「UMAレイクプラシッド」のネタバレあらすじ結末

ホラー映画

U.M.Aレイク・プラシッドの紹介:メイン州の田舎町の湖に突如出現した巨大ワニの恐怖を描いた1999年に公開されたアメリカの動物パニック映画。監督は「ガバリン」「デイ・オブ・ザ・デッド」のスティーヴ・マイナー。軽妙な脚本は「アリー my Love」などドラマで知られるデビッド・E・ケリー。クリーチャーエフェクトは「D.N.A.」(1996年)「人喰い人魚伝説」のスタン・ウィンストンが担当しています。主演は「キス・オブ・ザ・ドラゴン」「ルームメイト」のブリジット・フォンダ。

予告動画

UMAレイクプラシッドの主な出演者

ケリー(ブリジット・フォンダ)、ジャック(ビル・プルマン)、ヘクター(オリヴァー・プラット)、ハンク保安官(ブレンダン・グリーソン)、ビッカーマン夫人(ベティ・ホワイト)、ケヴィン(アダム・アーキン)、女性警官シャロン(メルディス・サレンジャー)など。

UMAレイクプラシッドのネタバレあらすじ

【起】- UMAレイクプラシッドのあらすじ1

メイン州の雄大な自然に囲まれた巨大湖”ブラック湖”にビーバーの調査にやってきたウォルトは、ハンク保安官のボートで、湖中のビーバーの巣を観察している時、水中から現れた巨大な生物に下半身を噛みちぎられ死亡します。静かな田舎町は騒然となり、狩猟監視官のジャックは、熊ではない巨大な生物U.M.A(未確認生物)の仕業として、NY博物館のケヴィンに調査を依頼します。
一方、博物館で働くケリーは彼氏だった上司ケヴィンに元カノのマイラに乗り換えられ、ムカついているところに、追い出されるかのようにメイン州の田舎に恐竜か古代生物のようなU.M.A(未確認生物)が出現したため、その”歯”を調べに行くよう命じられ、”森アレルギー”を押してケンカ腰で現場に向かいます。
ブラック湖の田舎町に着いたケリーは、ハンクの田舎臭い振る舞いに眉を顰め、遺体安置所で半身の無いウォルトの遺体と対面して絶句し、遺体に残された巨大な歯を爬虫類の物だと言いますが、ほんの10秒ほどの間に起ったことで、水面は静かだったと聞き、湖の現場へと向かいます。
ハンクは、湖の周囲には老夫婦が住む家が1軒あるだけ、時おり若者が泳ぐ程度で人が消えたことは無いと言います。ケリーはハンクに応援をよこすよう言い、準備したライフル型の小型対空ミサイルが大げさだと呆れ、殺虫剤をまき散らします。やがてジャックが加わり、彼女を見るなりこれは調査や発掘ではなく殺人事件だから連れていけないと言い出し、波乱含みのスタートとなります。

3人はボートで、湖畔にただ一軒あるビッカーマン夫妻宅を訪れますが、夫はおらず、老女の夫人は、2年前病気で苦しみ錯乱も激しい夫に殺してくれと言われたため、自分が鍋で殴って殺し、湖の脇に埋めたと話しますが受け流されます。
湖の水は黒く、ハンクは”レイク・プラシッド(静かな湖)”と名付けるはずが先に取られ、その色から”ブラック湖”になってしまったとぼやきます。また、森の奥で2日間キャンプをするというとケリーが怒って田舎をバカにしたため、ハンクは下品なジョークで返し、ジャックは都会を鼻にかけるなとツッコみます。また、水面に浮いたヘラ鹿の腐乱した頭部を見つけ、ハンクが引き上げると、ケリーはわざと自分の足元に投げたとキレて何度も彼をひっぱたき、本気で怒らせます。
やがて警察官の応援が加わり大掛かりにキャンプが設営され、ケリーにもテントが与えられますが、女性警察官にメイン州の森では男性が発情して物騒では?と聞いて顰蹙を買い、ジャックに上品な君には森は似合わないと皮肉を言われます。
そこに現れた水上ヘリを見て、ケリーは金持ちの神話学者ヘクターで無類のワニマニアだと眉を顰めます。ハンクは湖にはワニはいないと言いますが、ヘクターは湖が海と繋がっているためワニが北上してるんだと断言します。 この映画を無料で観る

