「Virginiaヴァージニア」のネタバレあらすじ結末

Virginia/ヴァージニアの紹介:2011年公開のアメリカ映画。殺人事件に熱中する三流作家が、現実と夢の間を行き来する様を描いている。フランシス・フォード・コッポラが監督・脚本・製作を務め、ヴァル・キルマーやエル・ファニングら豪華出演者で贈るホラーファンタジー。

予告動画

Virginiaヴァージニアの主な出演者

ホール・ボルティモア(ヴァル・キルマー)、ボビー・ラグレインジ(ブルース・ダーン)、V(エル・ファニング)、エドガー・アラン・ポー(ベン・チャップリン)、デニース(ジョアンヌ・ウォーリー)、サム(デヴィッド・ペイマー)、アラン・フロイド(アンソニー・フスコ)、フラミンゴ(アルデン・エーレンライク)、アーバス(ブルース・A・ミログリオ)、メルヴィン(ドン・ノヴェロ)、ナレーター(トム・ウェイツ)

Virginiaヴァージニアのネタバレあらすじ

【起】- Virginiaヴァージニアのあらすじ1

ある小さな町には、道路に店がいくつか並んでいました。ここには、干渉を受けたくない連中ばかりが住んでいました。
保安官のボビーは古くから住んでいて、木工が趣味でした。この街には7つの面を持つ時計台があり、スワン・バレーの町のどこからでも見えました。
時計が示す時刻はすべて異なっていて、明らかに悪霊が棲み着いていると言われていました。何年か前に起こった殺人事件が関係しているのかもしれません。
もしくは湖の対岸に集まっている若者が原因かもしれません。彼らは悪魔礼賛をしているような連中でした。そのリーダーはフラミンゴという男です。
ホールという三流作家が、オカルト本を売るために町へやってきます。金物屋で販売していると、ステイシーという女性に声をかけます。子供に引っ張られて彼女はどこかに行ってしまいます。
ボビーはホールの本を買いに来ます。そこで自分もホラー小説を書いていると説明します。何年か前に殺人事件があったことも話します。
また、死体があると言って、小説のネタにとホールを保安官事務所に案内します。杭の刺さった娘の死体を見せて、一緒に小説を書かないかとボビーは提案します。
ホールは有名なエドガー・アラン・ポーが、町にあるチカリングホテルを訪ねていることを知ります。その夜、モーテルで妻・デニーズとテレビ電話をします。
デニーズは借金取りに追われて困っていると怒りながら話してきます。娘のヴィッキーの事故のことや、ホールが酒に溺れた時の話しも持ち出します。
ホールは怒ってパソコンを閉じてしまいます。そして森へと行ったホールは、歯に金具をつけている12歳の女の子と出会います。
彼女は肌が真っ白で、赤い頬をしています。歯並びを気にしていて、あだ名はヴァンパイラで、ヴァージニアという名前でした。
ヴァージニアはホールのファンで、サインをもらいに金物屋に行きたかったと話します。ホールは3度も真夜中を告げた時計のことを話します。ヴァージニアから、ここは時間の感覚が無いようなものだと説明されます。
こんなに夜遅くなのに、チカリングホテルが開いていて、ホールはヴァージニアを誘います。しかし、彼女は入ることを拒んでいなくなります。

【承】- Virginiaヴァージニアのあらすじ2

一人、ホールはチカリングホテルの中に入ります。女性店主と時計職人のメルヴィンがいました。
ホールが歩いていると、地面に何かあります。女性店主が墓だと説明します。
その昔、13人の子供が殺されて、ここには12人が埋められているのです。一人は逃げ出して地獄に行きました。
ヴァージニアは外から様子を見ています。女性店主がきて、ヴァージニアは手を噛んでやります。メルヴィンは何時に噛まれたかと慌てます。
外に出たホールは、死んだ子供たちがホテルから出てきてるのを見ます。ヴァージニアが紹介していると、子供たちを世話しているらしき男(牧師)が何を聞いたのかと問いかけてきます。
ホールが橋を歩いていると、ヴァージニアは助けてと言いながら、下へスーッと消えていきます。また、ホールはポーに出会います。
翌朝、デニーズの連絡で目が覚めたホールでした。この夢のような出来事は自分に必要だと思います。
デニーズは16万ドル以上する本を金庫から開けて手に入れていました。これはホールが大切にしている本であり、ホイットマンの手づくりで、世界で4人しか持ってない代物でした。
ホールはデニーズから、借金の前借りを迫られていました。その本を彼女に持たれて困ります。
ホールは図書館に行って、チカリングホテルの資料を見せてもらいます。そこにはポーが時計台を題材にしたこと、子供たちが犠牲になったことが書かれていました。
他には、牧師が時計台に悪魔が棲み着いていると言ってることや、子供たちの魂を救わねば餌食になると書かれていました。
ホールは保安官事務所に行って、ボビーに一緒に小説を書こうと伝えます。ボビーはタイトルを吸血鬼の処刑台と名付けます。
主役は家出娘で、老けて見える12,13歳だと説明します。また、杭は犯人の名刺なのだと設定を色々と考えています。杭に指紋はなく、吸血鬼用の電気椅子のような特別に作られた処刑装置で娘は殺されるのです。

