「貞子vs伽椰子」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

貞子vs伽椰子の紹介:エイプリルフールの衝撃の第一報から始まったJホラー2大怨霊貞子vs伽椰子の大バトルとして話題となった2016年公開のホラー映画。偶然入手した呪いのビデオを見ってしまった女子大生と、偶然佐伯家の隣人となってしまった女子高生を同時に呪いから救う方法はあるのか?!…。監督/脚本は「テケテケ」「カルト」の白石晃士。特殊造形デザインは「寄生獣」「妖怪大戦争」の百武朋。音響効果は「劇場版 零~ゼロ~」の大河原将。音楽は「十三人の刺客」の遠藤浩二、主題歌は聖飢魔Ⅱの「呪いのシャ・ナ・ナ・ナ」。

予告動画

貞子vs伽椰子の主な出演者

倉橋有里(山本美月)、高木鈴花(玉城ティナ)、上野夏美(佐津川愛美)、経蔵(安藤政信)、珠緒(菊地麻衣)、森繁教授(甲本雅裕)、法柳(堂免一るこ)、鈴花の母史子(田中美里)、貞子(七海エリー)、伽椰子(遠藤留奈)、俊雄(芝本麟太郎)など。

貞子vs伽椰子のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①女子大生の有里と夏美は都市伝説とされた見ると2日後に死ぬ〝呪いのビデオ〟を入手し見てしまう。〝呪われた家〟の隣家に越した鈴花は誘惑に負けて家に入る。 ②霊能者・珠緒と経蔵は、貞子と伽椰子同士を戦わせることを考えた。作戦は当たって貞子と伽椰子は戦うが合体し、貞子&伽椰子幽霊ができあがった。

【起】- 貞子vs伽椰子のあらすじ1

古い一軒家を訪ねた民生委員はその家の主である老女の返事がない事を不審に思い、見ると台所のテーブルに誰かが座っているようです。彼女は明るく声を掛け家に入りますが、誰もいません。直後に彼女は居間でコードを首に巻き苦悶の表情で亡くなっている老女を発見し驚きますが、砂嵐のテレビ画面が映り絶叫が響きます。

某大学では森繁教授が都市伝説の講義中で、有里と夏美は居眠りしながら聞いています。彼は数々の都市伝説は集団的無意識の具現化であると言いながらも”呪いのビデオ”だけは本物で、貞子に会いたい、本物は高く買い取ると話します。
その後、夏美は2日後の両親の結婚記念日までに結婚式のビデオをDVDにして送ると約束して困ってると言い有里が引き受けることに。2人はリサイクルショップでボロい格安のビデオデッキを買いますが、夏美は持った手に黒髪が貼りつき、有里のマンションに着いた途端、夢中で手を洗います。

その頃、3人家族の一人娘で女子高生の鈴花は、引っ越し先の隣家の廃屋に異様な気配を感じていました。近所の高校に転入した彼女は、同級生からあの家では夫が妻と子を殺害し首を吊った無理心中があったと言われ、絶対に近づかない方がいいと念を押されます。けれど彼女はその廃屋が気になって仕方がありませんでした。

マンションでは、ビデオに古びたVHSテープが残されたままなのに気づきます。それは見るからに不気味で、有里は嫌がる夏美に構わず再生しますが、内容は短く有里が携帯に気を取られるうちに、夏美だけが最後まで見てしまいます。夏美は絶対本物だと言い、見ると言う有里を止めますが、数分後、夏美の携帯に非通知の着信があり、ハウリング音のような音がして一方的に切れ、白いワンピースで長い黒髪に顔が隠れた女を目撃した夏美はパニックになり「伝説の通り自分は2日後に死ぬの?!」と泣き出します。

リサイクルショップは2階建ての工場を改装した店舗に、夫婦の経営者と女性バイト1人がいて、営業を終え片付けの最中で、バイトの子が「あのビデオ売れましたねぇ」と話しています。彼女は「中に入っていたビデオ、動作確認で見て、おまけに付けちゃいましたぁ」と笑いますが、彼女は唐突に2階の大型タンスに登り、夫妻が止める間もなく飛び降りて死亡します。
翌日、ビデオを持ってリサイクルショップに行った有里と夏美は、夫妻からバイトの子が亡くなった事を聞き愕然とします。主人によれば、あれは亡くなった独居老人宅の遺品整理の品で、その2日後に役所の職員も自殺したと聞き、そのビデオが本物の”呪いのビデオ”であることを確信し、大学に向かいます。

