「戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪い」のネタバレあらすじ結末

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪いの紹介:「ノロイ」などPOV方式のフェイク・ドキュメンタリー・ホラーで知られる白石晃士監督による連作で、2013年に公開された「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズの第5作。映画作品に映り込んだ”お岩さん”のような姿から始まる異常現象。お岩に取り憑かれたAD市川を工藤Dは救出できるのか?!特殊造形/相蘇敬介、VFX/鹿角剛、劇中曲/北村早樹子、投稿映像/「青春群青色の空」(「青春群青色の夏」田中祐和監督)

予告動画

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪いの主な出演者

工藤ディレクター(大迫茂生)、AD市川(久保山知夏)、カメラマン田代(白石晃士)、宇龍院道玄(宇賀神明宏)、松井江見(中村でんじろう)、山内春樹(田中佑和)、吉田経人(吉田悠軌)、真壁栞(栗原瞳)など。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪いのネタバレあらすじ

【起】- 戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪いのあらすじ1

ある日、会社事務所にAD市川とカメラマン田代が呼ばれ、前作「~トイレの花子さん」の死亡事故により止まっていた続編の制作を再開すると工藤Dが言います。ショックから発売されたDVDは見てないと渋る2人に、彼は「~花子さん」は”異世界”が実在する証拠映像だと評判になってるとDVDを見せます。けれど2人は異世界の記憶が無く、映像を見て思い出し興奮。工藤D自身も同様で、異世界でAD市川に救われた礼を言い、今度は俺が救うと約束します。
また、真壁が夢に現れ、この仕事と彼の両親の死が繋がってると言ったと言い、直後に真壁が出現、AD市川も田代も納得し、シリーズが再開します。

今回の投稿映像は、とある青春映画の一場面でした。
古い戸建の室内での葬式の場面、礼服と学生服の参列者の中で一際目立つ、廊下に立つガングロ女子高生の上方に腫れた顔の女が、また、カメラが右に振られた瞬間、一瞬だけあの異世界の光景が映り込んでいたのです。
制作した山内監督は、作中「四谷怪談」のお岩さんをバカにする台詞があったのにお祓いに行かなかったためか、撮影終盤、スタッフが豹変し逮捕されたり、メインだったガングロ役の女優が音信不通になり困ったと語ります。

それを「四谷怪談」の”お岩”だと確信したスタッフは、音信不通となった女優松井江見の自宅を訪ねます。1人暮らしだと言う彼女の家は田舎の住宅街に建つ一戸建てで、玄関は新聞紙やホイルで乱暴に目隠しされ、ガラス戸になっている縁側と軒先には梱包用のガムテープやビニール紐が隙間なくぶら下げられた異様な状況でした。また玄関に貼られた紙の中にあの”口裂け女の呪物”のような絵を発見、確信は深まります。

件の呪物を持ってきてないと悔しがる工藤D。それにAD市川が不満げに噛みつきます。これまではたまたま成功しただけで今度は彼自身が死ぬかもとムカつく彼女にキレて、工藤Dが怒鳴った時、玄関を内側から叩く音と吠え声が聞こえます。けれど声を掛けても返事はありません。続けて救ってやると喚く工藤Dに、AD市川がキレてケンカになり、工藤DがAD市川を叩きます。

その時、玄関の戸がわずかに開き、伸び放題の髪で右目に包帯を巻いた江見が顔を覗かせ、工藤Dを睨み「人殺し、おまえが消えろ」と呟きます。キレる工藤Dの前で玄関が全開となり、白いワンピースの江見が姿を現しますが、その手には包丁が。
慌てて逃げ出すスタッフを、包丁を振り上げ全力で追いかける江見。何とか逃げ切り再突入も考えますが、家の裏庭から彼らを睨む彼女の様子に、会話不可能と判断、撤退します。

