「世界一キライなあなたに」のネタバレあらすじ結末

世界一キライなあなたにの紹介:2016年公開のアメリカ映画。世界中でベストセラーとなっているジョジョ・モイーズの恋愛小説を、イギリスの若手俳優の共演で映画化したラブストーリー。田舎町で暮らす平凡な女性と大富豪の青年が出会い、お互いが変わっていく様を、エミリア・クラークとサム・クラフリンが等身大の魅力で演じる。

予告動画

世界一キライなあなたにの主な出演者

ルイーザ・クラーク〔ルー〕(エミリア・クラーク)、ウィル・トレイナー(サム・クラフリン)、カミーラ・トレイナー(ジャネット・マクティア)、スティーブン・トレイナー(チャールズ・ダンス)、バーナード・クラーク(ブレンダン・コイル)、ネイサン(スティーブン・ピーコック)、パトリック(マシュー・ルイス)、カトリーナ・クラーク〔トリーナ〕(ジェナ・コールマン)、ジョージー・クラーク(サマンサ・スパイロ)、アリシア(ヴァネッサ・カービー)

世界一キライなあなたにのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①大家族を支える若い女性ルーは仕事を失い、半年間限定の高級な仕事に飛び付く。それは身体障害者の男性・ウィルのお世話係だった。ウィルは破れかぶれの生活を送っていたが、ルーがウィルの心を溶かしていく。 ②ウィルは安楽死を望んでいた。ルーはウィルの死を止めさせたいと思うが、最後はウィルの意思を尊重。ウィルは安楽死。

【起】- 世界一キライなあなたにのあらすじ1

イギリス、2年前。
ウィリアム・トレイナー、通称:ウィルは、非常に恵まれた男性でした。裕福な家に生まれ育ち、高学歴で、若くして仕事でも成功し、美しい恋人・アリシアもいました。
ある夜、土砂降りなのでバイクに乗らず歩きで外に出たウィルは、タクシーを拾おうとしてバイクに轢かれ、脊髄損傷に陥ります…。

現在。
26歳の女性ルイーザ・クラーク、通称:ルーは、カフェの店員をしていました。ところが店が廃業になり、職を失います。6年働いた店から出された退職金は、給料1か月分でした。
ルーの家は大家族です。祖父、両親のバーナードとジョージー、妹・カトリーナ(通称:トリーナ)、甥・トムの5人を、ルーの稼ぎだけで養っていたのです。
生活に困ったルーは求人センターに行き、仕事がないか聞きました。そして、半年間という猶予がついているものの、高給な仕事を紹介されます。
その仕事は、身体障害者の世話係でした。運転と食事の介助と聞き、ルーは飛び付きます。
仕事は月曜から土曜の朝8時から17時まででした。

お屋敷に行ったルーを迎えたのは、ウィルの母・カミーラです。
カミーラは息子のウィルが2年前に事故で脊髄損傷になったことを告げ、ウィルが馬小屋を改装した離れに住んでいることを告げると「あとはネイサンに聞いて」と言います。
ネイサンは若い男性で、ウィルに付き添っている看護師です。ネイサンはルーに、トイレは身体介助不要で、殻に閉じこもっているウィルの話相手、励まし係になってほしいと言いました。
ウィルは無精ひげを生やした愛想の悪い男性でした。今まで順風満帆の人生を歩んでいたのに、バイクの事故、それも自分が運転してではなく轢かれての事故で、首から下の身体を動かせない身になっているので、斜に構えていました。
最初、ウィルはルーに冷たく接します。これまでウィルのとっつきにくさから4人が辞めていました。
ルーは生活がかかっていますので、必死に働きます。

ある日、ウィルのところへ客が来ました。
それはウィルの元カノ・アリシアと、ウィルの親友・ルパートです。2人はウィルの事故後、付き合いを始めたようで、結婚すると言いました。
ウィルは2人の前では平静を装いましたが、2人が帰るとルーに当たります。

【承】- 世界一キライなあなたにのあらすじ2

それでも生活がかかっているので、ルーは食らいつきました。
ある時、雨が降ってDVD日和だということになり、ウィルが『神々と男たち』というフランス映画を取り出しました。
その映画を見たことがないというルーに「フランスのゲイポルノ(注:本当は全く違う。男性修道士がテロリストに誘拐されて殺される、重い映画)」と軽口をたたきます。
字幕付きが苦手なルーはウィルと一緒に見て、結末に「納得いかない。でも(映画作品は)よかった」と言いました。
それがきっかけで、ウィルとルーは映画の話題で盛り上がります。
その頃から、ウィルも少しずつ心を開き始めました。ルーの方も、ウィルの症状について勉強します。

大雪の日、出勤したルーはウィルの具合が悪いと知ります。母・カミーラは留守で父・スティーブンのみで、ネイサンに連絡を取っている最中でした。
ルーも付き添いながら、ネイサンに何度も電話をかけてみます。その横でウィルは母には知らせるなと言いました。心配させまいという気遣いからです。
ネイサンがやってくると「体温調節の機能が働かないので、熱は放出しないとならない」とウィルの布団を剥がし、てきぱきと面倒を見始めました。ルーはウィルの左手首に、自殺未遂の傷を見つけます。
心配したルーは、ずっとその日付き添いました。ウィルのパソコンにあったDVDを見ると、まだ障害者になる前の、はつらつとしたウィルの姿がありました。

意識を取り戻したウィルは、看病で付き添っていたルーと会話をします。
ルーは昔話をしました。今までにもらって一番嬉しかったものは、ラメ入りの長靴と、黄色と黒のしましま模様のタイツだったことなど、笑いながら話します。
看病をしてくれたお礼がしたいとウィルが言い、「じゃヒゲを剃りたい」とルーが答えました。ルーがヒゲ剃りをします。

