「@ベイビーメール(山田悠介原作)」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

@ベイビーメールの紹介:2005年公開の日本映画。山田悠介原作の都市伝説ホラー。現代人の必須ツール“携帯電話”のメールから広がる恐怖を、戦慄の映像と共に描写。主演は若手俳優の松田まどか&村上幸平。

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@ベイビーメール(山田悠介原作)の主な出演者

小川飛鳥(松田まどか)、斉藤雅斗(村上幸平)、高田朱美(岡元夕紀子)、平本菊江(吉行由実)、井上美帆(霧島れいか)

@ベイビーメール(山田悠介原作)のネタバレあらすじ

【起】- @ベイビーメール(山田悠介原作)のあらすじ1

ある夜、東京都世田谷区。
疲れてタクシーを使って帰宅した夫は、居間のちゃぶ台に鍋の支度がしてあるのに妻・アキコがいないことに気づきます。
鍋の火はかけられたままで、台所の水も流しっぱなしです。
名を呼びながら2階へあがった夫は、寝室のベッドで妻があおむけで寝ているのを見ました。しかし様子が変です。
ネクタイをほどきながら部屋に入った夫は、何かがいる気配を感じました。おそるおそる近づき、部屋の照明をつけると妻はベッドの上で死んでいます。
何気なく妻に置いた夫の左手は、血で染まっていました。
警察の現場検証で死体を起こすと、女の腹部は貫通しており、刃物にしては傷口がおかしいと刑事は言います。
ちょうど爆弾でも呑み込んで体内で爆発したらこんな風になる…というふうに、女の腹部は大きな穴が貫通していました。
小腸のようなものが、現場に残されています。後にそれは、「へその緒」だと発覚しました…。
…若い男性・斉藤雅斗は高校の社会科教師をしています。高校3年生の担任をしている雅斗は、親しみやすい存在でもあり、生徒にも人気がありました。
雅斗のクラスでは、まだ進路が決まっていない子がひとりだけいます。それは小川飛鳥で、事情があって学校を休んでいました。
その飛鳥がやっと登校してきました。雅斗は飛鳥の体調を気遣います。
飛鳥は交際相手の男性との子を妊娠していました。妊娠が発覚した当初は、飛鳥は絶対に生むと言っていたのですが、周囲の説得で中絶をしました。
雅斗は飛鳥から相談を受けていたので、その一部始終を知っていました。
飛鳥は雅斗に「迷惑かけてごめんなさい」と詫びます。そして「3か月っていったらさ、もう人の形してるのかな」「私、その子を殺したんだ」と悔やみました。
雅斗は飛鳥を親身になって慰めます。
雅斗には、産婦人科の看護師をする恋人・朱美がいました。
朱美に飛鳥の中絶の話をすると「命の大切さを教えるのが、教師の務めでしょ」と言われますが、雅斗は「生徒の未来を考えるのも、教師の務めだ」と返します。
朱美は「茶化してごめん」と謝りました。母子家庭で育った朱美にとっては両親が揃っている家庭が憧れで、望まれない命が日々絶たれるのを見ているので、中絶に反対でした。
雅斗は朱美にプロポーズします。朱美はそれを受け、雅斗はほっとしました。 この映画を無料で観る

