「悪魔の存在を証明した男」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

悪魔の存在を証明した男の紹介:2014年製作のアメリカ映画。妻・サマンサの死をきっかけに、降霊術・催眠術・黒魔術等あらゆる手段を尽くして悪魔の存在に迫ろうとする男の顛末を、モキュメンタリー手法で描くスリラー。監督・脚本は、本作がデビューとなるデビッド・ジャン。

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悪魔の存在を証明した男の主な出演者

マイケル・キング(シェーン・ジョンソン)、エリー・キング(エラ・アンダーソン)、サマンサ・キング(カーラ・ピフコ)、ベス(ジュリー・マクニーヴン)、ジョーダン(マイケル・レスリー)、ビバリー(デイル・ディッキー)、ギボンス(トビアス・ジェリネク)、オーガスティン(トーマス・アラナ)、葬儀屋(カレン・ダグラス)

悪魔の存在を証明した男のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①妻・サマンサを交通事故で亡くしたマイケルは、死後の世界や悪魔の存在があるのか検証すると言い、最強の黒魔術を試した。 ②片っ端から悪魔の調査を始め、悪魔を召喚できるふれこみの夫婦に会い召喚の儀式も受ける。その後から徐々にマイケルは常軌を逸した行動をするようになった。 ③悪魔が取り憑いたことを認めたマイケルは存在を認め、立ち去るよう言うが、悪魔はマイケルを支配していた。娘・エリーを殺す直前に妻・サマンサの霊が助け、マイケルは自殺した。

【起】- 悪魔の存在を証明した男のあらすじ1

カメラマンのマイケル・キングは、よき夫でありよき父でした。妻・サマンサと娘・エリーと愛犬・フィッシュボーンと暮らしていますが、サマンサのお腹には次の子どもがいます。
その日もマイケルは、妻・サマンサに「今年の抱負は?」と質問してホームビデオで撮影しました。サマンサは「ジムに通って体を鍛える」と答えました。
幼い娘・エリーはいい子になるための約束として毎日「ママ、大好き」と言うと誓います。
しかし…公園の横のコインパーキングに車を駐車してマイケルたちが過ごしていた折に、サマンサは交通事故に遭って死にました。
サマンサの突然の死に納得がいかないマイケルは、サマンサがよく占ってもらっていた霊能者を名乗る『タロットカードの館』の店主・ビバリーを責めます。
というのも、本当はマイケルはサマンサとエリーを連れて、海外旅行に行くサプライズを用意していたのでした。しかしビバリーの占いを信じて「今年は女優としてブレイクする」と言われたサマンサは、海外旅行を蹴って国内にいることを望み、その末に交通事故に遭ったのです。
もしビバリーの占いを信じずに海外で過ごしていれば、交通事故で死ぬこともなかったかもしれないのに…ついマイケルはそう考えてしまいました。
「ただのパフォーマンスだろ?」「どこかの大いなる存在とやらの言葉を聞かせていたけど、そのせいで妻は死んだ」と罵ったマイケルに対し、ビバリーは「もう帰って」と言います。
最愛の妻・サマンサを失ったマイケルは、死後の世界の謎が解明されていないことにも気づきました。
それは、生きている者は死後の世界を知るのが怖いからで、たとえ魂が神のそばに召されようとも恐れがあるからだと思ったマイケルは、信憑性の高い呪文や儀式を試してみます。
そしてさらに、誰もが恐れて避けるような、最強の黒魔術に挑戦してやろうと考えました。その一部始終をカメラに記録しようと決意します。
妻・サマンサの死後、マイケルの妹・ベスが家に泊まってまだ幼い姪(マイケルの娘)・エリーの面倒をみてくれます。ベスは黒魔術に反対しましたが、マイケルは聞く耳を持ちませんでした。
マイケルは同僚のカメラマン・ジョーダンに声をかけ、自分が実験台になるから撮影のフォローをしてくれと頼みます。 この映画を無料で観る