【転】- Virginiaヴァージニアのあらすじ3

早速、ホールはサムに前借りを頼むために、新しい物語を売り込みます。サムはあらすじを明朝までに送るように言ってきます。
ホールはサムに、デニーズに金を送金するように頼みます。サムは1万ドルと言いますが、ホールは2万5千ドルと押し切ります。
それからホールは執筆活動に入ります。パソコンの横には酒があり、どんどん飲んでいきます。出だしから一向に進みませんでした。
ホールはボートで事故死したヴィッキーの写真を見ます。その後、こっそりと保安官事務所に入って、死体を見に行きます。
ボビーの助手のアーバスが寝ていましたが、PJがトランプしにきて起きます。ホールはバレないように入り口にまわります。
アーバスはホールに、モーテルの前でボビーが待っていると伝えます。ボビーはホールに頼まれて、睡眠薬を持ってきていました。
ホールは睡眠薬を飲んで眠りにつきます。眠り込むと、目の前にはヴァージニアの墓があり、近くにはポーがいます。
ホールはポーから小説の書き方を聞きます。そしてポーは13人の子供たちについての真実を話し出します。
牧師・フロイドは13人の子供たちに、湖の先にいる彼らを害虫であり、悪魔、ヴァンパイアだと伝えます。トリカブトなどを混ぜた魔除けを子供たちに塗ります。
翌日、ホールのモーテルには、サムからあらすじの催促のFAXが届きます。ホールが保安官事務所に行くと、ボビーが降霊盤を持ち出してきます。
指を置いておくと、悪魔が勝手に動かして、文字で会話ができる仕組みです。悪魔が誰か問いただすと、杭を打ち込まれて死んだ娘だと分かります。死体は保安官事務所にまだあります。
彼女に誰が犯人か問いただすと、最初にBの文字を指します。するとボビーが動かしてるのか、次の文字が分かりません。
ボビーはフラミンゴが犯人だと言い切ります。ホールがフラミンゴに会いに行くと、彼は娘を3日ほど見かけなくて心配していると言います。
ボビーがやってきて、ホールに当たってきます。ボビーはここに来ると知らされてなくて、馬鹿にしていると思ったのです。
ボビーがフラミンゴを捕まえようとすると、彼はバイクで走り去っていきます。
ホールは時計台の中に入ります。管理人は悪魔にたたられてることから、逃げ出してしまいます。
異様な臭いを嗅いだホールは、ヴィッキーの声が聞こえた後、大きな鐘の音がして耳を塞ぎます。そして下へと落下していきます。

【結】- Virginiaヴァージニアのあらすじ4

再度、ポーと出会って、ホールは真実の続きを聞きます。フロイドはヴァンパイアになるよりかはと、子供たちに薬を混ぜたレモネードを飲ませます。
ヴァージニアは止めようとしますが、できませんでした。フロイドは子供たちの喉を裂きます。
一人だけ逃げた子供はヴァージニアでした。フラミンゴがバイクでやってきて、フロイドに追われている彼女を助け出します。
しかし、フロイドはヴァージニアを奪い返し、地下室につなぎます。フロイドはレンガを積んで、ヴァージニアの目だけが隙間から見えます。
ポーは夢の女として、ヴァージニアを愛しました。彼女はいとこであり、愛する妻でした。
ボビーがホールを起こしにやってきます。1万ドルが妻に送られたことや、吸血鬼の処刑台のことを新聞で知ったからです。
ホールは金のことは、結末を書いてからにしようと提案します。ボビーは自分を登場させたり、女を殺しまくるといったストーリーを要求します。
ホールはボビーに殴られて気絶します。再びフロイドがいる場所へとやってきます。フロイドは自分がした行いを懺悔します。その台詞をホールは書き留めます。
ヴァージニアは浮いていってました。そしてフロイドを殴り続けます。
ポーはこれ以上先に来ては駄目だと、ホールに伝えます。求める結末はホール自身であり、真実と向き合うようにとポーは伝えます。
ホールはヴィッキーと共に、ボートに一緒に行くべきだったと後悔しています。まさかスピードボートとは思ってなかったのです。
昨晩飲み過ぎ、しかも女と一緒で、ホールは自分を恥じます。ヴィッキーは友人とスピードボートに乗っていて、接触しそうになったボートのロープで首が切れて死にました。
目が覚めたホールは、保安官事務所に乗り込みます。そこにはアーバスが死んでいて、ボビーは首を吊られた状態で死んでいました。
奥へと進んで、杭の刺さった娘の死体の顔を見ます。彼女の歯には金具があり、ホールはその杭を抜きます。
すると血が吹き出て、その娘は起き上がってきます。歯が尖っていて、ホールに噛み付いてきます。
サムは完璧だと、本の内容を絶賛します。ホールは得意げな顔をしています。
この本は3万部売れるという、ほどほどの数字でした。ボビーは杭殺人とアーバスの犯人で、自殺しました。
ホイットマンの本は売られることなく、ホールは妻の元へ戻ります。その後、フラミンゴの姿を見た人はいませんでした。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は不思議な雰囲気が出ています。幻想的で、特にホールが眠った後に見る世界の映像美が美しくて楽しめます。
所々にシュールな笑いも隠されていて、つい笑ってしまいます。ボビーが子守唄代わりに語る本の内容などです。
台詞の多い作品でもあり、ボードレールの詩であったり、語られる台詞の内容が意味深で、色々と考えさせられます。
ヴァージニアの美しくも恐ろしげなファッションやメイクも見所です。グロい部分も少々ある映画です。
不思議な感覚を与えてくれる作品で、時間を忘れてしまいます。

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