「屋敷女」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

屋敷女の紹介:2007年製作のフランス映画。出産を間近に控えた妊婦が、謎の女殺人鬼に襲われるさまを、過激な猟奇シーンと共に描く。R-18指定。怖さは『ミザリー』以上、後味の悪さは『ミスト』以上かも。

この映画を無料で観る

予告動画

屋敷女の主な出演者

サラ(アリソン・パラディ)、マチュー(ジャン=バプティスト・タブーラン)、医師(クロード・ルーレ)、看護師(ドミニク・フロ)、ルイーズ(ナタリー・ルーセル)、ジャン=ピエール(フランソワーズ=レジス・マルシャソン)、女〔侵入者〕(ベアトリス・ダル)、女性警察官(ハイアム・ゼイツウン)、警察官1(タハール・ラヒム)、警察官2(エマニュエル・グエス)、パトロール中の警察官1(リュドヴィック・ベルティロ)、パトロール中の警察官2(エマニュエル・ランジ)、パトロール中の警察官3(ニコラ・デュヴォシェル)、アブデル(エマン・サイディ)

屋敷女のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①クリスマス・イヴの夜、出産を翌日に控えたサラの元を1人の女性が訪問。家に入れるのを拒否すると女性は庭へ回り窓ガラスにひびを入れる。警官を呼んだサラは難を逃れるが、警官のパトロール中に女性は家に侵入。女性とサラは戦うことに。 ②女性の正体は4か月前に交通事故を起こした相手で、事故で流産した女性はサラの赤ん坊を狙っていた。パトロールの警官らを殺した女性はサラの赤ん坊を取り上げるが、女性自身も瀕死。

【起】- 屋敷女のあらすじ1

(この映画に出てくる重要な人物、侵入者の女性は、海外サイトでも「女」としか名づけられていません。なので女表記にします)
…やっと授かった赤ちゃん。誰にも渡さないわ…。
…ある日、夫・マチューと妻・サラの夫婦は、正面衝突事故を起こしました。相手の車も自家用車です。
意識を取り戻した運転席のサラは、助手席にいる夫・マチューに呼びかけましたが、マチューの反応はありませんでした。
車のバンパーは大破し、フロントガラスも割れる大事故です。相手の車も同様でした。
(ここでタイトル。胎児のエコー映像と流れるさまざまな血が映る様子が、本当に何とも気味悪い…)
…4か月後。
クリスマス・イヴをひとりで迎えるサラは、臨月を迎えていました。結局夫のマチューは自動車事故で即死し、サラは若くして未亡人です。
定期健診の結果、経過は順調で、サラに生まれてくる子の名前を決めたかと問うた医師は、「明日には生まれます。夜までに陣痛がなければ、陣痛誘発剤を使います」と告げました。
明日はクリスマスで救急車が出動しないので、誰かに付き添ってもらって病院に来いと医師は言います。
待合室で待つサラに女性の年配看護師が近寄ると「もうすぐ出産ね。私は4人も生んだわ」「初産? 初産は時間かかるわよ」「私は12時間かかって死産だった」と言い、横で喫煙を開始しました。別の若い女性看護師が「ここは禁煙です」と言おうがおかまいなしです。
迎えに来た同僚女性は、サラの上司のジャン=ピエールをいつか紹介してくれと頼みます。サラは現在休業中ですが、カメラマンをしています。
「うちでご飯食べる?」と聞く友人の誘いを断ったサラは、公園でひとりになりました。
出産がすぐそこまで近づいているのですが、サラの気持ちは憂鬱です。夫・マチューを亡くし、これからひとりで子育てをしないとならないと考えると、どうにも不安でならないのです。
また子育ての間、仕事ができないことも不安の種のひとつでした。
公園でベンチに座りながら、親子の写真を撮るサラの隣に初老男性・ジャン=ピエールが座ります。ピエールは夫なきサラに猛烈なアプローチをかけていました。
サラはピエールに、翌朝7時に迎えに来てくれと頼み、家の鍵を渡します。「お母さんと過ごすのか?」と聞くピエールに、サラは今日はひとりで過ごすと答えました。
ピエールは「来年は一緒に過ごそう」と言うと、サラを送って帰りました。
帰宅したサラは母・ルイーズと電話で話します。母はサラのところへ行きたがっていましたが、「火曜日に来て」とお願いします。サラは黒猫を飼っていました。
もう寝ると言って母との電話を切ったサラは、夫・マチューの写真を見てまた憂鬱な気分に襲われます。心に浮かぶのはマチューとの思い出ばかりで、これから先のことなど考えられませんでした。
揺り椅子で編み物をしつつうたたねをしたサラは、陣痛が来て思わずよつんばいになって牛乳を吐き、仰向けになって牛乳を吐いていると、途中から白い液体が赤くなって、口から赤ちゃんが出てくる夢を見て目覚めます。
ドアチャイムが鳴ったので、サラは覗き穴で相手を確かめますが、逆光で相手の顔は見えません。 この映画を無料で観る

