「天使の入江」のネタバレあらすじ結末

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天使の入江の紹介:真面目な銀行員のジャックはルーレットで大当たりしてからギャンブルにはまっていく。カジノで出会った女性ジャッキーと共にゲームにのめり込むジャック。惹かれあう二人を繋ぐものは、愛か賭博か。
1963年公開のジャック・ドゥミ監督の長編第二作。ミシェル・ルグランのピアノスコアがカジノや恋愛の躍動感を表現している。

予告動画

天使の入江の主な出演者

ジャッキー・ドメストル(ジャンヌ・モロー)、ジャン・フルニエ(クロード・マン)、キャロン(ポール・ゲール)

天使の入江のネタバレあらすじ

【起】- 天使の入江のあらすじ1

パリの銀行で働くジャンは、職場の先輩キャロンが車を購入したことに驚きました。キャロンはアンギャンのルーレットで勝ち大金を手に入れたのです。ジャンはキャロルに一緒に賭けをしないかと誘われますが、中毒になりそうだと断りました。
帰宅したジャンはキャロルの体験を父親に話すと、堅物な父親は賭博を徹底的に否定し、お前も手を染めたら家を追い出すと言い放ちました。ジャンは母を亡くし、父親と二人で暮らしています。
キャロンは儲けた金を賭けで擦ったため、再び取り戻そうとジャンを連れてカジノへ行きました。ジャンはそこで店員と揉めているブロンドの女性を見かけます。ジャンは賭け方やカジノでの過ごし方をキャロンから習い、僅か一時間半で半年分の給料と同じ額を手にし、味をしめました。休暇は賭博の楽園である南仏で合流しようとキャロンに誘われたジャンに、断る理由はありませんでした。

【承】- 天使の入江のあらすじ2

真面目な自分の殻を破りたいと賭博に目覚めたジャンに、父親は勘当を言い渡します。ジャンは二週間の休暇はニースで過ごすことにしました。
ジャンは安いホテルを借り昼からカジノへ向かうと、以前アンギャンで見かけた女性ジャッキーと再会します。彼女が気になったジャンは話しかけてみると、二人は意気投合します。電車代まで使い果たしていたジャッキーは二日間何も食べていないと言い、ジャンは儲けた金でご馳走しました。
ジャッキーは賭博にハマったことで離婚に至り、子供の親権も取られた事実をジャンに話します。ジャンにとっては何もかもが目新しく、ジャッキーとの出会いも新鮮に感じました。
夜、勝てる予感がするというジャッキーはジャンを連れカジノへ向かいました。しかし彼女の金は尽き、渋々ジャンが貸した金もハズしてしまいます。ジャッキーが駅で寝ると言うので、ジャンは宿代を支払ってやることにしました。しかしジャッキーはジャンの部屋のソファで構わないと、彼の部屋に泊ることになります。

【転】- 天使の入江のあらすじ3

誰とでも泊まれるのかとジャンはジャッキーに呆れますが、彼女に色っぽく抱きつかれ、二人は関係を持ちました。翌朝ジャッキーはパリに帰ると言い始め、淋しくなったジャンは午後は“天使の入江”(海岸)にいると必死で粘りました。
午後、ジャッキーは海岸に戻ってきますが、来るなりカジノへ向かいました。昼は行かないと決めていたジャンですが、彼女を追いかけます。
またも擦ったジャッキーに見知らぬ男が声をかけ、チップを分けました。それを見たジャンも慌ててチップを買い、男を追い払います。嫉妬したジャンは、まるで娼婦みたいだとジャッキーを罵りました。その後二人は勝ち続け、大当たりを出します。
大金を得た二人は車や服を買い、モンテカルロに向かいました。ホテルはスイートに泊りますが、ギャンブル以外見ていないジャッキーにジャンが「僕は何なのか」と詰め寄ります。ただの賭け仲間で、幸運をもたらすから連れ回したと言われたジャンは、思わず彼女を殴ってしまい、その後「ごめん」と言って抱きしめました。

【結】- 天使の入江のあらすじ4

再びカジノへ向かった二人はあっという間に、持ち金を殆ど失います。ジャンは天使の入江にツキがあるのだと言い、二人はニースのホテルへ戻りました。
ジャッキーはホテル代に残した金もこっそり使ってしまい、ジャンは呆れました。彼女はディーラーに色目を使って稼ぐと言い切ったものの、その手は通じません。ジャンはパリに帰り一緒に住もうとジャッキーを諭しますが、彼女は別れようとの一点張りです。頼る充てもなくなったジャンは父親に連絡すると、「何も聞かないから帰って来い」と手紙を添え送金してくれ、ジャンは郵便局に出掛けました。
その隙にジャッキーはカジノに行きました。腕時計を売ってまで資金を工面したのです。抜け出せなくなる前に帰ろうというジャンを、彼女は突き放します。諦めたジャンが立ち去ると、ジャッキーは彼を追いかけ抱きつきました。そして二人はカジノを後にしました。

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みんなの感想

ライターの感想

恋愛かギャンブルの映画なのか意見が分かれるらしいですが、嫉妬深くDVの側面を持つ男、何かに依存する女の特徴が細かく描かれていて、この作品は恋愛の映画なのだと感じました。
但し、互いを思い合うのではなく、両者とも依存という形の恋愛かな…と。それでも二人の愛は輝かしく映りました。フランスの絶景を取り入れ、抜群のカメラアングルを使うドゥミらしさ故だと思います。

ミシェル・ルグランの音楽が好きなのですが、この作品でも要所要所にテーマのピアノ曲が物凄く効いていて、どうして彼の音楽はこうも心と記憶に残るのか…と圧倒されました。

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