【承】- UMAレイクプラシッドのあらすじ2

4人は2艘のカヌーに分れ、ウォルトが襲われた現場に向かいレーダーでU.M.Aを探します。ほどなくして怯えた小魚の群れが跳ね、ケリーとハンクのカヌーが巨大な何かに転覆させられ、2人は湖へと投げ出されます。
陸に戻ったケリーは、早速野生保護局に苦情の電話をしますが取り合ってもらえません。また岸辺では人間の足の親指と思える腐乱遺体の一部を発見、ヘクターはワニの環境破壊種の仕業だと断言します。
夜、キャンプではヘクターが女性警官のシャロンたちとパーティーで盛り上がり、男性警官は500ドルでワニ用の罠の大穴を掘らされていました。憤慨するハンクに、ヘクターは今夜はここでシャロンと交わりたいと言い、頭がおかしいと言われますが、ワニは陸にも上がってくるし騒ぎが大好きなんだと嘯きます。
また、たき火ではジャックにケリーが話し掛け、浮気されて別れた上司にここに飛ばされたから、まだNYには帰りたくないとしんみり打ち明けます。彼は優しくならば町にいればいいと言いますが、ケリーはダニを我慢すれば大丈夫と言い、分れた後も互いを振り返ります。
また深夜、用足しに起きたハンクは藪で物音を聞いて銃を向けますが、出てきたのはヘクターで、皆の安全のためワニの罠を仕掛けていたのに!と怒鳴り、キャンプ中が騒ぎになります。怒るハンクとジャックにケリーは、彼は歴史的にも古代から神として崇められてきたワニを神聖なものだと信じてるからとかばいます。が、直後にハンクは彼の罠に落ちて悪態を吐き、ケリーは罠も巧いのよと呟きます。

翌日、彼らは若手警官のバークと共にボートで湖の出現ポイントへと向かい、子ワニの声を水中に流しておびき寄せ、ジャックとヘクターが湖に潜って水中銃で仕留める作戦に出ます。湖は緑色に濁り、牛の死骸が沈んでいる中、馴れた様子で先に行くヘクターに遅れたジャックは、別方向で巨大な尾を見て追いかけます。
一方、ボートでは突然アンカーロープが引かれ、ケリーは水中に落ち、残ったハンクとバークは凄まじい勢いで引かれるロープを切ろうとします。が、突然ボートは止まり、ケリーの周囲の小魚が跳ねたため彼女を引き上げに向かい、上がってきたジャックも引き上げます。続けて少し離れたところに上がったヘクターを引き上げますが、スイッチの入ったままのスピーカーを回収していたバークは、湖面に顔を近づけた瞬間、頭を喰いちぎられます。
ジャックは野生保護局に出動要請をし、激しくショックを受け震えるケリーを案じます。ヘクターは落ち込むハンクを慰めようとしますが、話しが逸れ「おまえはおかしないい奴なんだろうが、俺はおまえとだけは話したくない」と言われ、再び彼が仕掛けた罠に掛かり木に吊り上げられてしまいます。
そこへジャックとケリーがやってきて、ハンクを罠から降ろしますが、怒ったハンクは棒きれを振り上げヘクターを水際に追いつめます。が、そこに野生のクマが現れヘクターに襲いかかろうとしますが、突然湖から現れた巨大なワニに襲われ、水の中に引き込まれます。あまりの出来事に4人は凍りつきますが、ハンクはようやくワニがいたと認めます。

その夜、ケリーはそれをアジア種のクロコダイルと断定、体長は10mを優に超え、アジアのワニがどうしてここにと呟くハンクに、ヘクターはどこかのバカがトイレに流したんだと言います。が、些細な事で再びケンカとなり、カラテの茶帯だと嘯くヘクターをハンクが1発でKOします。けれどその後一緒にワニが水牛の群れを襲う動画を見て、こいつらの敵は唯一人間だと言い、突然変異なのかと聞くハンクに、インドでは8m級を捕獲し、10mを越えるモノもいるが、それがなぜここにいるのかはわからないと言います。
また、ケリーはジャックのケガの手当てをし、楽しそうだと言われて一度は怒りますが、ここでの体験は見る事はあっても実際にしたことは無かったから確かに新鮮だと話します。

