「アデライン100年目の恋」のネタバレあらすじ結末

ラブストーリー

アデライン、100年目の恋の紹介:2015年製作のアメリカのロマンスファンタジーで、ある事故をきっかけに29歳で老化が止まってしまった女性の姿を描いていく。テレビシリーズ「ゴシップガール」で人気を博したブレイク・ライヴリーが秘密を抱え苦悩するヒロインを演じた。

予告動画

アデライン100年目の恋の主な出演者

アデライン・ボウマン(ブレイク・ライヴリー)、エリス・ジョーンズ(ミキール・ハースマン)、ウィリアム・ジョーンズ(ハリソン・フォード)、フレミング(エレン・バースティン)

アデライン100年目の恋のネタバレあらすじ

【起】- アデライン100年目の恋のあらすじ1

ジェニーは整った顔立ちと美しい金髪を持ち、博学で何か国語もの言葉を操るパーフェクトな美女。しかし、彼女には決して他人に明かせない秘密がありました。博物館で働くジェニーはニュースフィルムのデジタル化作業をしながら、自分の思い出を振り返っていました。

ジェニーの本名はアデライン・ボウマン。1908年に生まれたアデラインは本来であれば100歳を超える老人です。アデラインはかつて愛する夫と娘とともに幸せな家庭を築いていましたが、ある日突然夫の死という不幸に見舞われてしまいます。その後、アデラインは奇妙な出来事を体験します。ある夜、冬でも温暖なサンフランシスコ・ソノマ郡に大雪が降り、雪道を車が横転、アデラインは極寒の川の中に落とされてしまいます。無酸素状態となり心臓が停止するアデライン。ところが、そのアデラインの体に稲妻が落ち、彼女は奇跡的に生還します。しかし、それ以来彼女の体は加齢を停止させていました。外見と実年齢の不一致は周りに不審がられ、特異な性質を持つアデラインはやがて国家にすら狙われる存在に。その状況に耐えかねたアデラインは、娘と別れ名前を偽る生活を送ることを決断。その頃には、娘はもはや中年期を迎えていました。

それ以来、アデラインは名前と身分を偽装し続け、写真に写ることも拒否してきました。様々な街を転々とし、今はジェニーとしてサンフランシスコに再び暮らすアデラインでしたが、そろそろこの街を離れオレゴンの娘の元へ身を寄せようと考えていました。そんなある日、ジェニーの前にエリスという青年が現れます。大晦日パーティーからの帰り道、エリスから猛烈なアプローチを受けるジェニー。しかし、もう恋をしないことを決めたジェニーは、エリスにそっけない態度で応対するのでした。

【承】- アデライン100年目の恋のあらすじ2

新しい年を迎え、娘のフレミングがジェニーの誕生日を祝うためにサンフランシスコを訪れていました。そこでジェニーはフレミングが高齢者専用住宅に引っ越しを検討していることを知ります。娘と暮らす願いがかなわないことにジェニーは落胆します。そんなジェニーの前に、エリスが再び姿を現しました。エリスは歴史保存協会の理事で、貴重な本を博物館に寄贈する見返りにジェニーとのデートを求めてきたのです。渋々デートを了承したジェニーでしたが、エリスとのデートは予想に反して心弾むものに。エリスは隠れ名所である繁華街地下の遺跡へと連れて行ったのです。ジェニーを楽しませようと一生懸命なエリス。そんな姿にジェニーは徐々に惹かれていくのでした。そして、エリスはついに自宅のディナーにジェニーを招待することに成功します。ディナーを楽しみ、エリスの話に耳を傾けるジェニー。本を読むジェニーの姿に一目ぼれしたこと、天文学者の父親が彗星を発見したこと、しかしその彗星は父の計算を裏切りいまだに地球を通過していないこと…そこまで話して、「君を知りたい」とエリスはジェニーに迫ります。二人はキスを交わし、そのまま朝を迎えました。

笑顔でエリスの家を出たジェニーでしたが、自宅に戻ると愛犬のリースが倒れていました。突然のリースの死に、自分だけが取り残されるつらさを再度実感するジェニー。それ以来、ジェニーはエリスに距離を取ることを決めるのでした。

【転】- アデライン100年目の恋のあらすじ3

恋を成就して欲しいという娘のフレミングの言葉に心打たれ、ジェニーは再びエリスとコンタクトを取ることを決めます。ジェニーはエリスを古びた倉庫へと連れて行きました。そこは元映画館を改装したプラネタリウムの跡地。ジェニーが埃のかぶったレバーを引くと、二人の頭上には美しい星々が現れました。二人は星を眺めながら、エリスの両親の結婚40周年を記念するパーティーに行くことを約束します。

