「チルソクの夏」のネタバレあらすじ結末

ラブストーリー

チルソクの夏の紹介:1977年、下関市と釜山の間で行われた関釜陸上競技大会。選手として出場した郁子は釜山の選手の安と出会う。お互いに惹かれあった二人はそれから文通をするように。しかし、日本と韓国の間には根強い偏見が残っていて、お互いの両親は関係をよく思わない。翌年の親善試合がある七夕、韓国ではチルソクと呼ばれる日に会うことを約束する二人だったが…。上野樹里のデビュー作品。第44回日本映画監督協会新人賞、第9回新藤兼人賞金賞を受賞。

チルソクの夏の主な出演者

遠藤郁子(水谷妃里)、杉山真理(上野樹里)、藤村巴(桂亜沙美)、木川玲子(三村恭代)、遠藤隆次(山本譲二)、スナックのママ(夏木マリ)、安大豪(淳評)

チルソクの夏のネタバレあらすじ

【起】- チルソクの夏のあらすじ1

2003年、郁子は下関と釜山の関釜陸上競技大会を開催することに尽力します。資金問題もあり、バブルが崩壊してから開催されていませんでした。郁子にとっては思い出深い大会だったのです。
時は1977年に遡ります。高校二年生の郁子は、真理、巴、玲子の親友達と陸上部を頑張っていました。関釜陸上大会の選手として4人は出場を決めます。
この年は釜山で開催されました。フェリーで到着すると釜山の人達が歓迎してくれます。その中の男性に巴は惹かれます。
到着すると先生に嘘をつき、4人はうまく抜け出して買い物に出かけます。ばれずに戻ることができて、釜山の選手の自己紹介が始まります。男性の名前は安ということが分かります。
競技が始まり、真理が走っていると後ろにいた釜山の選手が転んでしまいます。釜山の選手はワザとだと叫びます。乱闘騒ぎになりますが、安がスターターピストルを鳴らして場はおさまります。
郁子の走り幅跳びの番になります。すると安が近づいてきて、5cm後ろに下がると良いとアドバイスしてきます。郁子は大会新記録を出します。
大会も終わり、郁子達は先輩達とトランプをして遊んでいました。外から音がするのに気づきます。夜は戒厳令がしかれているので誰もいないはずだと皆は思います。

【承】- チルソクの夏のあらすじ2

窓を開けると、安が郁子に話しがしたいと会いに来たのです。郁子と安は片言の日本語や英語で話します。住所と名前をトイレットペーパーに口紅で書いて渡す郁子でした。目をつけていた巴はがっかりします。
郁子と安は来年の七夕、韓国ではチルソクと呼ばれる日に再会しようと約束します。そのためには来年も大会に出場をしなければなりませんでした。
日本に帰った郁子と安は文通を始めます。巴は最初は怒っていましたが、気持ちを切り替えて4人で韓国語を勉強しようと決意します。
郁子の父の隆次は、文通をしていることを知って反対します。朝鮮人が嫌いだったのです。安の母も親戚が昔日本兵に殺されたことから反対します。
陸上と韓国語の勉強を頑張ってた事から郁子は成績を落とします。進学を諦めて就職を考える郁子でした。
安は韓国の受験戦争が厳しいことと、母を大切にする教えから文通するのを止めてしまいます。陸上をするのも止めてしまいます。

【転】- チルソクの夏のあらすじ3

文通がこないことから郁子は安に手紙を書きます。すると安の母から、もう送らないでほしいと手紙がきます。郁子はやる気がなくなって部活にでなくなります。
真理から何のために陸上をしてきたのかと言われます。自分のためにしてきたのだと郁子は再確認して、部活にでます。そして、陸上を頑張って推薦で大学に進学することを決意します。
隆次はギターを持って流しの仕事をしていました。カラオケなどの影響で需要がなくなっていました。
ある日、カラオケ屋で仕事をしようとした隆次は、店員達から迷惑行為をしたとして暴行されます。郁子が助けに入りますが、ギターは壊されてしまいます。
郁子は進学を決意したことを話す時に、質屋で買った安いギターをプレゼントします。隆次はまた歌いだし、郁子に対して反対や不満を言うことはなくなります。
1978年の関釜陸上競技大会が開催されて、今回は下関に釜山の選手がやってきます。名簿には安の名前はありませんでした。フェリーで待っていると、安の姿を確認します。
時間がなく、タイムトライアルで決めたため名簿には載らなかったのです。郁子と安は再会を果たします。
大会が始まって、安は途中韓国語で5番ゲートに来てと言います。しかし、早口で郁子は聞き取れませんでした。それから二人は話す機会がなくなります。

【結】- チルソクの夏のあらすじ4

真理達がおせっかいをやきます。夜の8時に待ち合わせ場所に来るように韓国語で安に手紙を渡したのです。
約束の時間になっても安は来ませんでした。しかし、1時間遅れでやってきます。真理達の韓国語が下手だったのが原因でした。
郁子と安は二人きりの時間を過ごします。真理達は気づかれないようにこっそり様子を見ていました。次に会うのは兵役があるため、4年後になると安は言います。そして明日の見送りに来てほしいと郁子に言って二人はキスをします。
翌朝、抜け出したことが見つかって先生に怒られる郁子達でした。着々と安の乗ったフェリーは帰っていきます。真理達が先生を抑えて、郁子は走ります。
結局間に合いませんでしたが、郁子は一人の女生徒から預かり物を渡されます。安からの贈り物でブレスレットでした。
時は2003年に戻ります。郁子はブレスレットを今でもしていました。結局4年後に会うことはなく、郁子は別の人と結婚をして離婚したのです。
釜山の勝利となって大会は閉幕します。閉会式で開催に関して多大な資金援助をしてくれた役員にお礼を言います。役員は匿名で、懐かしい思い出のためにとコメントがあったと発表されます。
真理達や当時の先生達も大会にきていました。役員の人からメモを預かっていた先生は郁子に渡します。そこには5番ゲートにきてほしいと韓国語で書かれていました。
郁子は再会を果たします。20数年も経ったチルソクの夏に。

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