「雨月物語」のネタバレあらすじ結末

雨月物語の紹介:1953年公開の日本映画。上田秋成の『雨月物語』の「浅茅が宿」と「蛇性の婬」の2編に、モーパッサンの『勲章』を加え、川口松太郎と依田義賢が脚色。戦乱と欲望に翻弄される人々を描く。第13回ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞。

この映画を無料で観る

雨月物語の主な出演者

若狭(京マチ子)、阿濱(水戸光子)、宮木(田中絹代)、源十郎(森雅之)、藤兵衛(小沢栄)、老僧(青山杉作)、丹羽方の部将(羅門光三郎)、村名主(香川良介)、衣服店主人(上田吉二郎)、右近(毛利菊枝)、神官(南部彰三)

雨月物語のネタバレあらすじ

【起】- 雨月物語のあらすじ1

大正11年(1922年)春…。
近江の国(滋賀県)の琵琶湖周辺では、羽柴秀吉と柴田勝家とが戦っていました。
その地には陶芸家・源十郎と妻・宮木夫婦と赤ん坊・源市、義弟の藤兵衛と妻・阿浜夫婦が暮らしています。
源十郎は一攫千金を狙い、陶器を作りためて京都に捌きに行こうと考えていました。藤兵衛は立派な侍になるのが夢です。
戦乱が激しくなり、彼らの住む村にもいくさの気配がしてきました。
源十郎は陶器を持って、いよいよ京都に向かいます。宮木と赤ん坊は、いくさを避けて逃げておくように言いました。藤兵衛と阿浜も源十郎に同行します。

【承】- 雨月物語のあらすじ2

しかし藤兵衛は妻・阿浜を捨て、通りかかった羽柴の勢力にまぎれこみました。侍になりたいからです。
源十郎は長浜の城下で、陶器をたくさん注文してくれた女性・若狭と出会いました。
若狭は織田信長に滅ぼされた朽木家の一族の生き残りで、上品な貴族風の美女です。
注文品を持って屋敷を訪れた源十郎は、若狭とつきそいの老女から過分なもてなしを受けました。
情熱的なまなざしを若狭に向けられた源十郎は、骨抜きになって、若狭と深い関係になります。
同じ頃、藤兵衛はたまたま戦場のどさくさまぎれに兜首を拾ったことから、手柄を立てたということで、馬と家来持ちの侍に昇格しました。

【転】- 雨月物語のあらすじ3

藤兵衛とはぐれた妻・阿浜は、地元の男どもに手ごめにされてしまいます。
有頂天で街を歩いていた藤兵衛は、ある日、遊女となって売られている妻・阿浜と再会しました。
阿浜は藤兵衛を責めました。藤兵衛が侍になりたかったのは、妻・阿浜に幸せな暮らしをさせたかったからです。
なぜこんなふうになってしまったのか…藤兵衛は深く反省し、真面目に働くことにしました…。
…源十郎は、若狭との生活にすっかりとりこになっていました。
ある日街に出た源十郎は、老僧に死相が出ていると指摘されます。ショックを受けた源十郎は若狭と別れて村に帰ることにし、背中に魔よけの呪文を神官に書いてもらって屋敷に帰宅しました。 この映画を無料で観る

【結】- 雨月物語のあらすじ4

別れを切り出された若狭は怒り狂いますが、魔よけの札があるため、源十郎に触れることができません。
源十郎は妻・宮木の待つ村へ帰りました。
故郷の村はいくさですっかり荒れ果てていました。
源十郎の家もすっかりぼろぼろになっています。
源十郎は宮木の名を呼び、再会してひと晩過ごしました。しかし一夜明けると宮木はいません。
村長の話によると、宮木は源十郎が去ったあとすぐに、落ち武者の槍に刺されて死んでいたのでした。赤ん坊・源市だけは無事です。
…源十郎はその後、宮木を思いながら陶器づくりに専念しました。近所には帰ってきた藤兵衛と阿浜夫婦もいました。

みんなの感想

映画の感想を投稿する

映画「雨月物語」の商品はこちら