「悪霊の餌食」のネタバレあらすじ結末

悪霊の餌食の紹介:2009年製作のオーストラリア映画。祖母から送られてきた壺が何かを知ろうと、祖母が住む森の一軒家にやって来たクレアとポール。だが、寝たきりの状態になっている祖母は、彼らに謎めいた言葉を告げ…。

予告動画

悪霊の餌食の主な出演者

クレア(レニー・ウィルナー)、バンシー(ブリジット・ネバル)、ナナ(ドーン・キリングバーグ)、ジェン(タリン・エヴァ)、ポール(ダニー・アルダー)、シモ(マーク・タイラー)、ビル(ピーター・ストラッドフォード)

悪霊の餌食のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①婚約者のポールを連れてクレアは1年半ぶりに自宅へ戻る。祖母から送られた骨壷の意味を聞くためなのだが、理由が分からないまま白い女性を見たクレアは、女をバルコニーから突き落としてしまう。それと共に悪霊も目覚めた。 ②白い女はバンシーと言い、家人の死の直前に現れる妖精であった。悪霊から逃げてバンシーに骨壷を向けると、バンシーは消えた。クレアは祖母を火葬にした。

【起】- 悪霊の餌食のあらすじ1

〝何と彼女は悲しげにむせび泣くのか
静かで寂しい夜に 彼女は死の歌を嘆き歌う〟

オーストラリア。

若い女性クレア・オニールは、婚約者のポールを連れて実家に向かっていました。
実家に行くのは1年半ぶりです。
クレアはポールを紹介するつもりでした。ポールも車を運転しながら、次は自分の両親に会いに行こうと話します。
森の奥にある屋敷に着くと、クレアは妹の名を呼びました。
すぐそばの畑のところで、父・ビルが立ちションをしているのを、ポールが見つけます。

・クレア…主人公の女性。20代後半の女性。ポールをみんなに紹介するために連れて来た。1年半ぶりに帰郷したのは、祖母から骨壷が送られてきたから。
・ポール…クレアの婚約者。20代後半の男性。綺麗好きなので、クレアの父・ビルの大雑把なところが少し苦手。
・ビル…クレアの父。すごくワイルドな人間。
・ジェン…クレアの妹。10代後半。本名はジェニファー。
・ナナ…クレアの祖母。寝たきりで、もう長くない。
・シモ…20代前半の男。近所づきあいのため、ビル宅を週2回くらい訪問している、気のいい若者。本名はサイモン。

クレアは父との再会を喜び、寝たきりの祖母にあいさつに行きました。
父・ビルが飲み物を入れにいったのでポールもついていきますが、ビルがコーヒーを指でかきまぜるのを見て、飲む気がうせます。
ポールはその後、ビルを手伝ってキツネの罠をかけにいきました。ビルの家のにわとりがキツネに襲われたので、罠をしかけたのです。
途中、積み石を見たポールが何かと質問すると、その下に死者が埋まっているとビルは答えました。
途中でシモと会い、男3人で帰ります。シモはそのまま、ビルの家に泊まります。

クレアは1か月前に、祖母・ナナから骨壷を送られていました。しかしその意味するところが分からず、今回実家に来たのです。
祖母に会ったクレアは、骨壷について質問しましたが、祖母は「ここに(骨壷を)近づけてはならない。ビルには内緒にしろ」と言うと「私はもうすぐ死ぬ。覚悟はしている」と付け足しました。
「彼女が私の旅路を誘う。哀しみの婦人、彼女を傷つけてはならない。オニール家のために嘆く者だ」と祖母が言ったのですが、その時のクレアには意味が分かりませんでした。

【承】- 悪霊の餌食のあらすじ2

その夜、雷が鳴ると、何かの声が聞こえます。それは家人全員が確認していました。
ビル、ポール、シモの3人が外へ出て、声の正体を探りに行きます。
クレアが祖母の部屋に行くと、ベッドの反対側には白い女がいました。
白いベールをまとった女は、目から血を流しています。口の中も血だらけでした。
白い女はバルコニーに出ると、とんでもない音量の悲鳴をあげます。これが声の正体でした。
驚いたクレアは、バルコニーから白い女を突き落とします。女は下の棒に串刺しになりました。
その瞬間、積み石が動くと、ガイコツの悪霊がたくさん出てきます。

…先に結論から言うと。
バンシーという若い女の妖精伝説があります。バンシーは若い女の姿をしており、死者が出る家に現れて悲鳴をあげ、家人の死を予告するというものです。
目が赤いのは何世紀も泣き腫らしているためで、嘆きは害のないものです。
クレアが見た白い女こそが、バンシーでした。
今回は、祖母・ナナの死を予告して現れたものです。放っておくべきだったのですが、クレアがバンシーを突き落としてしまったために、祖母・ナナは普通に死ぬことができず、悪霊が出てしまったのです。
(祖母が説明しかけていたのだが、クレアには理解ができなかった。
祖母ももっと詳しく説明すべきであった。
クレアがバンシーについて理解するのは映画の終盤。
ビジュアル的には日本人にとっては、「妖精」より「幽霊」と言われたほうがぴんとくる感じ。)
悪霊は、ゴキブリでできています。それがガイコツの形を取り、大きな鎌を持って攻撃してきます。
ガイコツの悪霊と、マントを着た(悪魔っぽい)悪霊との2種類がいます。

さて、バンシー伝説を知らずにクレアが突き落としてしまったので、積み石が取れて悪霊が復活します。
家の方から声がしたので、ビル、ポール、シモは急いで帰ろうとしますが、ポールが転びました。
ガイコツの悪霊に襲われて、ポールは死にます。