【承】- 戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪いのあらすじ2

彼らは、続けて撮影現場となった美術スタッフの中田祐佳の実家を訪ねます。古い2階建ての一軒家ですが、撮影後、健康だった父親が病み付き、2階で寝ている状況での取材です。
彼らが葬式の場面を再現検証している最中、突然ドーン!という大きな音が響き、映像の廊下の端に顔の腫れたお岩らしき女、AD市川の後ろに江見らしき人影、そして彼女の顔の右目の上を白い影が切り裂くように映り込みます。
翌日、右目が不調で失明したら賠償してくれ、お祓いに行きたいと言うAD市川の訴えから、3人は”お岩稲荷”でお祓いを受けますが、その映像のAD市川のシャツにもお岩の顔が映り込んでいました。

そこでスタッフは「四谷怪談」をよく知る怪談師で心霊研究家の吉田経人の元へ。
彼によれば、「四谷怪談」は鶴屋南北によるフィクションだが、作品によるイマジネーションが集積され”お岩”が現実化したのでは?と仮説し、実際に嘘の心霊話を流し、幽霊の目撃者が続出、結果的に身体的影響を強く受けた女性の話をします。また、鶴屋南北が呪術師の村の出身で、この世に存在しないモノを実現化させる呪術を施した作品が「四谷怪談」だと言う説があるとも語ります。

そして彼らは吉田に紹介された浄霊師、宇龍院道玄に頼ることに。
道玄は乱暴な物言いの男でしたが、彼らを広い畳敷きの道場に通して話を聞き、工藤Dには異常な因果を抱える異常な人間、AD市川には後ろにミミズのような蠢くモノが見えると霊視し浄霊の準備にかかります。蠢くモノとは、異界のあの生物に違いありません。

【転】- 戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪いのあらすじ3

浄霊は、道場で白布の掛かった長机に道玄とAD市川が向かい合って座り、彼女は光源付きの催眠誘導装置の電極を右手に握らされ、左手を小ぶりの水槽に入れた水に浸け、絶対に出さないよう指示され始まります。

道玄は神楽鈴を鳴らし、呪文を唱え、彼女を催眠術で眠らせると、光の中に何が見えると話しかけます。白い着物の女がいると怯えながら答えるAD市川。次第に近づき目の前に立つ女に子供のように怯えるAD市川に、その名を問え!と道玄が叫びます。
がっくりうなだれた彼女に工藤Dが焦り騒ぐのを往なし、「今、彼女に取り憑いているものが姿を現す」と道玄が呟いた時、田代のカメラに道場の隅に立つ岩が映り込み、机が勝手に移動し激しく揺れます。パニックになる工藤Dと田代に、騒ぐな!俺は命懸けでやってんだ!この女がどうなっても知らねぇからな!と怒鳴る道玄。彼の一喝で机の振動は納まり、呻き苦しむAD市川にさらに名前を言え!と迫ります。

その時、彼女が吐き出した汚物の中に一瞬異界のミミズのようなものが映り消えますが、今度は田代が彼女の髪の中やそばに立つ岩を映しパニックになります。飛びのいたカメラに岩の顔が大写しになったとたん明かりが消え、カメラは暗視モードに。
取り憑かれたAD市川が道玄を威嚇する中、道玄が鈴を振ると彼女の口から「イ、ワ」と名前が出ます。が、その後に喚き続ける言葉は意味不明、しかし道玄は怯まず「岩は傀儡(くぐつ)か…」と呟きます。

すると今度は道場入口の襖が音を立てて宙を舞い、一瞬、それに磔られた岩の姿が。また水槽に入れたAD市川の手から、長い黒髪が生え出てきます。
岩は古(いにしえ)の神がこちらの世界に出るための入り口となる傀儡=入れ物に過ぎず、古の神は人間が太刀打ちできる存在じゃない!と道玄。彼の気合でAD市川の身体からのたくる髪を持つ岩の頭部が出現、道玄は小刀を構え「おまえはこの場所にいてはいけないものだ!」と恫喝し突き刺した途端、岩は飛び散り消滅し、明かりが点きます。

