「邪願霊」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

邪願霊の紹介:アイドルの新曲発売のプロモーション企画を取材していた女性レポーターが数々の怪奇現象に遭遇し、ついにそのレポートはお蔵入りになる。後日そのビデオを編集していたスタッフは撮影した憶えのない録画テープを発見する。1988年製作。演出:石川てるよし、構成・サウンド&ビジュアルデザイン:小中千昭、製作:石浜竜三。ドキュメンタリー形式で撮られたホラー映画は1999年の「ブレアウィッチ・プロジェクト」が有名であるが本作はその10年前に製作されており、その後の「ノロイ」や「放送禁止」などのJホラーの原点となった。

邪願霊の主な出演者

ディレクター(竹中直人)、沢木恭子(石山一枝)、加藤恵美(佐藤恵美)、河西祐二(梅原正樹)、友情出演:本田修一、特別出演:水野晴朗

邪願霊のネタバレあらすじ

【起】- 邪願霊のあらすじ1

駆け出しのアイドル加藤恵美の新曲プロモーションを追跡するドキュメンタリー番組の制作のため、レポーターの沢木恭子は企画会議や恵美のレコード店回りやボイストレーニングに同行取材します。
新曲の「ラヴ・クラフト」はレコード制作会社の制作次長で本プロジェクトの責任者の河西が用意した楽曲で、作詞家に曲に合わせた歌詞の制作を依頼中でした。
沢木が作詞家へのインタビューの際に作曲者の事を聞くと詳しいことは聞いていないと言われ、編曲者へのインタビューでこの曲は河西がストックしていた古い曲だということがわかります。
六本木のフォトスタジオでジャケット写真の撮影をしている時、BGMを「ラヴ・クラフト」に変えた途端、沢木はスタジオの中に風が吹くのを感じます。
沢木は突然撮影中の恵美に近寄り手を引っ張ります。その瞬間、今まで恵美がいた場所に照明が落ちてきました。

【承】- 邪願霊のあらすじ2

この日撮影した写真はミスがあったということで全部撮り直しになりました。全ての写真で恵美の後ろに白い影が写り込んでいたのです。
映画・音楽パーソナリティのKUROは「この白い影は赤ちゃんを抱いた母親に見える」とコメントします。
「ラヴ・クラフト」のレコーディングが始まりました。
「ふたりだけなの/ 夜だけの逢瀬/ 消えたロウソク/ 影が浮かぶ♪」
録音した歌を聴いていると途中で低い不気味な声(hold me tightあるいはchild?)が聞こえ恵美の後ろに白い人影が現れますが、沢木以外の人間には見えません。
録音した歌のミックスダウンを行うと奇妙な音が混入していることが判明しますが原因は不明です。
河西に作曲者の事を聞くと、あの曲は数年前音楽雑誌で行ったコンテストの応募作品で作曲者とは現在連絡がつかないと言います。スタッフがその雑誌を調べても該当する曲は見つからず、そのことを河西に尋ねるも明確な回答はありませんでした。

【転】- 邪願霊のあらすじ3

取材スタッフは河西の部下の山岸ディレクターに作曲者の事を聞きますが、逃げられてしまいます。しかし何度も交渉を重ねるうちに、山岸は取材に応じてくれることになります。
待ち合わせ場所に車で来た山岸は沢木に茶封筒を手渡すと、逃げるように車に乗り込み発進させようとします。次の瞬間、車は爆発して炎上しました。
山岸が手渡した封筒には1本のビデオテープが入っていました。再生すると、ホテルの部屋と思われる場所でベッドの上の全裸の女性の姿が映っていて、「ラヴ・クラフト」のメロディを口ずさむ女の声と河西の話し声が入っています。
取材スタッフがこれまで撮影した河西や作詞家へのインタビューテープを見直してみると、画面の隅に必ず白いワンピースを着た女が映っていました。
そしてついに作曲者が判明します。
「ラヴ・クラフト」の原曲を作った女性は、7年前に荻窪のマンションの屋上から飛び降りて自殺していました。

【結】- 邪願霊のあらすじ4

郊外のスタジオで「ラヴ・クラフト」のプロモーションビデオ撮影が行われ、セットの上で踊りながら歌っていた恵美を見ていた沢木は突然倒れ「恵美ちゃんが危ない!」と言います。
その時、恵美は体を硬直させ血を吐いて腹這いに倒れます。恵美の両腕はあり得ない角度で背中の方に曲がっています。照明や機材が次々に落下し火の手が上がり、現場はパニックになります。
外に逃げ出した河西の体が痙攣し、見えない力で捻じられたようになり絶命します。ディレクターは茫然と立ちつくす沢木を抱えて逃げ出します。
沢木はその後1カ月の入院を余儀なくされました。
後日編集スタッフはカメラに入れた形跡のない予備のビデオテープに、まるでカメラが宙を飛び回っているかのような角度で現場が映っているのを発見します。
その見えないカメラに向かって沢木が叫んでいます。
「あたし知ってるのよ。あなたのお腹の子は河西さんの子じゃない。おとなしく帰りなさい!」
これは誰の視点だったのでしょうか?
この後、水野晴朗がハリウッドのホテルに泊まった時の軽い恐怖体験を語り、竹中直人が変顔を見せて終わりとなります。

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