「PANDEMICパンデミック2016年」のネタバレあらすじ結末

PANDEMIC パンデミックの紹介:2016年製作のアメリカ映画。レイチェル・ニコルズ主演による近未来アクションスリラー。原因不明のウイルスが蔓延するアメリカ。CDCセンターのドクター・ローレンは、未感染者を助けるべくロサンゼルスの救助チームに派遣される。彼女らは未感染者の救出に向かうが…。

予告動画

PANDEMICパンデミック2016年の主な出演者

ローレン・チェイス医師(レイチェル・ニコルズ)、ガナー(メキー・ファイファー)、ウィーラー(アルフィー・アレン)、デニス(ミッシー・パイル)、グリア医師(ポール・ギルフォイル)、メーガン(ダニエル・ローズ・ラッセル)、ウォード医師(パット・ヘアリー)、デイヴィッド(ロバート・ルイス・ステファンソン)

PANDEMICパンデミック2016年のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①アメリカ全土を謎のファイラ・ウィルスが襲い、ニューヨークは全滅、ロサンゼルスも壊滅状態に。ローレン医師は未感染者を保護する部隊として外に派遣されるが、本当の目的は娘・メーガンと夫・デイヴィッドを助けることだった。 ②本来の目的・高校は全滅していた。ローレンは本当は医師ではなく、レベッカという一般市民だった。身分証を手に入れたので身分詐称していた。メーガンは生きていたが感染しており、ローレン(レベッカ)は自らの命と引き換えにメーガンを収容施設に送った。

【起】- PANDEMICパンデミック2016年のあらすじ1

誕生会で願い事を決める催しがありました。10代半ばの少女が映っています。
また別の映像では、その少女がジョシュアツリー公園へ両親とドライブに行く映像もあります。
少女の名はメーガン。父はデイヴィッドでした。幸福そうな映像です…。
…アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス。
中年女性ローレン・チェイス医師は4畳半くらいの狭い部屋で、繰り返し同じことを呟いていました。
「未感染者を捜すために検査すること。赤なら保護、黒なら放置」
そして娘のメーガンに電話をしますが、出ません。
…ある日突然、謎のウィルスであるファイラ・ウィルスがアメリカ全土を襲いました。あっという間に感染が広がり、ニューヨークは全滅しました。ここロサンゼルスも壊滅に近い状態です。
収容施設からは現在定期的に外に車を出し、未感染者を捜しては保護していました。
ローレン医師はニューヨーク出身の、CDC(疾病予防管理)センターの医師でした。ローレン医師も今回その救助チームの部隊として外に派遣される予定です。
1つの車には4人が乗り込みます。それぞれ役割があり、服の色で区別していました。外の世界に出る時には、全員、防護服を身につけます。
「緑=案内役(地図を見てナビゲートする人)」「グレー=運転手(車を運転する人)」「迷彩色=射撃手(護衛や攻撃をする人)」「ベージュ=医師(検査や手当てをする人)」です。
初めて外に行くローレン医師に講義する初老男性の先輩・グリア医師は「感染者を送り込まないよう気をつけて」と言います。ひとりでも感染者をCDCセンターに連れ込むと、一気に拡大が増えるからです。
その前に派遣した部隊は、現在消息不明でした。女性の音声メッセージで「セントメリーズ高校で98人の非感染者を発見し、46人と一緒にいる。ただちに…」と言ったところで連絡が途絶えています。46人を車に乗せて救助途中に、なんらかのトラブルがあった模様です。
連絡してきた女性と46人の非感染者の行方は分からないままですが、でもまだ52人(98人-46人)は校内に取り残されているはずです。その人たちを収容施設に連れてくることが、ローレン医師に課せられた任務でした。
ローレン医師は携帯電話に固執しますが、グリア医師は「携帯は不要」として取り上げます。
その後、感染者の症状を見せるため、グリア医師はローレン医師をB病棟に連れて行きました。そこには感染者がレベル別に隔離されています。
・レベル1…風邪と同様の症状のみ(エボラ出血熱に似ている)
・レベル2…出血の開始(目や鼻、口などから血が出ている)
・レベル3…内出血が続き、黒い血液を分泌。出血多量で脳が損傷を受け、錯乱し、攻撃性が高まる(理性はまだ少し残っている)
・レベル4…休眠期。冬眠のように活動を停止する。心臓も殆ど停まった状態だが、実はゆっくりと鼓動している(見た目は寝ている)
・レベル5…脳に激しい損傷。ファイラ・ウィルスが変異し、患者は極めて凶暴になる。相手が家族であろうと襲いかかる(理性はなし)
レベル5の患者を見せる前に、グリア医師はローレン医師に「黄色い線の上を歩け」と言ったのですが、油断したローレン医師が患者に襲われそうになりました。グリア医師は線の上を歩けと言ったろと注意します。
医師は圧倒的に足りないので、他よりも優遇されています。
グリア医師はローレン医師に耳打ちします。もし自分が感染しても、黙って帰ってくれば、抗毒素血清を打ってやると。でも他の仲間(案内役、運転手、射撃手)の場合は無理だと。そのくらい、医師は貴重なのでした。
収容施設では「ファイラ・ウィルス」に対する研究が進められていました。軽度の、現在なら感染1程度のものなら抗毒素血清で治せるのですが、まだそれ以上のことまではできていません。
ウィルスに感染すると、つまるところゾンビのような人間になるのです。
ファイラ・ウィルスの発生から33日間が経過しました。ウィルスの研究は進んでいるので、いずれ状況を打破するつもりではありますが、現段階では未感染者しか連れ帰ってはならないと、ローレン医師は言われます。