【承】- 屋敷女のあらすじ2

女性の声で「車が故障した。電話を貸してくれ」という内容でした。携帯は電池切れを起こしているそうです。サラは「旦那が眠っているので、よそを当たってください」と言いますが、相手の女性は「寝てるなんて嘘よ。死んだんでしょ。開けなさいよ、サラ」と言います。あとはノックを連打しました。
自分の名を知る女性に誰かと問うたサラですが「開けると分かるわよ」と言われるだけで、女性が名乗る気配はありません。「警察を呼ぶ」と言うとノックはやみ、女性はいなくなりました。
不安になったサラが窓の施錠を確認していると、庭先に人影が現れます。人影は女性で、悠々と煙草を吸っていました。
サラは警察に通報して「警察が5分で来るわ」と言いますが、女性は窓を叩いてガラスにひびが入ります。サラはカメラのフラッシュを焚いて撮影しました。
フラッシュにも動じない女でしたが姿を消し、サラは暗室で現像してみます。すると昼間に撮影した公園の親子の写真にも、奥の茂みに小さくですが女性の姿が写っていました。先ほど写した写真は、暗すぎて顔が判別できません。
パトカーがやってきました。男性の警察官2名と、女性の警察官1人の合計3人が訪問し、サラは家の中へ通します。
男性の警官の片方は庭を見回り始めました。女性の警官に事情を聞かれたサラは、女性が訪問したこと、その女性が自分の名と夫が死んだことまで知っていたことを話します。女性の顔を見たかと聞かれましたが、暗かったから顔は分からないと答えました。
外を見回っていた警官が「立ち去ったようだ」と言います。警官らは「パトロール係に後で見回りに来るよう告げておく」と言って、立ち去りました。
サラはピエールの携帯電話に電話すると、「明日、プリントを頼みたい」という留守電を残します。そして薬を飲んで寝床につきました。
…サラが寝入ると、ベッド脇に黒衣のロングドレスの女性が立ちます。女性は子ども部屋に行って物色した後、未開封の子ども服を開封してにおいをくんくん嗅ぎます。
バスルームに移動した女性は裁ちばさみを用意し、ハサミを消毒した後にサラの腹を剥きだしにすると、ハサミの切っ先でへその部分をぐさぐさ刺しました。反射的にサラは目覚めます。
逃げ出そうとしたサラにハサミを投げ、サラは左唇の上下に深い傷を負います。サラは女性を振り切ってバスルームに閉じこもり、女性はドアを何度も叩いて喚きました。
腹の傷のせいかサラは破水し、痛みとショックでへたりこみます。女性はサラと揉み合いになった時に頭部を打ったので、1階におりて頭を氷で冷やしました。
携帯の留守電を聞いたピエールが、心配して訪問しました。渡された鍵を使い、勝手に開けて入ってきます。
ピエールは黒い服の女性を、サラの母と勘違いして挨拶しました。女性は否定せず言葉を合わせ、サラはもう寝たと言います。ピエールは女性に「お若いですね」と言い(これは事実、女性はサラの母ではないので)、女性はピエールに酒を勧めました。
女性はピエールに「あの事故以来、苦しんだわ、彼女(サラ)も私も」と言います。ピエールは居間のソファに置かれた、サラがプリントした写真(女性が庭にいるもの)を見て、気になりました。