【承】- 悪魔の存在を証明した男のあらすじ2

ギボンズ神父に取材して悪魔の存在を照明してくれと言うと、ギボンズ神父は自分の幼少期の話をします。10歳の時に父親から性的虐待を受けたギボンズは、神に助けを求めても変化がなく、悪魔に祈ったところ、虐待の最中に父が心臓麻痺で亡くなったと告げました。
父の死後、悪魔の声が聞こえたけれども、知らない振りをしないとまずい…そう語るギボンズ神父は、末期の患者なのか鼻に酸素マスクをつけています。
悪魔召喚キットを入手したマイケルは、薄気味悪い黒のろうそくに火をつけ、高級なお香を焚きます。悪魔は安物を嫌うらしいです。
儀式に使う祭壇も手に入れ、呪文を書いた紙を焚いて呼びかけますが、変化はありません。
続いて悪魔を召喚できるというプロに頼むことにしたマイケルは、オーガスティンのところへ行きました。オーガスティンは夫婦で活動しています。
幻覚剤入りのジュースを飲んだマイケルに、オーガスティンは「悪魔を呼ぶ方法は2つ」「1つは生贄を捧げる方法だが、悪魔との結びつきが強くなるから勧められない」「もう1つは悪魔が好む環境を作る方法で、混沌や血液、セックスや暴力だ」と言いました。
マイケルは精子を求められ、コックリさんのように目を閉じたままえんぴつを走らせると、アリの正面顔のような絵ができました。
それを調べたオーガスティンは「精神的に弱い無防備な人や無神論者を支配する悪魔で、模倣を得意とする」「アリを操り、子供をさらう。不協和音を発し、人間の精神を崩壊させる。精神の完全な崩壊まで拷問は続く」と言います。
その後マイケルは上半身裸で胸にアリのマークを描かれた状態で十字架に拘束され、明かりの振り子で悪魔の召喚の儀式を受けました。横でオーガスティン夫妻がセックスをしており、撮影したジョーダンは後に「悪魔のポルノを撮影しているようだった」と言います。
悪魔の召喚を受けたマイケルですが、すぐには何も起こりません。ただ幻覚剤入りのジュースで気分が悪くなりました。
続いてマイケルは葬儀屋の話を聞きます。死んだばかりの人は魂がまだ肉体の近くにあるので、悪魔を呼び寄せやすいと葬儀屋は言いました。
死体の歯をへそに縫い付けられたマイケルは、死ぬ間際に脳に分泌されるというDMT(ジメチルトリプタミン)を注入されました。夜の墓場で儀式を行ない、DMTはソノラ砂漠にいるカエルから抽出しました。
しかし最中にパトカーが来て儀式は中断されますが、ジョーダンが気づくとマイケルの姿がありません。マイケルは近くの教会に駆け込み、2階の壁に張り付いて「俺は死にたくない」と言いながらジョーダンを襲おうとして、正気に戻ります。

【転】- 悪魔の存在を証明した男のあらすじ3

その頃からマイケルは「頭に雑音がする」と訴えるようになりました。
エリカ・ベルという女性の講演に行ったマイケルは、エリカが突然「マイケル、私の話を聞いて」と言って倒れるのを見ましたが、やらせなのか真実なのかは不明でした。
マイケルは夕食時のサラダボウルが熱いと訴え、頭の中の雑音は続き「不協和音の集中砲火を浴びているようだ」と言います。
その音の説明をしている時、カメラにノイズが入ります。映像も乱れました。後日確認して検証したマイケルとジョーダンは、カメラのマイクの故障だと考えます。
しかし本人は知らないだけで、夜のマイケルは家の中を徘徊し、愛犬・フィッシュボーンにも吠えられました。
耳鳴りがひどいと訴えたマイケルは、カウンセリングと催眠療法を受けますが、耳鳴りの理由は判明しません。
その頃からマイケルの奇行が増えました。「何の音か分かった。大勢の声で、いろいろなことを言っている」「お前ははいつくばる」と言い、床に倒れるマイケルを見て、ジョーダンは恐れます。
車中でジョーダンは「仕事をおりる」と言い出し「これがサマンサの望んだことか」と言って去りました。しかしマイケルは1人でも続行しようと思います。
夜に「聞こえるのは人の声なのだ」と言ったマイケルの部屋の窓に、ハトがぶつかって落ちました。娘のエリーが起きて来て「おばけの夢を見た。おばけの正体はパパだった」と言います。
ハトの死骸を探しにおりたマイケルは、バンッという大きな音を聞きつけ、ごみ箱のふたが動いているのを見ました。ふたの下にハトの死骸が移動しています。
ふと2階を見ると自室に誰か人影がありましたが、戻ると誰もいません。マイケルがのぼる直前に、廊下に白い影が映りました。
妹・ベスはマイケルがげっそり痩せて行くことを心配し、夜眠れているかと声をかけます。
その夜、マイケルは熟睡しているベスの布団をはぎ、ベスのショーツに手を差し込んでいました。顔も黒目がちになり、すっかり別人です。
その翌日、前夜の行ないをカメラで確認したマイケルは、悪魔が実在して自分に乗り移っているのか、自分が狂っただけなのか確かめようとします。カメラの前に立ち「悪魔を信じたから、退散してくれ」と呼びかけました。
するとマイケルの真横のスクリーンに映し出されたマイケルの映像が「お前を破滅させる」と話しかけてきます。マイケルは恐れおののきました。
自分に本当に悪魔が取り憑いたと知ったマイケルは、慌ててギボンズ神父に悪魔祓いをしてもらおうと駆け込みますが、ギボンズ神父は数日前に他界していました。ほかの神父はマイケルの話を取り合いません。