【転】- UMAレイクプラシッドのあらすじ3

翌日、ヘクターはシャロンと水上ヘリで入江に向かい、ジャックとケリー、ハンクの3人はライフルを構えた警官と共に森の水際を徒歩で調査します。やがて森の4人はまだ柔らかい巨大ワニの足跡を発見、型取りをしている最中、藪からバークの腐乱した生首が転がり出て、ケリーは悲鳴を挙げ、どうしていつも私の足元に首を投げるの?!と怒ります。
が、そこはビッカーマン宅の近くで、夫人は彼らに気づかないまま、水辺に目隠しをした牛を引き出し、物欲しそうに水面から顔を出す巨大ワニに「食べなさい!」と叫んで襲わせていました。4人はその光景を苦々しく見つめ、ビッカーマン宅に行き、夫人を問い詰めます。
そもそも捜査に虚偽の報告をした事や犠牲者が出ている事、生きた牛を餌にするなど動物愛護団体が黙ってないなどと脅すと、夫人は法は侵してないと開き直り、6年前、釣りに出た夫に着いて来て以来餌をやってる可愛いペットだと言い、夫は2年前、逃げた馬が襲われそうになり止めようとして喰われたがただの間違いだったと言い張り、ハンクが怒っても、報告したらワニを殺すんでしょう?!とわめき、ここ(湖)には人は住んでない、彼(ワニ)の湖だと主張します。

一方、ヘリで湖に降り立ったヘクターは、シャロンが懸命に止めるのも聞かず、奴の棲み処を見たいと言って水中に潜ります。彼は、ワニの習性を知り尽くしているが故にこれまで一度も襲われた事が無いと自負しているからです。夫人に在宅逮捕を言い渡し去ろうとしていた4人も、シャロンの知らせで現場に向かいます。
ヘクターはほどなくして水上に顔を出しますが、巨大ワニは彼の後ろにひたりと張りつき彼を狙っていました。彼はワニの神セベクよ、おまえは他の奴らとは違うと崇めるように呟きますが通用するはずもありません。彼はシャロンにエンジンを掛けさせ、ジリジリと機体に近づき、救命ボートで気を逸らせた瞬間、ヘリに乗り込み飛び立とうとします。が、ワニは浮力タンクに食らいつき、それをシャロンが撃って何とか逃げ切ります。
岸辺に着陸したヘクターはジャックに頭ごなしに怒鳴られ、でも俺を喰わなかったと開き直りますが、牛を喰ったばかりだからだ!と言い返されひどくへこみます。彼のナイーブさを知るケリーはテントで一人落ち込む彼に「死にたかったの?」と聞きます。彼は、古代メラネシアでは容疑者はワニの前に投げられ、神であるワニが審判を下したのだと言い、あなたも裁かれたかったの?と聞く彼女に、金で動く裁判官よりワニの目の方がよほど威厳があると打ち明けます。そして彼女に2度と潜らないと約束し、(ワニを)殺させるなと言います。

キャンプではジャックが保護局と管理官が3時間で来ると言い、帰り支度を始めていました。ジャックとハンクは人喰いワニをようやく始末できると肩の荷を下ろした感じでしたが、ケリーは殺さずに捕獲できないかと懸命に説得し始めます。また、テントから出てきたヘクターは、岸辺に誘い出し自分の持っている弛緩剤を使えば捕獲できる、ポートランドのタンクでなら飼育できる、あれはすでに150歳は越えてる、メイン州の湖に10mを越えるワニがいる事そのものが奇跡なんだ!と熱く語ります。ハンクは学者である2人の懸命さに心が動き、また、ケリーに狩猟監視官は自然を守るのが仕事でしょ?と言われたジャックも一度だけ試してみようと言い出します。 この映画を無料で観る