【承】- @ベイビーメール(山田悠介原作)のあらすじ2

雅斗の受け持ちの生徒たちが卒業してから結婚式を挙げることを約束し、朱美は職場の夜勤に戻ろうとします。
その時、朱美の携帯電話にメールの着信がありました。差し出し人に覚えのない無題のメールを見て、朱美は「いたずらかな、やだ」と呟きます。
「Sub:無題
開いたからにはこれを最後まで読め。
途中で消したり捨てたら、私はおまえを決して許さない。
私は茨城県真壁郡釜牛町大浦乙という場所で育った。
ずっと母と二人暮しだった。
貧しい生活だった。
それでも私は必死で生きた。
私は一人が嫌だった。
弟か妹が欲しかった。
だがその夢は叶う事はなかった。
夢が叶わないとわかった時、私は自分の子供が欲しくなった。
自分の子供を育ててみたいと本気で思った。
十八歳の時だった。
私は妊娠した。
愛する人との子供だった。
産まれてきたらその人と大切に育てようと、当然のように決めていた。
それなのに彼は違った。
私のお腹にいる赤ん坊が邪魔だったのだ。
神社に呼ばれた私は、石段から突き落とされた。
呆気なく赤ん坊は死んでしまった。
だから私も彼を殺した。
私はどうしても赤ちゃんが欲しかった。
それなのに……。
私は幸せな人間が許せない。
幸せな家庭が許せない。
子供を欲しいと思っている人間は、もっと許せない。
だから私はこう決心した。
そんなに子供が欲しいのなら、私の子供を育てさせてあげる。
私の赤ちゃん、早く外に出してみたい。
大切に育ててあげて。」
メールには添付ファイルがついており、開くと赤ん坊の泣き声が流れ、携帯電話の液晶画面が割れました…。
…同じ頃、雅斗の学校では都市伝説のような噂が広まっていました。呪いのメールが携帯に届くというのです。
それは神社の石段から落ちて死んだ女性の呪いで、発信源は茨城方面で、受信すると携帯が壊れるというものでした。
そのメールを受け取った人物は、受け取った日からちょうど4週間後に、お腹が破裂して死ぬそうです。
実際に東京都の各地で似たようなニュースが話題になっており、その都市伝説を裏付ける形になっていました。
中絶した飛鳥が学校に通い始めました。飛鳥の女友だちは喜んで飛鳥を迎えます。
飛鳥もすっかり悲しみから立ち直り、雅斗に「今は勉強を頑張って、将来いつか愛する人の子供を生んで育てられるような大人になる」と宣言しました。雅斗は飛鳥の元気そうな姿を、喜ばしく思います。

【転】- @ベイビーメール(山田悠介原作)のあらすじ3

監察医務院の竹浦は、東京都で相次ぐ腹が破裂したことによる女性の不審死について、へその緒は残るものの胎児が見つかっていないことを刑事に指摘しました。
雅斗と結婚式場のパンフレットを見ていた朱美が、気分が悪いと言い出します。病院で診てもらうと、妊娠4か月だと診断されました。
ずっと生理が来ていた朱美は戸惑って、女医に「妊娠しても生理が続くものなんですか」と思わず聞きました。先生は「あるわけないでしょ」と答えます。
朱美は、腹の子が異様な速さで成長しているのではないかと考えました。
どこからか赤ちゃんの泣き声がして、部屋の中を探した朱美は、壊れた携帯電話から聞こえていることに気づいて叩きつけます。完璧に携帯電話が破壊されると、声は止みました。
しかし再び朱美の耳に、赤ちゃんの泣き声が聞こえ始めます。洗面所で鏡を見た朱美は、自分の顔が別人になっていて驚きました。
その直後、朱美の腹は破裂します…。
…朱美のマンションを訪ねた雅斗は、朱美の部屋に警察と救急が来ていて動転しました。開いた玄関からは血の混じった水のようなものが転々とつづき、小さな手型が廊下の壁に残っています。
朱美の婚約者だと告げた雅斗は、刑事から聴取を受けました。
刑事によると、朱美のお腹の子の胎盤の重さや大きさからして、臨月かそれに近い状態であったということです。
雅斗は言下に否定します。朱美がかかった産婦人科医も、妊娠4か月で「胎盤は形成されたばかりの頃で、特別に大きかったわけではない」と言いました。
監察医務院の竹浦は、最近似た事件が2件続いたことを雅斗に告げます。
12月の終業式間近、雅斗に飛鳥が「ベイビーメール」と呼ばれる呪いのメールの話をしました。急に女の子を妊娠させるメールで、変死した女子高校生がいるといいます。
雅斗は最初、信じませんでしたが、飛鳥がメールの文面の一節「私の子どもを育てさせてあげる。私の赤ちゃん、早く外に出たいみたい。大切に育ててあげて」とそらんじるのを聞いて、朱美に届いたものとまるきり同じだと気づきました。
それと同じメールが飛鳥の友人にも届いたと言いましたが、雅斗が詰問すると、受け取ったのは飛鳥自身でした。そしてあと1週間で、1か月が経過しようとしています。
ほかに変死した被害者の夫(冒頭の、東京都世田谷区の事件)に聞くと、その男の妻は不妊症で悩んでおり、不妊治療を続けていたので妊娠はなかったのだと言いました。メールが届いてちょうど1か月で、その女性も亡くなっていました。

