「死の恋人ニーナ」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

死の恋人ニーナの紹介:2016年公開のイギリス映画。恋人を事故で失った青年を軸に、彼に恋した女性と、幽霊となって現れる恋人の3人が織り成すホラータッチのラブストーリー。その独創的な内容が各地の映画祭で話題を集めた。特集上映「未体験ゾーンの映画たち2016」にて上映。

映画「死の恋人ニーナ」のネタバレあらすじを結末まで解説しています。まだ映画を観ていない方は「死の恋人ニーナ」のネタバレあらすじに注意ください。

予告動画

死の恋人ニーナの主な出演者

ホリー(アビゲイル・ハーディンガム)、ニーナ・エリオット(フィオナ・オッシャーグネッシー)、ロブ(シアン・バリー)、ダン(デヴィッド・トラウトン)、サリー(エリザベス・エルヴィン)、ジョシュ(ショー・マイケル・ヴェリー)

死の恋人ニーナのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①恋人・ニーナに先立たれ失意の底に暮れる男性・ロブに恋をした若い女性・ホリーは、ロブと恋愛してベッドインする。ところが最中にニーナが血まみれで現れる。以後もベッドインするたびにニーナは登場。 ②受け入れようとした2人だが、亀裂が生じ、結局ホリーはロブに別れを切り出す。ニーナはロブに取り憑いていたのではなく、ホリーに憑いていたと判明。復縁に現れたロブは立ち去る。

【起】- 死の恋人ニーナのあらすじ1

ホリーは19歳の救急救命士志望の女性で、現在そのための大学に通っています。アルバイトとして、スーパーの店員をしていました。
アルバイト先のスーパーには無気力な30歳すぎの男性・ロブがいて、ゲイリー店長によく叱られています。
同じバイト先の女性・サミラとケリーに「よしなよ」と言われながらも、ホリーはロブが気になって仕方ありません。もちろん、ロブの噂も知っています。いえ、知っているからこそ惹かれたのかもしれません。
ロブは1年前に恋人のニーナ・エリオットを自動車事故で亡くしていました。ロブは自分も死にたくてバイク事故を起こしてみますが、死に切れません。
ホリーはどことなく陰のある年上のロブを意識し、サミラとケリーに「変な奴って言われたことないか」と非難されつつも、ロブに近づきます。
接近するにつれ、ロブが持つ退廃的なムードに次第にホリーは惹かれていきました。積極的にアタックしてくるホリーに、ロブも心を許します。
救急救命士の講義で、ホリーは「救命士として必要な3つのD」について教わりました。それは「自制(ディシプリン)」「決断力(ディタミテーション)」「距離(ディスタンス)」で、何事に対しても適用できそうです。
それでもホリーはロブに接近していきました。「君はいい子だ」と言いながらロブもホリーを受け入れます。
そしてある夜、とうとうホリーとロブは、ロブの部屋でベッドインしました。すると、行為の最中にシーツがみるみるうちに赤い血に染まり、足元のシーツから唐突に血まみれの黒髪の女性・ニーナが出てきて「また事故?」と言いました。ロブもホリーもびっくりします。
「何があったの? ここはどこ?」とニーナは最初、自分が死んだことを知らなかったようですが、自分が死んで幽霊として出てきたのだということを徐々に理解しました。
ロブは気まずい思いをしながらも、ニーナとホリーを互いに紹介します。ホリーを紹介した際に「スーパーの店員で、現彼女」と言われたニーナはカチンと来ました。
ニーナは「この人いくつよ(ホリーは19歳。ちなみにニーナは28歳)」と絡み、ロブの新たな恋人がスーパーの店員ということに怒ります。「死んでたって譲れない線はある。なんでスーパーなのよ」と突っかかりました。