【承】- PANDEMICパンデミック2016年のあらすじ2

車の傍では、射撃手の黒人男性・ガナーが、1つ前の部隊・チーム313の捜索をしたいと言って、駄目出しされていました。実はガナーの妻が、チーム313の中にいるのです。ガナーは妻の行方を心配していました。
チーム314が出発します。
・デニース…案内役の若い女性。ジョシュという息子を、騒動の前に白血病で亡くしている。
・フレディ…運転手の若い男性。やる気なし。軽犯罪の前科持ち。
・ガナー…射撃手の若い黒人男性。先遣隊にいる妻を心配。
・ローレン医師…中年女性。本当は任務より娘・メーガンを捜したい。
ローレン医師以外の3人はロサンゼルス出身でした。
収容施設と外部との間にはトンネルがあります。ゲートを開けると大量の感染者が襲ってきました。運転手・フレディは運転に専念し、あとの3人が車に群がる感染者を必死でふるいおとします。
車はロサンゼルスの南方面に向かっていました。目的地であるセントメリーズ高校まで、シャーマン・オークスを通っていくか、ダウンタウンを通っていくか揉めます。
シャーマン・オークスという郊外はレベル5だらけなので、レベル2~3が多いダウンタウンを通れと射撃手が案を出しました。
案内役のデニースがシャーマン・オークスを選択します。運転手は指示された通りに車を走らせました。
車内で携帯を使っていたローレン医師は、射撃手・ガナーに注意されます。それまでも何度もローレン医師は自宅に電話をかけていました。
射撃手に血清の開発の度合いを聞かれたローレン医師は、説明します。現在は欠損細胞から汚染物質を抽出する方法を開発中で、かなりのところまでウィルスのことが分かってきていました。
ただしポイントとなる「感染経路」がいまだ全く掴めていません。つまり何をしたら感染するのかというのが、全く不明なのです。
またどうやって感染が拡大したのかも、ウィルスの発生源も謎でした。水、シラミ、エボラの変異…いろんな説が流れていますが、いまだ解明には至っていません。
車の前に1人の女性が立ちはだかりました。女性は感染していないから車に乗せてくれと言います。
ローレン医師が女性を検査すると、結果は陰性でした。ネイルガン(自動釘打ち機)のようなものを腕に刺し、円形の濾紙の中央に出た色で反応を知ります。「赤なら(陰性、感染していないので)保護、黒なら(陽性、感染している)放置」です。
ローレン医師らは保護しようとしますが、女性の足首に鎖がかかり、マンホールに固定されていました。「これは罠だ」と射撃手のガナーが言います。
周囲から感染者が襲ってきました。おとりに使われた女性は感染者に襲われ、ローレンたちは車を急いで出して逃げました。
射撃手のガナーは「お前も戦わないと駄目だ」とローレン医師に言います。
目的地のセントメリーズ高校には、非感染者のほかに魅力的なことがもう1つありました。学校には食料があるのです。
収容施設は食料不足で悩んでいるため、もし食料を持ち帰れれば幸運でした。
高校の近くで、通りに停まっているスクールバスを発見しました。罠を警戒しながら射撃手のガナーが確認しに行きます。
スクールバスの中には、死体だらけでした。いちばん奥に妻の遺体を見つけたガナーは、静かに泣きます。ガナーの妻の防護服の、顔部分のガラスが割れていました。
その頃車も2人の感染者に襲われていました。射撃手のガナーが戻って来ると退治します。
ローレン医師はガナーに結果を聞き、妻の死のお悔やみを言いました。
車は目的地の高校に到着します。4人は車から降りて高校に入りました。
建物の中はサウナのように暑く、熱気で見えにくくなっていました。
運転手のフレディと射撃手のガナー、案内役のデニースとローレン医師の二手に分かれます。意識していませんが、男同士と女同士とで分かれました。
運転手・フレディが食料を見つけ、大喜びします。食料を物色しながらフレディが、ガナーに「あの医者(ローレンのこと)、どう思う?」と聞きました。フレディはローレンのことを怪しんでいます。
そのローレンは高校内に潜り込んでからは、携帯電話を必死で探していました。見つけてもみんな電池切れのものばかりです。

