「植物図鑑運命の恋ひろいました」のネタバレあらすじ結末

ラブストーリー

植物図鑑 運命の恋、ひろいましたの紹介:2016年公開の日本映画。「図書館戦争」「阪急電車」など数々の作品が映像化されている有川浩の人気小説を、EXILE/三代目J Soul Brothersのパフォーマーである岩田剛典と高畑充希の主演で映画化したラブストーリー。突然現れた謎の青年と同居する事になった少女の恋の行方が描かれる。

予告動画

植物図鑑運命の恋ひろいましたの主な出演者

日下部樹(岩田剛典)、河野さやか(高畑充希)、竹沢陽平(阿部丈二)、野上ユリエ(今井華)、玉井千秋(谷澤恵里香)、警察官(相島一之)、来店客(酒井敏也)、内覧客(木下隆行)、山崎誠(ダンカン)、登来柳明(大和田伸也)、河野典子(宮崎美子)

植物図鑑運命の恋ひろいましたのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①コンビニ弁当で独り暮らしをするさやかは、ある日マンションの駐輪場で空腹で倒れている男性・樹を見つけて部屋にあげる。樹がお礼に作ったご飯がおいしかったことから、同居人としての生活を始めた。 ②徐々に親しくなった2人は同居人から恋人同士へ。しかし樹は突然いなくなった。後日、写真家になった樹がさやかへ連絡を取りプロポーズする。

【起】- 植物図鑑運命の恋ひろいましたのあらすじ1

河野さやかは東京に住む、23歳の女性です。『東成不動産』の営業に勤務していますが、仕事はあまりうまくいっていません。
客との待ち合わせ場所をきちんと確認せずに上司の山崎部長に怒られた日、さやかは落胆しながら帰宅しました。母からの携帯の着信にも出ません。
さやかは勤務先の不動産から、築30年の2DKの部屋を格安で借りて、独り暮らししていました。部屋は1階にあり、小さな庭があります。
自分ひとりのために料理を作る気にもなれないさやかは、よくコンビニで弁当と缶チューハイで晩ご飯を済ませることが多いです。
2015年2月15日。
買い忘れたものを買いに出かけようとしたさやかは、マンションの駐輪場に倒れている男性を見つけました。男性に声をかけると「お腹が空いて、これ以上一歩も進めません。お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか」と言われます。
しつけのできたよい子、よい犬だという自己申告を受け入れて自宅に招き、カップラーメン『エースコックのワンタン麺』を差し出すと、男は3分待たずに食べ始めました。
シャワーを勧めたさやかは、そのままテレビを見ながらソファで眠ってしまいました。
翌朝、ベッドで起きたさやかは、いい香りで目が覚めます。卵を焼くにおいです。それは男が冷蔵庫に残っていたありあわせのもので作った朝食でした。
白米、わかめと玉ねぎの味噌汁、オムレツ、味付け海苔の朝食を食べたさやかは、出ていこうとする男に「人に作ってもらったご飯って癒される」とお礼を言い、「行くとこがないなら、いなよ」と同居を勧めます。
男は自分の名を「樹(いつき)」と名乗りましたが、苗字は嫌いなので言いません。そして、半年間だけお世話になると言いました。
半年間…8月15日がそのタイムリミットの日です。その日はさやかの24歳の誕生日にあたっており、さやかはそれを告げました。

その日から樹とさやかの同居生活が始まります。
樹は寝袋などの最低限の荷物しか持っていませんが、部屋の片隅で寝起きします。
食事作りが樹の分担で、朝食と夕食だけでなく、昼食の弁当もさやかに作りました。また、コンビニの夜勤の仕事も見つけましたが、面接の時にさやかの住所を使わせてもらったと言います。
さやかは庭の草むしりをする樹に、この雑草が邪魔なのだが摘もうとするとくさい…と言います。その草は「ヘクソカズラ」という名で、樹は「雑草という草はありません。草にはすべて名前があります」という昭和天皇の言葉を引き合いに出しました。
食費3万と雑費1万で生活できるという樹は、本当にまめに弁当を作ります。
さやかは帰った時に家に電気がついているのを嬉しく思い、友人との吞み会にも参加せず早く帰宅するようになりました。
樹はさやかの気分を読み取るのも上手でした。
仕事で失敗した日、配布していたサンプル品の入浴剤を樹が渡し、そのカモミールの入浴剤を溶かした湯につかったさやかは癒される思いです。
樹は次第に、さやかにとってなくてはならない存在になりました。