【承】- 死の恋人ニーナのあらすじ2

ベッドの上に出現したニーナには、ロブもホリーも触れることができます。
さらに自分を「死んだ元カノ」発言したロブに怒ります。「私は今も彼の恋人だ。別れてない」と言いました。確かに死別なので、別れ話はしていません。
ニーナは「あなたとパパが死体安置所で私を見降ろして、後は葬式の記憶。その後の記憶がこれ(ベッドの上で現カノとエッチシーン)なんて許せない」とわがままを言い出し、ホリーはショックでベッドから逃げ出します。逃げる途中、ワイングラスの破片を踏み、足の親指を切るケガをしました。
ホリーが去ると、やがてニーナの姿も消えました。残ったのは血まみれのシーツだけで、ロブは思わず「参ったな」とひとりごちます。
「君のことはあきらめる。今までありがとう」というメールを翌朝もらったホリーは、がくっと落胆します。2人の女友だち・サミラとケリーにからかわれても、相手にする気はありません。
ロブはソファで起きた後、しばらく血まみれのシーツを見下ろした後、包んで捨ててシーツを新調しました。
ロブはニーナと結婚こそしていませんでしたが、ニーナの両親と家族同然の付き合いをしています。それはニーナの死後も続いており、毎週のようにニーナの両親・ダンとサリーと共に墓参りをし、食事をするのが常でした。
ダンからは研究に戻らないのか打診されます。ロブは現在は休学していますが、将来を嘱望される数学者でした。食後はダンが書いている小説を読みます。
ニーナの両親と会った帰り道、ロブはホリーにメールしようとしましたが、やめました。夜、ソファで寝ているとホリーが家を訪問します。
「まだ未練があるの?」と聞かれたロブは「いや」と否定しました。2人は、またニーナが現れることを覚悟でベッドインしようとします。
ロブは右肩後ろに彫った「Nina Forever」というタトゥーを見せ、ホリーは許します。交わろうとした時にシーツに血がにじみ出し、今度はシーツの下から手が生え、ホリーの胸を掴みました。
出て来たニーナにホリーがキスすると、ニーナは「あなた、温かい」と言いました。ニーナは右の乳房の下にタトゥーを入れています。
ロブも受け入れることにしたようで、ニーナを抱き寄せました。ホリーもフォローします。まるで3Pです(実際、後日にニーナがそう言う)。

【転】- 死の恋人ニーナのあらすじ3

ニーナはロブとホリーの行為をじっと観察し、ホリーにはロブの思い出を囁き、ロブには「別れると言っても駄目、死んでるから」とむちゃくちゃなことを言いました。
朝、今度はホリーとロブの2人でシーツの片づけをし、なんとかニーナを成仏(?)させる方法を考えます。
ロブがタトゥーを入れたのはニーナの葬儀の後だったらしく、ホリーも敬意を表して「Nina Forever」というタトゥーを尾てい骨上に入れました。
それでも行為の最中にニーナが出てくると「なぜ白いシーツを買うのか」と聞き、ホリーの入れたタトゥーのクオリティの低さを嘲笑います。
次は赤いシーツを買うことにしました。これで血が目立たなくなります。
ロブはホリーに「ニーナの両親に会ってくれ」と頼みました。ホリーも、ニーナの両親も緊張します。
会合はうまくいきませんでした。母・サリーが作った肉料理をベジタリアンのホリーは食べられず、座った椅子がニーナの席だったので父・ダンは涙目で席を立ちます。しかもホリーも、ロブが数学博士だったことを初めて知り、いかに自分がロブのことを知らなかったかと思い知らされました。
気まずくなったホリーとロブは、夜中にニーナの墓の上で事に及ぼうとします。
墓石の上から登場したニーナは「死者に失礼だ」と言いますが、ロブはニーナに「君とはこれきり別れる。もう会わない。君の物は処分する」と宣言しました。ニーナはホリーに「この流れだと、同棲よ」とからかいます。
売られた喧嘩を買うかのように、ホリーはロブ宅に身を寄せ本当に同棲を開始しました。ロブはバイクを売ってキャンパスが遠くなったホリーのために車を買い、自分は自転車でスーパーに通います。
そしてホリーは家の中にあるニーナの物は、見つけ次第処分し始めました。「よくも捨てたわね」と、行為の最中じゃなくてもニーナがホリーの前に現れて文句を言います。
幽霊として出てきながらも、ニーナ自身もなぜ自分が出てこられるのか分かりません。「なぜまだ私がいるのかしら」と自問自答します。
そんなニーナを無視して、ホリーはどんどん捨て始めました。最後には壁までペンキで塗り替え始める始末です。
イーベイ(オークション)で印刷機が売れたと言ってロブが家に帰って来た時、家の中はほぼ捨てられていました(印刷機は残っている)。