【転】- 悪霊の餌食のあらすじ3

バンシーに危害を加えたので、祖母・ナナは連れ去られました。壁には「ドーン(夜明け)の呪い」と書かれています。
クレアは警察に電話しますが、ずっと留守番電話でした。警察はあてになりそうにありません。
ビルとシモは猟銃を持ち、外へ祖母を探しに行きました。森の奥で、ポールが腸をひきずり出されて吊られているのを見つけます。
「助けてちょうだい」という声を聞き、ビルとシモは古い坑道へ行きました。そこには大量のゴキブリがおり、集まって悪霊となり、襲ってきました。
猟銃で撃つと効果はありますが、悪霊の数が多いので弾が切れました。
弾を取りに父・ビルは家に戻ります。

父の顔を見て、クレアは恋人・ポールが死んだと知りました。
祖母の部屋で手記を見つけたクレアは、それを見てみます。
そこには、バンシー(妖精)のことが書かれていました。しかし骨壷との因果関係が分かりません。
死んだはずのポールが家にやってくると、口からゴキブリを吐き出しました。腸もはみ出します。
ポールは「見殺しにしたな」と言うと、父・ビルを殴り始めました。もう人間ではないと思ったクレアが、銃の台尻でポールを殴って倒します。

屋敷の外にシモが帰ってきますが、ガイコツの悪霊に襲われて、鎌で背中を刺されて死にました。
ガイコツの悪霊はそのまま、家に近寄ることなくじっと浮遊しています。
ポールが襲ってきた時にジェンが向かいの屋敷に逃げたのですが、向かい側から助けを呼びました。
銃を持ってクレアが迎えに行くと、屋敷から舌だけが切り取られて出てきます。
中に入ってチェックをすると、奥で1か所だけドアが動いていました。そこにいくと、屋敷の裏側にバンシーとジェンがいました。
バンシーが悲鳴をあげると、ジェンは連れ去られます(ジェン死亡)。

重傷の父を車に乗せ、クレアが運転して屋敷を去ろうとしました。
父が祖母の手記を読みつつ、「骨壷には妖精の嘆きと苦悩が入っている」と言いました。
オニール家は代々火葬されており、彼らの遺灰は骨壷に入れられています。
クレアはやっと、自分がバンシーの邪魔をしたために、今回の騒動が起きたのだと気付きました。

【結】- 悪霊の餌食のあらすじ4

手記を読みつつ、父が「バンシーを退散させる方法は、バンシーが生き残りの生き血をすすること。オニール家最後の者、つまり、クレアの血だ」と言います。

行く手にたくさんのガイコツの悪霊が舞っています。
車にぶつかるとガイコツの悪霊は消えますが、ゴキブリがフロントガラスにつくので、たちまち前方が見えなくなりました。クレアは車を止めます。
父・ビルが骨壷を持てと言います。骨壷を先に取っている間に車がガイコツの悪霊に取り巻かれ、クレアは父を救出できずに逃げました。
森へ行くと、森の中から祖母・ナナの声が聞こえます。
祖母がつけていた腕輪…厳密には腕輪ではなく、旅の守護聖人(聖クリストフォロス)のメダルがついているネックレス…を見つけたクレアは、それを首にかけました。
祖母の声を頼りに進みます。

坑道に入ったクレアは祖母を見つけましたが、祖母の死体は怒っていました。
警告に従わなかったから、無事に往生できなくなったと祖母・ナナは言い、「悪夢の責めを負え」と叫びます。
周囲からガイコツの悪霊に襲われたクレアは、驚いて振り払って逃げました。
途中、キツネ用の罠にかかります。必死で罠を外そうとしますが、無理でした。
祖母の悪霊が来ると、「私は火葬されるはずだったのに、お前は私に永遠の呪いをかけた」と責めます。
そして、「お前の腹の中にいる子を、死者がほしがっている」と言いました。
(たぶんクレアは自分の妊娠を知らなかった。この時に初めて自分の妊娠を知った)
クレアが骨壷で祖母を殴ると、積み石が崩れます。祖母は倒れ、罠が取れました。

クレアは祖母・ナナを抱いて森を歩くと、広い場所で祖母を置き、胸に腕輪を置きました。
祖母・ナナの二の腕のところに骨壷を置くと、家へ戻って灯油を持ってきます。
油をかけて火葬するつもりでした。
ところがクレアが灯油を取りに行った間に、骨壷がなくなっています。
そばにバンシーがいて、骨壷を持って悲鳴をあげました。クレアの顔の血を舐めると、また悲鳴をあげます。
バンシーが苦しみ始めたので骨壷を横取りしたクレアは、骨壷の蓋を開けました。
中から白い死者の魂と赤ん坊の声が聞こえ、バンシーは消えます。
それを見届けて、クレアは祖母の遺体を焼き、自分の腹に手を置きます…。

(エンド後)悲鳴をあげるクレア。

みんなの感想

ライターの感想

現代の日本の大半は火葬なので、もしかしたらぴんとこない?(土葬の地域もまだ日本にありますよね)
この作品は、ちょっと古めのちゃちいCGでできている。なんかなつかしい感じのホラー映画。
思ったほど怖くない。
骨壷の理由などをきちんと聞かなかったクレアも悪いし、中途半端な説明をした祖母も悪いし。
バンシーだって、ごめん、伝説を知らずに初見だったら、悪い幽霊だと思うわ(笑)。これが妖精だとは思えない、怖いビジュアルだわ。
元凶はクレアなのに、そのクレアだけ生き残るのってどうよ…と思いつつ。
正直なにをもってバンシーが退散したのかが判らずだし、これでハッピーエンドなのかどうかも謎。

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