3月。
バイト代で樹はお揃いの自転車を買い、さやかにプレゼントしました。赤がさやかで緑が樹の自転車です。

【承】- 植物図鑑運命の恋ひろいましたのあらすじ2

河原にサイクリングに出かけた2人は、河原で自転車をおりました。樹がニコンの一眼レフを出し、フキを撮影した後、収穫します。
高そうなカメラだと指摘したさやかに、樹は写真が趣味だと言いました。フキは買うと1束298円だが、川べりには山ほど生えています。
茎が太くて緑色のものを選び、その場で葉はちぎることを樹が指示し、さやかは夢中になって採りました。フキだけでなく、フキノトウやツクシ、キャラブキ、セリなども採ります。
帰ってそれらの食事を作るのも楽しく、樹は手早くフキノトウでばっけ味噌、ツクシの佃煮などを作りました。さやかはそれをおいしそうな顔で食べます。
さやかがコンビニ弁当から手作りの弁当に切り替えたのを、職場の男性・竹沢先輩が気づきました。竹沢先輩がつまみ食いしたのでさやかは怒りますが、その後「カウントダウン開始 次の狩りまであと5日」という樹のメモを見て笑います。
次の休みにはノビルを採りにいき、パスタ料理を作りました。さやかも徐々に植物に興味を持ち始めます。

4月。
サイクリングすると一面の花のじゅうたんが広がっていました。「今日は花を楽しむ日」と樹が言います。
川べりで花摘みをして花冠を作りました。樹が冠を頭に乗せたさやかの顔を撮ります。
これから夏にかけてもいろんな花が咲くことを、樹はさやかに説明しました。
さやかは樹といる時間が楽しくて、ずっとそばにいてほしいと思います。
その頃さやかの仕事では、物件の下見に行った客が、食事を付き合ってくれとセクハラまがいのことをしてきました。断るとクレームが入り、山崎部長に叱られます。
さやかは山崎部長に対し「話を聞く前に、どうして決めつけるんですか」と逆に山崎部長に言い返しました。初めてできたことです。
帰りに本屋に立ち寄ったさやかは、『植物図鑑』という本を買い、こっそり読みました。植物に詳しい樹のように、少しでも植物のことを勉強したいと思い始めたのです。

5月。
河原を渡ろうとしてよろけたさやかが靴ごと足を川に突っ込みました。ケガはなく、すりむいた程度です。
樹に借りたハンカチがブランド物の、微妙に女性っぽいものだったことに気づいたさやかは、後日それを指摘しました。樹はバイト仲間にもらったと言いますが、さやかは嫉妬を覚えます。
樹の勤務先である駅前のローソンに行ったさやかは、そこで樹が同僚の女性・野上ユリエと親しげに話す様子を見て、思わずその場を立ち去りました。
樹が追いかけてきますが、さやかはつい当たってしまいます。自分は樹の苗字を知らないのに、ユリエは樹の苗字「日下部(くさかべ)」を知っていたと言いました。
勤務先だから苗字は知っていてもおかしくないと樹は言いますが、本当はさやかの言いたいことは伝わりません。

【転】- 植物図鑑運命の恋ひろいましたのあらすじ3

「やっぱり私はただの同居人で、やっぱり私は樹のことを何も知らない」…そうさやかは思い知らされます。
やけになって呑みに行ったさやかは、居酒屋のつくねがしょっぱいと感じました。樹の薄味の味つけに舌が慣れていたのです。
竹沢先輩に無理に送ると言われたさやかは、駅前で迎えに来ている樹と会いました。樹は竹沢先輩を牽制し、追い返します。
さやかは樹と口論になり、酔った勢いもあって「樹のこと、好きだもん」と口を滑らせました。引くに引けなくなり「ごめんなさいね、ただの同居人なのにね」と謝りますが、樹は「引き金ひいといて、都合良すぎ。もうここからは同居人なんて言わせない」と言い、身体を重ねます。
樹もいつしかさやかのことを好きになっていたのです。
互いに思い合っていたと確認した2人は、同居人ではなく恋人同士の生活に変わりました。

6月。
有名な華道家・登来柳明(とらい りゅうめい)の無料チケットが職場にあり、さやかは植物が好きな樹を誘いますが、「生け花じゃなく、地面についた花が好きだから」と断られます。