【転】- 屋敷女のあらすじ3

そこへサラの本当の母・ルイーズが現れます。ルイーズも心配して訪問したのでした。ピエールと見知らぬ女性を見た母・ルイーズは「娘はどこなの?」と言いながら、動揺して2階にいるサラのところへ走っていきます。
サラはバスルームにこもって、女性への対抗策を練っていました。武器になりそうなものをバスルームで物色し、ヘアスティック(かんざし)を見つけて次の攻撃に備えてスタンバイします。
そこへバスルームを乱暴に叩いて開けようとする者がいたので、ドアを開きざま、その人物の首にヘアスティックを突き刺しました。母・ルイーズだと思った時には遅く、ヘアスティックは母の首を貫通し、母は死にます。
ピエールも母・ルイーズを追って2階へあがろうとしていましたが、階段の途中で女性に後ろから膝の真裏をハサミで刺され、次には股間、最後は頬と首をめった刺しされて死にました。女性はピエールの死体を階段から降ろして無造作に置きます(通行の邪魔だから移動させた)。
2階にあがったすぐのところに母の遺体があります。女性はそれも移動させ、母が蘇生したので顔にまくらを押し付け、はさみで顔を攻撃して止めをさしました。遺体は1階リビング脇に置きます。
その間にサラはバスルームを出ようとしていました。見つけた女性がサラの髪の毛を掴み、サラはヘアスティックを右腕に刺します。ヘアスティックは折れ、負傷した女性はヒステリーを起こしました。
黒猫がやってきます。女性は猫を抱っこしつつ「ドアを開けなさい」と命令し、無視されると猫の首の骨を折って無造作に捨てます。
サラは苦しんでうめき、気になる女性はハサミを何度も扉に刺して覗き穴を作り、中の様子を覗きます。リサは鏡を割って破片を持ちました。「赤ん坊は私が面倒を見る」と女性が言います。
パトカーのサイレンが鳴り、警官たちがやって来ました。夜にパトロールすると警官が言っていたものです。
車にはパトロール中の男性警官3人と、アラブ系の青年・アブデルが乗っていました。移民2人が死んだことで、このところフランス全土で暴動が起きており、アブデルは火炎瓶を投げた容疑で拘束されていました。
女性はバスルームの外に家具を移動させ、サラを出られないようにして応対に出ていきます。サラはその隙に出ようとしますが、家具が置かれていて開くことができません。
女性は1階で顔を洗いました。2人の警官の訪問に対し、女性は棒針を後ろ手に用意して応対します。
階上からの物音(サラがバスルームの扉を破壊しようとする音)を聞かれた女性は「古い洗濯機なの」と答えました。警官2人が帰るのを見届け、急いで女性は2階へあがります。
その間にサラは必死で女性の覗き穴を破壊して広げ、ドアノブに手を伸ばして外から開けようとしていました。急いでのぼってきた女性はサラの左手をハサミでグサグサ刺すと、さらにハサミでてのひらを貫き、扉にピン留め状態にします。
警官が再び訪問しました。申し送りの関係か、妊婦ではない女性が応対したことを気にした警官2人は、家の中に入ろうとします。
女性は2人を通しました。1人の警官は2階へ、もう1人はリビングへ移動します。女性はリビングの警官の左目に棒針を刺し、さらに何度も頭を刺して殺すと拳銃を手に入れました。

