「俺物語!!」のネタバレあらすじ結末

俺物語!!の紹介:2015年公開の日本映画。高校生らしからぬいかつい顔面と屈強な肉体をもった少年・剛田猛男の純愛を描き、テレビアニメにもなった「別冊マーガレット」連載の異色少女漫画を実写映画化したラブストーリー。鈴木亮平が純情で心優しき主人公に挑戦。原作では身長2メートル、体重120キロという大男になりきるため、30キロも増量し、熱演を披露する。

予告動画

俺物語!!の主な出演者

剛田猛男(鈴木亮平)、大和凛子(永野芽郁)、砂川誠(坂口健太郎)、山崎菜々子(森高愛)、アユ(高橋春織)、千春(恒松祐里)、栗原オサム(健太郎)、ノブ(篠田諒)、稲垣(小松直樹)、凛子をナンパする男(中尾明慶)、加賀見(高田里穂)、剛田猛男〔少年期〕(富田海人)、砂川誠〔少年期〕(堀越太耀)、製菓材料店の従業員(緑友利恵)、剛田ゆり子(鈴木砂羽)、剛田豊(寺脇康文)

俺物語!!のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①猛男は男には大人気の「男の中の男」だが、女子には非モテ。砂川は女子にモテモテ。幼馴染みで親友の猛男と砂川は仲がよいが、猛男は「自分の好きな女子は、スナを好きになる」というコンプレックスがあった。高校入学早々、猛男は別の女子高の凛子を助け、ひとめぼれする。しかし今までのパターンが頭をよぎり、砂川と凛子の仲を取り持とうとした。 ②本当は凛子は最初から猛男に一目ぼれしていた。砂川の助言でやっと凛子の好きな相手を知った猛男は、凛子に告白し、晴れて両思いになった。

【起】- 俺物語!!のあらすじ1

剛田猛男(ごうだ たけお)と砂川誠は幼馴染みの腐れ縁で、男同士の友情で結ばれています。同じアパートの隣同士に住む猛男と砂川、通称スナは対照的なコンビでした。
猛男はとても15歳とは思えないおっさんくさい顔面と巨躯で、困った者がいれば助けずにはいられない性格です。情に厚いので男子からは好かれる「男の中の男」です。
一方砂川はイケメンなので、女子にもてもてでした。
中学校の卒業式、猛男は後輩の男子生徒に囲まれ、別れを惜しまれていました。記念にボタンをと男子生徒にもぎ取られますが、第2ボタンだけは、猛男は中学時代好きだった加賀見用に取っておきます。
告白してから卒業したいと思う猛男でしたが、加賀見が砂川に告白するところを目撃しました。砂川は加賀見を「あんたのこと好きじゃない」と言ってあっさり振ります。
振られて落ち込む加賀見を見た猛男は、「せめてボタンを渡してやれ」と言いますが、砂川のボタンは全部取られていました。猛男は自分のボタンを「洗えば大丈夫」と言って砂川に渡し、砂川は加賀見に渡します。
結局猛男は告白できないまま失恋しました。「俺が好きになった女子は、みんなスナが好きだ」そう思う猛男ですが、ひがむことなく砂川と接します。ひがむ以上に、砂川のことが猛男も好きなのです。
それは砂川も同じでした。気のいい親友・猛男が大事です。
集英高等学校に進学した猛男と砂川は、初登校の途中で川で溺れている小学生を見つけました。猛男はためらうことなく川に身を投じて救助に向かい、溺れている小学生男児を助けます(…が、当の小学生からは怖い顔と恐れられます)。
岸に助け上げてから身体を拭いてあげていたのは砂川だったので、小学生の母から感謝されたのは砂川ですが、猛男はちっとも気にしません。おおらかなのです。
高校でも猛男と砂川は同じクラスになりました。砂川を見てきゃーきゃーいう女子生徒を観察しながら、猛男は「大抵の女子は皆、スナが好きだなあ」と思いながら満足です。そんな砂川の親友でいられることが、猛男の誇りでもありました。
同じクラスの男子3人組栗原&ノブ&稲垣は「砂川のハーレムになりそう」と早くも心配しています。
さてある日、砂川と一緒に歩いていた猛男は、チンピラっぽいアロハ服の男性に絡まれる大和凛子を、その怖い顔で助けました。顔を近づけて「どきっとしたか」それだけでチンピラは退散します。
凛子は猛男に一目ぼれしました。実は凛子の好きなタイプがもろ猛男のような「男らしい男」なのです。猛男も凛子に一目ぼれをします。
ところがここで大きな勘違い(早とちりというべきか?)が生じました。「女子はみんなスナを好きになる」という先入観にとらわれた猛男は、凛子が砂川を好きになったのだと思ったのです。
凛子は猛男と連絡先を交換し、ついでに写メも撮らせてもらい、うきうき気分でした。一目ぼれした相手のことを、自分が通う学校・小泉女学園の女友達・菜々子&千春&あゆに告げますが、写メを見せても3人は、凛子の好きな相手を砂川の方だと勝手に思いこみます。猛男は「親戚のおじさんみたいな奴」扱いです。

