「JUKAI樹海」のネタバレあらすじ結末

JUKAI -樹海-の紹介:2016年製作のアメリカ映画。富士山麓の樹海に入ったアメリカ人女性が、自殺者の怨念うずまく森で体験する恐怖を描くホラー。日本で教師として働く双子の妹を捜すために青木ヶ原樹海を訪れたヒロインが、呪いの連鎖にとらわれていく姿を映す。小澤征悦が日本人ガイドを演じる。

予告動画

JUKAI樹海の主な出演者

サラ・プライス&ジェス・プライス(ナタリー・ドーマー)、エイデン(テイラー・キニー)、ミチ(小澤征悦)、ロブ(オーエン・マッケン)、ヴァレリー(ステファニー・ヴォクト)、ホームレスの男(たんぽぽおさむ)、さくら(山下結穂)

JUKAI樹海のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①双子の妹・ジェスが日本の青木が原で行方不明になったと知らされた姉・サラは、ジェスを探しに来日。青木が原は自殺の名所と聞かされ、霊魂がさまよう場所だと聞かされたサラは、雑誌記者のエイデンとガイドのミチと3人で樹海へ入る。 ②ジェスのテントを見つけたサラは、夜に樹海にいると危険だというミチのアドバイスを無視して山に留まる。幻影に惑わされたサラは死亡し、妹のジェスは捜索隊に救助された。

【起】- JUKAI樹海のあらすじ1

サラとジェスは双子の姉妹です。サラが金髪で姉、ジェスは黒髪で妹です。
サラとジェスは双子ということもあってか、昔からなんとなく互いの安否が分かるところがありました。
ジェスは現在、日本へ渡って学校の先生をしています。
双子のジェスが森林の中を走る夢を見たサラは、嫌な予感がしました。
その日、サラのところへ日本の山梨県警から電話がかかりました。ジェスの勤務先の学校から、妹・ジェスの疾走届が出たという知らせを受けます。
日本警察が言うには、妹・ジェスが失踪した場所・青木が原は、自殺の名所です。ですからそこへ足を踏み入れた者は自殺しに行ったものとみなし、警察では探さないとのことです。また、48時間以上経過すると、手遅れの可能性も高いと言いました。
それを聞いたサラは、妹・ジェスを探しに日本へ行こうと考えました。
恋人のロブは「また彼女が起こした尻ぬぐいを?」と言います。実はそのとおりで、昔からジェスは何度か自殺未遂を繰り返しており、そのたびにサラが奔走しました。
それでもサラにとっては唯一の肉親なので、ロブに断って日本へ旅立ちます。

アメリカを旅立ち、日本へ行ったサラは東京タワーが見えるホテルへチェックインしました。
頭を切断されても動くえびを寿司ネタに出され、サラは「動かないえびはないのか」と言って店主と客に失笑されます。
ホテルへ戻ったサラは、インターネットで『青木が原 樹海』で検索してみました。すると、不気味な映像ばかり出てきます。
その夜はホテルで寝ました。夢で昔、家の地下室に黄色いテントを張った夢を見ます。
翌日、サラはジェスの勤務地の高校に行ってみました。教室を開けると女子高校生たちがサラを見て絶叫します。
サラとジェスの違いは髪の毛の色だけで、顔立ちはそっくりだから、女子生徒たちはジェスだと思って悲鳴をあげたのでした。
校長室に通されたサラは、樹海はその昔、うばすても行なわれていたと聞きます。富士山は綺麗ですが青木が原はその一部で、霊魂が安らぎを得られず、怒りに満ちて戻って来ると、女子生徒が言いました。
学校行事でハイキングがあり、ジェスは引率の先生として樹海に行ったそうです。そしてそのまま行方不明とのことでした。
サラはジェスの部屋に案内してもらいます。
ジェスの部屋には手がかりとなりそうな、とりたてて変わったものはありませんでした。
サラがジェスに最後に会ったのは、もうかれこれ半年前になります。サラは青木が原樹海ガイドを手にして、絶対にジェスを探しに行くと心に決めました。

