「戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版」のネタバレあらすじ結末

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版の紹介:「ノロイ」などPOV方式のフェイク・ドキュメンタリー・ホラーで知られる白石晃士監督による連作で、2014年に公開された「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズの第6作にして初の劇場版。鶴屋南北にまつわる伝承からたどり着いた死の廃村”タタリ村”。呪術師、旧日本軍の極秘研究、謎の言葉”ヒジリ””オニ”とは?そしていよいよ工藤Dの過去が明らかに!監督/脚本/撮影/VFXは白石晃士、特殊造形/イラストは相蘇敬介。

予告動画

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版の主な出演者

工藤ディレクター(大迫茂生)、AD市川(久保山知夏)、カメラマン田代(白石晃士)、宇龍院道玄(宇賀神明宏)、小明(小明)、斉藤雅彦(金子二郎)、投稿者/兼子勝(金子鈴幸)、大畑奈々(大畠奈菜子)、吉川経人(吉田悠軌)、"鬼神兵"製造関係者(五頭岳夫)、工藤仁の父(大蔵 省)、母(西山真來)、少年工藤(柳川凌嘉)、真野夕子(はるうらら)、先生(藤原章)など。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版のネタバレあらすじ

【起】- 戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版のあらすじ1

山中を走るワゴン車に、工藤DとAD市川、カメラマン田代、浄霊師宇龍院道玄、がけっぷちアイドル小明(あかり)、物理学者斎藤雅彦が乗っています。超常現象完全否定派の斎藤と道玄は反目し合い、小明はげんなり顔。と、突然、道玄が止めろと言い出し、ブレーキが故障、車は停止しますが、今回は誰か死ぬかもしれねぇなと道玄が呟きます。

今回の投稿映像は20代の兼子勝と彼女の奈々が、入れば狂うか死ぬかするとネットで噂になっている廃村”タタリ村”に侵入するものでした。2人は山々に囲まれた巨大なダムが見える橋の上から、きつい斜面を登り”タタリ村”に向かいます。
サイトの情報通り、立入禁止の立札、呪術的な石積みなどを目当てに進む2人は、道端や廃屋の動物の死骸に呪術的な悪意を感じ怯えます。
また村の広場で石積み群を発見、脇の廃屋を指差した奈々が直後に変容、村の外へと歩き始めます。兼子はダムの上でようやく彼女に追いつきますが、遠くを見つめる彼女の口から白い手が飛び出し、驚いた隙に彼女はダムに身を投げます。しかし水面に波紋は無く、兼子は山の上を光球が飛び去るのを目撃します。
もう1本は後日スタッフが兼子の自宅を訪ねた映像で、彼は迎えには出ますがぼんやりと押し黙ったままです。何度も呼ぶうち、丸いものを撫でるような仕草をしてAD市川を怒鳴り始め、キレた工藤Dともみ合いになるうち、包丁で自らの首を掻き切り、スタッフが慌てるところで映像は終わります。

彼女の遺体は見つからず行方不明となり、彼は命に別状はなかったものの精神疾患で入院した後脱走、同じく行方不明とAD市川が補足します。
見終わった小明は聞いてないとこぼし、斎藤はいたずら映像だと断言し不快感を露わにします。また道玄は白い手を霊の集合体で危険だと言い、斎藤と真っ向から対立します。そしてスタッフは彼らと共に”タタリ村”へと向かうことに。

また心霊研究家吉田によれば、”タタリ村”とは、高名な僧が拓いた霊場から始まり、神降ろしの儀式に山岳民族の呪術師が集まり集落となり、儀式は芸能として拡がり、各地の要人と親交を持ったという謂れがある村で、その村出身の天才的呪術者鶴屋南北が呪術的な力を持つ「四谷怪談」を創ったとのこと。
また、昭和初期には”然野村(ものむら)”と呼ばれ、戦時中には旧日本軍の軍事施設が存在したが、敗戦と共に施設は埋められ、その後の町村合併により村は消滅、巨大ダムが建設され、現在、周辺には入山規制が敷かれUFOや怪現象が多数目撃されている、いわば日本の”エリア51”だと話します。

【承】- 戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版のあらすじ2

5人がたどり着くと、村の入り口には木の枝に突き刺された動物の頭部が並べられ、小明は怯え、斎藤は狂人の仕業だと騒ぎます。道玄は何度も警告しますが、工藤Dは頑なに拒み、皆を追いたてます。また斎藤が持参した計器類が鳴りますが機械の異常と決めつけ止めてしまいます。

