「彼のオートバイ、彼女の島」のネタバレあらすじ結末

彼のオートバイ、彼女の島の紹介:1986年製作の日本映画で、片岡義男の同名オートバイ小説を映画化。監督は「時をかける少女」を大成功に導いた大林宣彦が務めた。原田知世の実の姉、原田貴和子がヒロインを演じ、阿久悠作詞の主題歌でも歌声を披露。竹内力にとっては初の主演映画で、青春の真っただ中にある大学生を好演している。

彼のオートバイ、彼女の島の主な出演者

白石美代子(原田貴和子)、橋本巧(竹内力)、沢田秀政(三浦友和)

彼のオートバイ、彼女の島のネタバレあらすじ

【起】- 彼のオートバイ、彼女の島のあらすじ1

東京の音楽大学に通う橋本巧は、オートバイを愛する青年で、KAWASAKI製のバイクを愛用していました。巧はバイク雑誌に「大きなバイクに乗りたい」と投書した冬美と連絡をとり、二人でKAWASAKIにまたがりツーリングの旅に出ます。
冬美と男女の関係になった巧は、冬美の兄でバイク乗りの秀政が経営する原稿輸送屋のバイトにも関わるように。しかし、巧の冬美への気持ちは早くも冷めつつありました。冬美はとても優しい女性ですが、それだけでは巧にとっては物足りなかったのです。
冬美のことを忘れるために、巧は信州へツーリングに出掛け、そこで美しい女性カメラマンと出会い、親しくなります。撮影した巧とKAWASAKIとの2ショットを送付したいという女性に、巧は自分の連絡先を教えます。巧にとって、苦しい旅となるはずが、思わぬ形で冬美への思いを断ち切る旅となりました。 この映画を無料で観る

【承】- 彼のオートバイ、彼女の島のあらすじ2

東京に戻ってすぐ巧は冬美と別れますが、これに兄の秀政は激しく怒り巧に決闘を申込みます。決闘はオートバイに乗りながら木刀を打ち合うという激しいものでしたが、なんとか巧はこれに勝利。この決闘の結果、巧と秀政とは後腐れのない関係になります。
一方、巧はカメラマン女性と文通を開始します。美代子、通称ミーヨという名前の女性は、巧が夢中になるオートバイに強い興味を示していました。やがて、二人は電話で連絡をとるように。初めて電話をした日はちょうどミーヨの誕生日で、巧は即興でバースデーソングを作りミーヨに捧げます。ミーヨは自分の故郷の瀬戸内の島に巧とKAWASAKIを招待、夏の風物詩の盆踊りを見せたいと巧に伝えます。島に着いた巧は、生命感溢れる島とオートバイを軽々と乗りこなすミーヨの姿に魅了されます。また、ミーヨの父とは一緒に酒を飲み盆踊りを楽しむほどの仲になっていました。
巧が東京に戻る日の前夜、ミーヨと巧は浜辺で語らいます。巧が恋人のように愛するKAWASAKIにやきもちを焼く様子を見せるミーヨ。そんなミーヨに巧は自分の気持ちを伝えます。気持ちが通じ合った二人は口づけを交わすのでした。

【転】- 彼のオートバイ、彼女の島のあらすじ3

巧が東京に戻ると間もなく、ミーヨが突然上京してきます。巧は学友の小川にミーヨを紹介、三人は行きつけのバーに向かいます。そこには小川とつき合い始めていた冬美の姿もありました。
卒業製作のインスピレーションを得るために、巧に一緒にツーリングして欲しいという小川。二人はツーリングに出掛けますが、後ろにはオートバイに乗るミーヨの姿がありました。事前にミーヨの能力を見極めた小川がオートバイを貸していたのです。しかも、ミーヨは信州での巧との出会いからすぐに教習所に通い、中型免許を取得済みでした。そして今、巧以上にKAWASAKIに惚れ込んだミーヨは、大型二輪の免許取得を目指していました。秀政もミーヨの走りを見てその才能に驚きますが、同時にその危うさを指摘、「いつか死ぬぞ」と巧に注意を呼び掛けます。
その言葉を聞いて以来、巧はミーヨのオートバイの練習に消極的になっていました。ミーヨは巧の心配する気持ちを嫉妬心とはき違え、二人は口喧嘩から衝突してしまいます。その半年後、ミーヨは念願の免許を取得するも、巧のKAWASAKIとともに故郷に戻ってしまいました。 この映画を無料で観る

【結】- 彼のオートバイ、彼女の島のあらすじ4

ミーヨとKAWASAKI、二人の恋人を失った巧は、苛立ちを解消できずにいました。そんな巧に、冬美は「ミーヨのいない巧は巧らしくない」と言い、小川も瀬戸内の島に行くように言います。二人に勇気づけられた巧はすぐに島へ向かいます。巧が島に着くと、奇しくも島はあの日と同じように盆踊りで賑わっていました。再会した巧とミーヨは、二人で風になることを誓います。
島でツーリングを楽しむ巧とミーヨはドライブインをゴールに競争することを思いつき、それぞれ別のコースを走り始めます。先にゴールしミーヨを待つ巧は、近くにいた客の噂話を耳にします。それは、二輪に乗った女性が対向車と接触し即死したというものでした。嫌な予感に襲われた巧は、車とオートバイが大破する中倒れるミーヨの姿を想像します。急いで巧がドライブインを出ると、そこには笑顔のミーヨが立っていました。巧は、改めてミーヨの存在の大きさを思い知ります。
ある晴れた日、ミーヨの希望で二人はKAWASAKIとともに記念写真を撮る準備をしていました。「この記念写真から何が始まるのだろう」。そんな期待を抱きながら、巧はカメラに向けて笑顔を向けるのでした。

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