サラは電車に乗って、富士山の近くまで移動します。車中でじろじろ見てくる初老の男性がいて、不気味です。
山梨県の鳴沢案内所に行ったサラは、案内所の女性に事情を話すと「ここにいますよ」と案内されました。
案内所の奥には地下室があり、そこには樹海で見つかった遺体が低温で保管されています。案内所の女性は「誰かが見張っていないと、夜中じゅう騒ぐんです」と言いました。
見せてもらった遺体はまるきり別人のものでした。
妹じゃないと言って、サラは自力で妹を探そうとしますが、案内所の女性は「森の中を探すのはとても危険」と反対します。「決して歩道から離れないで」と何度も念押しされました。
携帯は圏外です。
どうすればよいだろうと考えているサラに、案内所の娘・さくらが声をかけてきました。
さくらが言うには、森の中には幽霊(ゴースト)がいて、森は幽霊を使って生きている者を惑わすとのことです。だから悲しい気持ちで森へ踏み込むと、幽霊があなたに幻覚を見せて、あなたは自殺することになると言いました。
その夜、サラは居酒屋で東京在住のオーストラリアの雑誌記者・エイデンと出会います。
エイデンは明日、ガイドと一緒に森に入る予定でした。サラは事情を話して、同行してもいいかと頼みます。 この映画を無料で観る

【承】- JUKAI樹海のあらすじ2

エイデンは、取材をしてもいいのなら…と言い、決まりました。早速サラに事情を聞きます。
サラとジェスは双子なので昔から何かがあると分かることも言いました。
サラとジェスの両親は6歳の時に飲酒運転の男の車の暴走に巻き込まれて死に、それ以来2人は祖母に育てられました。ひきにげ犯は捕まっていません。
サラは怖くて両親の事故現場を見られませんでしたが、ジェスは見てしまったと言います。そしてそれ以来、サラはジェスに「何もかも背負わせてしまった」と負い目を感じていました。ジェスが何度も自殺未遂を繰り返しても、黙って尻ぬぐいに奔走するのは、それが理由でした。
明日の動向を頼み、サラは旅館の部屋に戻ります。ロブに電話しますが、留守電だったので「明日、ガイドと共に樹海に入る」とメッセージを残しました。
廊下の電気をつけますが、すぐに消えます。廊下に老女が出て来て、サラは驚きました。

翌朝。起きたサラはロブから折り返し電話があったことを知ります(時差があるので仕方がない)。「連絡が途絶えたら迎えに行く」とロブはメッセージに残していました。
エイデンは日本人ガイドの男性・ミチを、サラに紹介しました。
ミチは自殺防止の取り組みもしているそうで、見回りがてら、自殺しそうな人に声をかけています。
3人は森へ入りました。
「じゅかいとは木の海と書く。富士山から眺めると海のように見えるからだ」とミチが道中説明しました。立ち入り禁止区域に入ります。
エイデンが持っていた方位磁石が狂いました。溶岩が磁場を持っているからです。
ミチは「幻覚を見る人が多いので、信じるな。まやかしだ」と注意します。
しばらく歩くとテントを見つけました。ミチは「テントは自殺を迷っている印だ」と言い、2人に待っているように告げると、テントの人に声をかけに行きます。
エイデンはサラに「もし妹に会えなかったら?」と質問し、サラは「明日も来る」と答えます。しかしエイデンは「そのあとは?」と質問を重ねました。
サラは、ジェスが昔から自殺に憧れていたことを告げ、好きな詩人サラ・ティーズデールと同じ死に方をしたくて、何度か睡眠薬自殺を図ったことを言いました。でも、樹海での自殺だと好きな詩人とは異なる死に方になります。
ミチが戻ってきました。3人でまた歩きます。
細いロープが張られているところもありました。それは「帰る道を知りたい人がつける印」か、あるいは「遺体を見つけて欲しい人が残す印」だとミチが説明します。
黄色く細いロープをたどっていくと、そこには首吊り死体がありました。サラが見つけてショックを受け、エイデンとミチは遺体を樹木からおろします。
休憩した後に歩き始めた足元を風が通り、ある予感がしたサラは「こっちに行きたい」と言いました。ミチは案内します。
サラはジェスに呼びかけながら歩きましたが、夕方になりました。そろそろ戻るとミチが言います。
暗くなったら森は危険なので、日没までに森を出ておかないとならないのです。
その時サラはジェスのテントを見つけました。テントは無人でしたが洗濯物が干してあり、サラはジェスが生きる意志を持って存在すると思います。
ミチは「今日はメモを残して帰り、明日また来よう」とアドバイスしますが、サラはここに残ると主張しました。エイデンも一緒に残るそうです。
ミチは「夜の樹海で人は幻を見てひきずられるから気をつけろ」と何度も注意をし、明日来ることを告げて立ち去りました。サラとエイデンは残ります。