【結】- 悪魔の存在を証明した男のあらすじ4

葬儀屋に頼んでも断られ、オーガスティン夫婦は「実はうそだった」と言われました。精神科医に相談しても、まともに取り合ってくれません。
昼間、机で仮眠をとるマイケルから、アリが湧いてきます。娘・エリーに「母に会わせてやろうか」と耳の中にアリを入れようとしたマイケルですが、妹・ベスがエリーを風呂に入れに迎えに来ました。
マイケルは正気の時と悪魔に乗り移られている時とが半々になります。夜、エリーの部屋にナイフを持って行く夢を見た直後、エリーの部屋で愛犬・フィッシュボーンが惨殺されていました。マイケルの仕業です。
妹・ベスはエリーを連れて友人宅へ泊まりに行きました。
マイケルは自分で自分の悪魔祓いをしようとしますが、聖書は手の上で燃え、見えない力に引っ張られて宙に浮きます。さらに自分で自分の胸にナイフで星印を刻印しました。
身体の感覚が徐々になくなっており、その傷を縫合するのも痛くありません。それどころか、縫い針をひとさし指に根元まで刺しても平気でした。体からはアリが湧いてきます。
正気のマイケルは悪魔に「エリーにだけは手を出すな」と言いました。
夜、見知らぬ女性を追ってナイフを持って行ったマイケルは、女性が車で立ち去ったので、そばにいたホームレスの老人を代わりに手にかけます。
ベッドに手錠で自分を拘束しますが、寝ていても何度もえびぞり状態になって痙攣しました。
翌朝、左手が血まみれのマイケルはおそるおそる階下に降ります。階段の途中にはカラスの足跡のような三つ指の跡が点々とついていました。
1階リビングのテレビ画面に「再生しろ」の文字があり、再生すると、マイケルはジョーダンを呼んでいました。ジョーダンはマイケルを心配して手錠を外し、病院へ連れていこうとするところで映像は終わっています。
不安になったマイケルはジョーダンに電話しますが、携帯の呼び出し音は2階から聞こえました。部屋に戻ると、天井にジョーダンの死体がぶら下がっています。
悪魔に徐々に乗っ取られていることに気づいたマイケルは、とにかく自殺しようとしますが、思うとおりに身体が動きません。手当たり次第に薬を飲んでみますが、効果も出るかどうか分かりません。
「これを見た人はどうか広めてくれ」「エリーへ、パパが間違っていた」と、マイケルはカメラの前で告白します。耳鳴りは悪魔の声ではなく、自分を守ろうとする天使が警告する声だったのだと、マイケルは気づきました。
翌朝、ベスが戻ってきますが、マイケルが首の骨を折って殺します。エリーに対し「パパから逃げろ」と声をかけつつ、マイケルの身体はエリーを追っていました。
屋根裏のクローゼットでエリーを捕まえた瞬間、コインが動きます。その時悪魔が一瞬離れ、マイケルが身体をコントロールできました。
マイケルは屋根裏から身を投げて自殺しました。
…最後。年始の抱負を語る映像に戻ります。パーキングメーターに小銭を継ぎ足しに行ったサマンサが、トラックに轢かれた映像が流れました(最後に動いたコインは、サマンサ死亡時に持っていたコイン)。

みんなの感想

ライターの感想

POV形式のよくあるホラーですが、よくできている。変化がきちっと描かれている。
パッケージには「背中から何か手のようなものがあらわれる」ようなものが描かれているが、これはない。
しかし胸に星印を自分でナイフで刻んだり、その後自分で縫合したり、さらに縫い針を指に刺したり…い、痛そう!
自分で自分の悪魔祓いはさすがに無理だろ…とは思うのだが、小さいできごとを積み重ねてるので、退屈はしない。
最後の最後に「サマンサの事故の詳細」が明らかになるので、おおお、と思った。
演出自体は「よくあるパターン」なのだが、出来はそう悪くないと思う。

    匿名さんの感想

    タロット占いは見事悪魔と死を暗示していたわけだけど、奥さんは海外云々ではなく出かけない方がよかったってことなのか…。
    それとも一連の映像が世に広まるとしたら、女優としてブレイクするとも言えるからなのか…。
    後カラスの足ではなく恐らく誘導するための矢印ですかね。
    最後の走馬灯が切なかったな…

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