【承】- 俺物語!!のあらすじ2

改めてお礼をとチーズケーキを作って行き、猛男に振る舞いました。砂川にも。凛子を見て猛男は「好きだー」と思わず言ってしまいますが、凛子には「甘いものが好きだ」と誤解されます。
「彼女とかいますよね」と猛男は凛子に聞かれますが、悲しいかな日本語は主語がなくても通用するので、猛男は勝手に「砂川に彼女がいるかと聞かれた」と思い込み、冷水で頭を冷やして「彼女はいない」と答えました。
それと同時に、凛子の恋に協力してやろうと考えた猛男は「また何か作ってくれないか。スナを連れて、食べにくるから」と言います。凛子は嬉しくて、猛男のその後の言葉「いつでも来い、協力は惜しまねえ」を深く捉えません。
大将戦を戦える人がいないということで頼まれた柔道部の助っ人の練習に明け暮れながらも、猛男は凛子と砂川の恋を成就させようと考えました。
猛男は砂川の部屋に行き「お前、どんな女が好きなんだ」と好みのタイプを聞きますが、砂川はテレビを見ないので芸能人でたとえられず、猛男が出した究極の選択?「歌のおねえさんと体操のおねえさんとならどっちがいい?」に「しいていえば、体操かな」と答えます。猛男も聞いておきながら「あの子(凛子)は、どっちなんだ?」と途方に暮れました。
チョココロネを食べながら、猛男は凛子と砂川に連絡先を交換しろと命令します。砂川が猛男の口についたチョコを取ってやるのを見て羨ましくなった凛子が「ねえ、うち(私)も砂川くんみたいに、名前で呼んでいい?」と言われた猛男は「好きだー!」と思うのですが口には出さず、代わりに柔道部の練習に励みました。
ザッハトルテやハートの形をした大きなマカロンなど、凛子の差し入れは続きます。猛男は砂川との少年時代の思い出を話しました。
砂川が猛男に「あの子、いい子だな」と言い、猛男は「お前が女子を褒めるの、初めて聞いたぞ」と嬉しく思います。
猛男の柔道の試合を凛子が見に来ました。猛男は一本背負いで勝ちます。
試合の後、凛子は猛男におにぎりを差し入れました。いろんな具のおにぎりですが、中には猛男の好物の「豚味噌」味もあります。
猛男は「これからは2人(凛子&砂川)で仲良くやれ」と凛子の背中を押したつもりだったのですが、猛男を好きな凛子としては遠まわしに拒否されたと思い、涙を流して去ります。
追いかけた猛男は、砂川が凛子を慰めている姿を見て「うまくいった」と思いました。しかしその時実際には砂川は凛子の恋の悩み相談を聞き、「(猛男に)好きになってもらえるよう頑張る」と言っているところでした。
ちなみに砂川も、凛子が猛男を好きなことはよく分かっています(というか、態度でもろ分かり)。砂川が猛男に何も言わないのは「猛男に自分で気づいてもらいたいから」でした。

【転】- 俺物語!!のあらすじ3

柔道部の助っ人を終えた猛男には、サッカーや野球、砲丸投げの助っ人の仕事が待っています。とにかく猛男は男子には大人気です。
凛子から合コンの話が入りました。「なぜ俺に?」と思いながらも、猛男と砂川、男子3人トリオは遊園地に行きます。凛子の方も、女子友の3人組を連れて行きました。
ここでやっと女子3人は、凛子が好きな猛男が「親戚のおじさん」の方だと知ります(名乗ったことから判明)。「ぶっちゃけゴリラ」「ていうか、人類?」とばかにする女子に、凛子は「かっこいいよ、猛男くんは。かっこいい」と連呼しますが、耳に入っても猛男は砂川の友人だからフォローしてくれているのだと思います。
ジェットコースターで、猛男はわざと砂川と凛子を隣に座らせました。凛子はがっくりきます。
お化け屋敷で猛男と2人きりになった砂川は、「わざわざ言う必要ないと思ってたんだけど」とニブい猛男に助言をしようとしましたが、その時、建物内で火災が発生しました。
逃げ場がない一同に「落ち着け」と言うと、通風口を見た猛男は何度も壁に体当たりして、仲間たちやお化けたち(スタッフ)を逃がします。
砂川と凛子の上に倒れてきたドラキュラの棺を背負い、猛男は砂川に凛子救出を頼みました。砂川は凛子を連れて外に出た後、猛男の元に戻りますが、凛子も戻って来て猛男を助けています。
「うち、意外と力ある」と言う凛子に「好きだー!」と思った猛男は、怪力を出して棺を押し戻し、凛子をお姫様だっこして助けました。
これがきっかけで、凛子を心配していた3人の女子は猛男のよさを認めます。凛子は慌てて「とらないでね」と牽制し、「とらねーよ」と女子3人は答えました。
遊園地のスタッフに加賀見がおり、猛男に話しかけてきました。
親しげに猛男と話す加賀見を見た凛子は、加賀見が凛子を見て「彼女?」と聞いた時猛男が「まさか、そんな筈ないだろ」と答えたのを聞き、ショックを受けます。
彼女発言を否定したものの、落ち込んだ猛男はスランプに陥りました。
女子3人は加賀見情報を得て凛子に話します。猛男は加賀見が好きだったけど、加賀見は砂川が好きだった…想像していた答えに落胆する凛子ですが、もう1つ情報がありました。砂川の誕生日が近いということです。
猛男に相談したいことがあると言い、凛子は猛男を呼び出して「お買い物に付き合って欲しい」と言いました。砂川の誕生日が近いと猛男も知ります。男同士で誕生日を祝うことがなかったので、猛男は「よし、任せておけ」と凛子と2人でショッピングしました。
川の上の橋で魚を見ながら、凛子は猛男に「好きな人のこと相談してね」と言い、猛男は「俺たちはいい友人だ」と答えます。「友人」呼ばわりされたことに傷つきながらも、凛子はそれでも猛男と一緒にいられる幸せを味わっていました。