【転】- JUKAI樹海のあらすじ3

その夜、たき火をしましたがテントにジェスは戻ってきませんでした。サラはジェスに負い目があることを告白します。
エイデンは弟の話をしました。昔、危険な目に遭わせたくないためにケンカを教えなかった結果、弟の左耳が聞こえなくなってしまったと告白します。それ以来、エイデンも弟に負い目を感じていると言いました。
夜、サラはテントで、エイデンは外のたき火のそばで寝ます。
テントが外から攻撃を受け、テントを開けて外を見ると、老婆が3人襲ってくるという夢を見たサラは、外を見てエイデンがいないので、携帯電話を懐中電灯代わりにして探しました。
サラの背後にセーラー服の女子高校生・ホシコが現れて「私はジェスの生徒。ジェスはあなたの助けを求めている。彼を信じないで」と言いました。彼とはエイデンのことです。
エイデンが呼びかける声を聞いたホシコは逃げ出し、それを追おうとしたサラは転倒し、左のてのひらを切るケガを負いました。
エイデンに「10代の女の子が警告してくれた」とだけ、サラは言います。

周囲が明るくなってきました。朝です。
エイデンはメモを残して山を降り、てのひらの治療をしようと言いますが、サラはジェスの捜索を主張しました。エイデンの案内で移動を開始します。
川を見つけますが、遺体が流れていてサラはどきっとしました。
川沿いに下流に行けば人里に出られるとエイデンが言います。そのとおりに下流へ行こうとしたサラは、先ほどと川の流れが逆になっていて驚きました。
歩いていると、女性の声が聞こえます。しかも昨日サラが話した内容です。
エイデンがこっそり携帯に録音していたのでした。気色ばむサラに対し、取材の許可は得たとエイデンは言います。
気分が悪くなったサラは、取材はなかったことにしてほしいと言い、エイデンの携帯を取り上げて録音を消去しました。その時、エイデンのスマホにジェスの写真が入っており、それを問いますが、エイデンは知らないの一点張りです。
携帯を投げてエイデンに戻したサラは、逃げ出しました。そして道に迷います。
森で手帳とロープを見つけたサラは、そのロープを使って移動をします。道に迷わないようにとのことですが、樹海を歩くと後ろに人影が見えますし、ジェスの声で「後ろを見て。振り向いて」という囁き声も聞こえます。
すぐ背後にミイラのような人影を見たサラは、走って逃げて穴に落ちました。

同じ頃、ミチは警視庁を呼んで山に入ろうとしていました。ロブもアメリカから駆け付けています。

サラは穴から落ちた時、左足をケガしてしまいました。穴は横に開けており、歩いてみます。
するとホシコがいきなり出現し、「こっちよ」と案内しました。行った先にはホシコのミイラ化した遺体がありました。しかもミイラは追ってきます。
元の穴の下に戻ったサラは、必死で助けを呼びました。声に気づき、エイデンがやってきます。
エイデンはロープを持ってくると言って一旦立ち去りました。怖いのを我慢するため、サラは「幻覚、幻覚」と自分に言い聞かせます。
ふと足元に落ちたスライド式の双眼鏡カメラ(双眼鏡の形をしているが双眼鏡ではなく、撮った写真を覗けるもの)を覗いたサラは、写真の中に迫って来る白い男を見て驚きました。
エイデンが戻ってきてロープを投げ、サラを引き揚げました。
エイデンは信用してもらう証として武器用のナイフをサラに渡し、「この近くにレンジャーの詰め所があるから行こう」と言います。 この映画を無料で観る

