「トゥルーロマンス」のネタバレあらすじ結末

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トゥルー・ロマンスの紹介:若手時代のクエンティン・タランティーノが脚本を務めた1993年製作のアメリカ映画。思いがけず麻薬を手に入れたカップルが幸せを手に入れるためにロサンゼルスへと向かう。主人公カップルをクリスチャン・スレイター、パトリシア・アークエットが演じた。

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トゥルーロマンスの主な出演者

クラレンス(クリスチャン・スレイター)、アラバマ(パトリシア・アークエット)、クリフォード(デニス・ホッパー)、ヴィンセンツォ(クリストファー・ウォーケン)、フロイド(ブラッド・ピット)、ドレクセル(ゲーリー・オールドマン)

トゥルーロマンスのネタバレあらすじ

【起】- トゥルーロマンスのあらすじ1

エルヴィスおたくのクラレンスは、デトロイトのコミックショップに働く独身男。自分の誕生日にカンフー映画を観に行ったクラレンスは、映画館で偶然出会ったコールガールのアラバマと意気投合します。二人はクラレンスのアパートでベッドを共にしますが、クラレンスが目覚めるとアラバマは屋上で一人涙を流していました。アラバマはクラレンスの上司が誕生日プレゼントとして贈ったコールガールだったというのです。そして、アラバマ自身はこの商売を始めたばかりで、クラレンスに本気に恋してしまったことに苦しんでいました。クラレンスはそんな純粋なアラバマに惚れこみ、二人はすぐに恋人関係に発展します。

アラバマから事情を聞くと、ドレクセルという男がアラバマたちコールガールにポン引きを強いており、逆らう女には暴力を振るっているといいます。その話を聞いたクラレンスの前に、エルヴィスの幻覚が現れました。ドレクセルを殺せ、というエルヴィスの声に従い、クラレンスはアラバマに内緒で単身ドレクセルのクラブに乗り込むことを決めます。

面会したドレクセルから容赦ない暴力を加えられますが、クラレンスは隙を見て反撃し、ドレクセルの殺害に成功します。クラレンスはアラバマの服が入ったバックを持って、早々に帰宅。ドレクセルを殺したことを伝えると、アラバマは熱い口づけをクラレンスに贈ってきました。アラバマはクラレンスのロマンティックな行動に涙を流して感動していました。しかし、クラレンスが持ち帰ったバックの中には、服ではなく大量の麻薬がありました。クラレンスは誤ったバックを持って来てしまったのです。クラレンスとアラバマはその麻薬を持って、キャデラックで逃避行を開始するのでした。 この映画を無料で観る

【承】- トゥルーロマンスのあらすじ2

二人がまず訪れたのは、クラレンスの父親で元警官のクリフォードが住む家でした。最初は拒んだものの、クリフォードは息子のために助けの手を差し伸べます。警察のコネを利用して、ドレクセル殺害事件の捜査状況をリークしたのです。それによれば、ブルー・ルー・ファミリーという麻薬組織が犯人として浮上しているといいます。ドレクセルは麻薬売人でもあったのです。

クラレンスはロサンゼルスで俳優の勉強をしている友人ディックの元に向かうことを思いつきます。笑顔で父子は別れましたが、それからほどなくしてクリフォードを悲劇が襲いました。殺害現場に残されたクラレンスの身分証を手掛かりに、ブルー・ルー・ファミリーの相談役ヴィンセンツォが訪れてきたのです。ヴィンセンツォは手荒い尋問をしてきますが、クリフォードは口を割るどころかヴィンセンツォの血筋を侮辱する発言を繰り返しました。これに怒ったヴィンセンツォはクリフォードを射殺。そして、クラレンスの行先を記したメモを見つけ、ヴィンセンツォたちもまたロサンゼルスへと向かうのでした。

一方、ロサンゼルスに着いたクラレンスとアラバマはすっかりハネムーン気分でいました。クラレンスがロサンゼルスに来たのは、友人ディックの縁故を利用してハリウッドの大物に麻薬を売りさばくこと。また、一気に売りさばくために50万ドルの価値がある麻薬を20万ドルに値下げすることを考えていました。

