「着信アリ」のネタバレあらすじ結末

着信アリの紹介:2004年公開の日本映画。携帯電話を題材に、死の予告電話を受けた人物が、その予告通りに死を遂げていくホラー映画で、シリーズ化もされた。三池崇史・監督、柴咲コウ・主演。

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予告動画

着信アリの主な出演者

中村由美(柴咲コウ)、山下弘(堤真一)、小西なつみ(吹石一恵)、本宮(石橋蓮司)、岡崎陽子(永田杏奈)、河合ケンジ(井田篤)、水沼マリエ(筒井真理子)、藤枝一郎(松重豊)、丘(岸谷五朗)、水沼美々子(大島かれん)、水沼菜々子(清水聖波)

着信アリのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①携帯電話に死の予告電話なるものを受け取った人物が次々に死ぬ現象が起きる。主人公の女子大生・由美の周囲で友人が死に、親友・なつみの元にも予告電話が。 ②由美は最初の犠牲者だと目される女性・律子の兄・山下と協力し、なつみの死を食いとめるべく、呪いを調査する。ぜんそくで死んだ水沼美々子10歳が浮上した。 ③幼児虐待かと思われた母・水沼マリエは行方不明で、山下と由美は行方を探す。その間になつみは死に、由美も予告電話を受けた。 ④旧加賀見病院跡地で母・マリエの遺体を見つけ、由美は死を免れたと思われた。しかし真の呪いの元凶は美々子で、由美に乗り移った美々子は山下を刺す。

【起】- 着信アリのあらすじ1

中村由美は女子大生です。ある時、由美の周辺の友人が、次々に不可解な死を遂げることになりました。
4月16日、21時44分。
コンパの最中、友人・岡崎陽子がトイレで携帯電話に、死の予告電話を受けていました。しかし着信メロディが自分の登録したものではなかったため、気づくのが遅れます。
陽子のガラケーの携帯電話(注意:当時はまだスマホがなかった)に「着信あり」の表示があり、発信元はなんと、自分自身の携帯電話番号でした。
留守番電話メッセージを再生すると、未来の発信時刻です。4月18日午後11時04分と告げられた後、踏切の遮断機の音が聞こえ「やだー、雨降ってきちゃった…キャーーー」という、陽子自身の声が入っていました。
不気味だと思いつつも陽子はさほど深く考えず、それは留守電のメッセージを聞かされた由美もでした。
そして、予告された4月18日の同じ時間…由美は陽子から電話をもらいます。駅からの帰宅途中に電話した陽子は、携帯のメッセージどおりに「やだ、雨降ってきちゃった」と言い、自分でもそれに気づきます。
直後、由美は鉄橋から落ちて、通りかかった電車に轢かれて死にました。しかし轢かれて右手右足が切断されていたにもかかわらず、由美は即死ではなく、駅員に助けてとすがりついてきたそうです。
陽子の口中からは直径2センチほどの赤い飴玉が出てきました。
…陽子の葬儀に参加した由美は、そこで謎の男・山下弘に会います。
葬儀からの帰り道、陽子の後輩の女子高校生5人に呼びとめられた由美と由美の親友・小西なつみは、「死の予告電話がかかってきたんですよね」と聞かれました。彼女らの間では「死の予告電話」というのが話題になっているそうです。
内容について聞いた由美は、それがまさしく由美が受けたものと同じものだと知りました。自分の携帯番号からの着信で、死の瞬間の音声が流れるものであることが共通点です。
女子高校生たちから新たな情報もありました。死んだ時、その人間の携帯電話のメモリーに登録されている中から、次の犠牲者が選ばれるそうです。
里奈という由美らと同学年の女性もダイビングの最中にそれで死んだと聞いた由美は、陽子が話題にしていたことを思い出しました。
別れ際、高校生は「自分の携帯番号を着信拒否しといた方がいいですよ」と言います。彼女らの間では、この話は怪談として伝わっており「恨みを残して死んだ女性の呪い」と思われていました。
4月21日15時28分。
由美は友人・ケンジに陽子のことを話します。するとケンジは自分の携帯を聞いてくれと差し出しました。
そこにはやはりケンジ本人からの着信で、21日15時34分に「やっべ、完全に忘れてた。…うわーーーー!!」というケンジの声が入っていました。 この映画を無料で観る