2人は大学で森繁教授にビデオの事を相談し渡します。彼は本物かどうか確認すると2人を研究室の外に出しビデオを見ます。見終わった時、貞子は現れませんでしたが、研究室の電話が鳴り、教授はこれは本物で2日後には貞子に会える!と大喜びで、DVDにダビングさせてくれとはしゃぎます。
また、これは伝説の「誰かに見せると呪いが解ける」に当てはまるのでは?と聞く2人に、自分は有里から受け取ったため無効だと言い、怯える夏美に、信用できる霊能者を紹介するから連絡を待てといって帰します。2人は、怯えながら連絡を待ちますが、夏美は死ぬ事ばかりを口にして落ち込み、追い詰められていきます。

その頃、鈴花は隣の廃屋の前にいた小学生の男の子に声を掛けますが、間もなく小学生3人組が来たため自宅に戻ります。彼女が去った後、3人は始めの子のランドセルにこぶし大の石を何個も詰め、その家に入れと強要します。始めの子は恐る恐る家に入りますが間もなく猫の鳴き声を聞きます。3人は門から様子をうかがっていましたが、間もなく始めの子がドアから現れ、リーダーの子に石を投げつけ中に入ってしまいます。
リーダーの子は額にケガをし怒って彼を追い、3人は家の中で分かれて探しますが、1人はキッチンで俊雄に襲われ引きずり込まれ、1人は風呂場で伽椰子に襲われ姿を消します。
リーダーの子は、始めの子を追って2階に上がり、押し入れから再び石をぶつけられ鼻血を滴らせます。が、直後に俊雄に肩に飛び乗られ首を折られて引き上げられ、始めの子も伽椰子に引き込まれて行きました。

【承】- 貞子vs伽椰子のあらすじ2

夜、森繁教授からの連絡で、3人は神道系の霊能者法柳の社に向かいます。法柳はビデオから発せられる気に眉を顰め、これほどまでに凄まじいモノを払った経験が無いがやれるだけはやってみると言いますが、森繁は貞子に会いたいからと辞退します。
法柳は助手役の女性2人と共に儀式を開始し、白装束で両手を縛られた夏美は助手2人に両側から掴まれ、法柳が何度も柄杓で大量の水を飲ませ「中にいるモノは姿を現せ!」と恫喝しその頬を叩き、あまりの惨さに止めに入った有里の頬も叩きます。
間もなく夏美は白目を剥いて唸り声をあげ、法柳が呪文を唱えます。が、そのそばで助手たちが重なって立ち、互いに相手の首をへし折り息絶えます。「くそ!邪魔する者は皆殺しかっ!」と悔しげに呟いた法柳もまた、自らの首を絞め始めます。
彼女は森繁を呼び「儀式は失敗だ!…さらに強力な力を持つ経蔵を呼んだ…神棚の下の金を渡せ…」と伝えた途端、森繁に強烈な頭突きをして相撃ちになりどちらも死亡します。

有里は夏美を助け起こしますが、気づいた彼女は「私、貞子に殺されるんだよ?全部有里のせいだからね…」と泣き出します。有里は、決意したように立ち上がり、神棚に挙げられたビデオのお札を剥がし、夏美に「これ、渡して!」と差し出します。彼女は意味が解らぬまま有里にビデオを渡し、有里は「今、夏美から受け取ったからね!」と言い社務所に向かい、ビデオを見ます。
映像は砂嵐の後、汚れきったコンクリートの廃墟の部屋らしきものが映ります。間もなくその奥の扉がゆっくりと開き、長い髪に顔が隠れた白いワンピースの女が現れ近づいてくるという短い物でした。直後に有里の携帯が鳴り、彼女を追って来た夏美は有里の後ろに貞子が現れたのを目撃します。

その頃、車で若い男経蔵と盲目の幼い少女玉緒が到着します。2人は社務所にいた有里と夏美に会い、金のありかを訊ねます。
法柳の言った通り、社の祭壇の下にあった箱にはたくさんの札束が入っていました。経蔵は、自分にビデオを見せたから夏美は助かりますよね!という有里に「無駄な仕事増やしやがって」と舌打ちをし、玉緒は「死ぬよ」と言い捨てます。
が、経蔵が短く呪文を唱え印を切ると夏美は再び白目を剥いて、口から大量の髪の毛を吐き、経蔵がズダ袋に蠢く髪の毛を詰め印を切ると、暴れていた袋が静かになります。
彼は2人をマンションに送り、部屋から出ないよう言いますが、有里はそれならばこれをDVDにダビングして送って欲しいと夏美の両親の結婚式のテープを預けます。

