「好きだ、」のネタバレあらすじ結末

好きだ、の紹介:2005年製作の日本映画。ある男女の17年にも及ぶ愛を描いている。監督・脚本は石川寛、音楽は菅野よう子が担当。ニュー・モントリオール国際映画祭では最優秀監督賞を受賞。宮崎あおい、瑛太、永作博美、西島秀俊らが出演。

予告動画

好きだ、の主な出演者

17歳のユウ(宮崎あおい)、17歳のヨースケ(瑛太)、34歳のユウ(永作博美)、34歳のヨースケ(西島秀俊)、ユウの姉(小山田サユリ)、虎美(野波麻帆)、通りすがりの男(加瀬亮)、先生(大森南朋)

好きだ、のネタバレあらすじ

【起】- 好きだ、のあらすじ1

17歳のヨースケは、最近野球部を辞めて、ギターを弾き始めました。髪のセットにもこだわり始めて、17歳のユウは色気づいてと思います。
ヨースケはいつも決まったフレーズを弾いていました。ついユウは覚えてしまって口ずさみます。ユウの姉はもっと聞きたいと言います。
ユウの姉は、最近大切な人を事故で亡くしました。ずっと想い続けていた人です。
ヨースケはユウに、お姉さんが高校の時、セーラー服かブレザーだったか聞きます。ユウは明日教えてあげると、今日は悶々としているように伝えます。その晩、ユウはエッチな本を自販機で買っているヨースケを見ます。
翌日、ユウは姉の制服をきて登校します。他の生徒から注目され、先生にも聞かれます。ユウは母が制服を2つとも洗濯したからと答えます。
ユウとヨースケは二人とも進路指導室に呼ばれます。ヨースケは音楽で食っていければよいと答えますが、先生はそれではなあと困った様子です。
ユウはヨースケに、匂いを嗅いでみる?と誘います。ヨースケが立ち上がり、ユウは変態野郎と言って帰っていきます。

【承】- 好きだ、のあらすじ2

ユウは姉に、明日の夕方5時に水門でヨースケが待っていると伝えます。大事な話しがあるのだと説明します。
ヨースケは昨日、ユウの姉がフレーズを知っていたことをユウに伝えます。つい口ずさんだからと、ユウは説明します。ユウの姉は河原で、誰かに向かってフレーズのことを良い曲だと話します。
今日はユウの姉がこないからと、ヨースケはユウを河原に誘います。ユウはヨースケが低い場所に立ってくれて、背が同じぐらいの高さになります。
そしてユウはヨースケにキスをします。ヨースケは立ち去り、ユウは泣いてしまいます。何で泣いたのか、ユウは考えます。
ユウは姉と映画にでもとヨースケに提案します。ヨースケは水門でいいと、金曜日の夕方にと頼みます。ユウは姉にそのことを伝えます。
ユウの姉は、水門に向かう途中、河原に誰かいるのを見かけます。そして交通事故に遭い、病院のベッドの上にいます。
ヨースケは自分を責めないようにとユウに言います。ユウはあの曲ができてきたことを話します。

【転】- 好きだ、のあらすじ3

それから17年、ヨースケはユウと会っていませんでした。34歳となったヨースケは、音楽という大きな皿の端っこで仕事をしていました。
誰かが駄目だと言い出し、今回の仕事はうまくいきませんでした。上司と飲んだ帰り、下を向いて座り込んでる女性と出会います。
彼女の財布を漁っている男がいて、ヨースケが見続けると去っていきます。彼を哀れだと思いますが、一度は立ち去ろうとした自分も対して変わらないと思います。
泥酔状態の彼女が目を覚まし、ヨースケは名前を聞きます。彼女は虎美という名前で、2軒目から記憶が定かではありませんでした。
もしかして監禁目的と思う虎美に、ヨースケはそう見える?と冗談交じりに二人の会話は続きました。
ある日、ヨースケがレコーディングのスタジオにいると、そこへユウがやってきて再会します。素人っぽいギターの音が欲しいと聞いて、レコーディングに来たのです。
現在、ユウは音楽制作会社の事務をしていました。二人は久し振りに再会して飲みに行きます。
ヨースケが引っ越す予定の部屋へと来て、ユウはあの時の曲のことを聞きます。ヨースケはもう覚えてませんでした。
ユウはエッチな本を自販機に買いに行った時のことを追求します。当時の様子を語り、かっこわるっと二人は笑います。
姉のことを聞かれて、ユウは泣き出してしまいます。ヨースケがそっと抱きしめ、キスをします。

【結】- 好きだ、のあらすじ4

迎えに行こうと、二人は外に出ます。実はユウの姉は眠ったままでした。その様子を見た後、ヨースケは彼女の意思で眠ってるのではないかと言います。
勝手なことを言って謝るヨースケは、ユウに会社の名前を聞きます。ユウが伝えようとすると、電車のドアは閉まります。
ヨースケは、ユウと初めてキスした時、なぜすぐに帰ったのかと自分自身に問いかけます。
ユウの口パクで得た情報などから、ヨースケは彼女の会社に電話をかけます。彼女と話すことが出来て、聞かせたい曲があるから、もう一度会って欲しいと頼みます。
ヨースケはギターを持って、待ち合わせ場所に向かいます。彼の姿を見る男性がいます。虎美の財布を漁っていた男です。
彼はヨースケを尾行し、人気のない場所で刺します。ヨースケは腹部を刺されて倒れ込み、涙を流します。待ち続けるユウは、電光掲示板で今日のニュースを見ます。
病院のベッドの上にヨースケはいました。彼の横にいるのはユウです。
ヨースケが目を覚まし、ユウは「好きだ、」と言います。ボーッとして聞こえなかったとヨースケが言うと、ユウは口パクでもう一度言います。
ヨースケは俺もと言います。完成されたヨースケの曲が流れます。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、情景や人物描写にたっぷりと時間をかけています。河原や学校、ヨースケとユウの姿など、ゆったりとした時間が流れます。
その中で伝えたいメッセージを絞り、観る側に語りかけてきます。この雰囲気が見てよかったと何度も思わせてくれます。
17年にも及ぶ恋が実る結末は心が満たされます。観た後にこれほど満足できる映画は少ないでしょう。全てに意味があり、お礼が言いたくなる作品です。
また、ヨースケの作りかけの曲のフレーズが頭の中に残ります。エンディングで完成された曲が素晴らしいの一言です。音楽、演出ともに一級品と言える今作をおすすめします。

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