「貞子3D2」のネタバレあらすじ結末

貞子3D2の紹介:2013年公開の日本映画。『リング』シリーズの6作目にあたり、前作『貞子3D』の5年後という設定で物語は始まる。原因不明の連続不審死と失踪事件、そして物語の鍵を握る少女について描かれる。

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予告動画

貞子3D2の主な出演者

安藤楓子(瀧本美織)、安藤孝則(瀬戸康史)、上村文香(大沢逸美)、安藤凪(平澤宏々路)、垣内貢(大西武志)、柏田清司(山本裕典)、小磯勇吾(田山涼成)、鮎川茜(石原さとみ)

貞子3D2のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①貞子を退けた茜が出産し、女児は凪と名付けられた。茜は出産時に死亡し、病院警備員をする孝則に代わって妹・楓子が凪の面倒をみるが、凪の不気味さに怯える。5歳を迎える凪の周辺で不審死が相次いだ。 ②真相を調べる楓子は死刑囚・柏田から「凪は貞子の子」と教わる。一度は殺そうと考えたが、凪を守ろうと決めた楓子は、孝則から茜が死んでないことを聞かされた。 ③事件の真相を知る垣内刑事が、茜と凪を殺しに現れ、茜が殺される。垣内刑事はその後自殺、凪は楓子が貞子から取り戻し、表面上は平和が戻る。しかし貞子は既に大量の「貞子の子」を作っていた。

【起】- 貞子3D2のあらすじ1

柏田清司が作った『呪いの動画』があり、それを見たら死ぬという噂が広がりました。その噂は真実で、動画放送後の10日間で、閲覧者20人以上が自殺する事件が起きていました。
そのうちの1人は高校教師・鮎川茜の教え子の典子で、茜は『呪いの動画』を気に留めます。典子の親友・理沙が『呪いの動画』を閲覧し、茜が助けたことから、動画の女に「お前だ」と言われました。
柏田清司が呪いの動画を作ったのは、「Sの復活」目的です。Sは「貞子」という超能力者で、復活するための「器」を探していました。
茜は貞子と戦い、一度は身体を乗っ取られながらも、孝則の協力もあって撃退しました…(『貞子3D』参照)。
…雷鳴とどろく激しい雨の夜。ある産婦人科で、ひとりの赤ん坊が生まれました。産声を聞いた父・安藤孝則は微笑みつつも、ため息をつきます。
赤ん坊を抱いた看護師は、子どもの口から髪の毛が出て来たように見えて、驚愕しました。
謎の女性・サカタキヨミがその頃、別の場所で「あの子が、生まれた」と呟きます。キヨミが読んでいた手紙には「この誕生の喜びは、増殖し、さらなる増殖を生みだし、世界を埋めつくす日がやってくるでしょう」と書かれていました…。
…5年後。
安藤孝則は病院の警備員をして働いています。娘・凪の世話は、実の妹・楓子に任せきりでした。凪を出産した時に茜は死んだと、楓子は聞かされています。
楓子は大学で臨床心理学を勉強しながら姪・凪の面倒をみていますが、今年5歳を迎える凪が自分に懐かず、困っていました。
凪はいつも画用紙を黒一面に塗りたくっては、その黒いクレヨンをスクラッチのように削りながら別の色を混ぜるという、特殊な方法で絵を描きます。いつも「髪の長い女性」の絵です。
ゆうき保育園で凪が同じ幼稚園児・優菜に苛められる現場を見た楓子は、凪が周囲から浮いていることも心配でした。兄・孝則に報告しようにもそっけなく対応され、楓子はひとりで悩みを抱えます。
ある日、心理学の教授・上村文香に相談した楓子は「自分の境遇と重ね合わせていないか」と言われました。「困ったら連れてらっしゃい」と言いつつも、文香教授は凪の絵をシュレッダーにかけます。
文香教授が指摘したのは、楓子の母のことです。楓子が幼少期に母が風呂場で自殺し、それを発見した楓子はずっと「自分が助けられなかったせいではないか」と責めていました。
その頃、連続婦女殺害事件の容疑者・柏田清司の死刑判決が言い渡されます。自殺したと目された柏田は生きており、投獄されていました。