村の広場に道玄が祭壇、斎藤が計器類を設置。道玄が姿を現せと唱えた途端、うめき声が響き、計器は異常な数値を示し、道玄の身体に這い上がる無数の白い手、小明の顔から湧き出した無数の白い手を田代のカメラが捕えます。
パニックになった小明は叫びトランス状態に。彼女は薄く笑いながら「オニ」「ウマレタ」と呟き、道玄が印を切ると「ヒジリ」と呟き絶叫し、斎藤の首を絞めます。必死で止めるAD市川。

工藤Dが道玄の警告を聞かず持ち込んだ口裂けの呪具を腕に巻き殴ると、彼女は正気に返りますが、呪具が工藤Dの身体に吸い込まれます。だから止めろと言ったんだ!この場所に影響を受けている!と叫ぶ道玄も、ほどなく変調をきたし山を見上げ、「見える…あれがヒジリか…」「そうか、やっぱり神はバケモンだ…」と凶笑し走り去ります。

道玄を追う工藤Dと田代、斎藤は、森の中で大量の血痕を発見。体調を崩した小明とAD市川はその場に残り、カメラを据え置きにして彼らの帰りを待つことに。
血痕は森から廃屋へと続き、3人が探すうち、工藤Dの後ろに道玄が現れますが、駆け寄った工藤Dの目前でその首が回転して千切れ、彼らを追ってきます。絶叫し逃げ出す3人。
一方、小明に付き添っていたAD市川が離れたすきに、カメラの前で小明の顔が変貌、口中に蠢くモノが映ります。AD市川が気づいて叫んだ瞬間、小明の口から白い手が飛び出し元に戻り、2人は車へと走り出します。
生首から必死で逃げる工藤Dらは村の広場で、彼女たちは立入禁止の立札のあたりで地響きを聞き、工藤Dらは山頂に立つ巨大な人影を目撃します。

4人が橋に留めた車にたどり着いた直後、ふらふらと橋を歩き出す斎藤。彼らの呼ぶ声に振り向いたその眼は抉ったように無くなっていました。彼は「…ヒジリ」と呟き、その眼窩から噴出した異界の触手に包まれて消滅、小明もAD市川の腕を掴み、狂ったように叫んで消滅します。

【転】- 戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版のあらすじ3

事務所に戻ったスタッフは、警察にも信じてもらえず公開もできないと落ち込みますが、工藤Dが日本がダメなら海外だ!と言い出します。小明に掴まれたAD市川の腕には不気味な痣になっています。

数日後のとある地下駐車場。工藤Dら3人はワゴン車で男を待ち伏せし、AD市川と工藤Dが協力し拉致します。男は工藤Dに殴られ元防衛省幹部だと認め、然野村の旧日本軍の軍事施設について語り始めます。
村の地下には兵器工場があり、科学と呪術の融合により人間の女に人の魂を喰わせ巨大化させた霊体兵器”鬼神兵”を製造していたが、完成間近で終戦となり、施設は破壊され、研究関係者は殺され、自分は生き残った関係者にフィルムを見せてもらって知ったと告白しますが、関係者の名を言いません。金属バットで何度も殴りつける工藤D。男はついに口を開きます。

田舎町の豪邸に金属バットを持って向かう工藤Dに付き従うAD市川と田代。彼らは通用門から庭に侵入、玄関は開いたままで、土足で玄関先の広間に上がる彼らを出迎えたのは1人の老人でした。気色ばむ工藤Dに老人は落ち着いた様子で”鬼神兵”の製造関係者だと認め、彼らに小さな箱に入った古びた資料と数巻の8ミリフィルムを差し出し、映写機で映して見せます。

モノクロで無音の画面には、巨大な地下プラントの縦溝に座り込む全裸の巨大な女が映っています。その表情は虚ろで、周囲を取り囲む通路から数十人の研究者が女を観察していました。
古文書によれば、初期の鬼はみな女の形で、鬼は”モノ”ともいいお岩の顔面の腫れ物も鬼が取り憑いたものだと老人は語ります。敗戦前、施設から鬼神兵の細胞を持ち出した研究者の息子がそれを人の形に戻したと。息子は最近、”先生”と名乗り鬼神兵の女”夕子”を連れてきたと言い、嬉しかったねぇ、と顔をほころばせます。
夕子を使って鬼神兵を復活させ、黄泉の国に行って神となり、この世を混沌の神の世界に戻すのが目的だと言う彼に賛同した老人は進んで資料を見せ協力したと。

