「春琴抄(1976年)」のネタバレあらすじ結末

春琴抄(1976年)の紹介:1976年公開の日本映画。谷崎潤一郎の原作をもとにした、5度目の映画化作品。琴の名手・春琴と下男・佐助の愛を、後に結婚した山口百恵と三浦友和のゴールデンカップルによって綴られる。

春琴抄(1976年)の主な出演者

お琴(山口百恵)、佐助(三浦友和)、鵙屋安佐衛門(中村竹弥)、美濃屋利太郎(津川雅彦)、春松検校(中村伸郎)、しげ(風見章子)、お良(井原千鶴子)、富三郎(若杉透)、温井与平(桑山正一)、千吉(品川隆二)、市蔵(小松方正)、善助(名古屋章)

春琴抄(1976年)のネタバレあらすじ

【起】- 春琴抄(1976年)のあらすじ1

明治初期の話。
大坂の船場(せんば)にある道修町(どしょうまち)には薬種(薬の材料)問屋が軒を連ねていました。その界隈は見識の高い人たちが住んでいます。
問屋の大店(おおだな)のひとつに鵙屋(もずや)がありました。鵙屋の次女・お琴は9歳の時に病が原因で失明しました。
その店の丁稚(でっち 奉公人)の佐助は13歳の時から店に入り、店の手伝いだけではなく、お琴の身の回りのお世話もしています。
お琴は美しく、プライドも高く成長しました。お琴は楽器の琴と三味線の練習に余念がなく、今では三味線の名手です。
両親は盲目のお琴を甘やかしました。お琴と気が合わない長女・お良は婿を取って鵙屋を継ぐ予定です。 この映画を無料で観る

【承】- 春琴抄(1976年)のあらすじ2

お琴に教わり、佐助も三味線の稽古に励みました。
佐助が夜に三味線の稽古をし、番頭に叱られました。それを契機にお琴は、佐助に店の手伝いを辞めさせ、自分専用の侍従にしたいと言います。父・安佐衛門も賛成し、佐助はお琴に付き添う使用人になりました。
ある時起きた地震で必死にお琴をかばった佐助の姿に、お琴は愛を感じます。表向きはお嬢様と使用人でしたが、以来2人は切っても切れない深い仲になりました。
お琴が妊娠し、父・安佐衛門は相手が誰か佐助に詰問しますが、お琴も佐助も口を割りません。生まれた子は里子に出されました。
その後、お琴を不幸が襲います。父・安佐衛門と琴の師匠・春松検校が相次いで他界したのです。

【転】- 春琴抄(1976年)のあらすじ3

20歳になったお琴は「春琴」の名を掲げ、新居に移って門(教室)を開きました。
お琴の美貌に惹かれ、名家の息子・美濃屋利太郎が弟子になって、言い寄ります。
利太郎は自分の別荘でお琴の琴独演会を開き、別室でお琴を押し倒そうとしました。お琴は拒絶し、利太郎を突き飛ばしました。
しばらくしたある夜、お琴の寝所に何者かが忍び込み、顔にやかんの湯をかけます。逆恨みした利太郎が、金で雇ったならず者の仕業でした。
異変を感じた佐助が慌てて駆けつけましたが、すでに遅く、お琴は負傷します。
すぐに医者に見せましたが、お琴の顔はただれて、醜い傷が残ることになりました。
顔を見せたくないお琴は、佐助を遠ざけます。 この映画を無料で観る

【結】- 春琴抄(1976年)のあらすじ4

包帯が取れる前日、佐助は考えた挙句、縫い針で自分の両目を突きました。何かを感じたお琴が呼び、佐助は飛んでいこうとしますが、もう目はぼやけ始めています。
視界が見えず庭に転んだ佐助に、お琴も縁側から倒れながら近寄りました。佐助はお琴に「同じ世界に入った」「元通り。(お琴の火傷は)なかったこと」と告げます。お琴は佐助を抱きしめました。
お琴と佐助は生涯夫婦の名乗りを上げませんでしたが、仲睦まじく暮らしました。
佐助は、目が見えずとも気高く生きるプライドの高いお琴のことが好きで、その気高さを保つことをお琴に求めていました。そしてそんなお琴に、使用人として終生仕える道を至上の喜びと感じたのでした。

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