AD市川は机に伏せて気を失っています。あわてて駆け寄る工藤D。彼女は道玄の気合で正気に戻りますが、道玄は、彼女にはまだ憑きモノの芯が残っているため、その元凶である江見を消さねばならない、江見は憐れだが手遅れでもうこの世の者ではない、また真壁という者がおまえたちを守っていると話します。また、AD市川の眼からは血が流れています。

その夜、会社事務所で工藤Dが田代に犬井の親戚から来たという小包を見せます。
犬井とは「File1~口裂け女」の際に関わった呪術師で口裂け女の呪物を知る女性です。同封の手紙には、数日前彼女は自殺し、その遺志により遺品を送ったとあり、遺品の他に遺書も同封されていました。
遺書には達筆で、「File4~トイレの花子さん」を見て、世界に起こりつつあることを知り、私の命を懸けた呪術を施した袋を送る、それに口裂けの呪具を入れれば、強大な必殺の呪具となる、工藤に希望を託す、やるべきことをやれ、救うべきものを救えとありました。
工藤Dはすでに遺品の袋に口裂けの呪具を入れていましたが、それは当初より大きく変貌し、時に生物のように蠢くモノへと進化していました。
翌日の対決にそれを持参すると言う工藤D。田代は一応止めますが、工藤Dは道玄がダメだった時、万が一の備えだと聞き入れません。

【結】- 戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪いのあらすじ4

翌日、江見の自宅に向かうスタッフと道玄。AD市川の右目はひどく腫れ、眼帯をしています。道玄によれば、その右目も失敗すれば古の神の出入り口になるのだとか。

江見の家は不気味なままで固く閉ざされています。軒下のガラス戸から覗くと、汚れきった部屋の中央に江見が屹立し、一心不乱に呪術的な儀式をしている様子です。玄関の鍵をこじ開け、侵入する一同。
部屋は汚れ放題で悪臭を放ち、仏間の中央で江見が立ったまま一心不乱に祈っています。ボサボサで伸びきった髪を振り乱し、右目部分には黄ばんだ包帯が巻かれ、両手を胸の前で合わせ狂ったように祈り続ける彼女の胸から下は汚物でぬかるみ、おそらく数日間続けている事が見て取れます。小さなラジカセは、物悲しい歌をリフレインしています。

その無惨な彼女に道玄が鈴を振り印を切ると、彼女の動きが止まり、包帯を外し、岩のように腫れ爛れた右目が露わになり、中から大量の異世界のミミズのようなものが飛び出して蠢き、同時にAD市川が右目を押さえ痛い!痛いぃ!と叫び始めます。
再び道玄が両手に小刀を構え、江見を突き刺した途端、彼女は異界の入口へと変わり、AD市川が吸い込まれてしまいます。工藤Dは強化された口裂けの呪具を腕に巻き、嫌がる田代を無理矢理引き連れ、道玄が止めるも聞かず、異界へと飛び込みます。

異界の流れに翻弄されながらも必死で呼び合う工藤DとAD市川。そこにはあの真壁も存在し、何度も印を切り異形から彼らを守ります。2人の手が触れ、工藤DがAD市川の腕を掴んだ瞬間、真壁が異形に巻きつかれ絶叫し呑み込まれていきます。その瞬間、2人と田代は江見の部屋に転がり出ます。異界の入り口は道玄が印を切り小刀を突き立て消滅させました。

AD市川の眼は元に戻り、これで借りは返したと言う工藤Dに礼を言います。道玄も終わったと言い、ここで俺が念じていたから助かったんだとこぼします。道玄に礼を言う3人。可哀想だが江見は戻らなかったと道玄は肩を落とします。
また、3人は異界の記憶がはっきり残っていることにも驚きます。

後日、会社事務所に道玄を呼んだ工藤DとAD市川は、人が入れば狂うか死ぬかすると言う”タタリ村”の情報を伝え、そこは鶴屋南北が幼少期を過ごした呪術師の村だと打ち明け、同行を求めます。仕方がない、付き合ってやるよとしぶしぶ同意する道玄に、今度は映画にしようぜ!と1人盛り上がる工藤D。次作「戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版」に続きます。

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