その頃、ウィルの両親はディグニタスからきた封筒を前に、口論していました。
ディグニタスとはスイスにある団体で、安楽死を助けるところです(注:実際に存在する)。
ウィルの父・スティーブンは息子の意思を汲んでいました。半年前にも一度、ウィルが自殺未遂をしたことを挙げて説得しますが、母・カミーラはどうしても納得できません。どんな姿であれ、息子に生きていてほしいのです。

【転】- 世界一キライなあなたにのあらすじ3

ウィルが安楽死したいと知ったルーは、妹に相談します。ルーと妹・トリーナは仲良しです。トリーナは大学に勉強しに戻っていましたが、パソコンチャットで会話をします。
トリーナはルーに、「残された時間を有意義なものにする」ことをしてあげたらどうかと言いました。
あるいはそれが、ウィルの自殺を食い止める、思いとどまるきっかけになるかもしれないと考えたルーは、障害者でもできそうなスポーツや娯楽を図書館で調べます。
まずルーは「ネイサンが体験したことがないから」と言って、競馬に連れて行くという口実でウィルを誘います。
続いて今度はルー自身が経験ないと言い、ウィルをクラシックのコンサートに誘いました。
正装して出かけたルーは、ウィルと楽しいひとときを過ごします。

実はルーには彼氏がいます。パトリックという男性です。
パトリックはアウトドア派のマッチョな男で、ルーはよくパトリックのジョギングに自転車で付き合っていました。
ところがルーがウィルのお世話をし始めた頃から、次第にすれ違い始めます。もともと、ルーがパトリックに合わせていたところが多いので、無理からぬことです。

ルーは自宅にウィルを招きました。両親や祖父、妹、甥の大家族で食卓を囲みます。
その日はルーの誕生日でした。パトリックも家にやってきます。
家族からのプレゼントは、手作りのアルバムです。パトリックからはネックレスですが、ネックレスに「パトリック」と彫られています(…正直、私はひいた…)。
ウィルからは、黄色と黒のしましまタイツでした。ルーは狂喜乱舞します。
ネイサンが迎えに来てウィルは帰りますが、パトリックは露骨にルーとウィルの仲に嫉妬していました。

ウィルに元カノ・アリシアと親友・ルパートの結婚式の招待状が届きます。
それを見ながらウィルは、今まで行った中で一番好きな場所はパリだったと言います。
ルーが行こうと言いますが「よい思い出を上書きしたくない」と答えます。代わりにウィルは、結婚式に一緒に出てくれとルーに言いました。
ルーの父・バーナードに仕事が決まります。お城のメンテナンスの責任者です。
それはウィルが背後で手を回したものでした。ウィルはルーに「もう家族の生活の心配をする必要はない。自分のために生きればどうか」と言います。

【結】- 世界一キライなあなたにのあらすじ4

ルーは結婚披露宴のパーティに同行します。
そこでウィルとルーは車椅子でダンスを踊りました。そのままパーティを抜けて外へ行き、一晩過ごします。
ところが外泊したことで、ウィルが肺炎を起こしました。病院に入院します。
ルーはウィルの身体をまだまだ理解していなかったと悔やむと共に、残された時間で楽しいときを過ごさねばと思います。
恋人・パトリックとのノルウェー旅行をキャンセルし、ウィルとの旅行に当てると宣言しました。知り合って5か月の男とハネムーンに行くのかと、パトリックは怒ります。
それでもルーの気持ちは変わりませんでした。

ウィル、ネイサン、ルーは南の海へバカンスに出かけます。今度はネイサンが付き添っているので、安心です。
ルーはそこで楽しい時間を過ごしながら、ウィルの安楽死の気持ちを覆すよう説得しました。
しかしウィルの気持ちは変わりません。
「回復は見込めないし、毎朝起きて、生きていることに落胆する日々なのだ。本当にもし僕のことを思ってくれているなら、一緒にスイスに来てくれ」
そう言われたルーは、悲しく思います。
ルーとウィルはこの頃にはもう、互いを愛していました。
「この仕事にも、あなたにも出会わなければよかった」と言って、ルーは悲しみます。

旅行から戻ったルーは、ウィルの母・カミーラに給料はいらないと言うと、家に戻りました。妹・トリーナに説得が駄目だったと答えて泣きます。
ルーの両親もウィルの安楽死を知って驚きました。もう関わり合いになるなと言います。
しかし父・バーナードは職場で聞いてきて「今朝発った。今ならまだ間に合う」とルーに耳打ちしました。
最期を看取りたいと思ったルーは、妹・トリーナに同行してもらい、車でスイスまで移動します。

ウィルはルーが来てくれたのを喜びました。
「そばにいて」と言うウィルに「あなたが望む限り」とルーは答えます。
ウィルはそのまま安楽死しました…。

ウィルの死後、ルーはパリへ旅行に行きます。生前のウィルが一番好きだった場所です。
そこでウィルが残した手紙を読んだルーは、これからは自分のために果敢に生きて行く決意をしました。
(映画の原題「me before you」=「あなたの前の私」「君と選んだ明日(邦訳の原作のタイトル)」)

みんなの感想

ライターの感想

…なんでこんなタイトルになっちゃったの!!!
なんか、こんなタイトルだと二流、三流っぽい映画に思えちゃうじゃん。
内容としては悲しい恋、悲しいラブストーリーなのだけども、見終わった後、落ち込む内容ではない。
こういう決断もあるのだなと思ういっぽうで、やっぱり生きてほしいという気持ちもあり、気持ちはぐらぐら。
確かにウィルの気持ちになったら、安楽死もありうるなあと私は思ってしまうほう。
結末は賛否両論分かれるところだと思う。

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