ところが、エリスの実家をジェニーが訪れると、父親のウィリアムは驚きの表情を浮かべ、ジェニーを「アデライン」の名で呼んできました。アデラインは他界した自分の母とジェニーはその場しのぎに嘘をつきますが、ジェニー自身もウィリアムとの過去を思い出していました。ウィリアムはかつてのジェニーの恋人で、正体を隠す生活を続ける中で唯一自分の本名を明かした相手でした。ウィリアムとの出会いはロンドン。車の故障で困っていたジェニーを、当時ロンドンの医大に留学していたアメリカ人のウィリアムが助けてくれたのです。

ウィリアムは家族の前でアデラインとの思い出を笑顔で語り始めました。天文学を志すきっかけを与えたのはジェニーの「人生は短いのよ」という言葉だったといいます。そして、発見した彗星の名前につけた名前は「デラ」。ウィリアムは親戚の名前からとったと家族の前で説明していましたが、ジェニーはアデラインに由来していることを確信。二人きりになったタイミングで、ジェニーはウィリアムに命名の意図を尋ねました。それは、求婚を決意したとたんアデラインが姿を消したからだといいます。ジェニーとの結婚がニアミスで失敗したように、彗星もニアミスで地球を通過しなかったと笑うウィリアム。ジェニーはかつての恋人に、母もあなたを愛していたと伝えることしかできませんでした。

【結】- アデライン100年目の恋のあらすじ4

ウィリアムを欺けたと安心しきっていたジェニーでしたが、手の傷跡からウィリアムに正体を感づかれてしまいます。それは二人でハイキングしていたときに負った傷で、ウィリアム自ら縫合したものでした。ウィリアムに問い詰められたジェニーは自分がアデラインであることを認め、エリスに本当の自分の正体を明かしたいと考えていたことも告白します。エリスと幸せになり失われた人生を取り戻して欲しいとウィリアムはジェニーに望みますが、ジェニーはウィリアムたちの前から姿を消してしまいます。

ジェニーは闇深い山道で車にこもり過去の思い出を振り返っていました。そして、ある決意を固めます。もう逃げない。その思いを電話でフレミングに伝え、ジェニーは車を引き返そうとしました。その瞬間、一台の車に追突され、ジェニーは山中に放り出されてしまいました。すると、あの日のように雪が降ってきました。奇しくも、そこはあの日と同じソノマ郡。月に落ちた隕石が遠因となって、この二度の異常気象を引き起こしていたのです。ジェニーは低体温に陥りますが、駆けつけたエリスと救急隊員による救命を受け、電気ショックによる蘇生を果たします。病室で意識を取り戻したジェニーはすべてをエリスに打ち明けるのでした。

それから一年後、アデラインはジェニーという偽りの名前を捨て、エリスと幸せな生活を送っていました。二人はパーティーに出かける準備に追われ、フレミングがその様子を温かく見守っています。カメラも持ち準備万端となったアデラインは鏡の前で髪を整えていました。しかし、何か違和感を覚えるアデライン。よく見てみると、一本の白髪が混ざっていました。まじまじと白い毛を見つめるアデラインに、エリスが玄関から出発を促してきました。「完璧よ」。アデラインはそう言って出かけていきました。同じ頃、ウィリアムが発見した彗星も地球の周回上に現れていました。半世紀遅れで到着した彗星は、ウィリアムが予想した通りの輝きと壮大さに満ちていました。

関連する映画

ラブストーリー

みんなの感想

ライターの感想

ブレイク・ライヴリーの遠くを寂しそうに眺めるような目からは、孤独感に加えて非現実感を覚えてしまいます。ブレイク・ライヴリーの美しすぎる容姿も手伝って、主人公の幻想的な設定がよく表現されていると思います。また、いつもギラギラと輝く瞳を眼鏡で隠したハリソン・フォードの演技も印象的です。年齢相応の落ち着いたおじいちゃんになっていましたが、それだけに終盤見せるアデラインの幸せを願い情熱的になる姿がとてもかっこよく映ります。人物描写に無駄がなく、彗星というキーアイテムも最後まで生かされており、心地よい気持ちで鑑賞を終えることができました。2時間足らずの映画ですが、女性の不老というテーマをとても綺麗にまとめ上げ、かつ素敵な余韻を残してくれる作品です。

映画の感想を投稿する

映画「アデライン100年目の恋」の商品はこちら