【結】- @ベイビーメール(山田悠介原作)のあらすじ4

雅斗と飛鳥は、メールの送り主の正体を突き止めるべく、茨城県真壁郡釜牛町へ行きました。
大浦の神社の神主に聞くと、石段から落ちた女性は平本愛という女性だと判明します。5年ほど前の話でした。
愛の母・菊江は男癖が悪いことで有名で、愛の父親も不明でしたが、顔立ちなどから町の墓石屋の60代の男性が父親なのではないかと言われていました。
自宅へ行った雅斗と飛鳥は、愛の母・菊江と会います。明らかに雅斗へ媚を売る菊江は「愛は5年前に東京へ行ったきり、戻って来ない」と言いましたが、飛鳥は、母・菊江が何かを隠していると感じました。
東京の勤務先に聞きに行き、愛は半年前に会社を辞めたことを雅斗は知ります。
愛の写真を見た飛鳥は、中絶後の産婦人科の待合室で見た顔だと言いました。
愛は3か月前に、雅斗の恋人・朱美の勤務する産婦人科医院で、異常妊娠だと知らされます。胞状奇胎(受精卵から胎盤のもとになる絨毛組織が正常に発育せず、絨毛が水ぶくれの状態になるもの)で流産した愛は、世の中の幸せそうな女性を恨みました。
ベイビーメールを受け取った人物は、その時に愛と会った人たちでした。
愛の退院時に母・菊江が迎えに来たと知った2人は、再び菊江の家に行きます。奥の部屋で愛の首吊り死体の幻影を見た飛鳥は、家の庭に愛が埋められていると指摘しました。
母・菊江が告白しました。実は5年前に愛を神社の石段から突き落としたのは母・菊江で、愛が自分の男を奪ったからでした。相手の男を殺したのも母・菊江で、愛の遺体も男の遺体も庭に埋めていました。
庭の赤い実のなる木の根元を掘ると、女性の遺体と携帯電話が見つかります。赤ん坊の泣き声が聞こえる携帯電話を、雅斗が踏んで壊し、さらにシャベルでまっぷたつにすると、泣き声は止みました。
…3か月後、飛鳥は無事に卒業します。雅斗はみんなに卒業の祝いの言葉を述べると、教室の扉を閉めました。
職員室に帰る途中、廊下の奥に小さな男児が3人並んでいました。
「ママに言われて、あなたを探してたんです」と言う3人の男児は、変死体から生まれた赤ん坊たちです。
雅斗は3人の男児に一斉に襲いかかられました…。

みんなの感想

ライターの感想

山田悠介・原作のホラー。
なんかありそうな呪いのメールではある。
但し、これは原作を読んだときから思っていましたが「もし添付ファイルを開かなかったらどうなんだろう」
「そもそも受信したときに、開かなかったらどうなったんだろう」とつい考えてしまいます。
受け取った主がメールを読むばかりか、添付ファイルまで開いてしまうんですよね。
危機管理がなさすぎる…。
あと、単に赤ん坊が腹を突き破って出て来たのであれば、なにも
「腹が貫通してます」状態にしなくてもよかったのでは…。
画的には確かにインパクトがある。けど、リアリティはないよなあ。

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