【承】- 着信アリのあらすじ2

今日の、もうすぐではないかと驚く由美に「ありえねえよ」と言ったケンジは、女性にサークルのことを言われて「やっべ、完全に忘れてた」とつぶやき、その直後、開いたエレベーターの何もない空間にひきずられ、落ちて死にます。一部始終を見ていた由美は、腰を抜かしました。
ケンジの死の状況を刑事・本宮に事情聴取された由美は、「常識では考えられないことが起きている」と訴えますが、聞き入れてもらえません。
なつみが由美の部屋に泊まりに来た深夜、なつみも死の予告電話を受けました。これはメールで、開くと4月23日22時39分で、なつみの首を白い両腕が背後から掴んでおり、動くようになっています。また腕と左後ろから髪の毛の長い女性の顔も写っていました。
なつみが死の予告電話を受けたことを知った同級生たちが、なつみの携帯のメモリーから自分のデータを消去してくれと詰め寄ります。次の犠牲者になるのが怖いからでした。
由美はなつみを連れて携帯ショップに行き、なつみの携帯を解約して新規契約させます。
なつみの部屋まで帰って来ると、テレビ局の取材が来ていました。プロデューサー・藤枝が「霊能者に相談してみたらどうか」と言います。
由美は止めさせようとしますが、その時、新たに契約したばかりのなつみの携帯に再び死の予告画像が届きました。藤枝は「これマジでやばいな」と言い、なつみは番組の除霊にすがることにします。
テレビ局のスタッフについていったなつみを追いかけようとした由美は、陽子の葬儀会場でも見かけた男性・山下の姿を見とがめて声をかけました。
怪しいと思った山下も、犠牲者の遺族でした。山下の妹・律子も半年前に火事で死んでいます。口の中に赤い飴が入っており、火事で全身にやけどを負っていたにもかかわらず、救出された時にはまだ意識がありました。今回の不審死では「楽に死ねない」のが特徴のひとつでした。
妹・律子の死に疑問を感じた山下は、仕事そっちのけで「死の予告電話」について探偵まがいの調査を続けています。
由美は山下と一緒に行動し、死の予告電話について調べることにしました。
律子の最初の発信元は、移転前の加賀見病院の救急電話用の番号だと判明します。病院は5か月前に移転していました。
病院で「プシッ、プシッ」という音を聞き、由美が身体を固くしました。それはケンジが死ぬ直前に聞こえた音と全く同じでした。その音はぜんそく用の患者に使う吸入器の音です。
山下と由美は、加賀見病院で過去1年間に起きたぜんそく患者の死者を探しました。ちょっとあやしい検死官・丘に調べてもらい、水沼美々子が浮上します。
水沼美々子は2002年9月21日に死亡していました。死亡時には10歳です。
母である水沼マリエは葬儀の後に行方不明となっており、携帯電話はいつも留守電になっていました。