【結】- 屋敷女のあらすじ4

2階へ行ったもう1人の警官はサラを見つけ、「今からハサミを取るから落ち付いて」と話しかけながら近づき、ハサミを抜きます。そこへ女性が銃を持って現れ、警官の顔を撃ちました。
銃声を聞いてパトカーに残ったもう1名の警官も、アブドラを手錠で繋いで引き連れながら家の中に行きます。血まみれのサラを見たアブドラは怯え、残った警官はアブドラに銃を渡すと操作方法を教えました。
女性はその間にブレーカーを落とし、家の中が真っ暗になります。警察官は「救急車を呼び、ブレーカーを上げてくる」と言いました。
警官にハサミを取ってもらったサラはバスルームから脱出し、自室のベッドで仰向けになります。ブレーカーを上げるのに必死な警官とアブドラは、人影に気づかず、警官は銃で撃たれて死にます。
アブドラは警官と繋がれている手錠の鍵を探しますが、眉間にハサミを突きたてられました。自分でハサミを抜きますが、頭部を損傷しているのでアブドラはふらふらです。その様子を、女性は煙草を吸いながら見ていました。
懐中電灯を持って女性は2階へ向かうと、ベッドに仰向けになったサラに陶然とキスします。サラが女性の舌を噛みちぎると階下へ逃げますが、玄関は施錠されて開かないし、人がたくさん死んでいるしでパニックです。
女性が追いかけてきたので台所へ逃げたサラは、包丁で自分の腹を刺そうとしました(女性の目当ては赤ん坊なので、赤ん坊を殺せば女性にダメージを与えられると思った)。
女性は止めるため、トースターでサラの頭部を殴ります。サラは頭を抱えてうずくまりました。
女性が煙草にライターで火をつけようとした瞬間、サラはスプレー缶を女性の顔に噴射します。ライターに引火して女性の顔が焼けました。
息が苦しくなったサラは箸で自分の喉を突き、気道を確保すると、ガムテープで止血します。包丁に鉄パイプを装着して即席の槍を作ったサラは、カメラのフラッシュを焚きつつ女性を探しました。
顔を焼かれてへたりこんでいる女性を見つけたサラですが、女性は「また殺すの?」と言います。「あなたは私を一度殺したのよ」「私の子ども、私の赤ちゃんを」。
女性は、4か月前にサラが交通事故を起こした相手でした。「やっと授かった赤ちゃん」と思っていた女性は交通事故で流産したのです。赤ん坊を奪われた女性は、サラの子を自分の子として育てようと思ったのでした。
「死んだと聞いていたわ」と言いつつ、サラは事情が呑み込めます。
眉間にハサミを突き立てられて瀕死状態だったアブドラが電気をつけ、警棒でサラの腹を闇雲に叩きます(判断能力が欠如しているものと思われる)。女性はサラの槍を使ってアブドラを殺しました。
サラが階段の途中で倒れたまま「生まれる」と言い、女性が「私がついてる」と励ましますが、サラは「出てこない」と言います。
女性はサラの服をハサミで切り、腹を開いて赤ん坊を取り出しました。サラは死に、階段に大量の血が流れます。
赤ちゃんを抱っこした女性は揺り椅子に座り、顔が焼け焦げた状態ですが満足げでした。うぶ声が聞こえます…(女性が赤ん坊を手に入れたが、女性も顔面重度の熱傷と負傷により瀕死状態。朝までには死ぬのではないかと思われる)。

みんなの感想

ライターの感想

あらすじに記載しているが、とにかくタイトルのバックの画からして、おどろおどろしい。
内容は「こんなことしちゃっていいの!?」な展開が続く。とにかくあと味が悪い。
そもそも、ひとさまの赤ちゃんが欲しくて、それを取り出したい時に、いきなりヘソにハサミを突き立てるか!? 赤ちゃん傷つきそう。
サラも、女性もとにかくパワフル。そしてそれに巻き込まれるジャン=ピエール、サラの母、パトロール中の警官たち(アブドラつき)…。
両者痛み分け…救いのない映画。かなりハードなスプラッターです。エグすぎです。

映画の感想を投稿する

映画「屋敷女」の商品はこちら