【転】- PANDEMICパンデミック2016年のあらすじ3

トイレの奥に男性の死体を見つけたローレンは、男性の携帯を使って家に電話してみました。
初めて電話が繋がり、娘のメーガンが電話に出ます。ローレンは喜びのあまり泣きそうです。
メーガンは無事で、ずっと家に潜伏していました。今まで電話に出なかったのは「パパが電話を使うのは1日1回と言ったから」だそうです。
娘だけでなく夫のデイヴィッドの消息も分かりました。ただし、デイヴィッドは助けを呼びに外へ出たそうです。
ローレンは「ママが行くまで待っていて」と言いました。
4人は再び合流します。内側からロックされているエリアを開けると、中には鼻歌をうたっている金髪女性がいました。赤ん坊を抱っこしています。
「この子を保護して」「この子は感染していない」と女性は4人に訴えますが、ローレンが指示して赤ん坊を床に寝かせると、赤ん坊はすでに死んでいました。
4人とも困った表情を浮かべます(金髪女性は赤ん坊の死を受け入れられずに発狂している)。
ローレンが言い聞かせるように「この子は保護できない」と言うと、女性は取り乱して大声をあげました。大声で感染者が集まるおそれがあるので、運転手のフレディが首を刺して殺します。
体育館を見つけて入った4人は、すでに手遅れだったと気づきます。そこには大量の死体が累々と横たわっていました。残念ですが、任務は終了です。
その時周囲から一斉に感染者が襲ってきました。おのおのが攻撃されます。
射撃手のガナーが窓ガラスを銃撃して割ると、女性2人(デニースとローレン)に逃げろと言いました。さらに運転手のデニースもそこから逃げます。
射撃手のガナーはレンガで腕を殴られて銃を取り落としました。殴った相手に目つぶしをしますが、ガナーは集団に襲われて殺されます。
残った銃を貸せと、運転手のフレディがローレンに言いました。フレディはそのまま車に先に行きますが、女性2人が追いついた時、車は感染者に囲まれています。
女性2人は無線で連絡を取ろうとしますが、通じません。助けが来るまで待つことにしました。
徒歩で歩いていると、後ろから物音が聞こえたので2人は車のバンに隠れます。ローレンは素早く武器を捜し、マイナスドライバーを手に入れました。
入って来た感染者に立ち向かったローレンは、ドライバーで首と顎を刺し、絶命させました。そして案内役のデニースに事情を話します。
実は…ローレンは偽りの身分でした。ローレンは本名を「レベッカ」と言い、全くの別人なのです。ローレン医師の身分証を盗んでなりすましていました。目的は、娘のメーガンと夫・デイヴィッドを助けるためです(医師が何かと優遇されるから)。
(正体が判明したが、便宜上ローレンのまま表記する)
ローレンの家は先ほど行きに通過した、レベル5が多いというシャーマン・オークスにありました。
娘・メーガンを助けに行くと言うローレンに、デニースも同行します。自分の息子・ジョシュがもし生きていたら同じことをしたと、デニースは言いました。
水と食料を確保しようと倉庫に入りこんだ2人ですが、感染者に襲われて危ない目に遭います。
絶体絶命と思った時、運転手・フレディが背後から感染者を襲って退治しました。
フレディは「医者が近くにいて無線連絡を取れたのだが、相手は医者同士じゃないと話をしてくれない」と言います。
ローレンが連絡を取ります。
相手はチーム313のウォード医師とのことでした。ほかに生存者が8名いるそうですが、救急車のエンジンがかからないので脱出できないそうです。
それを聞いた運転手のフレディが「俺ならできる」と言いました。鍵がなくてもエンジンをかけられます(軽犯罪の前科持ち)。
ローレンたちとウォード医師たちは、プレスビテリアン病院の裏口で待ち合わせしました。
ところが運転手のフレディは、移動する途中に銀行で凶暴な感染者に襲われて、ケガをしています。
ローレンとフレディは取引しました。病院で車をゲットした後、ローレンの家に寄って家族をピックアップすれば、運転手のフレディを収容施設で治療するという条件で折り合いがつきます。