【転】- 着信アリのあらすじ3

由美はなつみに、水沼という名に覚えがないかと聞きます。なつみは「知らない」と答えました。
接点は、山下の妹・律子にありました。律子は児童心理学を勉強した臨床心理士で、律子の手帳には関わった子どものことが記されています。
律子の手帳には2002年の7月に美々子が3回のぜんそく発作で加賀見病院を受診したことや、美々子の妹・菜々子が左大腿部に軽度の火傷を負ったり、右耳に農薬が入ったりして救急治療を受けたことが書かれていました。
それを見た由美は「代理ミュンヒハウゼン症候群」という単語を連想します。代理ミュンヒハウゼン症候群とは、自分の娘を献身的に看病し、よき母であることを周囲に認めてもらうことで自己顕示欲を満たすという、一種の病気でした。幼少期の虐待によるものが原因とされています。
母の水沼マリエが怪しいと目されました。由美は本宮刑事に相談しますが「起きてもいない事件を捜査するわけにはいかない」と流されます。
そうこうしているうちに、なつみの予告電話の時間が近づき、テレビ局では生放送の特番が始まりました。由美は駆け付けますが、スタッフに追い出され、テレビ局のロビーで番組を見ます。
ものものしい雰囲気で番組がスタートしますが、「予告時間まであと○○」とカウントダウンされ、周囲にいるコメンテーターはしょせん「他人事」で、なつみは孤独を感じます。
霊能師を名乗る天道白水が現れて除霊を始めますが、スタジオに着メロが響き渡りました。テレビ局の仕込みではありません。
予告時間が来てスタジオの隅に逃げたなつみの目に、足に絡みつく髪の毛が見え、次の瞬間、握ったはずもないのに右手に携帯があります。
天道は後ろへふきとばされ、それら一部始終が放送されました。由美はスタジオへ急ぎます。
なつみの後ろのスタジオのセットが吹き飛ばされ、コンクリートがむき出しになります。その壁の隅から長い髪の女が現れますが、それが見えるのは「なつみ」と「テレビカメラ越し」だけでした。
「連れて行ってあげる」という声が聞こえ、見えない何かによって、なつみは身体がよじれ、首がねじれて落ちました。その口から飴が由美の足元まで転がります。
ショックを隠しきれない由美の耳に、携帯の着メロが流れます。次は由美の番でした。24日19時13分で「どうして…どうして…」と言っています。
山下は焦りますが、由美はあと1日もないのであきらめモードです。
由美はかつて母から虐待を受けていました。父は殆ど家に帰らず、祖母は首を吊って自殺します。自分が虐待されたことがあるので、由美は代理ミュンヒハウゼン症候群という言葉も知っていました。
水沼家を訪問し、菜々子の保護されている武蔵野育児院に行った山下は、菜々子のくまのぬいぐるみから、着メロになっている曲が流れるのを聞きます。その曲は、少し前にテレビの子ども番組で流行った曲でした。
由美は加賀見病院に行き、水沼マリエが行きそうな場所を聞きます。移転前の加賀見病院の場所を教えてもらった由美は山下に連絡を入れ、旧加賀見病院へ向かいました。

【結】- 着信アリのあらすじ4

4月24日18時49分、由美は病院へ着きます(予告時刻は19時13分)。
病院内で携帯の着信音を聞いた由美は、山下がいると思い入ります。音を頼りに風呂場へ行くと、壊れた携帯にウジが湧いているのを見て、驚きました。
由美の背後に、天井から女性が逆さ宙吊りになった状態で近寄ってきます。
病室から逃げた由美は、人体の標本らしきものが扉から出されるのを見ますが、直後、自分の手も標本の瓶を握っていました。後ろにひきずられます。
山下が駆け付け、由美を連れて逃げようとしますが、ドア全体が人の顔のようにくぼみができ、2人は奥へ逃げました。
机の上に携帯があり、「おまえの命 あと56秒」という表示でカウントダウンが始まりました。
山下はその時、隣の浴槽に水沼マリエの手首と、携帯電話を見つけます。携帯を取り上げて消すと、メロディもやみました。カウントダウンも終わります。
時計を見ると予告時間を過ぎており「終わった」と山下は思いました。
浴槽は水沼マリエのミイラ化した死体で「誰かに見つけてほしかったんだ」と由美は言いますが、由美の頭をミイラがつかみます。山下が斧で立ち向かおうとしますが風圧で飛ばされ、由美のみが部屋に残されました。
由美はミイラ化した遺体を自分の母と重ねて見て、抱きしめながら「分かったよ、お母さん。もう逃げないから。あたし、いい子でいるから。ごめんなさい」と言います。ミイラは動きを止めました。
…本宮刑事が駆け付け、遺体は死後半年が経過していると言います。
すべてが終わったかに思われた時、山下に武蔵野育児院から連絡が入り、呼び出されました。菜々子のカバンに紛れこんでいたテープを見た山下と本宮刑事は、菜々子を虐待していたのは母・マリエではなく、姉・美々子だと知ります。
美々子は何度も菜々子を虐待しては、その後大きな飴玉をあげていました。飴玉は「早くよくなってね」という美々子なりの思いやりです。
母・マリエは美々子を疑っており、ある時、菜々子に美々子が虐待する現場を目撃して、慌てて菜々子を病院に連れて行きます。
部屋に残された美々子はぜんそくの発作が起きたのですが、誰も吸入器を渡してくれず、そのまま亡くなりました。呪いの元凶は、美々子でした。
その頃、由美の部屋では時計の針が巻き戻り、予告時間になった時に部屋に美々子が訪問します。
真相を知って駆け付けた山下は、何事もなさそうな由美を見て安堵して抱き寄せますが、包丁で腹部を刺されました。鏡越しに、由美に美々子が乗り移っているのが見てとれました。
「病院に連れてってあげる」と由美(の姿をした美々子)が言います。
…病室で目覚めた山下の枕元には、由美がいました。後ろ手に包丁を握った由美は、口移しに飴を山下の口に入れ包丁を握り直すと、微笑みました。

