「アメリ」のネタバレあらすじ結末

アメリの紹介:空想好きなアメリは人を幸せにすることに喜びを覚え、多くのいたずらを仕掛ける。そんなアメリに突然恋がやってくる。人とのコミュニケーションが苦手で、恋愛に内気なアメリの恋の行方はいかに…。
2001年セザール賞の4部門を獲得したほか、多くの賞を受賞・ノミネートされた。世界的にヒットしたが、特に制作国のフランスと日本で爆発的な大ヒット。日本ではアメリの髪型や劇中に登場するクレームブリュレが流行した。

予告動画

アメリの主な出演者

アメリ(オドレイ・トトゥ)、ニノ(マチュー・カソヴィッツ)、レイモン<ガラス男>(セルジュ・マーリン)、マドレーヌ(ヨランド・モロー)、ジョゼフ(ドミニク・ピノン)、ジーナ(クロディル・デ・モレ)、ジョルジェット(イザベル・ナンティ)、ナレーション(アンドレ・デュソリエ)

アメリのネタバレあらすじ

【起】- アメリのあらすじ1

冷淡な医師の父親に育てられ、父の診察を受ける度に動悸が激しくなるアメリは、父に心臓病だと思い込まれます。学校へは通わせず教師の母が勉強を教え、アメリは友達と過ごした経験がなく、空想に逃げる幼少期を過ごしました。やがて母に先立たれた父は籠りがちになり、アメリは自立を決めます。
22歳になったアメリは、パリのカフェ「ドゥ・ムーラン」で働いています。恋人もおらず、週末には父を訪ねる日々を送っていました。そんなアメリの好きなことはクレームブリュレのおこげを割ること、やはり空想することなど。風変わりな女の子です。
ある時ダイアナ妃の事故に驚いたアメリが香水の蓋を落とすと、部屋の壁の隠し穴から少年の古い宝箱を発見し、持ち主に返そうと思いつきます。そして持ち主が喜んだら自分の世界から飛び出そうとアメリは決意したのです。
アパートの管理人マドレーヌから情報を得ようとアメリが訪ねると、彼女の夫が浮気後逃亡し、事故死した昔話を聞かされました。少年の情報については他の伝手を紹介されます。アメリは他の人に少年の名前を聞き出し、その帰り道で地下鉄構内のスピード写真機の下で探し物をしている不思議な青年ニノを見かけました。

【承】- アメリのあらすじ2

アメリと同じアパートに住む老人が、少年の正しい連絡先を教えてくれます。老人は骨が脆いため20年も外出できず、ガラス男と呼ばれていました。男の部屋に初めて入ったアメリは、彼がルノアールの贋作を描き続けていることを知ります。
新たな情報を基に、アメリは宝箱をこっそりと持ち主に返すことに成功します。持ち主は宝箱が見つかった奇跡に勇気を見出します。その様子を見たアメリは喜びに満ち溢れます。人がちょっと幸せになるアメリのいたずらが始まりました。
父が大切にしている庭の置物や、同じカフェで働くジーナの元恋人ジョゼフと店でたばこ販売をしている病弱なジョルジェット、同じアパートに住む八百屋で従業員をいじめてばかりのコリニョン、亡き夫を未だ想うマドレーヌ…。アメリはたくさんのいたずらを仕掛けます。そんなアメリの行動をガラス男が心配そうに部屋から見ていました。
アメリはいたずらの帰りに再びニノを見かけ、激しい胸のときめきを覚えます。ニノが誰かを追いかけた際に荷物を落とし、アメリは彼が捨てられた証明写真を集めていることを知りました。

【転】- アメリのあらすじ3

アメリはすっかり気心の知れたガラス男にニノの落し物であるアルバムを見せます。同じ男の写真が12枚もあることについて、きっと死の恐怖を感じている男で、ニノはその人物を探しているのではないかと語り合いました。
しばらくしてアメリは、アルバムを探しているという貼り紙を見つけます。ニノの連絡先も記載されていますが、アメリには直接連絡する勇気がありません。再びガラス男と会ったアメリは、自分を彼が描く絵の娘に置き換えて、恋の相談をします。アメリ自身のことだと見抜いた男は、チャンスが来たら飛び込まねばとアドバイスしました。この頃からアメリは、外出できないガラス男が見る機会のない映像を録画したビデオテープをさりげなく届けるようになります。
アメリは勇気を出してニノの職場を訪ねると、その日は遊園地で働いていると聞き早速向かいます。恋人がいないことも掴めました。ニノのバイクにメッセージを残すと、翌日ニノは指示通りにやって来ます。アメリの仕掛け通りに進んだニノはアルバムを取返しますがアメリに会えず、彼女の存在が気になりだします。
ニノへのメッセージのため変装してスピード写真を撮ったアメリの目の前に死の恐怖男が現れ、彼女は男の正体を突き止めます。ニノはアメリに対し“いつ?どこで?”という貼り紙をします。その作業中ニノはアメリが仕掛けた写真を拾うと、ドゥ・ムーランに来るよう書かれていました。

【結】- アメリのあらすじ4

カフェにニノがやって来ます。彼はアメリが仕掛け人だと気付きますが、緊張しすぎたアメリは自分だと言い出せず、ジーナにメッセージを渡してもらいます。帰ってしまったニノにアメリは落胆し、ガラス男のもとを訪れました。ガラス男は絵の娘の話のフリをして「作戦好きでちょっと卑怯だから、娘の視線が掴みにくい。本当の危険を冒さなければ」とアメリを嗜めました。
アメリのメッセージを読んだニノが時間通りに駅に向かうと、死の恐怖男の写真が写真機から出てきます。恐怖男の正体は、写真機の修理屋だったことをニノは知りました。
ニノは再びカフェに来ますがアメリは不在でした。二人の関係に気付いたジーナはアメリのために、ニノの人柄を確認しようと仕事後に彼と話しました。二人が共に店を出たと聞いたアメリは、失恋したと思い激しく落ち込みます。
再び殻に閉じこもりかけたアメリに、ガラス男からビデオメッセージが届きます。「お前の骨はガラスじゃない。人生にぶつかっても大丈夫だ」と。アメリは慌てて部屋を飛び出そうとすると、ドアの前にはニノがいました。そして二人は愛し合いました。
アメリがいたずらをした人の多くは新しい生き方を見つけました。ガラス男も自分の絵を描き始めています。その頃アメリはニノと自転車の二人乗りで、パリの街を駈け抜けていました。

みんなの感想

ライターの感想

4、5回目の鑑賞です。改めて鑑賞し、劇場が信じられないほど混んでいた公開当時を思い出しました。
シュールでコミカル、そして細かすぎる人物設定や、情緒あふれる映像は何度見ても飽きません。からくりおもちゃのように交錯する人々や展開が見事過ぎて、感嘆するばかりです。
この作品が多くの女性に愛される理由は、デザインのよさだけではなく、誰しもが持っている弱さやコンプレックスをアメリに重ねて感情移入できるからだと感じています。だからこそガラス男の言葉が胸に響くのではないでしょうか。

120分に数多の内容が詰め込まれているので、あらすじ書きは難題だろうと敬遠していましたが、やってみるとやはり難しかったです。
だらだらと長くせず、でもなるべく略さぬように心掛けましたが、稚拙な文章で申し訳ないです…。映像が秀逸ですので、ぜひ実際に作品を鑑賞していただけたらうれしいです。

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