「呪怨(黒い少女)」のネタバレあらすじ結末

呪怨 黒い少女の紹介:2009年公開の日本映画。「呪怨」シリーズ第6弾(ビデオ版も含む)で番外編となり、今作品は『呪怨 白い老女』と連動する内容。シリーズの最新作として2014年6月28日に劇場版『呪怨 -終わりの始まり-』が公開予定。

予告動画

呪怨(黒い少女)の主な出演者

裕子(加護亜依)、徹也(瀬戸康史)、松岡真理子(中村ゆり)、横田季和子(高樹マリア)、横田芙季絵(松本花奈)、藤井綾乃(中園友乃)、むつみ(次原かな)、竜太(重山邦輝)、義雄(松嶋亮太)、横田弘(勝村政信)、佐伯俊雄(宇都秀星)

呪怨(黒い少女)のネタバレあらすじ

【起】- 呪怨(黒い少女)のあらすじ1

じゅおん【呪怨】
つよい怨みを抱いて死んだモノの呪い。
それは、死んだモノが生前に接していた場所に蓄積され、「業」となる。
その呪いに触れたモノは命を失い、新たな呪いが生まれる。
…小学生の女の子・芙季絵はある日、学校で何か異様なものに襲われて倒れました。
雨の日の放課後に教室から外を眺めていて、突然窓ガラスに手をついたかと思うと後ろにのけぞり、教室内で苦しんでいました。「あ゛あ゛あ゛あ゛」と叫んでいます。
たまたまその一部始終を見ていた同級生の男の子が先生に知らせ、芙季絵は保健室に運ばれます。
ただの貧血という判断を下され、母・季和子に迎えに来てもらい、芙季絵は家に帰ります。家には珍しく、父・弘が帰ってきており、芙季絵は「パパが来てる」と言いました。
芙季絵の家である横田家は、夫・弘と妻・季和子が不仲になっていました。
弘は外食しようと言い出し、家で食べると主張する季和子と口論が始まります。その夫婦喧嘩をしている最中に、娘・芙季絵が突如として奇声を発して再び倒れました。
倒れた芙季絵に弘が手を差し伸べると、芙季絵は弘の手首を強く握ります。小学生とは思えない怪力に、弘はたじろぎました。
芙季絵は手首を掴んだまま、父・弘を睨みつけて「お前はこの手で女を殺す」と言います。そして気絶しました。
芙季絵は病院で検査を受けます。
検査の結果、脳に異常はないと医師は言い、精神的な問題なのではないかと言いました。よく家庭内の問題などでストレスを抱えた子がいるからということで、芙季絵は精神鑑定を受けることになります。
逆行催眠を受けた芙季絵は、5歳の時の記憶はママと海水浴に行って楽しいと言います。胎児の記憶に戻った芙季絵は「何が見える?」と医師に聞かれた後、錯乱して「あ゛あ゛あ゛あ゛」という声を出して暴れました。
そして「どうして私を産んでくれなかったの?」と言った後、芙季絵は気絶します。
その言葉を手がかりに再検査が行なわれ、芙季絵の子宮の横に嚢腫(のうしゅ 良性腫瘍の一種)が見つかりました。
再検査の結果を医師が詳しく説明します。
どうやら双子で産まれるはずだった片方の女の子が、なんらかの原因で、胎内で成長する過程で芙季絵に取りこまれて嚢腫となりました。
芙季絵が産まれてからは、嚢腫は今度は芙季絵の栄養分を受けて体内で育っていたのです。 この映画を無料で観る

