「コキーユ~貝殻」のネタバレあらすじ結末

ラブストーリー

コキーユ~貝殻の紹介:同窓会で30年ぶりに再会した浦山と直子。ほろ苦い初恋の思い出と、現在の二人が切なく重なっていく大人のラブストーリー。
監督は『12人の優しい日本人』の中原俊。山本おさむの同名コミックを基に制作された1999年の作品で、第11回東京国際映画祭コンペティション部門公式参加。

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予告動画

コキーユ~貝殻の主な出演者

浦山達也(小林薫)、早瀬直子(風吹ジュン)、谷川次郎(益岡徹)、黒田課長(深見三章)

コキーユ~貝殻のネタバレあらすじ

【起】- コキーユ~貝殻のあらすじ1

静岡の工場に勤め、妻子と社宅で暮らす浦山は中学の同窓会に参加しました。事故で亡くなった仲間の黙祷から始まった会で、浦山は見慣れぬ顔を発見します。半年前に東京から戻りスナック『コキーユ』を営む直子です。彼女とは30年ぶりの再会で、元々目立たない存在の直子を覚えてない人も多くいました。
二次会で浦山は直子から「卒業式の前日のこと覚えてる?」と聞かれますが、彼には何のことかさっぱりです。チークダンス中に直子は浦山の耳元で囁きますが彼の右耳は聞こえず、直子はそのことを初めて知りました。
浦山は課長の黒田に酒に誘われます。東京左遷が決まった黒田は悪酔いし、営業で心中しようと浦山に求めました。場所を移すと浦山はコキーユの看板を見つけ入店しますが、黒田が泥酔しすぐ帰るはめになります。直子は「今度は一人で来てね」と浦山に告げました。
黒田に乞われた浦山も東京に転勤することになります。彼は単身赴任するつもりでいました。 この映画を無料で観る

【承】- コキーユ~貝殻のあらすじ2

浦山はコキーユに一人で出かけます。直子は小3の時に橋から川に落ちた際に浦山が助けてくれ、それからずっと好きだったと告白しました。以来浦山はコキーユに通うようになり、次第に中学時代の記憶を思い出し始めます。
ある夜浦山は店の前にて、聞こえぬ右側から来たトラックに轢かれかけます。力づくで阻止した直子は彼を抱き締め「明日も来てね」と乞いました。
浦山は胸躍らせ翌日もコキーユへ行きますが、開店していません。待っている間色々と考えた浦山は、卒業式前日に直子が彼の右の耳元で何かを伝えた記憶が蘇ります。
娘が怪我をし、実家に預けたという直子が遅れて店に来ます。彼女は店を開けず浦山をドライブに誘いました。車中で直子は、ジャン・コクトーの“私の耳は貝のから 海の響をなつかしむ”の詩がコキーユ(仏語:貝殻)の由来だと話し、直子が浦山の肩にもたれかかると、二人はキスをしました。
浦山が帰宅すると慌てた様子の妻から、黒田が自殺未遂をしたと聞かされ、二人は病院へ駆けつけました。

【転】- コキーユ~貝殻のあらすじ3

意識朦朧の黒田のうわ言は、初恋の女性への想いでした。傷つく彼の妻や極限状態の黒田を見て、今方直子といた浦山は胸を突かれ、家族との関係を考え直します。この件以来浦山は直子と距離を置きますが、直子はひたすら彼の来店を待っていました。
浦山は久々にコキーユへ行き、家族と東京へ引越すと告げます。そこへ東京在住の同級生谷川が店に来ると連絡が入ります。直子は以前彼と寝たと告白し、浦山に帰らないでと縋りました。
酔った谷川は直子を嘲ける態度です。彼は帰りのタクシーで、直子の元夫が喫茶店の借金を残し女と逃げ、彼女は仕方なく水商売を始めたと浦山に聞かせました。浦山は谷川の言動が気に入りません。
谷川との関係は解消していると伝えるため、直子は浦山の職場を訪ねます。卒業式前日の発言内容を聞かれた直子は、「橋で待ってます。来てください」と言ってずっと橋で待っていたのだと浦山に話しました。抑えていた浦山の気持ちが溢れます。
二人は小学時代に遠足で来た山地に出かけます。青春の思い出を語り合うと二人の気持ちはあの頃に戻り、彼が自分を嫌っていると思いこんでいた直子は誤解がとけ、幸せを感じました。

【結】- コキーユ~貝殻のあらすじ4

下山している間に辺りは暗くなり、バス停に着いた時には最終バスも行った後でした。二人は仕方なく近くの宿に泊まることにします。浦山はコクトーの詩が好きで、中3のプレゼント交換時に詩と貝殻を入れたと話します。実はそれが当たったのは直子でした。その夜二人は初めて体を重ねます。
実直な浦山は妻に自分の気持ちを話すつもりでしたが、二人のことは心の中にしまっておいてと直子が言います。同窓会でまた会えると…。直子は「浦山君とちゃんと恋ができた」と満たされていました。
浦山が東京に行って間もなく、谷川に呼び出されます。直子が交通事故で亡くなったというのです。落胆する浦山に谷川は“ヤリ得”だと放言します。憤慨した浦山は人目も憚らず彼を殴りました。
浦山が直子のお墓を訪れると、彼女にそっくりな娘が来ていました。直子が今まで大切にしてきたあの貝殻をお墓に供え、母が亡くなる直前に「浦山君」と名を呼んだと教えてくれました。
再び同窓会が開かれます。直子へ黙祷を捧げるとみんなの視線は浦山に注がれます。彼が堪えきれずむせび泣いていたのでした。

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みんなの感想

ライターの感想

可愛らしさと色っぽさを兼ね備えた風吹さんの大きな瞳に吸い込まれそうでした。浦山の右耳が聞こえないと分かり、30年間の悲しみと誤解がほどけていく直子の恍惚の表情・目線に見惚れました。

物語自体は無難ですが劇中では伏線が多々張られていて、見直した時になるほどと実感することが多かったです。
女性はあまり初恋を引きずらないイメージがあるので、このストーリーは男性が憧れる恋愛設定なのではないかと感じます。

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