これが私の結論だ、口裂け女はいないと話し始めますが、エヴァンの声を聞き奥に向かいます。サラは黙って扉を閉め、クレアを無視して2階に上がって行きます。
エヴァンと教授はバスルームで、浴槽で口が左右に大きく切り裂かれているクレアの腐乱死体を苦々しく見下ろしていました。
教授は先ほどクレアは確かに他の部屋にいたと言い、ビデオを確認するとそのクレアは口が耳まで裂けていて、教授が再び室内を撮り始めると口裂けのクレアが映り驚きます。
一方、2階に上がったサラは、口裂け女の資料だらけの屋根裏で、巨大なハサミを見つめ、泣きだします。3人がその声に気づき上がるとサラは庖丁を構え、クレアを殺したことを認め、包丁で自分の口を切り裂きます。
彼女は、以前クレアが口裂け女の幻覚に怯え狂乱した際、はずみでクレアの口を切り裂いてしまいそのまま殺害したと言い、彼女を救うためには殺すしかなかった、自分が口裂け女の研究に深入りしすぎたせいだと嘆きます。そして、「私は、ただ口裂け女が見たかっただけなの」だから日本にも調査に行った…ごめんなさいクレア…そういって見上げたクレアの口は、耳まで裂けていました。

クレアは口裂け女となり、血塗れのコートで路上に佇み、あの日、モニカと話していた自分を見ていました。
が、以前のクレアが、日本に引き取られたもう1人の姉妹の名はウメコと言った途端、彼女の傍らにはぼんやりとした口裂けの悪霊が立ち、彼女は狂乱して口裂けに変わり、モニカを巨大なハサミで殺害したのです。

口裂けとなったクレアはそのまま路上に佇み、通りがかった2人連れの女性の1人が彼女を見て怯えるのに気づきます。
クレアは私が見えるの?と聞き、女性がうなづくと「ワタシ、キレイ?」と聞きます。女性は少し間をおいて「普通」と言いますが、クレアの口は、さらに大きく裂けて行きました。

みんなの感想

ライターの感想

まだ日本ではあまり知られていない4人の若手監督が、すっごく楽しんで撮っちゃった♪みたいな自由度と妙な愛おしさがある作品です。
一番の注目株は「ピンク・スバル」でゆうばり国際ファンタスティック映画祭2011で審査員特別賞、シネガーアワードの2冠を獲得した「ウメコの友達」の小川和也監督なんですが、全く関係なく彼らの眼はまっすぐ前を見てる感じがひしひしと伝わってきます。
主幹となる曽根剛監督の「口裂け女 ワタシ、綺霊?」は口裂けの特殊メイクとどうなっちゃうの?感、比呂啓監督の「こっくりさん」は百合系恋愛もので余韻が切ない作品ですが、この監督は小川和也監督の「ウメコの友達」のケン役(カンシチ・ヒロ(比呂 環七)名義)でハジケた演技を見せてくれてます。「ウメコの友達」は、「コワイ女」の「鋼」(鈴木卓爾監督)っぽい始まりが妙なテンションに発展するある意味ヒトコワ系、廣瀬陽監督の「陰陽師 風蓮」は完全なアクション・ホラーで、マフィア、悪魔の神父、ゾンビ、サタン、気合砲とやりたい放題、なのにアクションはホンモノで深夜の変身ヒーロー物の当たりを引いた気分でした。
映画美学校卒の新進監督らが多数輩出された近年、4監督とも次世代を担う国境無き新進監督として今後が楽しみなメンバーだと思います。

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