【結】- 俺物語!!のあらすじ4

砂川の家に押しかけた猛男は「明後日、お前の誕生日あけておけ」と命令します。その後、ベランダで父・豊に「人の心っていうのは、どうして思い通りになんねえんだろう」と言う猛男の言葉を聞いた砂川は、思い切った手に出ることにしました。
誕生日当日、砂川はラインで断ります。凛子にもメールで告げたと書いた砂川は「凛子は駅前のケーキ屋にいる。俺は足をくじいて行けない」と猛男に送信しました。猛男は急いで駅前のケーキ屋に走ります。
そこには凛子の姿はありませんでしたが、ケーキ屋のおばちゃんが大盛り上がりしました。凛子に秘伝の隠し味を教えたおばちゃんは、凛子が熱弁した男前・猛男を生で見られて興奮するおばちゃんに、猛男は戸惑います。
続いて砂川から「あけぼの惣菜店に行ってみろ」というラインが入りました。あけぼの惣菜店は、猛男の母・ゆり子の勤務先です。なんと母は凛子を知っており、凛子に猛男の好物を聞かれて「豚味噌」と答えたと言います。
頭が混乱する猛男に、砂川がラインで「いいかげん、気付け」「東通りのケーキ店」「三丁目の製菓材料店」「商店街のパン屋」と立て続けに告げました。
凛子は、東通りのケーキ店では「大きな」マカロンの作り方を教わり、製菓材料店は足しげく材料を購入し、パン屋ではチョココロネの作り方を教わっていました。
「食べてほしい人が大きいから、大きなマカロンを作りたい」「好きな人がたくさん食べてくれるから」「チョココロネ、凛子が好きなので食べさせたい」そういう証言を得た猛男は、やっと凛子が好きな男性が猛男だと気づきます。砂川に電話して「俺で、いいんだろうか」と聞きますが、砂川は「猛男、お前はかっこいい」と答え、猛男は凛子の元へ走りました。
猛男は凛子の自宅へ走り、凛子も猛男の声を聞きつけて橋の上まで行きます。そこで猛男は告白し、凛子も「初めて会った時から好きです」と答えました。
晴れて両思いとなった猛男と凛子は、幸福そうに砂川の誕生日を祝います。男3人組と女子3人組も加わって川辺でBBQをしながら、猛男は砂川に「お前はやっぱ、すげえなあ(凛子の気持ちを知っていて、という意味)」と言いました。
(エンドロール)猛男と凛子の初デートの様子。手を繋ぎたいと言った凛子の両手を猛男は繋ぎますが、両手を繋ぐと歩きにくいのです…。
(エンド後)凛子と手を繋ぐ時に失敗したと猛男は感じました。そして初キッスは高3の秋を予定していると砂川に告げます(スナいわく「またえらい先だね」)。「練習させてくれ」と頼む猛男に、砂川は「待て、枕とやれ」と言いますが、「枕とは既にやったが距離感が上手くつかめない」と猛男は言います(「やったのかよ」というスナの突っ込みが入る)。
ラップを間に挟めば問題はないと詰め寄った猛男は、砂川の顔にラップを押し付けると、強引に押し倒しました。暗転して見えませんが、砂川の絶叫から察するに、練習はしたようです…。

みんなの感想

ライターの感想

鈴木亮平ってすごいと思う。カメレオンみたい(褒めてるつもり)。役柄によってころころ変わるよね。
映画予告を見た時、最初、鈴木亮平だと気づかなかったもん。
ストーリーはベタなんだけど、役者さんたちが好演していて面白い。とにかく、見てしまう。
とにかく猛男のニブさにやきもきしてしまう。スナに「お前早く指摘しろよ」と突っ込みたくなるくらい。
砂川としては「今まで自分に告白してきた女子は、もれなく猛男のことを悪く言っていた」「凛子はそうじゃない」…砂川なりに凛子の品定め? をしてたんだろうな(厭な表現だけど)。
猛男と砂川の仲のよさにも感動。誰も悪い人がいない映画で、見終わった後すっきりできる映画。おすすめ。

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