「呪怨2(劇場版)」のネタバレあらすじ結末

呪怨2(劇場版)の紹介:2003年公開の日本映画。清水崇・監督が1999年にビデオ作品を発表し(DVDも発売)、続いて映画化した「呪怨」シリーズ。ビデオ作品から数えるとシリーズ4作目となる。ビデオ版と劇場版は関連性があり、話は繋がっている。

呪怨2(劇場版)の主な出演者

原瀬京子(酒井法子)、三浦朋香(新山千春)、山下典孝(堀江慶)、千春(市川由衣)、大国圭介(葛山信吾)、石倉将志(斎藤歩)、大林恵(山本恵美)、原瀬亜紀(水木薫)、石倉薫(結城しのぶ)、石倉和正(影山英俊)、佐伯俊雄(尾関優哉)、佐伯伽椰子(藤貴子)、佐伯剛雄(松山タカシ)

呪怨2(劇場版)のネタバレあらすじ

【起】- 呪怨2(劇場版)のあらすじ1

【呪怨…強い怨念を抱いたまま死んだモノの呪い。
それは死んだモノが生前に接していた場所に蓄積され、「業」となる。
その呪いに触れたモノは命を失い、新たな呪いが生まれる。】
…テレビ番組『心霊特番! 呪われた家の真実 謎の怪死事件に迫る!』のロケで、TVレポーター・三浦朋香、女優・原瀬京子、TVディレクター・大国圭介はじめスタッフ一行は、東京・練馬区の住宅街にある一軒の古ぼけた家を訪問しました。
その家では、夫・佐伯剛雄が妻・伽椰子を惨殺するという事件があり、2人の息子・俊雄は行方不明です。剛雄は事件の後、路上で死体で見つかりました。
そしてこの事件以後、その家に住んだ人や家に足を踏み入れた者やその関係者が、ことごとく変死したり失踪したりするという、呪われたと噂されるいわくつきの家でした。
ロケ自体は順調に進みました。ただひとつ、階段で朋香と京子が話すシーンで、音声担当・相馬が京子のマイクに「変な音が入った」というくらいで、あとは問題なく撮影は終了します。
しかし、その後、ロケに参加した一行は次々に災難に見舞われました。
女優・原瀬京子は、自分では嫌なのですがホラー関連の仕事が多いため、いつしか『ホラークイーン』という異名を持つようになりました。今回のロケも、ホラークイーンという名でよばれたようなものです。
ロケ当日の夜、京子は婚約者・石倉将志の車に乗っていました。京子と将志は挙式の日取りも迫っており、京子は妊娠しています。しかし妊娠はまだ事務所には報告していませんでした。
2人の乗った車にドンという音と衝撃が走り、将志は車を止めます。将志は後方にある黒い影を見に行き「黒猫を轢いた」と言いました。京子も車の助手席から見ていると、視界に白い少年の足が見えます。
将志は黒猫をそのままにして車を発進させますが、ハンドルを座席下から握る白い少年・俊雄の姿が見えて、京子も将志も驚きました。
車は事故を起こして草むらに落ちます。フロントガラスに白い手の痕がぺたぺたと映り、消えました。
京子は左手骨折と、赤ん坊を流産します。婚約者・将志は意識不明の重態でした。