【結】- JUKAI樹海のあらすじ4

川辺で傷口を洗ったサラは、手首にウジが移動している幻影を見て、とっさにナイフで手首を切ろうとしました。エイデンの呼びかけで我に返ります。
2人は詰所へ行き、エイデンはここで夜を明かそうと言いました。無線は壊れていて連絡が取れそうにありません。
サラはその間、別の部屋を開けようとしますが、施錠されていました。
「地下室に鍵がかかっている」と告げたサラに、エイデンは「なぜ地下室と? 納戸かもしれない」と指摘します。なぜ地下室だと思ったのかは、サラにもうまく答えられません。
ジェスの声がかすかに聞こえ、ドアの下から紙が出てきました。
そこには「エイデンと一緒? ジェス」と書かれていました。ジェスからのメモです。
サラはその紙に「イエス」と書きました。
戻ってきた紙には「2人とも殺される。鍵を奪って」とありました。無線の入った棚を開ける時に、エイデンから預かったナイフを返したので、サラは詰所の棚をあさり、小さいナイフを手に入れます。
エイデンのところへ戻ると、エイデンは栄養バーを差し出して「君が食え」と言いました。サラはエイデンの喉元にナイフを突きつけて、「あなたはサイコパス(反社会性人格障害)だわ。地下室の鍵を出して」と言います。「君の妹はもう失踪5日目だぞ」と答えたエイデンは「靴の中だ。取るぞ」と言うとサラにタックルしてきました。エイデンとサラは揉み合いになり、エイデンの胸にナイフが刺さって死にます。死に際にエイデンは「ここにはいないぞ」と言いました。
先ほどまで鍵がかかっていた筈の地下室の扉の隙間から、明るい光が漏れています。近づいたサラは、鍵がかかっていないことに気づきました。
扉を開けると少女時代のジェスと、死んだ両親がいました。幼い頃のできごとの幻影です。
飲酒運転の男に両親がはねられたというのは嘘で、どうやら父が母を刺して無理心中をしたのが真相のようです。
サラは少女時代のジェスに「見ないで」と声をかけ、助けようとしますが、両親が生き返って四つん這いで追ってきました。階段でミイラ化した父親に手首を掴まれたサラは、無我夢中で父の指をナイフで刺し、ひきはがします。
その後、詰所を出て必死で走りました。

山梨県警とミチとロブの捜索は、夜を徹しておこなわれていました。
帰ろうとロブにミチが声をかけますが、ロブはまだ未練があります。

サラが必死で森の中を走っていると、「誰か助けて」という声が聞こえました。ジェスの声なのでそちらに行きます。
サラの前にはホシコが立ちはだかります。
…実は黒髪のジェスも生きていました。ジェスは樹海で迷ってたき火をしていましたが、手首に妙な違和感を覚えます。周囲に何かの気配を感じてその場を立ち、逃げ始めました。
ジェスはそのまま捜索隊を見つけ、救助を求めます。
「迷ったの。死ぬかと思ったわ」と言ったジェスに、ロブは「サラは?」と聞きます。
サラの前に立ったホシコは、切なそうな表情でサラの手首をみやりました。はっと気づいたサラが自分の手首を見ると、そこには幾筋もの深い傷があり、出血をしています。
詰所の地下室で、サラは父親の指をひきはがしているつもりでしたが、父親は幻影でした。サラは自分の手首をナイフで切っていたのです。
つまり…もうすでにサラは絶命しており、森の中を走っていたのはサラの幻影でした。
サラは樹海の地中にひきずりこまれます。
ジェスは姉のサラが自分を探すために樹海に来たことを知らされ、戻ると言って再び樹海に入ろうとしましたが、「消えたわ。急に静かになった。サラ…」と言います。双子ならではの、互いの存在感が消えたのを察知し、サラが死んだと感じました。
ジェスは警官によってパトカーに乗せられ、連行されます。
残ったミチは、樹海の先にサラの幽霊を見ました。

みんなの感想

ライターの感想

いろんな意味で「やっぱりまだ日本って誤解されてるんだな」と思う映画。
寿司のネタのエビが動いているのが当たり前。旅館の廊下は客が電気をつけねばならない。
不気味さを煽る演出なのかもしれないが、旅館の廊下には老女が徘徊している。
最初にサラの家に電話がかかってきたのは埼玉県警から、でも途中ミチが連れてきたのは警視庁、しかしラストで迎えたのは埼玉県警…。
パトカーも安っぽく、明らかに「作った感」満載。
青木が原の案内所には死体安置所があるのが当然らしい。アメリカ人にとっては「樹海、青木が原、自殺の名所、おおこわい」と思うのだろうな。
樹海に入ってからのシーンはすべて「森が見せた幻影」ということで、片付けられなくもない。
エイデンのスマホに入っていたジェスの写真や、なぜサラが両親の死について嘘をついたのも謎のまま。
前者はエイデンを疑わせるためなんだろうけど…。詰めは甘め。ただし期待しないで見ると、それなりに面白い。

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