【転】- トゥルーロマンスのあらすじ3

ディックの友人で俳優のエリオットの手配で、クラレンスは有名プロデューサーのリーを紹介されることとなりました。当初あまりの安さに難色を示したリーでしたが、直接電話で話したことでクラレンスとの交渉に応じることを決断。取引は三日後の水曜日に行われることとなりました。

しかし、時を同じくしてブルー・ルー・ファミリー一味がロサンゼルスに到着。さらに悪いことに、ディックのルームメイトのフロイドがクラレンスの滞在先を素直に教えてしまいます。一味の一人はホテルに先回りし、そこに戻ってきたアラバマに激しい暴力を加えます。それでもアラバマは麻薬の場所を吐こうとしません。男がベッド下の麻薬に気づいたところを見計らって、アラバマは一気に反撃。頭を陶器で殴り、ガスバーナーの炎を浴びせ、ショットガンでとどめを刺したのです。ちょうどそのとき部屋に戻ったクラレンスは、急いでアラバマの治療を始めました。治療を受けながら、アラバマは外国に行く夢をクラレンスに語るのでした。

その裏で、リーとクラレンスの仲介人を務めるエリオットは警察に寝返っていました。ドライブ中にスピード違反で捕まり、さらに一緒にいたコールガールが怒ってエリオットに麻薬を投げつけてきたのです。粉まみれになったエリオットは現行犯逮捕されましたが、刑事からある取引を持ち掛けられました。それは、赦免と引き換えにリーの検挙に協力するというものでした。

【結】- トゥルーロマンスのあらすじ4

いよいよリーとの麻薬取引の日。リーの滞在先の高級ホテルには、クラレンス、アラバマ、ディック、そして警察に隠しマイクを施されたエリオットが集結しました。豪華な部屋の中には、リーの他、武装した男たちもいましたが、クラレンスは冷静なそぶりで取引を進め、リーから取引成立の回答を得ることに成功します。リーが現金の用意をしている間、クラレンスはトイレへ。そこでクラレンスは再びエルヴィスの幻影を見ていました。これまでの行動に対して幻覚のエルヴィスに賞賛の言葉をかけられ、満足そうな微笑みを浮かべるクラレンス。しかし、トイレの外では一触即発の事態が発生していました。

エリオットの隠しマイクで取引の証拠をつかんだ警察、さらにブルー・ルー・ファミリー一味が部屋に押し入っていました。ルームメイトのフロイドは、またしても一味に目的地を教えてしまったのです。三者のにらみ合いがしばらく続いていましたが、エリオットとリーの口論をきっかけに銃撃戦が開始。死亡者は続出し、トイレから戻ったクラレンスも流れ弾に当たり頭部左側を負傷してしまいます。クラレンスが死んだと勘違いしたアラバマは、銃を取り刑事を射殺。しかし、クラレンスは奇跡的に銃弾がずれて生き永らえていました。アラバマはクラレンスと現金を背負い、メキシコ国境へと車を走らせるのでした。

時は経ち、アラバマは夕日が沈む浜辺に寝そべっていました。目の前には、左目に眼帯をつけたクラレンスと幼い息子が戯れていました。「ユア・ソー・クール(あなたはクール)」。アラバマはメキシコに逃亡する混乱状態の中で繰り返していたこの三つの言葉を思い出していました。デトロイトから始まったクラレンスとの物語に、アラバマは真実のロマンスを感じていました。そして、思い出を振り返り終えたアラバマは立ち上がり、愛する家族の元へ歩き出しました。クラレンス、そしてエルヴィスと名づけた息子とともに、アラバマは水遊びを楽しむのでした。

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みんなの感想

ライターの感想

主人公カップルの出会いから物語のラストまで、二人の周囲は目まぐるしく変化していきますが、それでもこの状況をロマンティックととらえる主人公たちはどこか浮世離れした不思議な魅力を持ったキャラクターです。また、恋人のために危険に飛び込む主人公たちの姿が印象的でした。血生臭い暴力シーンからも、主人公たちの芯の強さが感じられました。こうした主人公たちの性格は、タランティーノの作品に登場する他の登場人物にも共通する魅力的な特徴だと思います。また、本作にはブラッド・ピットが脇役で出ていることが知られていますが、演じた役は無自覚なまま主人公を追い詰めるきっかけを作るという役です。ブラッド・ピットにふさわしいお茶目な役どころにも注目です。

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