【承】- 呪怨2(劇場版)のあらすじ2

京子に流産させたことを、将志の母・薫が詫びます。
京子が将志の集中治療室に入ろうとすると、白い少年・俊雄が室内から出てきて、京子の腹に手を当てました。京子はおどろきますが、次の瞬間、少年は消えていました。
自宅に帰った京子は母・亜紀に、子どもの頃に死んだ男の兄弟がいないか訊きます。見えた幽霊・俊雄のことを、自分の兄弟かと思ったのです。
亜紀は女系家族だということを告げた後「あんたの子も女だったろうね」と言いますが、京子は「男の子だったと思う」と言いました。
翌日、再び将志を見舞った京子は、産婦人科医からお腹の子が順調に育っていると言われます。超音波検査機には、確かに3か月半となる胎児の映像が映っていました。
帰宅した京子は、窓ガラスに映った白い少年・俊雄を見ます。俊雄はこたつでうたたねする母・亜紀を見おろしていました。
その後さらに京子は、こたつの中にひそむ白い少年・俊雄を見ました。母・亜紀は急死します。
TVレポーター・朋香はロケの数日前から、自宅マンションで深夜0時27分になると聞こえる音に悩まされます。
朋香は角部屋に住んでいるのですが、隣の何もないはずの壁に何かがぶつかる音がするのです。
不安になった朋香は、恋人・典孝に部屋へ来てもらいました。典孝も音を確認します。ドンドン、という音に合わせてコンコンという軽い音もし、それと同時に机の上のコップが倒れました。
ロケの当日の夜に朋香が帰宅すると、恋人・典孝が髪の長い白い女性・伽椰子の髪の毛に首を巻かれて、天井から吊られていました。さらに典孝の足を揺らす白い少年・俊雄の姿もあります。
典孝の足が揺れ、机の上のカップが倒れます。
深夜0時27分になると聞こえた音は、典孝の足が壁に当たる音でした。しかし、音はもう1つ、軽いものもあったはずです。
髪の毛が朋香にも近づいてきました。そして、朋香も髪の毛で首を吊られ、俊雄に足を揺らされて壁に当たり、軽い音を立てました。
ヘアメイク担当・恵はロケ終了後、楽屋でウィッグを並べてブラシをかけている最中に、試着室の畳の床の一部が黒ずんでいるのに気づきます。それは昼間にロケをした2階の寝室の染みと似ており、よく観察すると足跡2つと引っ掻いた爪跡でした。

【転】- 呪怨2(劇場版)のあらすじ3

ウィッグの1つが落ちます。それを拾って試着室のカーテンを閉めようとすると、ウィッグの毛が伸びて再び落ち、恵に近づいてきました。ウィッグは白い女性・伽椰子になり、恵は震えながら床に爪跡を残し、悲鳴をあげたまま行方不明になります…。
音声担当の男性・相馬は、編集作業をしている時に、変な音が入ったシーンを再生しました。そこには「あ゛あ゛あ゛」という音が確かに入っています。機器に向かう相馬の後ろに、ひっそりと白い女性・伽椰子と白い少年・俊雄が佇みます。相馬も、カメラマンの渡辺も行方不明になりました。
次々と起こる不審な出来事に、テレビ局は番組の放送を見送ります。
制作ディレクター・圭介は京子とテレビ局で会い、家に送ります。京子の自宅の家の前に、ヘアメイク担当の恵が立っており、京子の自宅へ入っていくのを2人は見ました。圭介は京子に付き添って、一緒に家に入ります。
中に入ると恵の姿はなく、居間のこたつには謎のノート・伽椰子ノートがありました。それを見た圭介は、同じものがロケをしたあの家にあったことに気づきます。
圭介は事件当時の新聞記事を京子に見せました。京子は行方不明になっている少年・俊雄の写真を見て、白い少年・俊雄の正体を知ります。
会社に戻った圭介は伽椰子ノートをコピーして、事件について調査していました。とりおわった筈のコピー機が勝手に動き始め、コピー機から黒い紙が吐きだされます。
黒い紙に徐々に輪郭が現れ、それはやがて女性・伽椰子の顔になりました。圭介はコピー機の電源を切って逃げるように立ち去りますが、そばの窓に白い伽椰子の顔が映っています。
…女子高校生・千春はある日、友人・宏美に誘われて、京子が主演のホラー映画のエキストラ役のアルバイトをすることになりました。
その撮影中、千春は京子のすぐそばに白い少年・俊雄がいるのを見つけ、思わず悲鳴をあげます。
夢の中で、千春は佐伯家の中にいました。宏美の声がドアの外から聞こえ、慌てて千春は扉を開けようとしますが、ドアチェーンが邪魔で扉が開きません。
天井から「あ゛あ゛あ゛」という声がし、見上げると天井に白い女性・伽椰子が張りついていました。無我夢中で宏美にしがみついた千春は、夢の中で宏美の首のハート形のネックレスをひきちぎってしまいます。