翌朝、2人は夏美の両親の結婚式の動画を見ていました。幸せそうな母親の腕には赤ん坊だった夏美が抱かれています。有里は赤ん坊の夏美を可愛いと言い、夏美は結婚した時は貧乏で式が上げられなかったんだってと寂しそうに笑います。
有里はやり場のないまま、シャワーを使いますが、洗髪の最中、肩に何度も落ちてくる黒髪に気づき、バスルームの天井にびっしりと黒髪が貼りついて蠢くのを見て悲鳴を挙げます。

一方鈴花は、学校で廃屋で4人の小学生が行方不明になったと聞き、それがあの小学生たちだと確信し、廃屋にあの小学生がいる悪夢にうなされるようになります。
その翌日、彼女は廃屋の前で、調査に来ていた経蔵と玉緒に出会います。
彼女の見ている前で、経蔵は家に向かって印を切り、玄関ドアが開いて内部を確認し、珠緒はその奥を指差し「ここにいるのは、伽椰子、俊雄…」と見えるモノを言いますが、暗がりに俊雄が潜み猫の声で2人を脅します。経蔵は件の小学生が持ち込んだ石に気を吹き込み、廊下の奥に投げ入れます。その瞬間、猫の悲鳴がして何かが逃げ去ります。
「逃げたな」「うん」「でも伽椰子はこうはいかないぞ」そう言いながら2人は廃屋の庭から裏手に回って古井戸を確認し、ここを使うのは最終手段だと呟き玄関に戻ります。2人は鈴花を見て「この家に引かれてるな」「入ったら死ぬぞ」と警告します。
その夜、思い余った鈴花は、両親に行方不明の小学生と会ったと打ち明けますが受け流され、2階に上がろうとしたところ、いつの間にか廃屋になっていて、母親に肩を叩かれ正気に戻ります。

【転】- 貞子vs伽椰子のあらすじ3

一方マンションでは、夏美が「みんな死んじゃえばいいのにと思う」と言い出し有里に森繁教授がダビングした”呪”と書かれたDVDを見せます。彼女はそれを研究室から盗み出し、動画サイトにアップした、すぐ消したけど拡散されたと携帯を見せます。それはあの廃屋のシーンで、閲覧回数上位が全てその動画になっていました。
彼女は薄く笑いながら、有里に一緒に死んでと言いますが拒まれ、洋服のベルトを持って廊下に出てドアを塞ぎ、ノブにベルトをかけ首を吊ろうとします。有里は必死でドアを叩き何度も夏美を呼びますが、貞子が現れて夏美の顔を覗き込み、彼女は苦悶の表情で息絶えてしまいます。
そこへ経蔵と玉緒がやってきて、夏美に白布をかけ、拡散された動画は元凶の貞子を潰せば、ワクチンのように拡がり呪いも消えるはずだと言います。
その時、突然珠緒が「あの女子高生、危ないよ」と言い出し、3人は廃屋に向かいます。

その頃、鈴花は悪夢で目覚め、廃屋にいる小学生を目撃します。彼女はいても立ってもいられず廃屋に向かいますが、物音を聞いた両親がその後を追った事には気付きません。
廃屋に入った鈴花は階段の上にいる小学生を見て後を追い、2階の押し入れで後ろ向きに膝を抱えているその子を見つけ声を掛けますが、その後頭部に俊雄の顔が現れ、猫の叫びをあげます。驚いた鈴花は慌てて階段を駆け下りますが、途中で足がすくんでしまいます。
そこへ両親が駆け込んできますが、父親の肩には俊雄が飛び乗りその首を引き延ばして上へと消え、母親は鈴花に手を伸ばしますが、足首を切断されて崩れ落ち、鈴花!逃げて!!と叫ぶうち、伽椰子に襲われます。
その時、経蔵らが現れ、玄関の隙間から貞子の髪を入れたズダ袋を伽椰子に投げつけます。袋から這い出た髪は伽椰子に絡みつきますが、伽椰子は母親を引きずったまま、凄まじいスピードで廊下奥へと消え去ってしまいます。残された鈴花は経蔵に外へと連れ出され気を失います。
経蔵はいっしょにいた有里に、この子はこの家の呪いに取り憑かれてる、これをおまえに取り憑いている貞子とぶつける、こいつはこれからおまえの相方になると話します。

翌朝、自室で目覚めた鈴花は3人に驚きますが、経蔵はこれは夢じゃないといい、有里は、あなたはあの家の呪いに掛かっていて、私は別な呪いに掛かっているの、これからその呪いをぶつけ合って消滅させ無ければならないの、協力してくれる?と話し握手を交わします。
経蔵と玉緒は準備に出掛け、残された2人は有里が入れたお茶でひと時の安らぎを得ます。鈴花は初めて口を開き「私、つらいです」と言い、有里は彼女をそっと抱き寄せます。
その時、経蔵と玉緒は古井戸に結界を張りその蓋となる呪具を準備していました。