みんなの感想

ライターの感想

一世を風靡した『着信アリ』シリーズ。
三池崇史が監督だけあって、後半のたたみかけは秀逸。これでもかというほどに、後半、幽霊っぽいものが登場。
でも振り返ってみるに「あれはだれよ?」って、突っ込みどころが満載なのだ。
だって、本当の黒幕(呪いの元凶)は美々子で、当時10歳ですよ。
あの天井を正座してやってくる女性はどうみても大人だよね。
母・マリエを顎でこき使っているのか。ミイラ化したマリエが襲ってくるのも不可解。
謎が謎を呼ぶ感じ、いやほんとに。
ラストシーンで病室に運び込まれた山下こと堤真一がなぜ上半身裸なのかに至っては、もう意味不明。
なんかつい堤真一の乳首ばっか見てしまう(え、私が変態なだけ?)。ふつう、病衣きせるだろ。
でも「なんともいえない後味の悪さ」はシリーズちゅうダントツ!

    柴崎 コウさんの感想

    いやぁー怖い!

    けどさいごの「逃げないからごめんなさい」
    っていうところは感動してしまう。

    あらすじは正しく!!!さんの感想

    『直後、由美は鉄橋から落ちて、通りかかった電車に轢かれて死にました。しかし轢かれて右手右足が切断されていたにもかかわらず、由美は即死ではなく、駅員に助けてとすがりついてきたそうです。』
    あらすじ正しく書きなよ。
    主人公が速攻で死んじゃってるよ(笑)

    匿名さんの感想

    天道白水は霊能力あったのか?
    吹っ飛ばされたのは邪魔だったから?

    名無しさんまくさんの感想

    >女子高校生5人に呼びとめられた
    「呼び止めた」だと思います。噂話をしている女子高生たちに由美から話しかけていました。

    >里奈という由美らと同学年の女性もダイビングの最中に…
    里奈は陽子の高校時代の後輩です。

    >なつみの携帯を解約して新規契約させます。
    解約はしましたが、新規契約はしていなかったと思います。
    新たに鳴ったのは突撃取材に来ていたテレビクルーの女性の携帯です。

    >自分が虐待されたことがあるので、由美は代理ミュンヒハウゼン症候群という言葉も知っていました。
    由美の母に代理ミュンヒハウゼン症候群のようなものはみられなかった(ただただ虐待していた)ので、大学の講義と教科書「入門児童心理学」からの知識かと推測します。

    揚げ足を取るようで申し訳ないのですが、気になったので書かせていただきました。

    私も堤真一の乳首に釘付けでした笑
    最後の柴咲コウの笑顔が最高に可愛かった。

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