【承】- 呪怨(黒い少女)のあらすじ2

産まれることのできなかったその子(嚢腫)は、恨みを募らせていました。そしてこの後、その子(嚢腫)は、周辺の者にさまざまな呪いを及ぼします…。
…会社を経営する芙季絵の父・弘は、欠勤を続けている部下・藤井綾乃の家を訪問しました。
途中、弘はマーという黒猫を探す男性に会います。この男は白い少年・俊雄に頼まれてマーという黒猫を探していました。
綾乃は前回、タクシーで弘に送ってもらった帰り、弘にセクハラされそうになって慌てて自宅より手前で車を降ります。
夜道を歩いた綾乃は、後ろに気配を感じて振り向きますが、誰もいません。
携帯電話が鳴って落としてしまい、拾おうとかがんだ綾乃は「あ゛あ゛あ゛あ゛」という声を聞きました。その直後、綾乃は黒い少女を目撃します。
弘は綾乃の部屋の鍵をプラスチックのカードでスライドさせて開け、部屋の中に入りました。
綾乃はシーツをかぶって直立しています。綾乃は弘に飛びかかると、馬乗りになって首を絞め、「この手でお前は女を殺す」と言います。
弘は意識を失いました。気がついた弘は、綾乃がベッドに寝ているのを見て帰ろうとしますが、ベルトがありません。
ベッド脇からベルトが垂れさがっているのを見た弘が引っ張ると、ベルトは綾乃の首に巻きついていました。綾乃は死んでいます。芙季絵と綾乃が予告した通りでした。
弘は綾乃の死体を車に乗せ、山奥に行くとシャベルで土を掘り、くるんだシーツごと綾乃の死体を土中に埋めます。
土をかけた後、シャベルを持って帰ろうとした弘が振り向くと、埋めたはずの穴が開いていました。弘は混乱しつつ、もう一度土をかけます。
土をかける弘の目の前で、綾乃の死体の瞼が開き、口から「あ゛あ゛あ゛あ゛」という声が洩れました。それを見た弘は、半狂乱になりながら土をかけ続けます…。
…入院した芙季絵の担当看護師になった若い女性・裕子に、芙季絵はすぐに打ち解けました。芙季絵はよく白いシーツをかぶって裕子を待ち伏せしていました。
理由も分からずに入院させられている芙季絵は、裕子に「私、もうすぐ死ぬの」と言います。その時の深刻そうな芙季絵の顔を見た裕子は、医師に相談しました。医師は笑って「ああいう年頃の子は、すぐにそう思っちゃうから」と軽く流します。

【転】- 呪怨(黒い少女)のあらすじ3

ある時、裕子は芙季絵の病室から「あ゛あ゛あ゛あ゛」という声を聞きました。心配した裕子は部屋に入りますが、芙季絵はベッドでぐっすり眠っています。
ほっとした裕子が立ち去ろうとすると、再び「あ゛あ゛あ゛あ゛」という声が聞こえました。音は芙季絵の腹から聞こえ、裕子はシーツと芙季枝のパジャマをめくって腹部を見て、驚きます。腹部に人の顔が見えたのです。
慌てて同僚の女性看護師を呼びに行きますが、戻ってくると芙季絵の腹に異状はありませんでした。
薄気味悪く感じた裕子は病室の担当を代わりたがりますが、芙季絵が最も懐いているのは裕子なので、担当はそのままになりました。
別の日、芙季絵の病室に行った裕子は、芙季絵が上半身を起こしている影をカーテン越しに見ます。起きているのだと思って声をかけながらカーテンをめくると、白いシーツをかぶった人物がいました。でも芙季絵は寝ています。
こんもりしたシーツはちょうど、芙季絵のお腹から生えていました。
驚いて退いた裕子は、ベッドの下に黒い少女を目撃します。ベッドの上にあったシーツは床に移動し、近づいてきました。
黒い手と黒い顔の少女がシーツの中から伸び、裕子にかかります…。
…看護師・裕子の住むアパートの部屋の隣には、裕子に思いを寄せる年下の大学生・徹也が住んでいました。徹也はいつも裕子にあいさつし、裕子も徹也に愛想よく対応していました。
しかしある時から裕子が塞ぎがちになり、徹也が挨拶しても気づかなくなります。
裕子の変化を気にした徹也は、ある夜、隣から裕子の声を聞きました。それを徹也は最初よがり声だと思って「やっぱ男いんのかよ」と言って、枕を壁に投げつけます。
すると声がやみ、壁が殴り返されました。その振動は尋常ではないほど強く、棚の上のものがずれ落ちるほどです。
別の日、バイトに出かける徹也が裕子にあいさつしますが、また無視されました。しかし裕子は部屋に入ると扉を開けっぱなしにしたため、徹也は気になって戻ります。
部屋を覗くと、裕子は向こうを向いて、立ったままゆらゆら揺れていました。徹也が声をかけると、裕子は正気に戻ります。
徹也に黒い手が伸びて、裕子の部屋にひきずりこまれました。ドアは勝手に閉まります。
黒い少女の腕が、乱暴に徹也を壁に強打しました。もう徹也は絶命しています。裕子はその一部始終を目撃し、黒い少女の手が裕子にも伸びました…。 この映画を無料で観る