【結】- 貞子vs伽椰子のあらすじ4

夜、モニターとビデオデッキを持った2人は廃屋の前で、経蔵から手筈を聞きます。彼は、有里は家に入った途端、この家の呪いに取り憑かれる、鈴花は家の中で呪いのビデオを見て貞子の呪いに取り憑かれる、そうすれば2人とも2つの呪いに取り憑かれ、奴らは獲物を奪い合うはずだと話し、だめなときは別な方法を考えてあると言い2人を促します。有里は経蔵と携帯を繋いだまま、次々と作業をこなしていきます。
2人が居間でビデオの再生を始めた途端、ポルターガイスト現象が始まりますが、鈴花はビデオに集中し、有里は突然現れた俊雄に怯えます。が、鈴花が見終わった途端、画面から貞子が出現し、俊雄の身体に髪を巻きつけ画面に引きずり込みます。2人は階段裏から、這い降りて来た伽椰子を見て、台所に逃げ込みます。
2体はバトルとなり、貞子は伽椰子に引き摺られ一旦は廊下へと消えますが、間もなく髪の絡みついた伽椰子が這い戻り、その背後から現れた貞子が髪の間から眼を剥きますが、その時有里の携帯から「その眼を見るな!」と叫ぶ経蔵の声が聞こえます。2人は必死で目をつぶり、伽椰子は爆発して黒い液体となって飛び散ります。
その時、経蔵が廃屋に踏み込みますが、2人に襲いかかろうとした貞子の前に伽椰子が出現、経蔵はこれはお前の体の一部だろ?!と言ってビデオを投げつけます。伽椰子はそのビデオを握りつぶし、貞子が一瞬怯んだ隙に、3人は廃屋から逃げ出し、裏手の井戸に向かいます。

そこには呪いの強烈な気から身を守るため意識を閉じた珠緒がいて、経蔵に抱き起され意識が戻ります。経蔵は有里と鈴花に「2人のうち、どちらかに犠牲になってもらう」と言い、1人が井戸に飛び込み、井戸の中に貞子と伽椰子を呼び封印する、井戸に飛び込んでも死なないが、結果的には生きて帰れないと話します。
有里は私がやりますと言い、戸惑う鈴花の前で井戸の淵に立ち、2体が近づき、ぶつかり合う瞬間、身を投げます。2体は井戸の上でぶつかり合い、融合し得体のしれない怪物と化して蠢き、貞子の眼が現れては消えています。
その眼を見るな!と叫んだ経蔵は怪物に捕まり、半身をもぎ取られ木立の根元に跳ね飛ばされます。井戸に落ちた有里は、井戸の底から蠢くモノが這い降りてくるのを見て、一筋の涙を流します。

蠢くモノが井戸に這い込んだのを見て、珠緒が蓋をして!と叫び、鈴花は呪具で蓋をしその端を木の杭に固定します。珠緒は上半身だけの経蔵にすがりますが、すでに息絶えていました。
その時、ふたが跳ね飛ばされ、井戸から白い手が出てその淵を掴みます。
鈴花と珠緒が凍りつく中、井戸の中から這い出てきたモノは、貞子と伽椰子が完全に一体化した新たなバケモノで、2人に凄まじい勢いで襲いかかってきます。

(エンディング)

呪いのビデオが始まり、奥の扉から出てきた髪の長い女は、始めのビデオとは明らかに異なる動きで近づき血塗れの顔がアップになります。

みんなの感想

ライターの感想

白石監督ファンとしては何かしでかすんじゃないかと不安におののきつつの劇場鑑賞でしたが、大満足の作品で、DVD発売次第、細部をチェックしようと目論んでいます。
美しく気丈な姐さん肌の有里役の山本美月、彼女に頼り不安に慄きながら壊れていく夏美役の「トリハダ」シリーズの佐津川愛美、美しい球体関節人形のような鈴花役玉城ティナはもちろんのこと、本作の特出キャラ「バトル・ロワイヤル」「悪夢探偵」の安藤政信の経蔵と「劇場版零」の菊地麻衣の玉緒もなかなかいい味に仕上がっています。
今作の怨霊役は、3人ともオーディションで決まったそうで、気合も迫力も十分、主軸となる貞子は元々画面から出る以外は動きの少ないキャラなのに、ディティールの異様さがアップしていて、伽椰子&俊雄チームの襲撃シーンのスピード感もハンパなく、特に俊雄君のアクションがイチオシの超絶アクション・エンターティメント・ホラーです。

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