【結】- 死の恋人ニーナのあらすじ4

次の休みの日、ロブとホリーは車で出かけます。ロブは離婚後ずっと疎んじていた母と再会しました。
その後、イーベイの落札者に印刷機を見せに行きますが、落札者に買う気はなさそうであれこれケチをつけます。
売れなかったスタンプを身体のあちこちにつけるプレイをホリーとロブはして、ホリーは「私に血が出るまで傷をつけて」と言いますが、ロブはしません。
ホリーが自分で印刷機に腕を挟もうとすると、ニーナが出てきて代わりにホリーの腕を挟もうとしました。
ニーナとロブは揉め、ホリーは「耐えられない」と言って、ロブに別れを切り出します。ニーナは「生者らしい考え。私から言わせれば、とっくに終わってるわ」と口を挟み、ロブとホリーは別れました。
救急救命士としての現場入りしたホリーは、事故に遭った若い女性・キャシーの手を握って励まします。「あなたは大丈夫」と繰り返すホリーにキャシーは勇気づけられ、キャシーは助け出されました。
ホリーは印刷機の活字のうち、「X(エックス。バツ、元、離婚という意味もある)」のスタンプをもらい、タトゥーの「Forever」のあとに「X」の印字をしています。
ロブは両親に「データ解析の仕事をもらった」とニーナの両親にあいさつに行き、「この関係を続けても誰も救われない」と言って会うのをやめようとしました。
ところがニーナの両親は激しく動揺し、ダンは恩着せがましいことを言って引きとめようとします。それでも無理だと知ると「君は(恋人の)代わりを見つければいいが、我々(高齢者)には無理だ」と言って泣き落としにかかりました。ロブは立ち去ります。
初めて命を救ったと大興奮する同僚・ジョシュと意気投合したホリーは、ジョシュとベッドインしようとしました。タトゥーを見てレズビアンかとジョシュは思いますが、あまり気にしません。
ホリーは念のため、ジョシュに目隠しをしました。ジョシュは「そういう趣味なのか」と喜びます。
ニーナが現れると「つまんない男」と言いました。結局、ジョシュは裸で部屋から放り出されます。
ロブがホリーの部屋を訪ねてきました。ロブは復縁するつもりだったのですが、ホリーの部屋の血を見て笑顔が凍りつきます。
ニーナに取り憑かれていたのはロブではなく、ホリーの方だったのです。最初からそうだったのでした。
それを知ったロブは去り、ホリーはニーナのためにベッドの片側をあけて眠りました。

みんなの感想

ライターの感想

なぜだろう、ニーナが真木よう子に見える…。
ニーナは性格悪い、ロブはヘタレ、というどうしようもない話。
ジャンルも困るなあ。ニーナの気味悪さが強いのでホラー色高いのだが、話の展開はファンタジーだし、コメディっぽくもある。ラブストーリーでもあるし。
とにかくこのニーナの登場シーンが毎度インパクト大。すごいぞう。
ニーナは先述のとおり性格は悪いわ、口も悪いわ、現世に未練があるわけでもないんだけど、成仏するつもりもなさそう。
ロブに対しても「別れたつもりはない」と言い切り、別れ話を切り出されると「死んでるから無理」とか言うし。
それを頑張ってなんとか共存(?)しようとするホリーなんだが、我慢も限界に達してしまう。
ラストでニーナが取り憑いていたのはロブではなく自分だと気づくホリー。立ち去るロブ…。ひ、ひどいっ!
ホリーにニーナが取り憑いた原因は自分でしょうが! このラストはちょっぴし可哀想。
それでも片側あけて眠るホリー…ホリーはいい子だなあ(しみじみ)。

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