【結】- 呪怨(黒い少女)のあらすじ4

…芙季絵の母・季和子は、特殊な能力を持つ妹・真理子に相談しました。真理子は幼い頃から霊能力のようなものがありました。
芙季絵の様子をビデオで撮影した映像を季和子は見せますが、ビデオじゃ分からないと真理子は言い、病室を訪れます。
病室に入るなり異様な気配を感じた真理子は、「お姉さん、ごめん、今日は帰らせて」と言い、3日後にまた来ると約束しました。
その間に真理子は除霊の準備をします。お札を用意して、季和子宅の玄関と勝手口、柱などに貼りました。
さらに風呂場で水ごりをした真理子は、着替えて出ていきます。
病室で真理子によるお払いの儀式が始まりました。供物を捧げた真理子は印を結んだ後、芙季絵の頭からゆっくりと腹部にかけて手かざしします。
腹部で再び印を結ぶと、芙季絵はうなされ始めました。腹から顔が出てきて「あ゛あ゛あ゛あ゛」と言います。その顔に小さい針を刺すと、顔はなくなり、腹は元に戻りました。芙季絵の様子も穏やかになります。
真理子が針を刺した血痕を拭うと血は止まり、傷跡も残りません。除霊は終わりました。
芙季絵の中に芙季絵とは別の霊がいたことを告げた真理子は、「生まれてこなかった子の呪われた霊だろう」と言い、「供養してやって」と立ち去ります。
夜に電話が鳴り、「今から行くから、待っててね」という声とともに、真理子の自宅のドアチャイムが鳴ります。真理子は、自分がだまされたことを知りました。
真理子は「生まれなかった子」を除霊したつもりでしたが、霊はすでに芙季絵と入れ代わっており、芙季絵の体内を乗っ取った霊は、真理子に「芙季絵」を除霊させたのです。
その夜、東京都杉並区にある真理子の家に、午後10時20分頃、黒い少女が訪問しました。
黒い少女は玄関先で真理子を包丁で刺すと、夫の義之を階段で殺し、さらにひとり息子の崇を2階の寝室ベッドで殺します…。
…芙季絵の母・季和子は、自分の娘・芙季絵が除霊されて霊として漂い、娘の体を恨みを持った黒い少女が乗っ取っていることに気づきました。
屋上でタオルを干す季和子に、「姉さん、ごめんね」と発言する真理子の霊が出ます。
季和子は車椅子で芙季絵を屋上へ連れ出し、病院の屋上から芙季絵とともに飛び降りて心中しました。
季和子と芙季絵の飛び降りた死体を、黒い少女がそばで見おろしていました…。
黒猫・マーを探す男性が、路上で黒い少女を見ます。黒い少女は道を歩きながら「あ゛あ゛あ゛あ゛」と言って男性の横を通り過ぎました。

みんなの感想

ライターの感想

呪怨シリーズから派生してできた作品、第2弾です。
この作品は『呪怨 白い老女』同様、俊雄くんがワンシーンだけ登場します。
どこで出てくるのか探すのも、楽しみかも。
黒い少女という割に、あまり怖さはないのだな。むしろ白いほうが怖い。今回、再確認した。
黒いと…ただのヤマンバギャルに見えてしまう。
サイドストーリーはいまひとつなのですが、随所に怖さがちりばめられています。
特に「お前はこの手で…」は、小学生の少女が言うところは迫力あります。「ひー」心理的な怖さでしょうか。
特にオチもありませんが、腹から顔が出てくるという発想は人面瘡みたいで、けっこう興味深いものでした。

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