【結】- UMAレイクプラシッドのあらすじ4

ヘクターの水上ヘリは、嫌がるビッカーマン夫人の牧場から牛を一頭借りて吊り下げ岸辺に向かい、ジャックはケリーと共に大型ボートで現場へと向かいます。ハンクは小型対空ミサイルを準備し、警官たちも各々麻酔銃を準備しています。岸辺では、捕獲用の網と万が一の逃走用に荷台付きトラックやパトカーが準備され、ヘクターは吊り下げた牛を浅瀬で上下させ、ワニをおびき出します。
が、夜になってもワニは現れず作戦の終了を思い始めた頃、ようやくレーダーにワニが映ります。
ワニはゆっくりと牛に近づき、ヘクターは岸辺に誘いますが、喰らいつこうとした瞬間、腹に麻酔銃が1発だけ命中したものの、牛がもがいてバランスを崩し、ヘリが墜落してしまいます。ヘクターは無事でしたが、水の中にはワニが潜んでいて身動きが取れません。
ハンクは小型対空ミサイルを構えて水辺に入り、警官隊はライフルに切り替え、ワニが出現するのを待ちますが、ワニはヘクターを脅かして水に落とした後、突然水辺のハンクに襲いかかり、陸に上がって警官隊に襲いかかります。その時ケリーが尻尾で跳ね飛ばされて水に落ち、ヘリへと泳ぎ始めますがワニを狙う警官隊も、彼女がいるため発砲できません。
ヘクターの指示で水に潜ったケリーは水中の枯れ木に隠れワニをやり過ごし、ヘリにいたヘクターに引き上げられます。が、次の瞬間、ワニが操縦席に襲いかかりますが、機体に嵌ったまま麻酔弾が効き始め動かなくなります。
逃げた2人は泳いで陸に戻りますが、それでもワニを殺そうとするハンクたちに殺さないでくれ!と訴えます。ハンクは迷った挙句小型対空ミサイルを降ろし、ジャックが麻酔弾を撃ち込み、一同が安堵した瞬間、ワニの側に立っていたヘクターが突然普通サイズのもう一頭に襲われ、一同は2匹目がいたんだ!と騒然としますが、ハンクがそれをミサイル弾で撃ち「これで1匹だ」と言い、にやりと笑います。

そこに保護局と管理官が到着し、巨大ワニは弛緩剤で眠らされ、牛も無事保護されます。
救急車に乗せられる時、ヘクターはハンクに「デカい銃を撃って楽しかったか?」と聞き、彼は「そうでもなかった」と答え、2匹目のワニはビッカーマン夫人が隠してたんだと言います。ケリーは救急車に付き添うハンクの頬にキスをして笑って見送ります。
残ったジャックとケリーは一度は握手をして別れますが、ケリーはジャックの車に行き、「メイン州の男はシャイなの?」と言い、ジャックは「ビールを飲みに行こう」と彼女を乗せます。彼女は「グラスが清潔ならね」そして「出して」と言って笑い、車は町へと戻って行きます。

数日後、ブラック湖の岸辺では、ビッカーマン夫人が桟橋に座りこんで湖に足先を浸け、餌をちぎって投げ始めます。その足元には小さな子ワニが何匹も寄ってきて、夫人は「可愛い子たち、愛してるわ、ごはんよ」と楽しそうに笑っていました。
巨大ワニは大型のトレーラーの荷台に括られ、パトカーに先導され、ポートタウンへと運ばれていきました。

みんなの感想

ライターの感想

動物パニック物としてはゆるく、評価が分かれる作品ですが、「キス・オブ・ザ・ドラゴン」でも体を張ってたブリジット・フォンダが、何度も水に落とされるわ、腐乱した生首には当たるわ、終いには水中でワニと格闘するわの大活躍?で円満解決、それなりに死人が出てるのに、なぜかほっこりしてしまう佳作です。
どのキャラも個性的で憎めないいいヤツなんですが、中でも「あなたは私の婿になる」のベティ・ホワイトが演じた老女ビッカーマン夫人は最強のインパクトでした。
大迫力の巨大ワニを担当したのは、「人喰い人魚伝説」でも水中を華麗に泳ぐ超リアル人魚を創ったスタン・ウィンストンですが、出てきてあっという間に喰われてしまう憐れなクマは本物だそうです。
その後シリーズとしてTV映画化され、2、3、ファイナル、あの「アナコンダ」シリーズとのクロスオーバー作品「アナコンダvs殺人クロコダイル」が制作されています。
「トレマーズ」「アナコンダ」シリーズファンならぜひチェックしていただきたい1本です。

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