また、自分も細胞を持ち出し、ある科学者夫妻の協力を得て”鬼神兵”復活を試みたが、成功直前に夫妻が殺害され計画はとん挫したと続け、1枚の古びた写真を工藤Dに見せます。
「それは工藤という夫婦だ。あんたの親だろ?その赤ん坊はあんただよ」。凍りつく工藤D。写真の父親らしき男の腕には赤ん坊が抱かれ、微笑む母親が寄り添っています。母親は女の子だったら鬼神兵にするつもりだったのにって言ってたなァと老人が笑います。

おまえも両親の遺志を受け継ぎ、先生に協力しろ、運命に従えと愉快そうに語る老人に、工藤Dは「俺の頭に響く言葉はいつも”運命に逆らえ”だ!」と叫び、呪具の入った手で老人を殴ります。倒れながらも、それは鬼の力、呪いの力だ!人間が持てば死ぬ!その女も呪いを受けたんだろう?!と低く笑う老人にかまわず、工藤Dらは屋敷を後にします。
門の前で立ち止まる3人。AD市川の腕の痣は広がっていました。このままじゃ俺もAD市川も死ぬ、タタリ村に行って鬼をブッ殺してやると言う工藤DにAD市川は強く頷きます。

【結】- 戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版のあらすじ4

タタリ村で3人を待ち受けていたのは”先生”でした。金属バットで殴りつける工藤D。けれど先生は揺るぎもせず「ヒジリ…鬼が来る」と続けます。激昂した工藤Dは、こいつはもう人間じゃねぇンだよ!絶対正体を現すと言いながら殴り続けます。立ち尽くし泣くAD市川、全然変わんない…と田代の涙声。彼女の腕の痣は濃くなっています。
「死んでるんだからもう何やってもかまわないですよね!」と叫んだAD市川はリュックからナイフを取り出し、先生の身体に突き立てます。1度目で何かが飛出し工藤Dの顔を切り裂き、2度目で先生の身体が異界となり、3人が呑み込まれます。

異界で呻く工藤Dの前に、血塗れの先生が現れAD市川の首を絞めます。彼女の名を呼ぶ工藤Dの前で、AD市川の首は千切れ、異界の渦に先生と共に呑み込まれ、AD市川のナイフが工藤Dの手に握られます。「ちきしょー!全部もとに戻してくれぇ!」と泣く工藤D。2人は異界の渦に押し流され、森の原っぱの田舎道に放り出されます。

彼らの前には工藤親子がいました。突如出現した彼らに驚いたものの、黄泉の国から来たのか?と話しかけてくる父親。俺はあんたらの息子だ、未来から来たと工藤D。嬉しそうに近づく両親に、おかしな研究はやめてくれ!と叫びます。両親の顔が曇り、なすべきことだからやめないと父親が、母親は「世界のために、信念を持ってやってるの!」と怒り、去ろうとします。泣きながら両親をナイフで刺す工藤D。息絶える父親の最期の言葉は「運命に逆らえ」でした。
立ち尽くす工藤少年を残し、来た道を戻る2人の前に異界の入り口となったAD市川が出現、2人はその中に飛び込み、ダムの上に戻ります。

重い地響きに見上げると山頂にあの巨大な人影”鬼神兵”が。工藤Dの手からは異世界の生物が飛び出しています。もう押さえきれねぇ、もう俺、両親も殺しちゃったし、人間じゃねぇから行ってくるわと言い残し、工藤Dが巨大化、その下半身は異界の生物に変わり、鬼神兵に掴みかかります。絶叫する田代。2体は山頂で闘いながら消滅します。

数日後、会社事務所で挨拶する田代。今、新宿上空にはあの不可解な物体が浮かんでいる、けれど人々はその下で変わらぬ日常を送っていると語ります。2人は行方不明のままだと語ったところで壁に異界が出現、苦しむ2人の顔が浮かびます。慌てて飛び出した田代のカメラに新宿の曇り空に浮かぶ異様なモノが映し出されます。
それは人の形の巨大な影で、周囲を数機のヘリが旋回していました。

みんなの感想

映画の感想を投稿する

映画「戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版」の商品はこちら