8月。
ヘクソカズラの花が咲きました。樹に教えられ、さやかはヘクソカズラにも花があったことを気づかされます。
勤務先にはお盆休みがなく、さやかの誕生日も出勤でした。
今日は8月15日だと気づいたさやかは、樹の「半年間だけ」というあの約束が気になりながら帰宅します。
家に明かりがついておらず、さやかは不吉な予感を募らせながら部屋に入りますが、樹はサプライズで電気をつけておらず、さやかが部屋に入るとケーキを見せて「誕生日おめでとう」と言いました。野いちごのジャムを使った、手作りのケーキです。
樹からの誕生日プレゼントは、豪華な装丁本の専門誌『植物図鑑』でした。さやかは本を隠していたつもりでしたが、樹にばれていました。
翌朝、樹はサンドイッチを弁当に作ります。そしてそのままいなくなりました。
その日、さやかが帰宅すると、机の上にノートと封筒が置かれていました。
封筒には「ありがとう」というメッセージカードとさやかの写真、ノートにはこれまでの食事のレシピが書かれています。
幸せな誕生日を過ごした次の日だったので、さやかはショックを受けました。これからも樹がいてくれるものと思っていたのです。
勤務先のローソンに行って、2日前にすでに辞めていたことを聞かされたさやかは、唯一の手がかり、ハンカチをくれた女性・ユリエが何か知らないかと思いますが、ユリエは先月すでに辞めていました。ユリエの連絡先を教えてくれと詰め寄りますが、コンビニ店員に拒否されます。

その日からさやかはコンビニのパンやおにぎりの生活に戻りました。
弁当は作らないのかと竹沢先輩に聞かれ、「戻っただけ」と言われて、「そうか、元の生活に戻っただけか」とさやかは思います。
しかし樹をなくした喪失感は容易には拭えませんでした。

【結】- 植物図鑑運命の恋ひろいましたのあらすじ4

改札でユリエを見かけたさやかは、ちょうどユリエが電話で誰かと待ち合わせをしているようだったので、樹と会うのではないかと尾行しました。ユリエは派出所に駆け込みます。
警察官に聞かれたさやかは「捜せるなら、捜してください」と言いました。厳重注意で終わり、母・典子に迎えに来てもらったさやかは、母の前で強がります。母は再婚していて、相手の家に溶け込んでおり、さやかはその邪魔をしたくないと思って距離を取っていたのです。
母・典子は「お正月はうちにおいで」と言って泣きました。

10月。
仕事は少し上向きになります。
竹沢先輩と食事に出かけますが、好きな食べ物を聞かれたさやかは「ばっけ味噌」と答え、樹との生活を振り返ります。
竹沢先輩に告白されましたが、さやかは「ごめんなさい、好きな人がいます」と断りました。

2016年2月。
ヘクソカズラが生えて来ているのを見たさやかは、ひとりでサイクリングに出かけ、フキなどを採ってきました。
そして樹のレシピのノートを取り出して、ご飯を再現します。
その頃から次第にさやかは「またいつか、会えるよね」と再会を信じて、ひとりでもきちんと生きようと思いました。
春には花のじゅうたんを見に行き、花を楽しみます。

8月15日。
さやかの誕生日に、宅配便が届きました。
差し出し人には樹の名があり、渋谷区にある進講社の住所が記載されています。
中を開くと写真集バージョンの『植物図鑑』が入っていました。その本の表紙の写真家には、樹の名があります。
出版記念パーティーが14時にあると知ったさやかは、思い切って階上に出かけていきます。
会場内で囁かれていた言葉で、樹が有名な華道家・登来柳明の息子であること、華道家の跡を継がずに写真家になったことを知りました。
樹のスピーチが始まります。
樹は壇上で、自分の居場所を探すために家を出た話を始めました。その堂々としたスピーチを見たさやかは、樹のことをもう遠い人だと思い、スピーチの途中で会場を立ち去ります。
帰り道、川端康成の言葉「別れる男に、花の名を一つ 教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます」というのを思い出したさやかは、毎年ヘクソカズラを見るたびに樹のことを思い出し、切ない気持ちになるのかもしれないと考えました。
寄り道しながら家に帰ると、駐輪場に樹が待っていました。2人で河原に出かけます。
スピーチを最後まで聞いてくれたかと問うた樹は、スピーチの最後の部分を話しました。そこでは、写真家になろうとする一歩を踏み出そうとするきっかけを作ってくれた女性への感謝の言葉が語られていました。さやかのことです。
樹はさやかへの思いが確かになるにつれて、中途半端な自分のままでは駄目だと思い、それで過去と訣別するために父のところへ戻り、写真家になると告げたのです。
樹は「2人で一緒に生きて行きたい」とさやかに言い、さやかは樹に微笑みかけました。

後日。
職場でお弁当を開くさやかの左手の薬指には、結婚指輪が光っています。結婚してもさやかと樹は、さやかの部屋に住んでいました。
お弁当には「次の狩りまであと5日」のメモが入っていました。

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みんなの感想

ライターの感想

女性が幸せな気持ちになれるために作ったのだろうな~という映画。
ある意味においては王道、ベタなストーリー展開なので、安心して見られる。
こんなにマメで料理上手な男が転がってるんなら、紹介してほしいわ(笑)。
都合のいい話だな…とは思いつつも、そういうワールドにどっぷりつかりたい人にとってはオススメ。
あと、この映画を見ると無性に山菜料理が食べたくなる!!!

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