「ドクトルジバゴ」のネタバレあらすじ結末

ドクトル・ジバゴの紹介:ロシアの小説家ボリス・パステルナークの同名小説を「アラビアのロレンス」、「戦場にかける橋」でアカデミー賞監督賞を受賞したデヴィッド・リーンがメガホンをとり実写化。第38回アカデミー賞では作曲賞を始め、5部門でオスカーを獲得した。

ドクトルジバゴの主な出演者

ユーリ・ジバゴ(オマー・シャリフ)、ラリーサ(ジュリー・クリスティ)、イエブグラフ(アレック・ギネス)

ドクトルジバゴのネタバレあらすじ

【起】- ドクトルジバゴのあらすじ1

ソビエト連邦の将軍、イエブグラフ・ジバゴは、自分の腹違いの弟で詩人のユーリの娘を探していました。やっと探し当てたのはトーニャという労働者。両親をほぼ知らずに育ったトーニャに、イエブグラフはトーニャの両親であるユーリと恋人ラリーサの物語を語り始めます。
ユーリは唯一の肉親でバラライカの名奏者の母と暮らしていましたが、ユーリが幼いうちに死別。ユーリは形見のバラライカとともにモスクワの親戚の家に身を寄せます。ユーリには類稀な詩作の才能がありましたが、養父の望み通り医学の道に進むことに。また、養父の娘とも結婚を約束していました。
一方、同じくモスクワに住む美しい娘ラリーサは二人の男の間で気持ちが揺れ動いていました。一人は恋人の青年パーシャ。「同胞愛と自由」を掲げロマノフ王朝の政治に反対する活動に加わっていました。そして今一人は富豪のコムロフスキー。母親の支援者であり愛人でもあるコムロフスキーと、ラリーサは不貞の関係を築いていたのです。そんな中、ラリーサの母が急な病で倒れてしまいます。世間体を気にしたコムロフスキーは、友人で医師のカート教授を呼び出します。今後の経験のためにと思い、カート教授は自分の教え子のユーリを同行させ、ラリーサの家に向かいました。カート教授とともに治療を終えたユーリでしたが、思いがけずラリーサとコムロフスキーがただならぬ関係にあることを知ってしまいます。
コムロフスキーは二人の関係を何も知らないパーシャがラリーサと結婚することを知ると、不純な女に高潔なパーシャは相応しくないとラリーサを侮辱、強姦行為に及びます。心に深い傷を追ったラリーサは、パーシャから預かっていた銃でコムロフスキーの殺害を考えつきます。

【承】- ドクトルジバゴのあらすじ2

クリスマスの宴で賑わう屋敷で、ラリーサはコムロフスキーに向けて銃を放ちますが、それは失敗に終わります。コムロフスキーの計らいのおかげで、ラリーサは逮捕されることなくパーシャとともに屋敷を出ていきました。その場に居合せたユーリはコムロフスキーの治療にあたりますが、ラリーサを低く扱う言葉にユーリは不愉快さを感じていました。
パーシャはラリーサの不貞を許し、二人は結婚、一人娘のカーチャとともに慎ましく生活していましたが、戦争の勃発でパーシャは前線へと送られてしまいます。待てど暮らせど帰らない夫を探すために、ラリーサは看護婦として前線に向かうことに。そこには、医師として従軍するユーリの姿もありました。再会を果たした二人はともに負傷者の治療に当たることとなります。
負傷者が退院し、ラリーサも病院を去ることとなりました。ユーリはラリーサに恋心を伝えようとしますが、それをラリーサは制止します。二人は別れ、ユーリも間もなく帰郷しましたが、ロシア革命によって家の様子は一変していました。ユーリの屋敷には多くの労働者が住み着いており、ユーリたちは貧しい生活を強いられることとなりました。そこにユーリの腹違いの兄で共産党員のイエブグラフが現れ、弟の身を案じる気持ちからベリキノという街への移住を薦めました。この助言に従い、ユーリら家族はベリキノ行きを決意します。

【転】- ドクトルジバゴのあらすじ3

吹雪の中を進む列車で、ユーリはストレリニコフという将軍が民衆を苦しめているという噂を耳にしますが、その正体は実はパーシャでした。列車停止中にユーリは偶然パーシャと出会いますが、パーシャは妻への愛を失っていました。また、パーシャからラリーサがユリアティンという街にいることをユーリは知らされます。それはベリキノからさほど遠くない街でした。
ベリキノに着いたユーリら家族は自給自足でなんとか食いつなぐ毎日で、ユーリは塞ぎ混みがちになっていました。そんなユーリに家族は気分転換にユリアティンに行くべきと薦めます。雪が溶けるとユーリはすぐにユリアティンへ。そして、ラリーサと再会します。
ユーリとラリーサは密会を重ね深く愛し合いますが、罪悪感からユーリはラリーサに別れを告げます。その帰り道、ユーリはパルチザンに拉致され、医師として活動に協力することを強制されます。そこからなんとか脱出したユーリを介抱したのは、ラリーサでした。ユーリの家族はすでにベリキノにおらず、ユーリの妻はラリーサにユーリのバラライカを託していました。また、ある夜コムロフスキーがともに国外に逃げようと誘いを持ちかけるも二人はこれを拒否、ベリキノで生きることを決めます。

【結】- ドクトルジバゴのあらすじ4

ラリーサと暮らす日々でユーリは創作意欲が復活、「ラーラ」というラリーサへの愛を綴った詩を完成させます。そこに再びコムロフスキーが現れ、ストレリニコフの失脚と死によって妻のラリーサに危険が迫っていることをユーリに告げます。ユーリ自身はコムロフスキーの助けを拒否したために、ラリーサと娘のカーチャとバラライカだけが街を出ることになりました。つらい別れでしたが、お腹にいるユーリの子供のためにラリーサは強く生きることを決意します。
その後、ユーリはイエブグラフの援助で医師の仕事を得ましたが、心臓の病によって命を落としてしまいます。ラリーサと思しき女性の後を必死になって追いかけたことが、体に大きな負担となったためでした。イエブグラフはユーリの葬式でラリーサと出会い、ユーリとの間に産まれた娘と生き別れたというラリーサのために力を尽くします。しかし、娘は見つかることはなく、ラリーサは強制収容所で亡くなります。
両親の物語を聞き困惑するトーニャにイエブグラフは「力になりたい」と伝えます。その言葉を受けるかどうか考える時間を与えられたトーニャは、ひとまずその場を去ることに。そのとき、イエブグラフはトーニャの手にバラライカがあることに気づきます。トーニャに付き添う恋人と思しき青年曰く、トーニャはバラライカの名人で、それも習ったことはないといいます。イエブグラフは「血筋だな」と誇らしげな表情を浮かべ、二人を見送りました。

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