【承】- 貞子3D2のあらすじ2

ある日、保育園で優菜が凪を苛めた後、手に持ったおもちゃの携帯が文字化けします。その直後、優菜はかごめかごめをして遊んだ保育園児が井戸のそばで倒れる幻想を見ました。
優菜は川で水死体で発見されます。
同じ頃、各地で原因不明の不審死が相次ぎました。ネットのショップサイトを見ながら通話していた女性・祥子は、通話後にパソコンの画面が文字化けしてノイズが起きると、自分で自分の左目に包丁を刺します。
ほかにも自分の舌を切る被害者などもおり、いずれも「左手首にらせん状の痣」があるのが特徴でした。
事件を担当した山田刑事はいぶかしみ、垣内刑事は必死で真相を追います。
楓子がいない間に面倒をみてくれるお手伝い・江柄子(えがらし)が飛び降り自殺しました。現場を見た楓子は、江柄子が息絶える直前に「凪が…凪が…」と言うのを聞きます。
垣内刑事は、奇跡的に生きていた『呪いの動画』関係者の小磯刑事を訪問します。小磯刑事は戦いで喉を噛まれたため声帯がなく、車椅子に乗っていました。
『呪いの動画』について聞かれた小磯刑事は、発声器を使って「何十年も前に死んだ、人と違う能力を持つ貞子という女性が生きたまま井戸に落とされ、その怨念によって作られたもの」と答えます。
茜の名も出し、「貞子が肉体を欲した女性」と告げました。にわかに信じられない垣内刑事は、小磯刑事の気がふれているのだと思います。
垣内刑事が立ち去った後、小磯刑事は階段から車椅子ごと落とされて、転落死しました。
江柄子の一件があって、楓子は凪を文香教授に会わせます。黒地にスクラッチで絵を描く凪に「誰を描いているの?」と文香教授が聞くと、凪は無言で文香を指しました。
「どうしてその絵を書くの?」と聞くと「死ぬから」と凪は答え、不気味すぎる凪に文香は絶句します。
しかし文香教授は楓子には「いい子だ」と嘘をつきました。不自然なまでに何度も「いい子」と連呼します。
凪はほかにも、電車の絵を描いていました。
凪の絵の通り、地下鉄の車内で異変が起きます。車両内の携帯が一斉に文字化けし、長い髪の女性が現れたように見えた車両ではパニックが起きて、多数の負傷者が出ました。
垣内刑事は地下鉄の監視カメラを見て、ホームに少女・凪を見つけ、探り始めます。保育園にもこっそり見に行きました。
現場を目撃した楓子は、凪が騒動を引き起こしているのではないかと考えて、兄・孝則に「凪は、本当にお兄ちゃんと茜さんの子なの?」と聞いて頬を殴られます。

【転】- 貞子3D2のあらすじ3

納得いかない楓子は兄の部屋を探り、針金で留めたクローゼットを開いて壊れたパソコンと手紙を見つけます。手紙には「凪は元気か?」と便箋にびっしりと綴られており、差出人は柏田清司とありました。楓子は柏田に会いに行きます。
「僕は凪のファンなんだ」と柏田は言い「呪いの動画はもう見せてもらったの? まだ見せてないんだ。君のこと、気に入ってるんだね」と付け足します。
「動画を見れば、みんな死ぬ」「凪は『貞子の子』」と知らされた楓子は、終わらせる方法が2つあると聞きます。1つは楓子が死ぬことで、もう1つは凪を殺すことでした。
呼ばれて研究室に行った楓子は、獣じみた文香教授が襲ってきそうになり、髪の毛がシュレッダーに挟まれるのを見ます。楓子は別の部屋に逃げ、シュレッダーからのがれた文香教授は唸っています。
そこで楓子は、ノイズにつられて文字化けしたパソコンの画面を見ました。母の死に際の顔を思い出した楓子の左手首には、らせん状の痣ができます。
帰宅した楓子は、ミイラ化した兄・孝則が襲ってくる幻影を見て、凪が怖くてたまりません。
凪を殺そうと考えた楓子は、凪を連れて海辺の吊り橋に行って落とそうとしますが、「殺すの? 私のこと嫌い?」「怖いの。みんなが死んじゃうのが見えるの」と凪に言われ、凪自身に罪はないのだと思い直しました。
楓子は、兄・孝則の勤務する浅川総合病院へ行きます。孝則に会うと、楓子は「凪は普通の子どもじゃないかもしれないけど、あの子を助けたいと思っている」と言いました。そのうえで「あの子は『貞子の子』なの?」と質問します。
孝則は「茜は生きてる」と言い、楓子を病院裏の粗末な施設に連れていきました。施設は地下にのびており、らせん状の階段で地下におります。
そこには点滴を施された茜が、ベッドに横たわって眠っていました。髪の毛はベッドの床につくほど、長くのびています。
孝則は楓子に説明しました。
5年前、貞子が現れて戦った茜は、茜の身体に貞子を閉じ込めました。その直後に妊娠し、凪を出産した後は植物状態です。
孝則の言うことには、茜は今も体内に貞子を閉じ込めて戦っており、貞子の力が凪に及ぶのを抑えているとのことでした。凪と茜が会うと貞子が蘇るので、それで孝則は表向き、茜を死んだことにしていたのです。
それを聞いた楓子は「では、今までの事件は誰が起こしたのだろう」と疑問に思いました。 この映画を無料で観る