【結】- 呪怨2(劇場版)のあらすじ4

宏美に起こされて夢から覚めた千春でしたが、夢だった筈なのに、実際に手にネックレスを握っていました。目の前にいる宏美の首にもネックレスがあります。
千春は宏美に、絶対にあの家には行くなと言いました。
その後、千春は幻覚を見るようになり、ぶつかった少年のボールまでもが白い少年・俊雄の生首に見えて倒れます。倒れた自分を千春は上から観察していました(ポルターガイスト状態)。その千春の肩に、伽椰子の手が忍び寄りました。
千春に駆け寄った宏美は、千春が自分と同じネックレスを握っているのを見ます。
京子の婚約者・将志は意識不明の重態でしたが、ある時京子が自分の腹に将志の手を当てると、将志の全身が痙攣し、意識を取り戻します。
その後、順調に回復した将志は、車椅子で外に出ることも可能になりました。京子と将志の母・薫は将志を屋上へ連れ出し、外の空気を吸わせます。
家に伽椰子ノートがあった夜、京子は確かめに佐伯家を訪問しました。裏口から家に入った京子は、玄関で女子高校生2人の幻影(千春の夢…千春と宏美が玄関先で揉み合う姿)を見た後、よつんばいになった伽椰子が近づいてくるのを見て腰を抜かします。
その時、ちょうど会社からやってきた圭介(コピー機を消して気になって家を訪問した)が気絶した京子を見つけ、救急搬送しました。
同じ頃、婚約者の将志は車椅子のまま屋上に出て、いなくなります。
産婦人科に運ばれて緊急手術を受けた京子ですが、オペ室の医師と看護師は全員亡くなりました。
待合室で付き添った圭介は、電灯がチカチカ点灯し、やがて停電したので手術室に入り、スタッフ全員が死んでいるのを目撃します。
赤ん坊の泣き声と共に、京子の股間から大人の白い女性・伽椰子が出てきました。そのまま伽椰子は圭介に這って近づき、圭介も死にます。
手術から目が覚めた京子は、床に落ちた紙袋に入った塊を抱き上げ、ほおずりします。
…何年か後。
京子は少女と手を繋いで歩いていました。少女は鉄橋から列車を見た後、歩道橋の上から京子を突き落とします。
頭を打って死んだ京子を見つけて駆け寄ってくる大人たちを尻目に、少女・伽椰子は悠々とその場を立ち去りました。

みんなの感想

ライターの感想

呪怨シリーズ第4作です。今回はほとんど剛雄が出演せず、伽椰子&俊雄が活躍しまくります。
最初のシーンで、京子の婚約者・将志が轢いた黒猫を放置したまま車を発進させます。なんかここ厭。
ちゃんと供養しろ! この時点で私はつい、将志がその後悲惨な目に遭ってもあまり同情できませんでした…。
深夜0時27分の音については、判ると怖い…すごく怖い。
天井を覆う黒髪・伽椰子が今回の名シーンかな。
名シーンといえば、手術室で京子から生まれる大人・伽椰子も怖いです。圭介が腰抜かすのも判ります。
圭介と京子はただの仕事仲間のようなんですが、手術室に入るかな…。これもちょっとひっかかった。
恋人なら判るけど。
ラストシーンも絶妙でした。京子に近寄る大人たちに対し、立ち去る少女の対比。
いい感じにあと味が悪くてホラーとしてはばっちしでした。

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