【結】- PANDEMICパンデミック2016年のあらすじ4

もう感染しているから問題ないと言ってフレディは防護服を脱ぎ、女性2人を先導しました。
フェンスを乗り越えた拍子に息子・ジョシュの写真を落とし、デニースがそれを拾っている間に、タクシーに轢かれて連れ去られます。その車は老夫婦が運転しており、少し先で降りるとデニースの腹を裂いて食べ始めました。
ローレンが追いつきますが、腹を裂かれたデニースは息絶えていました。ローレンは感染者の1人を銃の台尻でぼこぼこに殴ります。
デニースの死に泣くローレンを、フレディが慰めました。2人は病院へ行きます。
ウォード医師はフレディが防護服を着ていないのを見て警戒しました。まずローレンが自分の腕を検査して陰性だと見せ、続いてフレディに検査する振りをして、こっそり自分にまた打って陰性反応を見せます。
ウォード医師たちはローレンたちを救急車のところまで案内しますが、フレディが救急車のエンジンをかけると、ウォード医師はローレンを消火器で殴りました。
ウォード医師は本物のローレン・チェイス医師と面識があり、ローレンが偽者だと気づいていました。救急車のエンジンをかけさせるだけしておいて、2人を置きざりにして逃げます。
フレディはローレンと一緒に別の車を捜して乗り込むと、エンジンをかけて逃げました。フレディは、ローレンが偽者だと感づいていました(途中、射撃手に質問するシーンがある)。
ローレンとフレディは意気投合します。
フレディはローレンを家まで送り届け、車で待つと言いました。ローレンは家の中へ入ります。
メーガンを捜しながら家の中に入ると、奥に血だまりがありました。メーガンは襲われたようです。
メーガンは椅子と机の隙間に隠れていました。かなり衰弱しており、もうろうとしています。
ローレンは非常食を渡して食べさせ、布に水を染み込ませると飲ませました。検査をしますが、陽性反応でした。
それでもメーガンに「大丈夫。空腹で調子が悪いだけよ」と言い聞かせます。そしてローレンは夫・デイヴィッドを捜しに行きました。
自宅の車の後部トランクに、デイヴィッドの遺体が入っていました。遺体の上にはビデオカメラがあり「見ろ」と書いたメモも置かれています。
メッセージでは「自分は発症した。娘を守るため(理性がなくなると襲うかもしれないから)自分でトランクをロックした」と言っていました。
それを見たローレンは、なんとしても娘のメーガンだけは守りとおそうと、強く決意します。
運転手のフレディは、感染者に車を囲まれ始めていました。クラクションでローレンに知らせますが、あっという間に車は襲われ、フレディは車を放棄してローレンの家に走ります。
ローレンはメーガンに自分の防護服を着せ、連れていきました。玄関を開けるとフレディが入ってきます。
3人で2階へ逃げ、ローレンは包丁で感染者を薙ぎ払いました。メーガンに窓を開けるよう指示すると、窓から降りようとします。
フレディは2階から降りた時、落ちどころが悪く重傷を負いました。ローレンが手当てする間もなく弱ったフレディは、「(自分を)置いて行け」と言います。
ローレンとメーガンは車に乗り込み、ひたすら収容施設に向かいました。町のあちこちには、火の手があがっています。
途中、燃え上がる救急車がありました。ウォード医師らは駄目だったようです。
トンネルをくぐり抜けて突破したローレンは、もうろうとしている娘のメーガン(たぶんレベル4の休眠期に入りかけていると思われる)を連れて歩くと「医師のチェイス」と収容施設のメンバーに向けて言いました。
しかし医師の服を着ていないローレンは撃たれます。いっぽうで、メーガンは医師の防護服を着ているので、ローレン医師だと思われて保護されます。
A病棟(軽度の感染者を隔離する施設)に連れて行けという指示を聞きながら、ローレンは倒れました…。
(娘を救うために防護服を着せた。だから収容施設に入れたのはローレンの計算。ローレンは撃たれて死亡。
但し助かったメーガンも感染してもうすぐレベル5…と思うので、収容施設内はメーガンによって、下手したら全滅かも?)

みんなの感想

ライターの感想

まあまあ、悪くはない出来。
ただ、じっくり考えると、ローレンは何したかったんだろう…。
娘が感染していることは自明の理。しかも感染度はもうかなり進行している。
「収容施設にとにかく入れてもらって、もしちょっとでも血清が進化してたら打ってもらいたい」んかな。うん、たぶんそうだ。
でも…たぶん、バッドエンドだろうなあ…とも思う。収容施設が全滅するんだろうな。
ウィルスの感染の度合いをレベル5にまで設定したのは興味深かった。さらに「血清はできているのに感染経路はまだ判っていない」というのも面白い。
ただこれらの設定があまり活用されていないのがもったいない~。
ラストまで生き残るかなと思ったガナーが最初にやられたので、ちょっと驚いた。

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