【結】- 貞子3D2のあらすじ4

ほぼ同時期に、垣内刑事も孝則に辿り着き、すでに一度聴取していました。一旦は「茜は死んだ」と告げた孝則ですが、垣内刑事は事件に執着しており、再び病院にやってきます。
浅川総合病院の本館に垣内刑事と凪がそれぞれやってきて、「垣内刑事が茜と凪を殺す気だ」と考えた孝則は、垣内刑事のところへ急ぎ、殴り合いを始めました。凪を探す楓子も病院へ来ます。
殴り合いに勝利した垣内刑事は、「俺もやっと『呪いの動画』を見た」と言って、左腕のらせん状の痣を見せました。
実は、不審死した人物のうち、自分の目に包丁を刺して死んだ女性・祥子は、垣内刑事の妻でした。垣内刑事は妻の死を不審に思い、それで執拗に捜査していたのです。
発砲しようとした垣内刑事は2人の看護師に襲われ、足止めを食いました。
凪に会った楓子は、凪が母を恋しがっていることを知り、茜に会わせる決断をします。
地下室に連れていくと、目覚めた茜が「凪、よく来れたね」と言って、凪に手を差し伸べました。凪も手を伸ばし、触れそうになった瞬間、茜は胸に被弾します。
垣内刑事が発砲した弾に茜は倒れ、垣内刑事は続けて凪に銃口を向けました。「これで終わりだ」と告げた垣内刑事は、操られて自分のこめかみに銃を当て、引き金を何度も引きます。垣内刑事は死にました。
部屋の中に井戸が出没し、部屋は血の海になります。凪が井戸に落ちて、楓子もそれを追って井戸に入りました。
凪を血の海深くにひきずりこもうとする貞子から、楓子は凪を救います。貞子は血の海の奥深くに落ちて行きました。
目覚めると、凪と楓子は真っ白いタイルの部屋にいました。
…後日、河原で竹トンボを飛ばす楓子と凪は、無邪気な笑みを浮かべています。
…柏田清司の死刑が執行されます。絞首台に向かう柏田は「死はひとつの通過点に過ぎない。生きている時より、死んでいる時の方が、社会を大きく動かせる」と考えており、それをサカタキヨミ宛の手紙にしたためていました。
…貞子はすでにスマホなどを通じ、『貞子の子』を大量に現世に送りこんでいます。あちらにも、こちらにも、似たようなスマホを持つ少女がたたずんでいました。
(エンド後)スクリーンから手を伸ばし、近づく貞子。

みんなの感想

ライターの感想

…「貞子の子」って、なんですか?
いや、ずっとシリーズ見てるんだが、今回の「貞子の子」という発言ほど不可解なことはない。
貞子本人じゃないということなんだよね? ミニ貞子って認識で、合ってるよね?
じゃあ、そのミニ貞子がいたら、どうなるの? 凪は結局周辺に危害を招き寄せてたの? そうでないの?
表面上は「貞子の手から逃れてよかったね」なんだが、結構いろんなところに疑問点が残って、もやもやする。
ストーリーの辻褄については、あまり深く言及しないほうがいいんだろうな。
むしろ、「怖さを楽しめ」的な、一種エンタメ性の高い映画なのだと思う。
次はいよいよ伽椰子と怨念対決。楽しみ。
ちなみに『リング』シリーズの第2弾『らせん』で出て来た監察医・安藤満男が、ラストシーンで作りだした息子のクローンの名は「安藤孝則」。
つまり…『リング』シリーズと、きちんと繋がっているのだ!

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